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映画【アイミタガイ】あらすじ・ネタバレ!全てがつながる爽快感と感動に号泣!

アイミタガイトップ

11月1日(金)に公開された、映画【アイミタガイ】。
2013年に刊行された小説「アイミタガイ」が一本の映画に生まれ変わり、泣けると話題になっています。

泣けるの覚悟して見に行こう!

本記事では、映画【アイミタガイ】あらすじ・ネタバレについて、実際に鑑賞した感想を含めて書いていきます。

映画【アイミタガイ】について

原作 中條てい
監督・脚本 草野翔吾
主題歌 黒木華「夜明けのマイウェイ」
  • 原作は、2012年に斎藤緑雨文化賞長編小説賞を受賞した、中條ていさんの小説です。中條さん初の映画化となりました。
  • 監督は、人気漫画を映画化した【にがくてあまい】やドラマ『こっち向いてよ向井くん』などを手掛け、人間の細かい表現を描く、草野翔吾さんです。
  • 主題歌は、主演の黒木華さんが、70年代にドラマの主題歌として使われた「夜明けのマイウェイ」を歌っています。黒木さんの温かい声で作品がより心に染みます

登場人物

  • 秋村梓黒木華
    ウエディングプランナー
  • 小山澄人:中村蒼
    梓の恋人
  • 藤間爽子:郷田叶海
    梓の親友で亡くなる
  • 稲垣範子:安藤玉恵
    梓の伯母でヘルパー
  • 中学生の梓:近藤華
  • 中学生の叶海:白鳥玉季
  • 車屋典明:吉岡睦雄
    タクシー運転手
  • 羽星勝:松本利夫(EXILE)
    児童養護施設の所長
  • 福永:升毅
    福永宝飾店の店主
  • 郷田朋子:(西田尚美)
    叶海の母
  • 郷田優作:田口トモロヲ
    叶海の父
  • 綾子:風吹ジュン
    梓の祖母
  • 小倉こみち:草笛光子
    範子のヘルパー先の客

映画【アイミタガイ】のあらすじ・ネタバレ!

ここからは、映画【アイミタガイ】のあらすじを整理していきます!
(※ネタバレ注意!)

アイミあらすじ

最後のランチ

ウェディングプランナーとして働く秋村梓(黒木華)
交際相手の小山澄人(中村蒼)とはなかなか結婚に踏み出せない。

親友の郷田叶海(藤間爽子)がアフリカでの仕事に行く前にランチをする。
今度休みを合わせて旅行に行こうと話し、駅で別れた2人。

梓が改札に入っていくと、すれちがいで駅の中から叶海の父・優作(田口トモロヲ)が出てきた。
大阪に住んでいる叶海は、今から大阪に帰って荷物の準備をすると言う。
「お父さん…」と何か言いかける叶海。

範子とこみち

それから数日後、壊れたスマホと倒れた車が一台。
そのスマホには梓から〈そっちはどう?〉というメッセージが届く。

梓の叔母・稲垣範子(安藤玉恵)はヘルパーの仕事をしていて、小倉こみち(草笛光子)の家に派遣される。
以前のヘルパーとは馬が合わなかったようでドキドキしたが、受け入れてもらえた。
掃除の途中で立派なピアノを見つける範子。
3歳のころから弾いていたとこみちから聞き驚いた。

範子がこみちの家から帰る時に、叶海の両親が家に帰ってきてすれ違う。
叶海の家はこみちの家の近くだ。

叶海のしたこと

母・朋子(西田尚美)は仏壇に叶海の写真を飾る。49日法要が終わった。

大阪から転送されてきた郵便物の中に、児童養護施設からの手紙を見つける朋子。
「桜餅とひなあられありがとう。」という子供たちからのメッセージカードがあった。
しかし、叶海が亡くなったのは2月だから届けられるわけないと、施設に連絡する。

所長の羽星勝(松本利夫)が家に来て、去年から叶海が行事ごとにクリスマスケーキや柏餅などを持ってきてくれていたことを話した。
また、たくさんの写真を撮ってくれて、それがトイレに貼ってある。
1人になってゆっくり見て欲しいという叶海の想いだった。

今年ひなまつりのお菓子が届いたのは、クリスマスケーキと一緒に叶海がお菓子屋さんに桜餅もお願いしていたからだった。

自分たちの知らない叶海の様子に驚く両親。

中学の思い出

遺品のスマホにたくさんのメッセージが来ていることに気付く朋子。
梓が叶海が亡くなったことを受け入れず、ずっと送り続けていると思った。

一方、金婚式を担当することになった梓は、範子の紹介でピアノ演奏をこみちに頼みに行く。
こみちは戦争の時に「遠き山に日は落ちて」を弾いて、同年代の男子たちを戦場に送り出したことに後悔を感じていて、ピアノからも遠ざかっていた。

梓は中学時代の記憶をふいに思い出す。
叶海(白鳥玉季)が、転校してきていじめられていた梓(近藤華)を助けてくれて。そこから2人は仲良くなった。

叶海とこの家の裏で聴いたピアノの音色。
その曲は「遠き山に日は落ちて」だった。
いつも6時に流れてきた。

大事なときに背中を押してくれたのはいつも叶海だった。
叶海も梓が背中を押してくれて写真の賞を取り、カメラマンになった。

既読とニアミス

梓は思わずメッセージを送る。
〈叶海がいないと前に進めないよ〉〈戻って来てお願い〉。
その瞬間、読まれるはずのない送信済みのメッセージに一斉に既読がつく。
朋子がメッセージを開いたのだ。

