映画【キャビン】をネタバレ解説!ラストシーンに登場するレジェンドとは?

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遊び心に満ちたホラー映画【キャビン】。グロいシーンがありつつも「えー」と言わざるを得ない設定やシーンが満載!非常に遊び心に満ちた作品です。ホラー好きだけでなく、ダークファンタジーやコメディ好きにもウケそうな少し変わったホラー映画です(以下ネタバレあり)。

基本情報

  • 監督 ドリュー・ゴダード
  • キャスト クリステン・コノリー,クリス・ヘムズワース,アンナ・ハッチソン,フラン・クランツ,ジェシー・ウィリアムズ
  • 公開 2012年

ネタバレしながらストーリーが展開していくホラー映画【キャビン】

5人の画像

出典:シネマトゥデイ

【キャビン】は大学生たちが湖畔の山小屋で週末を過ごすところからスタートします。いとこの山小屋を提供するカート(クリス・ヘムズワース)と恋人のジュールズ、ジャンキーのマーティ、転校してきたばかりのホールデン、そして失恋したばかりのデイナ。カートとジュールズは、傷心のデイナと誠実なホールデンをくっつける計画もあり、楽しい週末となるはずでした。しかし、ホラー映画ファンの期待を裏切るように5人に忍び寄る影。まだキャンピングカーで出発したばかりだというのに早くも無線で連絡する男が登場します。

道中のガソリンスタンドの店主と管制室がつながっている

管制室の画像

出典:横の糸はゾンビ 織り成す布はいつか誰かを暖めうるかもしれない

山小屋に着くまでに立ち寄ったガゾリンスタンドの主人の不自然な態度。彼は映画冒頭に登場する謎の組織とつながっており、5人が店を立ち去った後、管制室と連絡を取ります。

普通なら隠しておく仕掛けをあっさりネタバレ

地下室の画像

出典:映画情報のぴあ映画生活

結論から言うと山小屋の5人はあらゆる隠しカメラで謎の組織に盗撮されています。監視しながら賭けをおこなう組織のことなど知る由もなく、5人は地下室を発見。部屋は様々な収集品で埋め尽くされ5人はそれぞれに日記、ほら貝、フィルム、オルゴール、ネックレスを手に取ります。日記を読んだデイナの声に反応して、森ではゾンビが復活。一方、管制室はゾンビに賭けた管理班が大喜びします。盗撮だけでなく山小屋や森全体に仕掛けを張り巡らせていることも、ここであっさりネタばらし。

ゾンビ映画にありがちな展開と思いきや・・・

デイナとマーティの画像

出典:映画情報のぴあ映画生活

ここからはお決まりのパターン。ゾンビが登場したら「こうなるよね」と誰もが想像できる展開です。一人ひとり殺されていき、最後に残ったデイナを早々にやられたはずのマーティが助けます。なぜマーティン?マーティは背中にナイフが刺さって殺されたはずだけど・・・そこは不問です。カートやホールデンと比べて明らかに頼りにならない彼が生き延びた理由を「マリファナの吸いすぎで噴霧した薬が効かなかった」と管制室が分析。ものすごいハイテク技術を駆使しているのに、そんなことで薬が効かないとは・・・。

ホラー映画好きにはたまらない大物登場!

シガニーの画像

出典:心の景色 * 散 歩 道 * Movie!!

デイナ救出までにエレベーターを見つけていたマーティの手引きで、ふたりは地下へ。謎の組織の中核でさまざまなクリーチャーが収監されている様子を見たデイナとマーティは、全てを理解します。ふたりを排除すべく防護班が到着しますが、デイナが偶然見つけたボタンを押しクリーチャーの檻が開放。そこからはホラー映画というよりは、ただのパニック映画さながら。組織を統率していたハドリーとシッターソンもクリーチャーの餌食になります。危機一髪で逃れたデイナとマーティンの前に組織の長(シガニー・ウィーバー)が登場。5人は古き神を鎮めるための生贄だった、生贄を拒めば世界は崩壊するとめちゃくちゃな説明をします。シガニーはマーティと揉み合いの末、最期はクリーチャーとともに奈落の底へ。エイリアン相手にあんなに強かったリプリーがあっさり倒され、生き残ったデイナとマーティも復活した巨神によって施設もろとも潰されます。

『キャビン』はレジェンド女優ですら仕掛けのひとつに使ってしまう貴重な映画

キャビンの公開は2012年。90年代エイリアンシリーズで脚光を浴び、アバター(2009年)にも出演し、エイリアンVSプレデター(2006年)のオファーを断ったシガニー・ウィーバーをこんなふうに出演させてしまうことが、ある意味いちばんのホラー。前半分はゾンビ映画っぽい作りですが、デイナとマーティが組織に潜入後はアクション映画ファンも楽しめる作品です。

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