【ビルド・ア・ガール】ネタバレ!キャスト解説!成功と挫折の末に手に入れたもの…

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© Monumental Pictures, Tango Productions, LLC, Channel Four Television Corporation, 2019

2021年10月22日に、劇場公開を迎えた映画『ビルド・ア・ガール』。
ビーニー・フェルドスタインが主演で、実在の人物、イギリスのジャーナリスト、キャトリン・モランの自伝を原作に、キャトリン本人が脚本を書いた作品。
この映画は、女性の社会的地位をコミカルに、かつ妄想全開に描いた作品ですが、男性であっても自分探しをしている人に最適な映画です。
そんな『ビルド・ア・ガール』の魅力をネタバレ含みつつ、個性的なキャスト、ストーリーを解説していきます!

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映画『ビルド・ア・ガール』をもっと詳しく!

映画『ビルド・ア・ガール』は、2021年10月22日に劇場公開を迎えた映画です。
公開規模は小さく単舘系の、いわゆるミニシアター系作品。
劇中の時代背景は、1993年と90年代のUKロックが題材となる作品です。
オタクで冴えない文学系女子高生が、兄のススメで音楽系雑誌の批評記事ライター募集に応募。
そこから人生が開かれる、というサクセス・ヒューマンドラマ。
監督は、コーキー・ギェドロイツ。
長編映画は、本作『ビルド・ア・ガール』がデビュー作。
しかし元々の主戦場はドラマで、かなり高い評価を得ているクリエイターです。
そして本作の原作の著者でもある、キャトリン・モランがそのまま脚本も書いていて、自伝ながらにしっかりとエンタメとして映画の良さを引き出しています。
本作の白眉は、もちろんいうまでもなく、主演のビーニー・フェルドスタイン。
彼女は普通に高校生の役を演じていますが、この撮影時点でもアラサー。
10歳以上も歳が離れた役ですが、高校生らしく危なっかしさと隣り合わせなティーンの情熱を再現しています。
『ビルド・ア・ガール』は、そんな魅力的な主人公が、失敗と挫折を経て新たな自分を探す姿を、女性らしくハートフルに描く作品です。

映画『ビルド・ア・ガール』の作品情報

英題How to Build a Girl
監督コーキー・ギェドロイツ
脚本キャトリン・モラン
原作キャトリン・モラン
出演ビーニー・フェルドスタイン
アルフィー・アレン
パディ・コンシダイン
サラ・ソルマーニ
エマ・トンプソン
公開2021年10月22日
時間105分
製作US&UK

映画『ビルド・ア・ガール』のあらすじ

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© Monumental Pictures, Tango Productions, LLC, Channel Four Television Corporation, 2019

1993年、イギリス郊外に家族7人で暮らすジョアンナ(ビーニー・フェルドスタイン)は、底なしの想像力と文才に長けた16歳の高校生。貧しくも優しい両親や兄弟に囲まれているが、学校では冴えない子扱い。あふれる表現欲求や自己実現を持てあまして悶々とした日々を送っている。

「わかってる。定番のヒロインと私は全然違うよね」

そんな環境を変えたい彼女は、音楽マニアの兄クリッシーの勧めで大手音楽情報誌「D&ME」のライターに応募。単身で大都会ロンドンへ乗り込み、仕事を手に入れることに成功する。
そして大切な髪を赤く染め、奇抜でセクシーなファッションに身を包んだジョアンナは“ドリー・ワイルド”へと生まれ変わり、ロックの世界に引き込まれていく。音楽ライターとしてその才能を開花させ人気者となったジョアンナだったが、インタビュー取材で出会ったロック・スターのジョン・カイト(アルフィー・アレン)に夢中になってしまい、冷静な記事を書けずに大失敗。

「生き残りたいなら、全て蹴散らせ!」という編集部のアドバイスにより“いい子”を捨て、“嫌われ者”の辛口批評家として再び音楽業界に返り咲くジョアンナ。過激な毒舌記事を書きまくる“ドリー・ワイルド”の人気が爆発する。地位と名声、お金も手に入れるが、しかし彼女はだんだん自分の心を見失っていき……。

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映画『ビルド・ア・ガール』のキャスト

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© Monumental Pictures, Tango Productions, LLC, Channel Four Television Corporation, 2019

映画『ビルド・ア・ガール』に登場するキャストを紹介!
キャストの情報を紹介していくにあたり、内容のネタバレに繋がるものもありますので、ご了承ください。

ジョアンナ/ドリー・ワイルド

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© Monumental Pictures, Tango Productions, LLC, Channel Four Television Corporation, 2019

ジョアンナは、本作『ビルド・ア・ガール』の主人公。
1993年、ウルヴァーハンプトンの高校生で16歳。
冴えない日々を送るが、ある時…
兄の一言で音楽雑誌に寄稿分を送った事で人生が変わるきっかけを掴む!

