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実写版【シンデレラ】あらすじ&キャスト吹き替え声優まとめ《地上波初放送》

シャルル・ペローの童話「シンデレラ」を原作として作られたディズニーのクラシック・アニメーションの名作としても知られている「シンデレラ」をディズニーが実写映画化した作品です。

シンデレラ勇気と優しさから始まる奇跡の愛を描いている実写版「シンデレラ」。キャストが身に纏っている絢爛豪華なお衣裳とセットや美術など見どころ満載なストーリーのあらすじやキャスト、アニメ版とは違うところもいくつかご紹介していきます。

実写版【シンデレラ】とは?

本当の魔法はあなたの勇気」が実写版「シンデレラ」のテーマ。おそらくアニメーション版の「シンデレラ」をご覧になられたことがある方、あるいは絵本などでストーリーをご存じの方であればこのテーマがお分かりになるはずですね。

 

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確かに、シンデレラは魔法使いのフェアリーゴッドマザーの魔法の力によってキラキラと煌めく綺麗なドレスと靴をもらいました。しかし、それだけでは決して幸せになれません。

もちろんそれも大事なのですが、最後には勇気を振り絞って自分の力で幸せをつかんでいるというストーリー展開ですよね。つまり、時に勇気は魔法のような力をもたらしてくれるということになるのかもしれませんね。

(C)2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

本作の監督は、監督・脚本家・俳優としても活躍している「オリエント急行殺人事件」の監督&主演も務めたケネス・ブランナーが監督を担い、実写版「美女と野獣」でも音楽を手掛けたパトリック・ドイルが音楽を担っています。

アニメ版と同じようにガラスの靴やカボチャの馬車、そして動物たちが御者やらの変身するというに代表的なイメージはそのままにして、継母や継姉達にいじめられながらも本当の母親の言いつけを守っていくシンデレラの勇気と優しさから生まれる愛が描かれていきます。

多少ですが、ストーリーが原作アニメ版とは異なるところはありますが、割とアニメーション映画に忠実なストーリー内容になっています。

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エラの母親が亡くなる前に「Have courage and be kind.」【訳 勇気と優しさを忘れないで】とエラに言い聞かせているシーンが印象的です。日本語の訳を見てみると「いつでも優しさと勇気を持っていれば、どんな困難をも乗り越えられる」と本作で訳されています。

本作に限らず、ディズニーのプリンセス達はみんな同じように感じます。「どんな困難が待ち構えていても勇気と優しさを持ちつづけていれば、 運命さえも、変えられる。」ということ。

そして、未来は決まっているわけではなく、未来をつくるのは、自分自身であること。当たり前ではあるものの、目には見えない大切なことを教えてくれています。

この他にも「シンデレラ」のストーリーから学べることが沢山ありますよ。そして、見どころの1つとしてはパーテイでの豪華絢爛のお衣装とバックの背景の美術、そしてヘア&メイクなども必見です。私的には、シンデレラのウエストの細さが・・・・凄すぎます。ぜひご覧になられたことがない方はご覧いただけると嬉しいです。

 

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実写版【シンデレラ】あらすじ

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貿易商の父と優しく美しい母の愛情を一身にうけ、幸せな子ども時代を過ごしていたエラ。しかし、母が病に倒れこの世を去り、仕事で長旅が多い父は、エラをひとりで家に残すことを忍びなく思い、新たな妻を迎え入れるが、旅先で父までもが帰らぬ人となってしまう。

すると、まま母と姉たちはエラに辛くあたるようになり、山のような仕事を言いつけ、屋根裏に住まわせ、召使のような扱いをするように…。寒さに耐えられない夜、ぬくもりの残る居間の暖炉の前で眠ったエラ。翌朝、顔に暖炉の灰をつけたまま働くエラを、姉妹は“灰まみれのエラ=シンデレラ”と呼び、大笑いする。

