DCコミックス原作の映画シリーズ『DCエクステンデッド・ユニバース』について徹底解明!

バットマン

出典元:https://twitter.com/dc_jp/status/1174223556705693696?s=20

2013年に公開した『マン・オブ・スティール』よりスタートした、ワーナー・ブラザーズが提供するDCコミックスのスーパーヒーローを原作に実写映画化し、同じ世界観を共有する一連の作品群。
2019年9月時点では7作品が公開しています。
しかしながら、マーベルと同じようにクロスオーバーさせるはずが、この計画が途中で頓挫してしまうなど、破綻を迎えています。
現在では舵取りを行い新たな方向性を打ち出し、再び成功を収めつつあるDC映画作品を一覧でまとめます。
ちなみに、各作品の製作費と興行収入またはロッテントマトの批評家たちで構成されるトマトメーターの批評も合わせて掲載しています。

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『DCエクステンデッド・ユニバース』とは?

DCコミックスのスーパーヒーローを原作とする同じ世界観を共通する、実写映画化した一連の作品群を『DCエクステンデッド・ユニバース』という呼称で呼ばれています。
2013年に公開した映画からそう呼ばれているわけではなく、当初は「DC・シネマティック・ユニバース」や「DC・シェアード・ユニバース」など様々な呼び方がありましたが、2015年に正式名称である『DCエクステンデッド・ユニバース』が名付けられています。
本来は、marvel同様にDCコミックスのヒーローたちが一同に会する、『ジャスティス・リーグ』を基軸に置いたプロジェクトとして始動しています。

計画が頓挫し軌道修正

DC映画5作品目に満をじして公開された『ジャズテイス・リーグ』が、興行収入、評価共にイマイチな結果となり、まさかの大コケ。
思惑通りに行かずに、軌道修正を余儀なくされる結果に至っています。
その結果ユニバースの継続は一旦保留、実質断念する形をとっており、現在では各作品単独作として製作が進められています。
一応世界観は共通したままの形をとっていますが、特にクロスオーバーするなどの描写はありません。
ですがその軌道修正が見事にハマり、『アクアマン』以降は再び息を吹き返しつつある状態隣、今後に大きく期待が持てるシリーズとなっています。

『マン・オブ・スティール』(2013年8月30日)

原題:Man of Steel
監督:ザック・スナイダー
制作費:$225,000,000
興行成績:$668,045,518
Rottentomatoes:56%

ヘンリー・カヴィルが主演を務めスーパーマンとなるクラーク・ケントを演じた、『マン・オブ・スティール』。
エイミー・アダムスが得意のディズニープリンスばりにヒロインを演じ、話題となっていた作品です。
しかしその他でも、ケビン・コスナーやローレンス・フィッシュバーン、更にはラッセル・クロウなど大物俳優が軒を連ねており、超大作映画として制作された映画でした。
この時はまだ、ユニバース化などは全くそんなそぶりを見せずに、単純なスーパーマンのリブート作品として制作されています。
カル=エルという青年がどういう経緯で地球に来て、スーパーマンになり、クラーク・ケントになるのかを描く物語。

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年3月25日)

原題:Batman v Superman: Dawn of Justice
監督:ザック・スナイダー
制作費:$250,000,000
興行成績:$873,634,919
Rottentomatoes:28%

大ヒットを記録したダークナイトシリーズから一新され新たなバットマンとして描く、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』。そのバットマンをを演じるのはベン・アフレック。
この『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の製作が発表された段階で初めて『ジャスティス・リーグ』の構想が発表されユニバース化になることが発覚します。
しかしながら、ヴィランのインパクトや飛雄の無駄遣いなど、酷評される結果に至ってしまいひとまずは失敗作と言わざるを得ない結果に至っています。
ただ唯一の救いは、興行成績はまずまずの結果を叩き出している点。
バットマンとスーパーマンの対決を描くために、様々なヒーローを出し物語のばらつきが目立ってしまったのが原因とされていました。

『スーサイド・スクワッド』(2016年9月10日)

原題:Suicide Squad
監督:デヴィッド・エアー
制作費: $175,000,000
興行成績:$745,600,054
Rottentomatoes:27%

目には目を。歯に歯を。という方法で組まれた最凶最悪のチーム『スーサイド・スクワット』を描いた本作。
ウィル・スミスやマーゴット・ロビーなど名優を配役し大ヒットを記録した映画です。
しかしこの作品は試写などで一足先に見ていた批評家たちに酷評された結果、公開の時点で最低評価が下されてしまいます。
ですが公開を迎えてみると、しっかりスペクタクルな作品として観客達には概ね一定の評価が与えられています。
中でもマーゴット・ロビーが演じたハーレイ・クインは人気キャラクターとなり、彼女を主役に据えたスピンオフが作られるなど、人気作品になっています。
更には、カタナ役で福原かれんが大抜擢を受け、注目の日系女優として話題に上がっていました。
スーパーマン死後に新たな対策として、使い捨ての部隊を編成するのに、凶悪犯などを中心に結成されたチームで、突如として現れた”エンチャントレス”に立ち向かう様を描く。