演:ビーニー・フェルドスタイン

ジョアンナを演じたのは、ビーニー・フェルドスタイン。
今や、若手注目度ナンバーワンと言ってもいい実力派女優。
ブレイクのきっかけは、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』。
高校生役を演じるも、実は2022年の時点で29歳だったりもする。
兄は映画俳優のジョナ・ヒルで、ビーニーは3人兄妹の末っ子。
インタビュー動画では、ベテランのエマ・トンプソンからも絶賛されている。
本人はこの共演を楽しみにしており、緊張して前日から眠れなかったのだとか…

パット(ジョアンナの父親)

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© Monumental Pictures, Tango Productions, LLC, Channel Four Television Corporation, 2019

うだつの上がらないジョアンナの父親。
かつては音楽でも一時代を築いたと、過去の栄光に縋り続ける。
その行動で度々、ジョアンナをヤキモキさせてしまう。

演:パディ・コンシダイン

イギリス出身の俳優で、高い評価を獲得するベテラン俳優。
映画監督デビューもしており、現在は活動を行なっていないが、長編映画のメガホンを取った作品では、英国アカデミー賞で新人監督賞にノミネートを果たすなど、評価はとても高かった。
直近の出演では、「ゲーム・オブ・スローンズ」の前日譚シリーズ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」に主演する。

アンジー(ジョアンナの母親)

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© Monumental Pictures, Tango Productions, LLC, Channel Four Television Corporation, 2019

子育て、家事に大忙しな母親アンジー。
フラットな目線で家族、息子や娘たちを見守り、この一家で1番の働き者。
ただ、パットに関しては強く言えないらしい…

演:サラ・ソルマーニ

イギリス出身の女優。
俳優以外に作家活動なども行う。
『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』に出演し、レニー・ゼルウィガーの親友ミランダ役を演じ、高い評価を得ている。

ジョン・カイト(ジョアンナの取材相手)

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© Monumental Pictures, Tango Productions, LLC, Channel Four Television Corporation, 2019

ジョアンナが編集に言われて、初めて取材に行ったロック・シンガー。
まだ原石のようなジョアンナに、優しく対応するがそれが仇となってしまう…

演:アルフィー・アレン

今回の物語の鍵を握る存在のジョン・カイトを演じたのは、アルフィー・アレン。
『ゲーム・オブ・スローンズ』出身俳優として知られている。
今回は歌手を演じているが、親戚には実際に歌手活動を行うプロのシンガー、サム・スミスがいる。

クリッシー

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© Monumental Pictures, Tango Productions, LLC, Channel Four Television Corporation, 2019

思春期ながら、ジョアンナととても仲の良い兄妹。
家が狭いので、ジョアンナとパーテーションでくぎりつつも同室で暮らす。
ジョアンナに助言をするなど、温かく見守る存在。

演:ローリー・キナストン

イギリス出身の俳優。
本作『ビルド・ア・ガール』で映画に出演するが、普段の主戦場はドラマシリーズなど。
ビーニーと同じく、アラサーながらにティーンを演じている。

アマンダ

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© Monumental Pictures, Tango Productions, LLC, Channel Four Television Corporation, 2019
※注

アマンダを紹介する上で、ストーリーのオチに繋がります。
ネタバレが含まれる事をご了承ください。

ジョアンナが挫折を経験し、これからの自分に悩んだ果てに出会った人物、アマンダ。
彼女は、ジョアンナが再出発を図ろうとした、次の寄稿先のデスクとして登場。
今までの自分の行いを正して、新しい自分を!
と思ったところ…
アマンダは、そんなジョアンナをその過ち込みで受け入れたのでした。
ジョアンナの本当の人生が、ようやく見つけることができた本当の自分で、改めてスタートがきれる。
そんな手助けをする存在がアマンダ。

演:エマ・トンプソン

言わずもがな、イギリス出身の名俳優。
厳しい悪役から、今回の様に温かく包み込む上司、母親、なんでもこなしてしまう超ベテラン!
ビーニーも彼女との共演を、とても光栄だと感じている。
対するエマ・トンプソンも、ビーニー・フェルドスタインを評価し、一目置く存在として注目しているとのこと。

やるべきことに悩んでいる人に向けて…

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© Monumental Pictures, Tango Productions, LLC, Channel Four Television Corporation, 2019

本作の原題は、『How to Build a Girl』わかりやすく訳すると、強い女の作り方。
厳密に直訳すれば、普通に女の子の作り方となるのですが、本来ビルドは建築用語として用いられるもの。
なので、ニュアンス的に言えばおそらく強い女性とイメージすると、より映画の解釈がしやすくなるはずです。
女性というよりは、強い女性…
強いって何?
男の中で活躍すること?
男に負けないこと?
お金を稼ぐこと?
女性の幸せは?
いや、これは人としての在り方。
自分は、どうすべきなのか…
そんな悶々とした人生の葛藤を、まさしく人間力で乗り切った女性のサクセスストーリーなのではないか!
『ビルド・ア・ガール』は、そんな人生賛歌を、文学オタク女子に訪れた一幕で愛らしく描いています。

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