【バスカヴィル家の犬】の原作ネタバレ!映画版の犯人は小泉孝太郎?

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バスカヴィルトップ

出典:【バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版】公式HP

【バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版】が2022年6月17日(金)に公開されます。
ホームズシリーズ最高傑作の呼び声も高い『バスカヴィル家の犬』をモチーフに、華麗なる一族の闇にディーン・フジオカさん演じる獅子雄と岩田剛典さん演じる若宮の最強名探偵コンビがが迫ります。

原作は海外の小説だけど、どんな話なのか気になる…

犯人は誰だろう?映画では誰が演じるのかな?

本記事では、【バスカヴィル家の犬】の原作ネタバレについて書いていきます。

【バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版】の概要

原案は、コナン・ドイルの『バスカヴィル家の犬』で、監督は、【容疑者Xの献身】や【昼顔】など重いテーマのヒューマンドラマの名手・西谷弘さんです

ドラマ『シャーロック』の配信は?

2019年にフジテレビの月9で放送されたドラマ『シャーロック』は、FODプレミアムで見られますのでチェックしてみてください!

【バスカヴィル家の犬】の原作ネタバレ!

バスカヴィル原作

出典:【バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版】公式HP

バスカヴィル家の呪い ネタバレ

ある日、ホームズワトソンモーティマーという医師が相談に来て古文書を見せる。
バスカヴィル家の過去に起きたことについて書いてあった。

バスカヴィル荘を所有する、ヒューゴーが農民の娘に恋し、誘拐、監禁、仲間を集め酒盛りしていた。
その間に娘は館からムーア(荒れ地)へ逃げ出す。
馬に乗って娘を追いかけるヒューゴーの後を犬が追いかけた。
仲間のうち3人が追い付くと、娘は崖から落ちて亡くなり、魔物のような犬はヒューゴーの喉を食いちぎっていた。
それ以来、一族の死が相次ぎ、日が落ちたらムーアを横切ってはならない。魔犬が出るという言い伝えがされた。

話は現在に戻り、今年6月、バスカヴィル館の主であるサー・チャールズ・バスカヴィルが亡くなった。
サー・チャールズは独力で資産を築き、夫人に先立たれ、独り身。
バリモアという夫婦が使用人として来ていた。
夫は執事、妻は家政婦だった。
サー・チャールズは心臓が悪く、息切れで体調が悪くなることもあった。
彼は就寝前にいつも、館の名所「いちいの道」を散歩するのが日課だった。
6月4日、バリモアにロンドンに向かうから用意をするよう頼み、その日も散歩に向かったが、
サー・チャールズは戻らなかった。
木戸がありそこからムーアへ出られるようになっているが、しばらく彼はそこで立ち止まった後があり、そこからつま先立ちで歩いた足跡があった。
叫び声が聞こえたという証言もあった。
サー・チャールズはゆがんだ顔で亡くなっていたが、それは心臓発作に苦しむ場合そういうこともあるらしい。
彼が死に、甥のヘンリー・バスカヴィルが資産と館を相続することになるため彼を探しているという。

これが公に公開されている情報だが、彼の友人であるモーティマーはこの館の言い伝えについて語る。
サー・チャールズは亡くなる2、3週間前から神経過敏になっていて、モーティマーが夜訪れた時も、玄関で一緒に大きな犬を見て怖がっていた。
それで、モーティマーはイギリスで過ごした方が彼の精神も安定すると思い、ロンドンに行くことを勧めたのだ。
しかし、ロンドンに行く前日に彼は亡くなった。
モーティマーはバリモアから連絡を受け、1時間後に館に着いた。
サー・チャールズの足跡以外はなかったとバリモアは証言したが、実は大きな犬の足跡も残っていたのだ。彼の遺体には外傷は見られなかった。