こみちの家から帰る時に、〈今久しぶりに叶海の家の前通ったよ。〉と梓がメッセージをする。
家にいた朋子がそれを読んで急いで外に出ると、遠く離れた先に梓の後ろ姿があった。

澄人は梓との結婚を考えていて、一人で福永宝飾店へ行く。
指輪をいくつか見せてもらう。
店の飾りを見ていると、孫がレプリカが好きで飾っていると話す福永(升毅)

金婚式は無事行われ、こみちの演奏も素晴らしいものだった。
この夫婦は、食品サンプル工場を営んでいて、列席した人に食品サンプルの商品が配られた。
客席の中には孫と一緒の人がいて、その孫がバナナのキーホルダーをを喜んだ。

叶海の生きた証

一方、叶海の両親は、児童養護施設に柏餅を持って行く。
タクシーに乗り、運転手の車屋典明(吉岡睦雄)との話から、叶海もこのタクシーに乗ったことが分かり、涙する朋子。

施設につくと、たくさん叶海の写真が貼られていた。
トイレに入った2人。
子どもたちと笑顔の叶海の写真があった。
たくさんの写真を見て、涙が止まらない朋子。

両親は、叶海の保険で降りたお金を施設に寄付する。
今後も叶海からとしてケーキなどを子供たちに渡してほしい。
お礼のメッセージカードは叶海の名前で実家の住所にまた送って欲しい。と優作はお願いした。

突然のプロポーズ

梓は休みを利用し祖母・綾子(風吹ジュン)の家へ行く。
その前に澄人と会うが、駅のホームで「やっぱり結婚したい」とプロポーズされる。
いつもタイミングが悪い澄人にあきれる梓。
このタイミングでプロポーズされたことを叶海にメッセージする。

アイミタガイの意味

梓が電車に乗ると、澄人も一緒に乗ってきて2人で祖母の家へ行くことに。

綾子は優しく迎えてくれて、一緒にちらし寿司を食べようとした時、2軒隣のおばあちゃんが駆け込んでくる。
家が燃えてしまう!と言うので、澄人と梓が見に行くと、仏壇の近くが燃えていた。
そこでバケツに水をくんでくるよう澄人が梓に指示する。
無事に火は消えた。

あばあさんが綾子にお礼を言うと、彼女は「アイミタガイや」と言った。
家に戻り、食事を始めアイミタガイの意味を聞く梓。
すると

「お互いを助け合って生きようみたいな意味?」
「人は1人じゃ生きられない。みんな誰かに救われてい生きている」
「気が付いてないだけでいろんな思いが巡って自分のところに届いてる」

と綾子は答えた。

梓は今回のボヤ騒ぎで澄人のことを頼れる人だと感じた。
それを叶海にメッセージしようとするがやめた。

綾子の家からの帰り道、澄人は通勤電車であった出来事を梓に話す。
いつも自分が立っている目の前に座るおじさんがいて、その人が降りる駅でも寝ていたので、わざと本を落として気づかせた。
すると相手は降りてから、感謝の意味を込めて手を挙げていた。

涙の再会

その後梓は、駅で叶海の両親と偶然会う。
声をかけると、梓が叶海とランチしたおかげで、その日駅で最後に娘と会えたと言って梓に感謝する優作。
叶海からその時に「お母さんともっと話してよ。2人で暮らしてるんだから」と言われ、妻と話すきっかけも作ってくれたと話す。
その日は、電車で優作は疲れて眠ってしまっていたが、青年が本を落として気づかせてくれた。それで娘に会えたと話す。
梓はその青年が澄人だと気づく。
朋子は「今度うちにも遊びに来てね。」と梓に声をかけ、梓は泣きながら笑顔で「はい!」と答えた。

つながった奇跡

梓は後日、「前に進んでいいかな?」と叶海にメッセージする。
朋子が「行っちゃえ!」と笑顔で返信した。
叶海がまだ間に合う!と背中を押してくれているようだった。

梓は澄人を呼び出し、一緒に指輪を見に行こうと誘う。
それが返事と分かり喜ぶ澄人。
しかし、またタイミングが悪く店は休みだった。
そこへ、こみちがピアノを弾いた金婚式に参加していた福永がバナナのサンプルを持って寝てしまった孫を抱きかかえて帰ってきた。
ちょうどよかったと、福永は店を開けてくれた。

いろんな場所でつながり奇跡が起きた。

全てがつながる爽快感と感動に号泣!

さっそく観にいってきました!
劇場では鼻をすする声が、たくさん聞こえました。
私は「泣ける」とすごく期待して行ったので、正直、先日見た別の映画の方が泣けると思っちゃいました。
でも、最後にいろんなことがつながってスッキリするところは良かったし、こみちさんのピアノと両親が施設訪問のシーンが交互に出てくるところは素敵で泣けました。
また、澄人が本を落としたのが叶海の父だったというエピソードもよかったです。

Twitterでも私と同じように感じた方も多かったようです。

みなさんも細かい伏線を見逃さず、二回目を観に行くのもイイかもしれません。
ぜひ映画館へ行きましょう!

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