2023年12月1日(金)に公開された、映画【隣人X -疑惑の彼女-】。
人間の姿をした【惑星難民X】とは何者なのか? 上野樹里さん演じる疑われる女と林遣都さん演じる真実を探る記者を巡る、異色のミステリーロマンスです。
Xだったとしても2人の恋がうまくいって欲しい!
ラストシーンでストーリーが分からなくなるらしいよ!
本記事では、映画【隣人X -疑惑の彼女-】のあらすじ・ネタバレについて書いていきます。
映画【隣人X -疑惑の彼女-】の概要
映画『隣人X -疑惑の彼女-』
真実を巡って”記者役“林遣都が
“悪人役”バカリズムに激怒!?
\緊張感 MAX の本編映像が解禁!/目を血走しらせ
副編集長の胸ぐらに掴み掛かる…!
______#上野樹里 #林遣都
監督・脚本・編集:#熊澤尚人#映画隣人X🎬12.1 FRI pic.twitter.com/RnWIzT4AQ7— 映画「隣人X -疑惑の彼女-」公式 (@rinjin_x) November 20, 2023
原作・スタッフ・主題歌
原作 | パリュスあや子 |
監督 | 熊澤尚人 |
主題歌 | chilldspot「キラーワード」 |
- 原作は、パリュスあや子さんのデビュー作で第14回小説現代長編新人賞を受賞しています。
- 監督は、【心が叫びたがってるんだ。】などアニメ、恋愛、サスペンスまで幅広く手掛けてきた熊澤尚人さんです。
- 主題歌は、chilldspotの「キラーワード」で個性、多様性、普通、どれが何?という歌詞が、Xは個性なのか?問いかけるこの作品にとても合っています。
登場人物
柏木良子:上野樹里
惑星難民X疑惑がある女性
笹憲太郎:林遣都
X疑惑のある良子に近づき惹かれていく週刊誌の記者
林怡蓮(リン・イレン):ファン・ペイチャ
良子とともにX疑惑を掛けられる台湾からの留学生
仁村拓真:野村周平
レンが働く居酒屋の同僚でミュージシャン志望
内田瑛太:川瀬陽太
Xの記事のために週刊東都に引き抜かれたフリーのベテラン記者
小池編集長:嶋田久作
笹が勤める週刊東都の編集⻑
柏木麻美:原日出子
良子の母
月村祐一:バカリズム
笹が勤める週刊東都の副編集長
柏木紀彦:酒向芳
良子の父
映画【隣人X -疑惑の彼女-】のあらすじ・ネタバレ!
ここからは、映画【隣人X -疑惑の彼女-】のあらすじを整理していきます!
(※ネタバレ注意!)
良子に近づく笹
ある日、日本は故郷を追われた惑星難民Xの受け入れを発表した。
人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。
Xは誰なのか?彼らの目的は何なのか?