問題点 ネタバレ

もうすぐヘンリーがやってくるので、モーティマーは彼へどう対処したらいいか相談にきたのだ。
彼に災いが及ぶことが心配だが、館をなくしてしまうのはこの地域が繁栄しなくなってしまう。だから悩んでいた。
ホームズは24時間考えたいので、明日の朝、ヘンリーを連れてくるようモーティマーに伝えた。
ホームズは1人なり、バスカヴィル館周辺の地図を取り寄せ推理をした。
ワトスンはクラブへ出かけ、ホームズを1人にした。

ヘンリー・バスカヴィル卿 ネタバレ

朝になり、モーティマーとヘンリーがやってきて、ヘンリーは手紙を持っていた。
昨日、宿泊したホテルに届いたと言う。
「貴下は貴下の生命と貴下の理性を尊重し、ムーアより遠ざかるべし」
こう書いてあった。
それは新聞の活字を切り抜いたもので、昨夜急いで作成されたものだとホームズは気づく。
しかし「ムーア」だけは、手書きで書かれていた。
また宛名書きが書きづらそうなことからホテルで書いて投函されたものだと発覚。
ホームズが何か変わったことがないかヘンリーに聞くと、昨日買ったばかりの靴が片方なくなったと話した。
そしてヘンリーにモーティマーが犬の呪いとサー・チャールズが亡くなった現場の話をした。ヘンリーはバスカヴィルの館を誰かが狙っていることを聞いても、戻る気持ちは変わらないと言った。
しかし今は混乱しているため一度ホテルに戻り、14時ごろホームズたちとホテルで食事をすることにした。モーティマーとヘンリーは歩いてホテルに帰って行った。
すぐさまホームズとワトスンは2人を追うが、馬車に乗った誰かに明らかにつけられていることを察知。すぐに馬車の番号を覚えたホームズ。
知り合いのメッセンジャーボーイの少年・カートライトに近くのホテル23軒を回り、ゴミ箱に新聞の切れ端がないか調べてもらうようお願いした。

切れた3本の糸筋 ネタバレ

ホテルに着くとヘンリーが怒りながら出てきて、今度は黒い古い靴も片方なくなったと言うのだ。
ホテルの従業員に怒鳴り散らし探すよう言いつけた。
4人で食事をした後、ヘンリーは、週末に館に行くと言った。
そして2人が黒いひげの人物に尾行されているので、知り合いににいないか聞くと、モーティマーは、バリモアの夫がひげを生やしていると言う。
至急、館に電報を送りバリモアが本当に館にいるか確認することにした。
そしてバリモア夫婦は、サー・チャールズの遺産として500ポンド受け取っているとモーティマーから聞く。
またヘンリーに万が一のことがあった場合は、サー・チャールズの従妹であるデズモンドが遺産を引き継ぐことが分かる。
ヘンリーはその場合は土地だけでなく資産すべてを引き継がせるつもりだ。
館に戻るヘンリーに危険が及ばないよう、モーティマーとホームズは仕事があるため、ワトスンがついていくことになった。
そしてなぜか、部屋の隅になくなっていた茶色の靴があった。
先ほど探した時はなかったのに、理由が分からず、食事を給仕した従業員に聞くも誰も知らないと言う。
たくさんの謎が残った。

夜にホームズのもとに電報が届く。
バリモアは館にいること、そしてメッセンジャーボーイから新聞は見つからなかった。との報告だった。
ヘンリーたちを尾行していた馬車の運転手が乗り込んでくる。
そしてその客のことを聞くと、探偵でシャーロック・ホームズと名乗ったと言う。
驚くホームズとワトスン。
そして尾行した後、その男は駅に入って行ったらしい。
3本の糸が切れてしまったと思うホームズだった。

