生き残りを賭けたサバイバルゲーム、生死を彷徨いながらも強く逞しく活躍する主人公達!
突如、理不尽な状況に置かれるデスゲーム、そんな作品を洋画や邦画など区別なく、ありとあらゆる映画を集めてみました。
小説や漫画では古くから定番のジャンルであり、近年多くの映画作品も登場しています。
お馴染みのあの作品から、まだ見ぬ隠れた名作まで、様々なデスゲーム系のオススメ映画をピックアップ!
本記事では、ヒリヒリの緊張感を味わいたい人にオススメ!
普通のサスペンスには飽きてしまった…そんな少し変わった映画を紹介します!
1.CUBE
デスゲーム系映画と言えばコレ!
1997年にカナダで公開され、翌年に世界公開され日本でも大ヒットした『CUBE』。
ワンセットで登場人物も少ないという、超低予算映画ながら大ヒットし、今でも多くのファンがいるカルト映画。
謎の立方体で目覚める登場人物たち、訳もわからぬまま脱出を試みるも次々と罠にかかる人々を描く、パニックスリラー。
デスゲーム系ジャンルを一躍世界へと広めた金字塔的作品。
CUBE 一度入ったら、最後
『CUBE』には、続編が幾つか存在しますが…オリジナルのヒットを続けて狙った、いわゆる大人の事情的な物。オリジナルを生み出した監督ヴィンチェンゾ・ナタリ監督は関わっていません。
しかし、そのナタリ監督が唯一関わったのが、なんと日本版リメイクとなる本作品。
関わり方は、クリエイティブ協力という形。
恐らく、CUBEのセットに関する事やその描き方など…
基本的に脚本は日本ナイズされていて、それが原因で多くの批判を集めてしまう結果に…
2.エスケープ・ルーム
ハリウッドが本気で描く、デスゲーム
2019年にアメリカ公開を迎え、スマッシュヒットした映画『エスケープ・ルーム』。
A24配給の『WAVES/ウェイブス』で妹役のエミリーを演じ、各方面で高い評価を獲得したテイラー・ラッセルが主演。
物語は…
突然届いた招待状、賞金に釣られて参加したゲームが、実は不条理なデスゲームだったという、この手のジャンルではセオリー的なストーリー。
しかし、その定番の形であるデスゲーム系をハリウッドが緻密に仕立て上げると、ここまで面白くなるのか…と、知る人ぞ知る1作。
エスケープ・ルーム2:決勝戦
1作目がヒットすると、当然の如く続編が制作されるのは、今や映画界では世の常ともいえる現象だ。
それは、この『エスケープ・ルーム』も例に漏れず、2021年に続編が公開されている。
主演は変わらずテイラー・ラッセルが務めた。
前作では、緻密に練られたデスゲームの内容に緊迫した脱出劇が好評を博したが、続編でもある程度は健在ではあるものの…現地の批評家達には受けなかった様である。
3.神様の言うとおり
イカゲームの元ネタ?
福士蒼汰主演で、2014年に劇場公開された人気漫画の実写映画化作品。
藤村緋二のデビュー作で、2011年より別冊少年マガジンで連載されていた。
突然ダルマが現れ、いきなりダルマさんが転んだを強制的にやらされる。
そして、ゲームに敗れた者は突然ビー玉の様な血飛沫を上げて吹き飛ぶという斬新な演出だった。Netflixの韓国ドラマのイカゲームが、この映画を踏襲していた事は明らかだったが、制作者が否定しパクリ疑惑によって、再び元ネタである本作が脚光を集めている。
4.カイジ 人生逆転ゲーム
単純なゲームを巧みな心理戦にした良作!
ギャンブルをベースにした、福本伸行の人気漫画の実写映画化作品。
公開は2009年。
藤原竜也が印象的なキャラクターを熱演し、スマッシュヒットを記録。
限定じゃんけん、鉄骨渡り、Eカードなどシンプルだけど奥が深い心理ゲームが好評だった。
名セリフ、「キンキンに冷えてやがるっ!」「悪魔的だ!」なども生まれた名作。
原作の設定やキャラクターを巧く踏襲しながらも、映画オリジナルの設定に書き換えて、シリーズ化に成功している。
カイジ2 人生奪回ゲーム
カイジシリーズを象徴するゲームが、パチンコ台「沼」。沼のエピソードを中心に物語が進んでいく映画版カイジの2011年公開の第二弾。続編となった本作では、原作者の福本氏考案の映画オリジナルゲームなども追加された。
カイジ ファイナルゲーム
劇場版カイジの完結編として、9年ぶりに公開した2020年の『カイジ ファイナルゲーム』。
2020年の東京オリンピック後という設定で、現実世界によりリンクした舞台でがあったものの、缶ビールが1本1000円という不景気に拍車が掛かった、ある意味でのディストピア作品。
原作の福本氏が脚本に参画しており、映画だけのオリジナルストーリーで、福士蒼汰ら人気俳優が集う。
5.LIAR GAME ザ・ファイナルステージ
戸田恵梨香×松田翔太のコンビが人気!
