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【ムーンナイト】はMCU版『ハムナプトラ』だ!(ネタバレあり)

ムーンナイトの顔
© 2022 MARVEL

MCUドラマ『ムーンナイト』は、ディズニープラスで配信中の大ヒットドラマ。
高い視聴数を誇り、毎週水曜日に新エピソードが更新中。
そんな本作『ムーンナイト』、その概要が遂に見え始め、折り返しを迎えています。
そこで、筆者が独断と偏見で、内容の感想とレビュー、考察をしていく…

MCUドラマ『ムーンナイト』について

『ムーンナイト』は、スティーヴン・グラントの視点で物語が始まっています。
そんな主人公スティーヴンを演じるのは、オスカー・アイザック。
『スター・ウォーズ』シリーズで世界的に名の知れる存在となった、実力派俳優。
ヴィランとなるのは、第一話冒頭からガラス片を靴の中に入れるという不気味な描写で、人物像に多くの謎を秘めるアーサー・ハロー。
カルト教団を率いる、謎の男。
アーサーを演じるのは、イーサン・ホーク。
ハリウッドでも指折りの演技は俳優の2人が、MCUでがっぷりとやりあうという、映画好きにとっては最高すぎるドラマ、それが『ムーンナイト』です。
ディズニープラスで毎週水曜に更新。
配信は全6話。
本記事は、『ムーンナイト』の内容に深く切り込むネタバレが存在します。
お読みになる際は十分に注意してご覧ください。

『ムーンナイト』のストーリー展開

『ムーンナイト』は、最初はスティーヴン・グラントの視点で物語が始まります。
第1話のタイトルは、『もう1人の自分』。
これはスティーヴンの中に、もう1人いる…
と思わせながら展開するも、第3話でそのもう1人の自分とは、スティーヴン自身であることが判明します。
要するに主人格は、スティーヴンの中にいたマーク・スペクターだったのです。
マークの過去は、まだ明かされていませんが、おそらく今後の展開で明らかにはなっていくでしょう…
第3話では、そんなさまざまな伏線が貼られていました。
さて、現時点(記事執筆時点では、第3話まで配信済み)での『ムーンナイト』のストーリーですが…
ここまでは、マークの中にはもう1人の人格、スティーヴンがおり、その他にも月の神コンスが存在します。
要するに1人の人間の身体に、3人の人格が混同している。
それがマーク・スペクターという人間。
そのマークは、どう言った経緯があったのかはわからないが、どこからかアメミットの墓を示すスカラベを手に入れていた。
コンスが悪を犯す者を退治する存在であれば、アメミットは悪となり得る者を事前に退治するのが目的となる。
言うなれば、まだ悪に染まらぬ者の未来を見て討伐するのだ。
アメミットは危険である。
そのアメミットの解放を目的とするのが、アーサー・ハロー。
それを阻止すべく動いていたのが、月の神コンスを宿すマーク・スペクター。
この2人の攻防戦がここまでの大きな見どころと言える。

MCUドラマ『ムーンナイト』のレビュー

ここからは、『ムーンナイト』のここまでの感想やレビューをお届け!
そして気になるMCUとの繋がりについて、改めて考察していきます。

MCU版『ハムナプトラ』?

この『ムーンナイト』は、エジプトの神々の話でもありました。
第3話では、ホルスやハトホルなども登場し、人間に宿り人知れずこの世界に存在していることが明らかになっています。
この物語は、月の神コンスが宿るマークと、アメミットの復活を目論むアーサーの話。
この2人が、因縁深い存在となっていく…
すると、ふと思いつくのが90年代の名作アドベンチャー、『ハムナプトラ』である。
3000年の時から蘇ったイムホテップと、冒険家リック・オコネルの戦いを描いた大ヒット映画です。
アドベンチャー作品ながら、冒険を主体にイムホテップとの戦いを描いたストーリーがとても面白い1作でした。
そんな『ハムナプトラ』と、『ムーンナイト』。
エジプトを舞台にしながらも、何か宝を求めたり冒険をするのではなく、あくまでも人同士の戦いを主体に描いている…
という時点で、まさしく『ハムナプトラ』っぽさを感じさせています。
今後は、マークとアーサー、コンスとアメミット、そんな因縁の対決が描かれていくことが予想されます。

MCUとの繋がりは?

『ムーンナイト』は、公にMCUとの繋がりは無いと、公言されている作品です。
ただそれは、制作陣が制約なくこの『ムーンナイト』を面白くしようと作った結果…
MCU要素を入れる余地が無いまま、面白い作品が出来上がったため、無理してMCU要素を組みこない方針になったとのこと。
しかしこの作品は、しっかりとMCUの中の世界であることは、物語の舞台がロンドンであることがその証明になっています。
それ以外でも、第3話では、更なるつながりを感じさせていました。
それが、物語中盤。
マドリプールという言葉が出てきたのである。
”マドリプール”これはすでにMCUで登場済み。
『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』で、シャロン・カーターが潜伏していた闇の街、それが”マドリプール”
この言葉がどこで登場するのか…
やっぱり、『ムーンナイト』もMCUの世界線で物語が進んでいる事が明らかになった瞬間でもありました。
そのシーンは…
是非『ムーンナイト』第3話を注力してご覧ください!

『ムーンナイト』の今後の再登場について

最後に、もしこの単独作品が終わった後…
オスカー・アイザックは、MCUに再登場することはあるのでしょうか?
アメリカのメディアでは、今後の面白いストーリー次第で、もしくは観客の期待値の高さによると答えていました。
オスカー・アイザック自体には、複数作品への出演契約はマーベルとは結んでいないことも明らかになっており、とりあえず、本作『ムーンナイト』でその役目を終えることになっている。
しかしながら、今後の展開次第ではもちろん再登場は十分にあり得るはず。
配信前には、『ムーンナイト』はアイアンマンをルーツにする作品であると述べていました。
ということは、新しいアベンジャーズたちの新たなリーダーとして、今後のMCUを支える存在になり得る可能性もありそうです。
それは日本だけではなく、世界的に知名度が低いヒーローだからこそ、手を加えやすい存在であるということ。
新時代のヒーローとして、今後の再登場を期待して、待ちたいところ。
ただ…
ことMCUに関して、制作陣は言葉を濁し、出演者たちは当たり前の如く嘘をつくのが通例。
信じる事ができるのは、リーク情報であるというのが、MCUの特徴でもあります。
そんな新たなリーク情報が届き次第、またお届けしたいところです。
残り3話を切った『ムーンナイト』。
今後マルチバースとの関わりもあるのか…
これからの展開に期待しながら、毎週水曜日を待つとしましょう!

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