残酷な仕打ちに耐え続けたエラだったが、涙を抑えきれず家を飛び出してしまう。森に馬を走らせたエラに、城で働いているという“キット”と名乗る青年が声をかけてくる。彼と話すうちに自然とエラは笑顔を取り戻していた。彼は「また会おう」と言い残し、城へ帰っていった。

ある日、城で王子の妃選びの為に国中の未婚の女性を招いての盛大な舞踏会が開かれることに。 エラは「キットに会えるかもしれない」と考え、亡き母のドレスを着て参加しようとするが、まま母と姉たちにドレスを引きちぎられてしまう。

希望を失いかけていたエラの前に、フェアリー・ゴッドマザーが現れる。 彼女が魔法の杖を振ると、カボチャは馬車に、トカゲは御者に、破れたドレスは美しいドレスに、そして、履きなれた靴は、光り輝くガラスの靴に変わった。 「魔法が続くのは12時まで。さあ、楽しんでおいで」。エラはキットに会うために、お城に向かうのだった。

『シンデレラ(実写版)』公式サイト

『シンデレラ (実写版)』4/26(金)よる9:00から金曜ロードショー地上波初放送

実写版【シンデレラ】キャスト&吹き替え

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それでは、本作で演じたキャストの方々と、日本語の吹き替えをなさった方のお名前もご紹介してきます。

エラ(シンデレラ)役/リリー・ジェームズ

《日本語吹替:高畑充希》

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リリー・ジェームズ(Lily James)
1989年4月5日生まれ
イギリス出身

2010年にギルドホール音楽演劇学校を卒業し、テレビシリーズの「Just William」で女優デビュー。テレビドラマシリーズ「ダウントン・アビー」第3シリーズでレディー・ローズ・マクレア役を演じたことで知られるようになります。

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本作の翌年2016年には、舞台「ロミオとジュリエット」でジュリエット役を演じ、「シンデレラ」で共演したリチャード・マッデンと再共演。ケネス・ブラナー監督とも再びタッグを組むこととなりました。その後、「偽りの忠誠 ナチスが愛した女」(2016年)で初めてヌードシーンに挑戦して話題に。

ゾンビ映画「高慢と偏見とゾンビ」(2016年)「戦争と平和」(2016年)「ベイビー・ドライバー」(2017年)などにも出演しています。そして、大ヒットミュージカル映画「マンマ・ミーア:ヒア・ウィ・ゴー・アゲイン!」(2018年)では、メリル・ストリープの若き日を演じて大人気となりました。

 

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キット(王子)役/リチャード・マッデン

日本語吹替:城田優

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リチャード・マッデン(Richard Madden)
1986年6月18日生まれ
イギリス・スコットランド出身

テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のロブ・スターク役、『ボディガード -守るべきもの-』のデイビッド・バッド役で知られているリチャード・マッデン。シャイな性格を治すために11歳からアートセンターで演劇を学び始めた彼は、2007年にロイヤル・スコティッシュ・アカデミーを卒業。

 

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Netflixにて配信された「ボディガード -守るべきもの-」(2018年)でボディーガードの主人公を演じて第76回ゴールデングローブ賞ドラマシリーズ部門の主演男優賞を受賞し、翌年2019年には、TIME誌による「世界で最も影響力のある100人」のアーティスト部門に選出されました。「シタデル」(2023年)「エターナルズ」(2021年)「1917 命をかけた伝令」(2019年)「ロケットマン」(2019年)などにも出演しています。

トレメイン夫人(継母)役/ケイト・ブランシェット

日本語吹替:塩田朋子

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ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett AC)
1969年5月14日生まれ
オーストラリア出身

2017年にオーストラリア勲章第二位「Companion of the Order of Australia(AC)」を受勲しているケイト・ブランシェット。1993年に『Kafka Dances』でシドニー劇場批評家協会賞の新人賞を受賞。シドニー劇場批評家協会賞で史上初のダブル受賞である『オレアナ』でも最優秀女優賞を受賞しています。

 

