2020年からイタリア放送協会 Rai 1で放送されたイタリアの医療ドラマシリーズ『DOC あすへのカルテ』(原題:Doc – Nelle tue mani)(英:”Doc – In your hands”)(全16話)。第1シーズンは2020年3月26日から11月19日まで放送され、第2シーズンは2022年1月13日から2022年3月17日まで放送されました。現在、第3シーズンが制作中だそうです。
海外ドラマの中でも医療ドラマは特に人気がある系統の作品です。イタリア発のこの医療ドラマが過去13年間に放送されたテレビシリーズの中でNo.1の視聴数をどうして得られたのか?どうして人気があるのか?ぜひその目でお確かめください。あらすじやキャストなどご紹介していきます。
【DOC(ドック) あすへのカルテ】とは?
イタリア最大の公共放送局RAI1で過去13年間に放送されたテレビシリーズの中でNo.1の視聴数を獲得している作品である『DOC あすへのカルテ』(原題:Doc – Nelle tue mani)。
過去を失い、自分を再発見したある男の物語。 実話をもとにした小説をベースに制作され、12年間の記憶を失ったエリート医師の愛と再生の物語。きっとあなたの心にも何か大切なものを訴えかけてくれる医療系ヒューマンストーリーです。
この投稿をInstagramで見る
ポルトガル、スペインなどでもAXNで放送されて、ポルトガルでプライムタイム平均視聴率を89%上回り、スペインでは106%も上回るという人気ぶりです。本シリーズは、イタリア・ミラノの架空の病院である「Policlinico Ambrosiano」という病院を舞台にして、内科で働いている医療関係者の出来事を中心に展開しています。「Ambrosiano Polyclinic」 自体は存在してはおりませんが、ミラノの医療システムの実際の機関である「Ospedale Maggiore」 を参考にしているそうです。
この投稿をInstagramで見る
本作の詳細をご紹介すると、1361年に設立されたイタリアの大学のひとつで世界で最も古い学術機関の1つパヴィア大学の教授であり、保健省のコンサルタントや救急救命室の室長でもあった医師ピエルダンテ・ピッチョーニが、交通事故で大脳皮質を損傷し昏睡状態から回復したものの記憶喪失に陥り、過去12年間の出来事を思い出せないという実話を基にした小説から着想を得て制作されたストーリーになっています。
この投稿をInstagramで見る
ちなみにイタリアの医師で作家のピエルダンテ・ピッチョーニ(Pierdante Piccioni)医師は、第2話に患者役でゲスト出演していいます。見逃してしまった方はオンデマンドでぜひご覧になられ見てくださいね。
この投稿をInstagramで見る
【DOC(ドック) あすへのカルテ】あらすじは?
ミラノのアンブロシアーノ総合病院の内科医長アンドレア・ファンティは誰もが認める優秀な医師で、多忙な日々を送っていた。患者にも同僚にも厳しく接し、疎まれてもいた。そんなアンドレアに悲劇が訪れる。医療ミスで息子が亡くなったと信じる男性に銃で頭を撃たれたのだ。一命をとりとめ意識を取り戻したアンドレアだが、過去12年間の記憶を失っていた…。
Ci siamo… 🤩
Questa sera #DOCNelleTueMani sbarca in Giappone!!! 🇯🇵
E se volete sapere come si scrive #AndreaFanti in kanji, qui la scheda sul sito dell’emittente @nhk_dramas! 😁https://t.co/ewKWxu1MIt@SonyPics_TV_JP @nhk #DOCInJapan pic.twitter.com/0Ac8hZYKnf— DOC Nelle Tue Mani 2 (@DocNelleTueMani) September 10, 2022
友人で精神神経科医のエンリコは記憶を取り戻させるため、アンドレアを長年勤務していた内科に入院させる。アンドレアの恋人の内科医ジュリアは担当医に名乗りを上げる。医師として、一人の人間として、アンドレアは人生を再生することができるのか…?イタリアの医師で作家のPierdante Piccioniの実話をもとにした小説に着想を得て制作されたドラマ。イタリアで過去13年間に放送されたテレビシリーズの中でNo.1の視聴数を獲得!
