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映画【アイ・アム まきもと】あらすじ・ネタバレ!予想外の結末に涙も「ほっこりする」の声!

アイアムネタバレ

出典:映画【アイアムまきもと】公式HP

2022年9月30日(金)に公開された、映画【アイ・アム まきもと】。
阿部サダヲさんが主演で、ちょっと迷惑な市役所の「おみおくり係」牧本を演じています。
阿部さん自身が牧本を好きになったようで、また演じたい、シリーズ化したいとコメントされています。

牧本は迷惑だけどみんなから愛されてる感じする!

泣けるけどほっこりできるらしいよ。どんな結末だろうね?

本記事では、映画【アイ・アム まきもと】のあらすじ・ネタバレについて書いていきます。

映画【アイ・アム まきもと】の概要は?

スタッフ・主題歌

監督 水田伸生
脚本 倉持裕
主題歌 宇崎竜童「 Over the Rainbow」

 

  • 監督は、これまでも【舞妓Haaaan!!!】などで阿部サダヲさんとタッグを組んできた、水田伸生さんです。
  • 脚本は、舞台の作品を多く手掛け、この映画の小説版の脚本も担当した、倉持裕さんです。
  • 主題歌は、宇崎竜童さんが歌う「 Over the Rainbow」がエンドロールで流れます。宇崎さんの歌声と曲で泣けそうな気がしています。

登場人物

アイアムネタバレ登場

出典:映画【アイアムまきもと】公式HP

  • 市役所の「おみおくり係」として働く、ちょっと迷惑な男・牧本壮(阿部サダヲ)
  • 疎遠になった父の死で、牧本から葬儀への参列を迫られる・津森塔子(満島ひかり)
  • 漁港で居酒屋を営む蕪木の元恋人・今江みはる(宮沢りえ)
  • 蕪木の元同僚・槍田幹二(國村隼)
  • 牧本の向かいの家に住み亡くなった・蕪木孝一郎(宇崎竜童)
  • 牧本から最も迷惑を被る刑事・神代亨(松下洸平)
  • 牧本に振り回されるも理解を示す葬儀屋・下林智之(でんでん)
  • 蕪木の元同僚・平光啓太(松尾スズキ)
  • 新任の市民福祉局局長・小野口義久(坪倉由幸)

映画【アイ・アム まきもと】のあらすじ・ネタバレ!

ここからは、映画【アイ・アム まきもと】のあらすじを整理していきます!
(※ネタバレ注意!)

牧本という人

庄内市役所の「おみおくり係」として働く、牧本壮(阿部サダヲ)は48歳独身。
「おみおくり係」とは身寄りのない1人で亡くなった方を火葬し無縁墓地に納骨する仕事。
しかし彼は、亡くなった方に寄り添い、葬式までいつも行っている。
牧本は、手を顔の横で振りながら「牧本こうなってました!」と言うのが口癖で、自分の世界に入ると話を聞かない、空気が読めないちょっと迷惑な男。

葬儀屋の下林智之(でんでん)は、よくそこまでやるなぁ。と牧本にちょと理解を示す。
刑事の神代亨(松下洸平)は牧本がすぐ遺体を引き取りに来ないので、警察の冷蔵庫は倉庫じゃないと牧本に怒るが、もちろん話は聞かない。

蕪木の死

ある日、神代から、牧本のアパートの向かいの部屋に住んでいる、蕪木孝一郎(宇崎竜童)が亡くなったと聞かされる。甥はいるが、遺体を引き取りたくないと言っているらしい。
牧本が蕪木の家行くと、アルバムがあり、その最後に小学生の女の子の写真があった。
「とうこ」という名前で誕生日をお祝いしている写真だ。
牧本は3日待ってもらうよう神代にお願いし、「とうこ」と蕪木の葬儀に参列してくれる人を探しに行くことにした。

愛された蕪木

まずは携帯電話にたった1件番号登録のあった魚住食品へ行く。
そこでは、平光啓太(松尾スズキ)から話を聞いた。
彼は蕪木の同僚で自分が機械で怪我をした時に、上層部に人数が足りなすぎると掛け合ってくれた。
そして肉のミンチの機械の中におしっこをすると脅して、長い時間格闘してくれた。
外に出ると田んぼがあり、蕪木が携帯でここの写真を撮っていたことが分かる。それはかなり小さいが白鳥を撮っていたのだ。
そんな問題を起こしたので、漁港で居酒屋を営む、今江みはる(宮沢りえ)のところに転がり込んだと聞く。
みはるに会いに行く牧本。
彼女は元恋人で2年半一緒に暮らしたが、蕪木が街で喧嘩を起こしある日突然いなくなった。
赤ちゃんの抱っこを頼まれ、寝たところに母親らしき女性が帰ってくる。
彼女はみはるの娘・衣都で、蕪木も知らない彼の娘だ。
漁港の人たちは蕪木のことをけんかっ早いが悪い人ではなかったと言った。