人々は言葉にならない不安や恐怖を抱き、隣にいるかもしれないXを見つけ出そうと躍起になっている。
週刊誌記者の笹(林遣都)は、スクープのため正体を隠してX疑惑のある良子(上野樹里)へ近づく。
良子はコンビニと宝くじ売り場でバイトしている。
笹は良子がXである証拠をつかもうと、まずは宝くじを1枚買う。
そしてもう1枚購入し、当たったら食事に行って欲しいと良子にお願いする。
結果宝くじが当たり、2人で味噌カツを食べに行く。
その後も笹がスーパーで良子に声をかけ、家に行き、2人は一緒に料理をして距離を縮める。
笹の中に本当の恋心が芽生え良子に告白し、付き合い始める2人。
良子は、母・柏木麻美(原日出子)との電話で、36歳にもなってバイトかけもちなんてと、早く結婚して幸せになるよう勧められるが自分は今が幸せだと母に伝える良子。
笹は小池編集長(嶋田久作)からXについてのスクープを取るよう葉っぱをかけられる。
レンと拓真
良子の働くコンビニの同僚・林怡蓮:リン・イレン(ファン・ペイチャ)は、台湾からの留学生で居酒屋でもバイトしている。
バイト仲間の仁村拓真(野村周平)はレンをかばってくれる。
レンは日本語がまだつたないので、客から「何言ってるか分からない」と言われ、それが一番苦手だ。
拓真はそれも分かってくれて、2人は付き合うことになる。
気持ちのズレと笹の祖母
笹は、週刊東都でXの記事を書く担当になったと良子に打ち明ける。
良子はXが危険とあおる週刊東都の記事を見ていたので、それを笹が書いたのかと聞く。
それに対しまだ自分の記事は載ってないと答える笹。
良子はXかどうかじゃなく、人を心で見てほしいと話すが、それでも笹は、Xへの違和感を感じると意見が食い違う2人。
笹は両親がおらず祖母に育てられたが、良子の料理が祖母の味にそっくりで美味しいと話す。
そこで、施設で暮らす祖母に会って欲しいと良子に頼む笹。
2人で施設へ行くと、良子の料理を食べて美味しいという祖母に、笹は久しぶりに声を聞いたと喜ぶ。そして、2人が祖母の手をつなぐと、しっかりつなぎ返す祖母。
すると笹が施設の人に呼ばれていない間に、祖母が良子に指輪を渡す。
最初は返した良子だが素直に受け取った。
笹は施設の人から滞納している料金を払って欲しいとお願いされる。
夢に出たX
お金に困った笹は、スクープを狙うことを決める。
ある日、笹が家に帰り鍵を開けようとすると、横から何かの影が現れ、白髪の男の顔が出た。
それは夢だったが、笹は間違いなくその人がXだと信じこむ。
そのころ、DNA鑑定をすればXかどうか分かると会社の会議で話題になり、良子の髪の毛を手に入れようと考える。
良子の髪を見て、白髪があることを伝えると、彼女は父・柏木紀彦(酒向芳)も白髪なんだよね。と話した。
それを聞いて、笹は父の写真を見せてもらうと、まさしく先日夢に出てきたその人だった。
笹の暴走
笹は良子の父に会いたがるが、良子はいい顔をしない。
父は昔からコンビニを経営していたが上手くいかず、常に働くようになり、良子の学校行事にも参加せず、そのうち良子に話しかけもしなくなった。
父は自分に興味を持ってないと感じ、良子は父のことを遠ざけている。
その話を笹にするが、どうしても会いたいと彼が懇願し、仕方なく良子の実家に2人で行く。
施設へ入れる金がどうしても必要な笹は、証拠を得るつもりだ。
迎え入れてくれた父と握手をすると、電気が走ったような気がする。
また、ペン型のカメラをスーツの胸ポケットに仕込み、父の様子を撮影。
さらに料理を手伝うふりをして、頭に虫がいると嘘をつき父の髪の毛も取った。
その直後、会社から電話があったふりをしてすぐに帰ってしまう笹。
帰りの車の中で、良子やその父を裏切る罪悪感で胸に痛みが走り、彼は号泣した。
実家から家に帰った後も連絡が取れない笹を心配する良子。
奪われた自由
後日、良子の実家にたくさんの記者たちが押しかける。
週刊東都に良子の父がXであるという記事が載ってしまったのだ。
記事を書いたのはもちろん笹で、彼はこのスクープで大金を手に入れる。
実家の両親は家から出られなくなってしまい、良子の働くコンビニにも多くの記者が押しかけ、良子も家から出られなくなってしまう。
相変わらず、笹とは連絡がつかない。
レンの苦手こと
一方、レンも拓真のライブに行き、打ち上げにも参加し、拓真から彼女と紹介される。