バスカヴィル館 ネタバレ

週末、ヘンリーとワトスンとモーティマーはバスカヴィル館へ汽車で向かった。
ムーアへは行かないようワトスンはヘンリーに念を押した。
駅に着くと迎えの馬車がいて、それに乗り館を目指す。
途中、看守のような人物が高いところから見ていたため確認すると、殺人鬼が脱獄していると分かる。
ムーアの荒れ野を見てヘンリーも少しかしこまった。
館に着くとバリモア夫婦が迎え入れてくれた。ここでモーティマーは帰宅した。
バリモア夫婦は当主を慕っていたため、辞めて商売を始めたいと思っていると言い出す。
食事を終えた2人は、この不気味な館に居心地が悪く感じると話す。
そしてそれぞれ部屋で床に着くも、ワトスンはなかなか寝付けない。
さらに女性のすすり泣く声が家の中から聞こえて恐ろしくなった。

メリピット荘のステープルトン兄妹 ネタバレ

翌朝、女性の泣き声のことをバリモアに聞くと、夫は妻ではないと嘘をついた。
ワトスンは先ほど妻に会った時、泣きはらした目を見たのだ。

ヘンリーは仕事があったため、ワトスンは1人で郵便局に出かけた。
すると電報はバリモアの夫ではなく妻に渡されていたことが分かった。
配達した少年は、夫の姿を確認していない。

帰ろうとすると、メリピット荘のステープルトンという男が声をかけてきた。
ステープルトンはワトスンがホームズの助手であることを知っていた。
また、サー・チャールズは犬に追いかけられて恐怖のあまり死んだと思っていた。
彼は、謎解きを手伝いたいと申し出るがワトスンは断る。
ステープルトンが妹も紹介したいと言って家に誘ってきたので、行くことにするワトスン。
途中、景色の中にある「底なし沼」に、何人もの人が吸い込まれ帰ってこなかったとステープルトンは言った。しかし自分は通り抜ける道を知っているとも話す。
すると突然、悲し気なうめき声のようなものが聴こえる。
街の人は声について、バスカヴィル家の犬が餌を求めて叫んでいると噂しているそうだ。
ステープルトンが別の獲物を見つけ追いかけて行った時、妹らしいとても美人な女性が来た。
彼女はすぐに「今すぐ帰って!理由を話しているひまはありません!」とまくしたてた。
そして帰れと言ったことは兄には内緒にとも付け加えた。
ステープルトンが戻ると、妹をベリルと呼び、妹は兄をジャックと呼んだ。
ベリルはワトスンをヘンリーと勘違いして「帰れ」と言っていた。
せっかくなのでと、ステープルトン家に招かれる。
この兄妹がどうしてこんな場所にいるのかと疑問に思うワトスン。
ステープルトンは学校を経営していたが、伝染病で生徒が3人亡くなり、学校を続けることができなくなったと話した。彼は植物動物の研究にはもってこいのこの場所で今も住んでいる。
サー・チャールズとも親しくしていたと言う。
ワトスンが1人で帰る途中、ベリルが追いかけてきた。
彼女は犬の呪いを信じていて、ヘンリーに危険が及ぶ前にいなくなるよう伝えて欲しいと言った。
そして、兄に内緒にしたのは、彼はこの地域の繁栄のために館に当主がいてほしいと思っているからだとも言った。

ワトスン博士の報告 その1 ネタバレ

ワトスンは館に戻り今までのことをホームズに報告する手紙を書いた。
脱獄囚は誰も見たものがいないことから、すでにムーアからいなくなっていると思われる。
ステープルトンが出会ったその日に館へ訪れ、ヘンリーとワトスンをムーアへ案内してくれた。
その帰り、ステープルトン家に寄ったヘンリーがベリルに恋をした。
しかし、兄のステープルトンは、2人が親しくするのをよく思っていない。
別の日、モーティマーが館に来て食事の後に、ステープルトン兄妹にもサー・チャールズが亡くなった状況を説明した。バリモアが何かを隠しているに違いないと思っている。

「ラフター館」に住む、フランクランド氏にも会った。
かなりの年配で癇癪もちで、村の人間とやたらともめたがり煙たがられている。
そして夜な夜な脱獄囚を見つけようとムーアを観察している。
バリモアについて。
彼は最初は自分が電報を受け取ったと答えたと嘘をついた。そして後から郵便局の少年が言ったように妻から受け取ったと言い直した。
また、その妻が夜中に泣いているのを何度か聞いている。
ある夜、夜中の2時ごろ、ワトスンが目を覚ますと、バリモアが燭台を持って歩き、ムーアを期待に満ちた目で見つめているのを見た。