『ワンダーウーマン』(2017年8月25日)

原題:Wonder Woman
監督:パティ・ジェンキンス
制作費:$149,000,000
興行成績:$816,301,584
Rottentomatoes:93%

『DCエクステンデッド・ユニバース』で最大の評価を獲得している、ガル・ガドットがワンダー・ウーマンことダイアナを演じています。
女性が主人公のヒーロー映画として、世界で初めてヒットし認められた作品として歴史に名を刻んでいます。
しかし内容的にはクライマックスの部分で、若干のモタりが気になるところ。
とはいえフレッシュさが抜群のガル・ガドットが抜群の演技を披露し高評価を獲得し、当然続編の制作も決定し、DC映画シリーズの低評価を覆した作品として、高い人気を誇っています。
女性だけの島で育ったダイアナは、世界を混乱から救うために世界へ飛び出す!

『ジャスティス・リーグ』(2017年11月23日)

原題:Justice League
監督:ザック・スナイダー
制作費:$300,000,000
興行成績:$657,924,295
Rottentomatoes:40%

『DCエクステンデッド・ユニバース』の第5作目として、期待に満ちて公開に至った『ジャスティス・リーグ』でしたが、結果は散々なものでした。
制作費もアメリカ国内だけでは、回収できずに終わってしまうのです。
世界興収でもこの時点でワースト記録となってしまい、DCコミックのヒーローが総出演しているにも関わらず、全く振るわない結果に。
フラッシュやアクアマン、サイボーグなど様々なヒーローが集い彩るはずが、とっちらかてしまうという最悪な展開を迎えています。
この失敗を受けて、完全に軌道修正が必要になり、この後に計画していたものが総崩れとなってしまうのでした。
スーパーマンの死を受けて、ダイアナ(ワンダーウーマン)とブルース(バットマン)はヒーローチームの結成を急ぐ。

『アクアマン』(2019年2月8日)

原題:Aquaman
監督:ジェームズ・ワン
制作費:$200,000,000
興行成績:$1,110,177,042
Rottentomatoes:65%

『DCエクステンデッド・ユニバース』において最大のヒット作となった『アクアマン』。
ユニバースを一旦離れ、ヒーロー単体をしっかり描いていくという軌道修正が行われた第1弾作品で、『DCエクステンデッド・ユニバース』としては6作品目にあたる本作は、大人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で注目を集めたジェイソン・モモア主演の海の神となるヒーロー、アクアマンを描いたもの。
本作で特筆すべき点といえば、やはり監督。
これまでヒーロー映画とは無縁で、全く畑の違うジェームズ・ワンが起用されているということ。
対策映画は唯一、2015年の『ワイルド・スピード SKY MISSION』でメガホンを取っていますが、それ以外ではほとんどがホラー映画を作っている人物です。
しかしそれが功を奏して、DC映画市場No.1ヒットを生み出すのでした。
まだ誰も見たことがない改定アクションは必見です!
アトランティスの王オームは海を制し陸をも制すことを目論む。アーサー・カリーことアクアマンは、その企みを阻止できるのか!?

『シャザム!』(2019年4月19日)

原題:SHAZAM!
監督:デヴィッド・F・サンドバーグ
制作費:$100,000,000
興行成績:$364,471,656
Rottentomatoes:93%

『アベンジャーズ/エンドゲーム』より1週先に公開していたものの、見事に響いてしまい興収的には最悪な結果に至ってしまった残念な作品。
しかしながら内容は絶賛されており、続編製作が決定しています。
シャザムをザッカリー・リーヴァイが務め、外見は大人、中身は子供のヒーローを見事に演じきり高評価を獲得していました。
過去の失敗も相まり、制作費を抑えて作られているので、大きな広がりは無いものの見事にエンターテイメントしており、多くの人から愛され絶賛されています。
異世界の魔術師は、自分の後継者に親に捨てられた少年ビリー・バットソンを指名しシャザムの力を与える。
しかし彼はまだ14歳。ヒーローの自覚はなく、ユーチューブに動画をあげて小遣い稼ぎをするのだった。
そんな中、Dr.サデウス・シヴァナが悪魔の力を使って、シャザムの力を手に入れようとビリーに襲いかかる!

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