メンバーにいろいろ質問され何も言えなくなってしまうレンに、メンバーが「何言ってるか分からない」と言ってしまい、拓真もそれに同調してしまう。
帰り途中で、レンは拓真に怒り2人は別れてしまう。
その後レンは久しぶりに良子と一緒にお弁当を食べる。
別れたことを話したレンに良子は、恋も夢もあきらめなくてもいいと思うとアドバイスする。
父の本音
そんな中、家の前で父が会見を行う。
パスポートを見せながら、自分はXではない。日本人として生きてきた。
でも違うのかもしれない。何が本当かは分からない。
ただ、大事な娘が家から外に出られなくなっている。大切な娘には何もしないで欲しいと泣きながら訴えた。
それでも詰め寄る記者たち。
そこへ母が来て父をかばう。
暴力を受けた男の子どもを妊娠してしまったが、この人は全てを受け入れて、私と娘を守ってくれたんです。彼がXでもなんでも関係ない!と泣きながら訴えた。
会見をテレビで見た良子は、父の本当の想いを知り、温かい気持ちになる。
逆風
良子は笹の服などをカバンにつめ、彼に手紙を書いて新聞社へ送った。
また笹の祖母の施設へ行き、指輪を返した。
施設の人が、祖母にお金はもらったから大丈夫だからね。と言っているのを聞き、笹に金が必要だったんだと知る良子。
笹は裏どりされてない自分の記事が載るとは思わず、編集長たちに抗議するが、雑誌完売のボーナスも受けとってしまう。
しかし父の会見後、良子の両親をかわいそうと思った国民から週刊東都へバッシングやデモが起こる。
そして、編集長と笹は会見を行い謝罪した。
一方で、髪の毛のDNA鑑定がされていなかったと知り、副編集長の月村祐一(バカリズム)につかみかかる。月村から、お前も金を受け取ったんだろ?と詰められ何も言えなかった。
誰がXなのか?
笹が家に帰り鍵を開けようとすると、また例の影が襲ってきた。
今度は、はっきりと良子の父で、家の中に突き飛ばされる。
お前もXだ!と言われ、自分の手首を見てみるとXを示す3つのほくろのようなマークがあった。
笹は驚愕した。自分がXだったのだ。
その事実を知り、今度は自分がXだという記事を書き、その記事と辞表を会社に提出した笹。
帰る前に、良子からのカバンを受け取り、中に手紙を見つける。
手紙は、最初は笹のことを恨んだりもしたが、父の本当の気持ちが分かって嬉しかった。出会えてよかった。感謝している。という内容だった。
手紙を見て、良子に会いに行くがすでに引っ越した後だった。
一方、レンは、拓真の元へ行き2人はよりを戻し、一緒に暮すことにする。
疑われていたレンではなく、拓真の手首にXのマークがあった。
笹と良子の再会
良子は、実家の近くでブックカフェを始め、こどもたちに本を読んでいた。
笹が以前に本が好きな良子にこの仕事を勧めたことがあった。
子どもたちが帰るとき、1人の子がスクラッチを良子にプレゼントする。
そこへ笹がやって来て、ドアを開けて欲しいと頼む。
良子はスクラッチが当たったらドアを開けます。と答えそれは当たった。
その時、笹の手首にはXのマークはなく、良子の手首にXのマークがあった。
ラストの矛盾点にモヤモヤする視聴者も!
さっそく観てきました!
最初や途中は退屈してしまう部分もありましたが、笹の暴走あたりから、ハラハラが止まりませんでした。
そして良子とレンだけがXかも?と思っていたら、父や笹、拓真にまでXのマークがありました。
一番分からなくなったのがラストで、笹の手首にマークはなく、良子の手首にあったということ。
結局笹じゃなく、良子がXだったという事?
ラストで一気にわけが分からなくなりました。
私と同じように感じた方も多くTwitterでそういうコメント多かったです。
観終わった後に誰かといろいろ話したくなる映画でした。
みなさんも、ぜひ映画館に観に行きましょう!
観てきました^^
いろいろ考えさせられておもしろかったです。最後がわかんなくてもやもやしてるけど誰かに聞こうっと^^;#隣人X pic.twitter.com/dBE9AEkoxT
— 5U (@aizav) December 2, 2023
隣人X見てきました!
結局、Xって誰なのー
誰か説明してーって
状態になりました😁遣都君の演技
やっぱり好きだなー。
役によって、全部違う人になるものね。— 蛍イカ (@CXAm913Z1yrMkxh) December 2, 2023