2010年の映画『怪盗グルーの月泥棒』に登場し、世界中の映画ファンの心を鷲掴みにした “ミニオン”。その後、彼らを主役にした映画『ミニオンズ』が公開されると、世界興行収入2位を獲得しました。
以降、10年たっても全く人気の衰えないミニオンズの、新作映画『ミニオンズ フィーバー』!2020年2020年7月17日に公開される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の流行により、公開が延期になってしまいました……。
本記事では、公開日決定が待ち遠しい映画『ミニオンズ フィーバー』のストーリーを、ネタバレ付きで紹介!さらに、本作に登場するかわいいキャラクターについても解説していきます!
ミニオンズが登場する映画では5作目に当たる『ミニオンズ フィーバー』、どうやら今回は過去編の様子です。ということは、あの定番キャラクターの過去も見られる……?
映画『ミニオンズ フィーバー』の予告動画がこちら!
怪盗・グルーが、なんだか小さい!ほとんどミニオンズと同じくらいのサイズです。どうやら悪党を目指している様子。1作目『怪盗グルーの月泥棒』では、すでに子供嫌いの大泥棒でしたが、まさかこんなに小さな頃から一途に悪党を志していたとは……!映画『ミニオンズ フィーバー』では、ミニオンズシリーズの人気キャラクタの顔ぶれも健在です!
幼少期のグルー!! 君たちそんなに付き合い長かったのね!
今作の舞台は1970年代。まだ少年グルーが、悪党になることを夢みていた時代です。映画『ミニオンズ フィーバー』で語られるのは、怪盗グルーとミニオンズたちの出会いの物語。
前作のミニオンズでは「かわいい使いパシリ」のイメージが一転。ミニオンズは、人類が誕生する遥か昔から地球に存在していて、時代ごとに最強最悪のボスに仕えていたという衝撃の設定が明らかになりました。そんなミニオンズが、なぜこの時代の最強最悪のボスに、グルー少年を選んだのでしょうか……?
映画『ミニオンズ フィーバー』のキャラクターを紹介!
グルーとミニオンズの出会い編という今作『ミニオンズ フィーバー』。子供時代のグルーが登場するなんて、今作の画面がいかに可愛らしいことになるのか見る前から想像がついてしまいますね。
ストーリーの紹介の前に、まずは映画『ミニオンズ フィーバー』に登場するキャラクターたちを紹介していきます!
ミニオンズのボス!悪いぜ!“グルー”
“怪盗グルー” シリーズの主人公!私たちが知っている怪盗グルーといえば、世界一の大泥棒。しかし実際は、レプリカばかり盗んでしまったり、ミニオンズのおっちょこちょいによって、最終的に悪党からは縁遠い結末になりがちです。
今作では、彼がミニオン軍団を率いる前、「悪党を夢見る少年グルー」として登場します。すでに、あのトレードマークのマフラーをしているんですね!もう、ただ縮んだだけです!かわいい!
ミニオンの兄貴 “ケビン”
膨大な数のミニオンズのリーダー的存在であるケビン。面長で、おめめはふたつです。兄貴肌のケビン、弟分のスチュアートとボブをいつも引き連れています。
基本的にミスの多いミニオンたちの中ではなかなか聡明なタイプで、周りのミニオンにツッコミを入れたり、からかったり。グルーからも一目置かれる存在で、グルーのPCのwi-fiが切れた時、グルーはケビンを頼ったりしていました。本作に登場するということは、グルーとはもう50年近い付き合いになるのですね!
バナナ大好き “スチュアート”
ミニオンズの中で、もっともバナナを愛しているミニオン、スチュアート。ペタッとした髪の毛で、おめめはひとつです。
歌が大好きなスチュアートの夢は、ロックスター!作中でも、よくウクレレを持ち歩いています。そこはギターじゃないんですね!
空回り弱虫 “ボブ”
ミニオンズの末っ子キャラ、ボブ。背が小さくておめめはふたつ。よーく見るとオッドアイなのです。いつも持ち歩いているテディベアには、ちゃんとティムという名前があります。
「そうなんだそうなんだ〜!」みたいな顔で、いつも周りの話を聞いていて、基本的にやる気満々。でも、絶対失敗するかわいいミニオンです。
今回かなりやらかす予感!“オットー”
予告映像で、それはもう無茶苦茶やらかしているミニオン、オットー。今作が初登場の新キャラクターです。見てください!歯列矯正していますよ!ミニオンも歯並びとか気にするんですね、かわいい!