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『エリザベス』(1998年)では、エリザベス1世を演じてゴールデングローブ賞 主演女優賞(ドラマ部門)を受賞。アカデミー主演女優賞にもノミネートされ、一躍トップ・スターとなります。その後も『アビエイター』(2004年)でアメリカの大女優キャサリン・ヘプバーンを演じ、アカデミー助演女優賞を受賞。

『アイム・ノット・ゼア』(2007年)ではボブ・ディランを演じ、ヴェネツィア国際映画祭 女優賞とゴールデングローブ賞 助演女優賞を受賞。『TAR/ター』(2022年)でも、2度目となるヴェネチア国際映画祭女優賞を受賞している実力派女優として知られています。

 

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その他にも『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ『アビエイター』/『ライフ・アクアティック』『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』『ホビット』シリーズ 『マイティ・ソー バトルロイヤル』『オーシャンズ8』などにも出演しています。

ドリゼラ(義姉)役/ソフィー・マクシェラ

日本語吹替:新谷真弓

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ソフィー・マクシェラ(Sophie McShera)
1985年5月17日うまれ
イギリス出身

BBCテレビシリーズ『ウォータールー・ロード』の第5シリーズのロス・マケイン役、ITVテレビシリーズ『ダウントン・アビー』のデイジー・メイソン役で知られているソフィー・マクシェラ。

LONDON, ENGLAND – APRIL 25: Sophie McShera attends the World Premiere of “Downton Abbey: A New Era” at Cineworld Leicester Square on April 25, 2022 in London, England. (Photo by Mike Marsland/WireImage)

12歳の時にミュージカル劇「グッバイガール」に出演し、続いて「アニー」のウエストエンド公演や地方公演に参加。セント・ジョセフ大学を卒業後に、ロンドンのブルネル大学に進学、そこで演劇の学位を取得。大学卒業後に女優としての活動を本格化させ、2007年にソープオペラでドラマ初出演。ドラマ「Waterloo Road(原題)」(2009年)、映画「ダウントン・アビー/新たなる時代へ」(2022年)にも出演しています。

アナスタシア(義姉)役/ホリデイ・グレンジャー

日本語吹替:加藤忍

ホリディ・グレインジャー(Holliday Grainger)
1988年3月27日生まれ
イギリス・マンチェスター・ディズベリー出身

 

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6歳の頃から子役として活動しているホリデイ・グレインジャー。リーズ大学、後にオープン大学に編入し、英文学を学んでいます。15世紀のローマを舞台にアレクサンドル6世とその一族の愛憎劇を描いた歴史ドラマ「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」(2011年~2013年)でアレクサンドル6世の長娘ルクレツィア・ボルジア役を演じて注目されるようになりました。

2016年にTV映画「チャタレイ夫人の恋人」で主演を務めています。『大いなる遺産』『ベラミ 愛を弄ぶ男』『アンナ・カレーニナ』テレビドラマ『私立探偵ストライク』にも出演しています。

フェアリー・ゴッドマザー役/ヘレナ・ボナム・カーター

日本語吹替:朴璐美

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ヘレナ・ボナム=カーター(Helena Bonham Carter, CBE)
1966年5月26日生まれ
イギリス出身

母方の親族が、スペイン外交官で、母親は女男爵で、大叔父は映画監督のアンソニー・アスキス、曾祖父はイギリス首相のオックスフォード=アスキス伯爵という上流階級の出身であるヘレナ・ボナム=カーター。2012年にイギリス王室より大英帝国勲章の第3位にあたるCBEを受章しています。

1983年にテレビ映画でデビューし、『眺めのいい部屋』『ハワーズ・エンド』『フランケンシュタイン』『チャーリーとチョコレート工場』『ティム・バートンのコープスブライド』『ハリー・ポッター』シリーズ『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』『ターミネーター4』『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズ『英国王のスピーチ』『ダーク・シャドウ』『レ・ミゼラブル』『ローン・レンジャー』『オーシャンズ8』『エノーラ・ホームズの事件簿』テレビドラマ『ザ・クラウン』などなど数えきれないほどの有名作品に出演しています。