シーズン1エピソードガイド
- 第1話「記憶喪失」(原題:Amnesia)
- 第2話「踏み出す勇気」(原題:Selfie)
- 第3話「夫婦」(原題:Niente di personale)
- 第4話「いいけど悪いもの」(原題:Una cosa buona che fa male)
- 第5話「間違い」(原題:L’errore)
- 第6話「岐路」(原題:Come eravamo)
- 第7話「秘密」(原題:Like)
- 第8話「」(原題:Il giuramento di Ippocrate)
- 第9話「」(原題:In salute e in malattia)
- 第10話「」(原題:Quello che siamo)
- 第11話「」(原題:Cause ed effetti)
- 第12話「」(原題:L’imprevisto)
- 第13話「」(原題:Egoismi)
- 第14話「」(原題:Perdonare e perdonarsi)
- 第15話「」(原題:Veleni )
- 第16話「」(原題:Io ci sono)
- アンドレア・ファンティ役/ルカ・アルジェンテーロ
- ジュリア・ジョルダーノ役/マティルデ・ジョリ
- アニェーゼ・ティベリ役/サラ・ラッザーロ
- マルコ・サルドーニ役/ラファエレ・エスポジト
- カロリーナ・ファンティ役/ベアトリーチェ・グランノ
- ロレンツォ・ラッザリーニ役/ジャンマルコ・サウリーノ
- エンリコ・サンドリ役/ジョヴァンニ・シフォーニ
- ガブリエル・キダーネ役/アルベルト・ブバカル・マランキーノ
- エリーザ・ルッソ役/シモーナ・タバスコ
- リッカルド・ボンヴェーニャ役/ピエルパオロ・スポッロン
- アルバ・パトリツィ役/シルヴィア・マッツィエリ
- テレーザ・マラルディ役/エリザ・ディエウザニオ
- ファブリツィア・マルテッリ役/ピア・ランチョッティ
- イレーネ役/マリア・ロザリア・ルッソ
- エジーディオ・パヴェージ役/
第1話「記憶喪失」(原題:Amnesia)
ミラノの総合病院の内科医長アンドレアは誰もが認める優秀な医師で、多忙な日々を送っていた。患者にも同僚にも厳しく接し、疎まれてもいた。そんな中、ある青年が入院中に亡くなった件について、病院に調査が入ろうとしていた。青年の治療に過失はなかったとアンドレアは考えていたが、別の入院患者の退院許可書を見て、あることに気がつく。それを確かめようとした直後、アンドレアに悲劇が訪れる。
第2話「踏み出す勇気」(原題:Selfie)
病院にいても記憶が戻らないと感じ、隠れて出て行こうとしたアンドレアだが、アニェーゼたちに見つかり自分が医長を務めていた内科の病棟に移ることに。一方、夜中に繁華街で脳虚血を起こして倒れた青年ヤコポがアンドレアの病室に入院してくる。アンドレアが話題の医師と知ってさっそく自撮りをするなど今どきの若者だ。ヤコボの症状は治まるが原因が特定できずにいた。
第3話「夫婦」(原題:Niente di personale)
アニェーゼはアンドレアを内科の助手として復帰させ、ジュリアに監督をまかせる。患者との会話は禁止という条件付きだ。アンドレアは研修医のエリーザとリッカルドといっしょに、患者サンドロの問診に行く。本人はただの消化不良だと言い張るが、何か隠していることがあるようだ。一方、ガブリエルとアルバは退院目前の老人の診察をしたところ、足のまひが見られたため、ギラン・バレー症候群ではないかと疑う。
第4話「いいけど悪いもの」(原題:Una cosa buona che fa male)
山でクライミングをしていたファビオは、突然体の力が抜けて落下し、病院へと運ばれる。ファビオはジュリアの弟だった。脱力の原因を探ろうとするが、ファビオは検査に協力的ではなかった。この姉弟が不仲だと聞いたアンドレアは2人を仲直りさせようとする。そんな中、アンドレアは自分の過去を知るためにメールを読み返そうと思うが、肝心のパスワードを思い出せずにいた。
第5話「間違い」(原題:L’errore)
自殺を図ろうとしたソフィアは繰り返し腹痛を訴えていたが、精神的な問題だと思われている。アンドレアは良かれと思って鎮痛剤を注射するが、ソフィアは発作を起こす。ベテラン女優のティルデが医長のアンドレアの診察しか受けないと言い張る。息子の死の真相を知ったアンドレアは自信を失い病院に辞表を提出していたが、ジュリアに呼び戻され、しかたなく白衣を着て対応する。だがその姿をアニェーゼに見つかってしまう。
第6話「岐路」(原題:Come eravamo)
内科に運ばれてきた少年リックはギリシャの海岸で骨折し、飛行機で帰国して治療中に呼吸困難になる。さらに翌日、検査の途中に心停止を起こす。遺伝的な要因も考えられたが、リックの母親は心疾患の者はいないという。だが潜水士をしていたリックの父親は水中で亡くなっていた。一方、アニェーゼに子宮筋腫が見つかり、診察の結果、摘出手術を受けるよう告げられる。