同じこと呟いてる方いました!わかります、心揺さぶられますよね!
今作用の単独のポスターも作られているオットー、どうやら中心人物の予感です!
以下、映画『ミニオンズ フィーバー』のネタバレ!
ミニオン・ケビンとグルー少年、ニケツで疾走!キャラクターの紹介の後はいよいよ、映画『ミニオンズ フィーバー』のストーリーをネタバレ付きで紹介していきます!
このあと、ながーい長いお付き合いになるミニオンズとグルー。彼らの出会いのストーリーは一体どんな展開なのでしょうか?
1970年代、悪党を夢見る少年が……。
舞台は1970年代、のちに世界一の大泥棒となるフェロニアス・グルーは、悪党になることを夢見る少年でした。母親であるマレーナから冷たい扱いを受けたり、同年代の女の子から嫌われていたグルー。そんな扱いを受けているからか、すでにちょっと性格が拗れてきている様子です。
人類がこの世に誕生する遥か前から、「その時代で一番の悪党に仕える」という使命を持って生きていたミニオンたち。ミニオンズはグルーに出会い、なんと彼に仕えることに決めるのです!なんで!?
この謎も本編で明かされるようですよ!
悪党として活動スタート!
ミニオンズと組んだグルー少年、早速悪だくみ開始です!悪党チーム “ビシャス・シックス”のアジトから、ものすごく大事そうな宝石を盗み出してしまうのです……!
この宝石が一体どんな価値のあるものなのかも、いまだ謎。ただ、このあとの展開から察するに、相当な価値のあるお宝のようですが……!?
ビシャス・シックスが追ってきた!宝石をオットーに託す!
宝石を盗み出し、順調な悪党へのスタートを切ったグルーたち。ところが、悪党チーム “ビシャス・シックス”、ものすごい剣幕で追いかけてきます。このままでは逃げきれないと察したグルー!悪党チームの気を逸らすため、ミニオンズのひとり・オットーに宝石を託します。
「あとで例の場所で落ち合うぞ!」よおし、完璧です!
オットー!何してくれてんだ!!
悪党チーム “ビシャス・シックス”から無事逃げ切ったグルーたちは、前祝い!そこに、オットーも無事に戻ってきます。
「大悪党から盗ってやったぞ!」しかし、オットーが懐から出したのはペットロック……。なんとオットー、逃げている途中、窓の外から見つけたペットロックがかわいくて、宝石と交換してもらったんだそうです!んもう!
ところで皆さん、ペットロックって知っていますか?筆者知らなくて調べたのですが、ペットロックは1970年代にアメリカで流行ったおもちゃなのだそう。ごく普通の石に目をつけたりして、ペットとして可愛がるというもので、「飼育のストレス」「出費」の一切無いペットとして、一時的に大ブームを巻き起こしたのだそうです。
つまり “ペットロック” 、その辺の石です。……アウト!
「宝石返せ!」迫る追っ手にミニオンズ、大パニック!
まさか、盗品をペットロックと交換されているとは露ほども考えていない、悪党チーム “ビシャス・シックス”。グルー率いる、ミニオンズを確実に追い詰めます。グルーたちの逃亡劇は、街まで巻き込んでのてんやわんや!
本編映像では、悪党チームに追い込まれたミニオンズが「グルーは?」と問い詰められています……!
映画『ミニオンズ フィーバー』でミニオンズの謎が解ける!
グルー少年が、怪盗になる前の、そしてミニオンズたちとの出会いを描いた、始まりの物語『ミニオンズ フィーバー』。地球の生命誕生と同時期に生まれ、悠久の年月を何よりも邪悪な悪党に仕えてきたミニオンたち。彼らが、「なぜグルーを選んだのか」が何よりも気になるところ。
可愛さとドジ加減は通常運転、今作ではもしかしたら感動的なミニオンとグルーの絆も見られるかもしれません。新たな公開情報が楽しみですね!