娘・塔子と蕪木

県庁から福祉局局長として赴任してきた、小野口(坪倉由幸)が自分のロッカーに大量の骨壺があるのを見て激怒し、牧本におみおくり係を廃止すると、告げる。

牧本は「とうこ」を探すため、神代に蕪木が喧嘩した記録がないか?そこに家族の名前がないか確認してもらった。
そこでついに「津森塔子」という名前を見つける。
蕪木が10年前に喧嘩で留置されたときに面会していた。
彼女に会いに行くと養豚場で働いていた。
塔子(満島ひかり)は10年前の面会でのことを牧本に話す。
蕪木が母と自分を置いていった誤解を解きたいと呼んだくせに、結局喧嘩になってしまい別れてそれっきり会っていなかった。
母の千晶は3年前に亡くなっている。
両親が亡くなったんだと寂しそうに話す塔子。
そして父を許せないとも牧本に語った。
塔子の家には白鳥の写真があった。彼女が好きらしい。だから蕪木も工場で写真を撮っていたと牧本は思った。
塔子は、槍田という人から届いた手紙を牧本に渡す。
まだ塔子が産まれる前に関係があった人らしい。
若いころの槍田と蕪木の写真も入っていた。

槍田の後悔

牧本は槍田(國村隼)のいる老人ホームを訪ねた。槍田は目が不自由だった。
炭鉱で働いていた2人は、爆発事故にあい、そこで槍田は視力を失った。
そんな彼を蕪木が背負って助けてくれた。
槍田にとっては彼は命の恩人だった。
また、蕪木が母子を捨てたのは自分のせいだと言う。
槍田が目を失った姿を見て、蕪木が自分だけ幸せに暮らしていることが良くないと思いその幸せを手放したと槍田は思っていた。

白鳥を撮りたい

牧本は自分のために買っていた墓地を蕪木に譲ることにした。
決意をし、小野口の大事にしているトロフィーにおしっこをかけた。
そして外に出ると塔子が来た。
墓地の打ち合わせで、牧本は墓石について、黒は炭鉱のイメージがあるので白にしたなど、ひたすら説明をした。
塔子は、父の関わった人に会いに行ってくれたことを牧本に感謝した。
帰り際、父がどんな人だったかを会って聞きたいと言う塔子と葬儀の後に話す約束をする牧本。
嬉しくなり、帰りにカメラを買って白鳥を撮ろうとした。
信号待ちをしながらカメラを構え白鳥がいなくなってしまい、カメラを覗きながら信号を渡ろうとしたところ車に轢かれてしまう。
今までは青信号でもしっかり左右確認していた彼が浮かれていたのか今日はそれをしなかった。

粘り勝ち

蕪木の葬儀が行われ、牧本が会いに行った人たちがみんな参列した。
火葬される際、塔子がたまらず近寄り泣くと、みはるが彼女の肩をさすった。
そして、みんなで牧本が譲ってくれた墓地に向かった。

一方、神代は、無縁墓地に牧本の遺骨を納めた。
下を見ると、塔子たちみんなが蕪木の墓に来ているのが見えた。
そして、

「牧本さん、あなたの粘り勝ちですよ」

とつぶやいた。
塔子たちが墓を見ている後ろを神代が牧本の遺影を持って通りすぎた。
そして塔子は何かを感じ一瞬振り返ったが、衣都の赤ちゃんに話しかけた。

無縁墓地には、蕪木を初め、今まで牧本がおみおくりしてきた人たちが来てみんなが牧本に手を合わせた。

予想外の結末に涙も「ほっこりする」の声!

朝イチで観てきました!
私は原作を読んでから行ったのですが、原作では「まきもとこうなってました!」とは言わなかったのでそれがちょっとかわいかったです。私はそこに、ほっこりしました。
突然の別れにショックでしたね。
阿部さん、また演じたいとか続編やりたいってコメントしてたけど、「死んじゃったらできないじゃん!」と思いました。

Twitterでも、泣けるけどほっこりするという意見が多かったです。
原作では、牧本が若いころの話も書かれているので、それで続編できるのかな?と思ったりしました。ただ、阿部さん20歳のころやれるかな?と思いますが…
小説もぜひ読んでみてください!

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