2005年から約10年続いた人気漫画、『LIAR GAME』がドラマ化し、人気を博したことで劇場版へと昇格された。
クライマックスの決勝戦を映画で展開され、2作品公開されている。
1作目の『LIAR GAME ザ・ファイナルステージ』は、2010年に公開。
馬鹿正直な女性の主人公を戸田恵梨香、天才詐欺師の秋山を松田翔太が務めた。
ドラマで地固めを行ってから映画で公開ということもあり、20億円を超える大ヒットとなっている。
Perfumeのプロデューサーである、中田ヤスタカが音楽を監修し、BGMなども『LIAR GAME』らしさが感じられる特徴的な作品だ。
LIAR GAME -再生-
『LIAR GAME ザ・ファイナルステージ』の公開から2年後、劇場版第二弾となる『LIAR GAME -再生-』が公開。
原作の椅子取りゲームを下敷きに、映画オリジナルストーリーが展開されている。
キャストもメインの2人以外は一新し、豪華キャストが集ったことでも話題となった1作。
6.ゲーム
デヴィッド・フィンチャー監督の隠れた名作的1本!
1997年に公開した、奇才デヴィッド・フィンチャー監督の劇場公開作品3作目となる映画『ゲーム』。
主演はマイケル・ダグラスで、弟役にショーン・ペンが出演。
この作品は、デス・ゲームというには少し趣向が異なるが、一度見たら絶対に忘れることが出来ない、デヴィッド・フィンチャー初期の頃の隠れた名作的1作。
弟によって、謎のゲームに参加させられた主人公は、少しづ着実に追い込まれていく…
ゲームの決着は思いもよらぬ展開に、1度見たら忘れることが出来ない初見のみ100%楽しむことが出来る映画となっている。
7.エグザム
絶対に参加したくない就職試験!
2009年公開のイギリス映画で、一風変わったデスゲーム作品。ある会社の就職試験が舞台。
採用者は毎年破格の報酬を得るという…
たったひとつの質問に答えるだけ…
しかし回答用紙には、何も書いておらず白紙。
何に答えれば良いのか分からない中で混乱する様を描く、ソリッドシチュエーション的な1作。
MCU『エターナルズ』などに出演するアジア系イギリス人ジェンマ・チャンが、若き日に出演していた作品。
プラットフォーム
人間の本質を突いた、異色のスペイン映画
謎すぎる設定ながら、人の心の本質を突いたエグいストーリー展開を魅せ、世界で話題となった怪作『プラットフォーム』。
スペイン映画で、監督や俳優陣は世界手には知られた人物は出ていない。
しかしその不可解な設定や、人間の本質を突いたストーリーで一躍ヒットを記録。
縦に伸びたタワーに真ん中だけぽっかりと空いた部屋、その穴にはテーブルが降りてきてそこにはご馳走が並んでいる。
上の階層は御馳走にありつけるが、下の階層はほぼ残飯というレベル、もしくは何もない。
1月に1回、無作為に階層が入れ替わる…
人間の忌まわしき負の感情が入り混じりつつ、この縦階層に連なるタワーはまさしく人間社会を暗喩した、おぞましい映画である。
レディ・オア・ノット
幸せな結婚‥をしたはず…
最悪な結婚となった女性の顛末を描く、スリラー作品。
日本では劇場未公開となっている、20世紀フォックスの買収前に公開された1作。
現在は、ディズニープラスなどで鑑賞が可能となっている。
主演はサマラ・ヴィーウィング、アダム・ブロディなどが出演。
嫁いだ先が名家で、見事な玉の輿となる結婚だったが、夫の家ではある慣わしがあった…
その慣わしがまさかのデスゲームという、奇想天外な作品。
しかし痛快で、ラストまで一気に見れる爽快なストーリーは本国アメリカでは高い評価を獲得している。
キラー・メイズ
まさかのダンボール迷路!?
ダンボール迷路の中を彷徨うだけのストーリーが…
まさか…壮大な脱出劇になる、そんな展開が肝となる映画『キラー・メイズ』。
セットはまさしく手作りで、段ボールで細かく作り込まれている。
観ているだけで、童心に帰る様なワクワク感がするが…
ストーリーは、まさかの本格冒険アドベンチャー!
こんなお手頃なデスゲーム作品は、他に類を見ない独創的アイデアが詰まった1作!