エラ(幼少期)役/エロイーズ・ウェブ

《日本語吹替:財前咲来》

エロイーズ・ウェブ(Eloise Webb)
2003年9月3日生まれ
イギリス・ロンドン出身

3歳のときにモデルを始め、CMにも出演。映画『ベラミ 愛を弄ぶ男』(2012年)に出演した以降、本作実写版『シンデレラ』(2015年)、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年)』(2011年)、『レッド・ライト』(2012年)『An American Girl: Grace Stirs Up Success』(2015年) 、などの映画に出演しております。

 

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その他にもテレビドラマ「サンディトン」(2019年)、「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」(2020年~2023年)、「クイーンズ・ギャンビット」(2020年)などに出演しています。

実写版とアニメ版【シンデレラ】の違うところ

【~ネタバレ注意~】

これからご紹介するのは、まだご覧になられたことがない方にとってはネタバレになる可能性があります。そのため、ネタバレを嫌う方はこの先へはお進みになりませんように。ご自身の判断にお任せいたします。

 

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アニメ版「シンデレラ」では、シンデレラはあくまでもシンデレラで、ストーリーの中でエラと呼ばれることはありませんでした。

★アニメ版では、エラ(シンデレラ)のお母さんは登場しませんでしたが、実写版ではストーリーが始まるシーンがエラが生まれるときからのため、エラのお母さんが登場します。そのため、アニメ版では登場してこないエラのお母さんですが、幼いエラと一緒のシーンでフェアリーゴッドマザーの話をしていました。

 

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★アニメ版では、意地悪な継母のその状態などが語られることはなく、ただ単に再婚相手の血のつながらない娘に意地悪をする根性の悪い人?なんて感じて描かれていました。しかし、実写版ではエラになぜあんなに冷たい態度をするのか?継母からの目線で彼女の心の内が描かれています。

エラの父親が、事故によって突然亡くなってしまってからも、エラが前妻に似ていることや、エラの父親が亡き前妻を愛していることに対して嫉妬していたということも描かれています。そのうえ、エラの父親と再婚する前には、継母も夫を亡くしており、女一人手で二人の娘たちを育てており、苦労していたことも描かれていました。

 

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★フェアリー・ゴッドマザーの印象もかなり違いますよね。アニメ版のフェアリー・ゴッドマザーは、年を取っている女性で、首元には薄紫ピンクのような大きなおリボンが着いた水色のケープを羽織っておりましたが、実写版では若く美しく、華やかで煌びやかな真っ白なドレスに身を包んだ姿で、まさにフェアリー(妖精)という感じのお衣装でした。

★アニメ版のシンデレラは、シンデレラに優しくされているネズミたちが活躍する姿が描かれていました。ネズミたちは継母の飼い猫であるルシファーと戦ったり、舞踏会に行くためのドレスを縫ったり、そのうえおしゃべりも出来ます。

しかし、当たり前なのかもしれませんが、実写版ではネズミたち言葉を話せません。言葉を発することはありません。でも、ネズミたちはドレスを縫ったり、窓を開けてくれたりすることは出来ました。

まとめ

 

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いかがでしたか?「シンデレラ」というと灰かぶりなんて言葉が頭に浮かび、ガラスの靴とドレスをフェアリーゴッドマザーに魔法で着せてもらった可哀想な女の子というアニメのイメージですが、実写版ではその基本のストーリーに様々なそれぞれの事情や背景などが描かれていてとても面白いストーリー展開になっています。

まだご覧になれらたことがない方、ぜひ金曜ロードショー地上波初放送のようですのでご覧になられてみてはいかがでしょう。アニメ版とは違う実写版のシンデレラをその目でぜひお子様とご覧になるのも良し、お友達とポップコーン片手に楽しむのもありですよ。

金曜ロードショー (シンデレラ)日本テレビ

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