ワトスン博士の報告 その2 ネタバレ

翌日、ヘンリーに昨夜のことを話すと、彼も知っていた。
その日の夜、2人で後をつけて何をしているのかバリモアに問いただすことになった。

ヘンリーはベリルと会うために、1人で出かける。
ワトスンが後を追いかけて2人を見ているともう1人見ている人物がいた。ステープルトンだ。
彼がすごい勢いで2人を引き離し、ベリルは仕方なく兄と帰っていった。
ワトスンのところに戻るとヘンリーは怒りをあらわにした。
ベリルは「この地を離れたほうがいい」と言うばかりで、じゃあ一緒についてきて欲しいと結婚を申し込むと、返事をまたずに兄が怒鳴り込んできたのだ。
しかしその日の午後、ステープルトンが館を訪ねてきて今朝の無礼を詫びにきて事なきを得た。
大事な妹が奪われる気がしてパニックになり、何を言ったかも覚えていない。
ただ、心の準備をするのに3か月待って欲しい。その間は友情を深めるだけにしてほしい。それ以降は反対しない。そういう約束を2人はした。

夜中にバリモアがムーアを見ているところを、ヘンリーとワトスンで問い詰めた。
すると妻が、「わたくしのせいでございます!」と言った。
実は妻の弟があの脱獄囚で、燭台の光で食事を運ぶ合図と届ける場所の合図をしていたのだったのだ。
バリモアを部屋へ戻し、ヘンリーとワトスンは脱獄囚を捕まえるため、武装をしてムーアに出た。
するとバスカヴィル家の犬の吠える声と言われる、あのうめき声が聞こえる。
ヘンリーもさすがに黙り込んでしまう。
脱獄囚に近づくと、すごい勢いで逃げていってしまった。
ワトスンはそこで、今まで見たことがない男を見たが、ヘンリーに話すうち男はいなくなった。

ワトスン博士の日記よりの抜粋 ネタバレ

翌日の朝食後、バリモアとヘンリーが揉めた。
バリモアがヘンリーとワトスンが脱獄囚を探しに行ったことを怒っていた。
ヘンリーはベリルの家を心配して脱獄囚を探したのだが、バリモアは彼はそんなことはしないし、明日には南米に旅立つ手配になっていると言う。
ヘンリーとワトスンは仕方なく何も動かないことにした。
するとバリモアは新しい情報を話し始める。
サー・チャールズは亡くなった時、木戸で「L.L」というイニシャルの女性と待ち合わせしていた。
彼が亡くなった後、書斎を整理していたら手紙を見つけたのだ。
「L.L」という女性を探せば何かわかるかもしれない。
この状況をワトスンはホームズに報告した。ホームズは忙しいのか、返事も簡潔だ。
ワトスンはホームズがここにいてくれたら…と思った。

ワトスンはその日の夕方、雨が降る中ムーアへ飛び出した。
しかし脱獄囚も、昨日見た男もいなかった。
帰る途中、モーティマーが馬車で追いかけてくる。
彼に「L.L」という女性について聞くと、フランクランドの娘が、ローラ・ライアンズという名前だと聞く。彼女に会って話を聞くことにした。
夕食後、バリモアにワトスンが話を聞く。
脱獄囚は「4日前から連絡がないためもういないと思われます。」と言った。
また、もう1人男がいることを脱獄囚は知っていた。そして男は、山の中腹の古い家にいて、使い走りの少年が必要なものを運んでいるらしいと分かる。

岩山の男 ネタバレ

ワトスンはライアンズ夫人に会いに向かった。
彼女は最初は認めなかったものの、ワトスンの問い詰めに自分が手紙を書いたと白状し、「待ち合わせ場所には行けなかった。」とも言った。
ライアンズ夫人は前の夫からひどい仕打ちを受けたため、今も怯えている。お金さえあれば自由になれると思いサー・チャールズに援助を頼もうとした。
しかし、「他から援助が得られることになったため、行かなかった。」と話した。

帰りに、フランクランドに会ったワトスン。
彼は脱獄囚の居場所を知っていて、そこに少年が何かを運んでいるのを何度も見たと言う。
話しているうちに、ちょうど少年が荷物を持って歩いているところを双眼鏡で見つける。
ワトスンはフランクランドと別れ、急いで岩山へ向かう。
少年はいなかったが、人が住んでいる形跡は見られる。男はいなかったが、少年が置いていった荷物に食料を見つけ、さらに手紙を見つける。
ワトスン先生はクーム・トレイシー(ライアンズ夫人のもと)へ行った。
少年の字でこう書いてあった。
ワトスンは男が帰ってくるまで待つことにした。
そして帰ってきた男はこう言った。
「ねえワトスン。外は気持ちのいい夕方だよ」

ムーアに死す ネタバレ

なんと男の正体はホームズだったのだ!
そして荷物を届けていた少年は郵便局のカートライトだった。
ホームズはワトスン達と一緒にいるより1人の方が自由に動けるし、違った視点から事件を捜査したいと思い、ここに潜んでいた。
ホームズとワトスンはライアンズ夫人のことについて話した。
そしてホームズは、ライアンズ夫人とステープルトンがひそかに会い、手紙のやりとりもしていて親密な関係だと言った。
さらに、ステープルトンの妹・ベリルは実は妻だと言うのだ。
ロンドンで後をつけてきたのもステープルトンで手紙を送ってきたのはベリルだと予想した。
学校を経営していたステープルトンは夫婦で雲隠れしてしまったという情報をつかみ、ホームズはベリルが妹ではなく妻だと分かったのだ。

そろそろワトスンが館に戻ろうとすると、叫び声が何度か聞こえた。
声の聞こえたほうへ向かうと、そこにはヘンリーの遺体があった。
ステープルトンなのか犬なのかは分からないが、ヘンリーが転落死したことは間違いない。
守れなかったことを悔しがる2人。
しかしもう一度見てみると顔にあごひげがある。
ということはヘンリーではない。あの脱獄囚だ。
安心する2人は、岩室に遺体を運ぶことにした。
そこへ、ステープルトンがやってきて、死んだのが脱獄囚だと知って安心する。
しかし驚かないことが怪しいと思うホームズ。
ホームズは、明日にロンドンへ帰ると彼に言った。
2人になったホームズとワトスンは、ステープルトンが犯人だと予想するも証拠がないため何も動けない。
まずは館に戻ることにした。
翌日に招待されているステープルトン家への食事はヘンリー1人で行かせることにした。

網を張る ネタバレ

館に戻り、みんなに脱獄囚が死んだことを伝えると、バリモアの妻はむせび泣いた。
食事をしながら話していると、ホームズが肖像画を見続ける。
とてもいい作品だとごまかしたが、みんながいなくなった後、ワトスンに、ステープルトンが描かれていることを伝える。
ステープルトンはバスカヴィル家の人間だったのだ。財産をねらっていると思われた。

翌朝、ホームズは、ヘンリーに自分たちはロンドンに一旦戻ること。ステープルトン家へ行った帰りは、ムーアを横切って歩いて帰るように伝えた。
2人はロンドンには行かず、ロンドンからカートライトに電報を打たせ、ステープルトンを油断させ、帰りのヘンリーを2人で見張り何かあったら助けるつもりなのだ。
ステープルトンへの罠だった。

そしてホームズとワトスンは、ライアンズ夫人に会いに行き、ステープルトンの妹は実は妻であることを伝える。さらに証拠の写真を見せると、彼女は激しく動揺した。
そして夫と離婚できたら結婚しようと言ってきたステープルトンに怒り、サー・チャールズの事件のことを全て話した。

サー・チャールズへの手紙はステープルトンが言う通りに書いた。
彼は、手紙を送った後に、待ち合わせに行かせないよう、自分が支援すると言い出した。
サー・チャールズの死を新聞で知ったあとに、ステープルトンが疑われると言うので黙っていた。彼の誠意があるなら彼に尽くすつもりだった。

ホームズとワトスンは駅に行き、ロンドンから来た刑事・ストレードを迎え入れた。

バスカヴィル家の犬 ネタバレ

ステープルトン家の近くの岩に3人は隠れた。
そしてヘンリーが岩を過ぎて行った瞬間、犬がヘンリーを追いかける。
ホームズとワトスンは犬に銃弾を撃ち、3人で気絶しているヘンリーのそばへ駆け寄る。
そして犬に銃弾を多数撃ち込み死なせた。

ヘンリーを残し、3人で家に戻るもすでにステープルトンはいない。
家の中を捜索すると鍵のかかった部屋に、妻のベリルが拘束されていた。
彼女はヘンリーの無事を確認し安堵した。犬が死んだことも伝えられる。
そしてステープルトンからベリルが暴力を受けていたことも分かった。
ベリルから彼が逃げ込める場所を聞いたが、霧のため行くことができない。
ストレードだけ家に残り、ホームズとワトスンとヘンリーは館に戻った。

全てをヘンリーに説明すると翌日に熱をだしたが、後日、モーティマーと旅行に行き元気になった。
翌日、ベリルの案内でステープルトンがいそうな場所を目指した。
その途中でヘンリーのなくなった靴が出てきた。ステープルトンが捨てたものだ。
さらに捜索するもステープルトンは見つからない。
しかし、犬を隠していたと思われる場所は見つかった。
犬により、サー・チャールズ、脱獄囚は殺されたのだ。
ステープルトンは、「底なし沼」に埋もれてしまったのかもしれない。

ある夜の回想 ネタバレ

事件があった数か月後、ホームズとワトスンでバスカィル事件について話す。
館にあったステープルトンの肖像画は本物で、彼の父がサー・チャールズの弟だった。
しかし南米に行きそこで結婚し、彼が産まれた。
ベリルと結婚し、名前を変えイギリスに行き学校を設立するもうまくいかず、イングランドへ移住。そこからバスカィル一族について調べ上げ、一族の莫大な資産と、存命しているのが自分以外に2人いることを知り、2人を殺そうと計画した。
ステープルトンは2人の女性と犬、そしてバスカヴィル家の呪いも利用し、巧妙に殺人を犯そうとした。そして、もし自分が疑われた時の策も考えていたとベリルから教えられた。
ホームズとワトスンは難事件が解決し、もっと楽しいことに気持ちを向けることにし、オペラを見に行くことにした。

映画版の犯人は小泉孝太郎?

私は海外の小説をほとんど読んだことがないのですが、とても引き込まれ、一気に読み終わりました!もちろん犬の呪いではないのだろうと思ってはいましたが、最初はバリモアが怪しいと思わせて、実はステープルトンが犯人でしたね。
靴がなくなったり、手紙が届いたりなどの伏線回収もしっかりされて話が分かりやすかったです。

では、映画では誰が犯人なのか…
登場人物の名前を見てみると分かりました。
小泉孝太郎さん演じる、大学准教授で地震の研究者・捨井遥人という人物がいます。

バスカヴィル家の犬小泉

出典:【バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版】公式HP

ステイハルト→ステープルトン
響きが似ていますよね。
他の登場人物も原作の人物と名前が似ています。
このことから、映画の犯人は捨井遥人と予想してみました。
実際はどうなのか?
映画館で確認しましょう!!

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出典:【バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版】公式HP 2022年6月17日(金)に【バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版】が公開されます。 ディーン・フジオカさん演じる誉獅子雄(ほまれししお)と、岩田剛典さん演じる若宮潤一(わかみやじ...
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