第7話「秘密」(原題:Like)
入院したカロリーナがなぜ失神したのか、アンドレアやアニェーゼは原因を探ろうとする。その後、カロリーナが吐血したため薬物依存や腫瘍の疑いも出てくる。カロリーナは両親も知らない生活を送っていたのか?ショックを受けたアンドレアは病院内のチャペルへ行くが、そこに現れたのは…。スタイル抜群のインフルエンサー、ヴィットリアが足の痛みを訴えて入院するが、原因は意外なものだった。
★まだここまでしか日本語のタイトルが決まっていないようですから、原題のみご紹介してあります。今後発表されましたら追記していきます。
この投稿をInstagramで見る
第8話「」(原題:Il giuramento di Ippocrate)
第9話「」(原題:In salute e in malattia)
第10話「」(原題:Quello che siamo)
第11話「」(原題:Cause ed effetti)
第12話「」(原題:L’imprevisto)
第13話「」(原題:Egoismi)
第14話「」(原題:Perdonare e perdonarsi)
第15話「」(原題:Veleni )
第16話「」(原題:Io ci sono)
【DOC(ドック) あすへのカルテ】キャスト
それでは、キャストの方々をご紹介していきます。
アンドレア・ファンティ役/ルカ・アルジェンテーロ
(日本語吹替:安元洋貴)
医療事故で亡くなった患者の父親に恨まれてしまい、頭を拳銃で撃たれて過去12年間の記憶を失ってしまいます。それと同時に医長の地位も失ってしまったのですが、医師としての能力は健在で、助手として病院に勤めている。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
「恋するショコラ」(2007年)、「食べて、祈って、恋をして」(2010年)、「俺たちとジュリア」(2015年)、「裏切りのスナイパー」(2012年)、「ラスト・シャーマン」(2016年)、「今ドキ女子の恋愛ショコラティエ」(2011年)「無邪気な天使たち」(2022年)などに出演しています。
ジュリア・ジョルダーノ役/マティルデ・ジョリ
(日本語吹替:沢城みゆき)
アンドレアの下で働く医師。アンドレアを医師として尊敬し、彼の医療方針に従いながら秘密裏に交際している。
この投稿をInstagramで見る
マティルデ・ジョリ(Matilde Gioli)
1989年9月2日生まれ
イタリア・ミラノ出身
この投稿をInstagramで見る
「恋をするなら今宵のディナーで」(2021年)、「人間の値打ち」(2013年)などに出演しています。
アニェーゼ・ティベリ役/サラ・ラッザーロ
(日本語吹替:日髙のり子)
アンドレアの元妻で病院長。息子マッティアを僧帽弁逸脱症で幼い頃に亡くして以来、冷淡な性格に変貌したアンドレアとの関係は悪化し離婚することに。
この投稿をInstagramで見る
サラ・ラッザーロ(Sara Lazzaro)
1984年9月15日生まれ
イタリア・ロヴォローン出身
この投稿をInstagramで見る
IUAV(ヴェネチア建築大学)で視覚芸術と舞台芸術を専攻してから、女優としての道を歩むことを決めた彼女は、舞台女優をはじめます。「18 Presents」(2020年)、「10の冬」(2009年)、「The Young Pope」(2016年)、「ウェルカム・ヴェニス」(2021年)、「ロックスターになりたかった」(2019年)などに出演しています。
マルコ・サルドーニ役/ラファエレ・エスポジト
(日本語吹替:星野貴紀)
アンドレアの同僚医師。アンドレア殺害未遂事件の発端となる医療ミスを起こした張本人で内科医。
この投稿をInstagramで見る
ラファエレ・エスポジト(Raffaele Esposito)
1978年6月25日生まれ
イタリア・ローディ出身
「Soap Opera」(2014年),「Eroi per caso」 (2011年) ,「Il sogno nel casello」(2009年)、「18 regali」(2020年)、「God Help Us」(2021年)などに出演しています。
カロリーナ・ファンティ役/ベアトリーチェ・グランノ
(日本語吹替:廣田悠美)
アンドレアの娘。医学生で、父との関係を修復しようとするが、アンドレアとアニェーゼのすれ違いに巻き込まれ悩む。
この投稿をInstagramで見る
ベアトリーチェ・グランノ(Beatrice Grannò)
1993 年5 月 6 日生まれ
イタリア・ローマ出身
この投稿をInstagramで見る
2014年に女優としてデビューした彼女は、舞台をはじめとして映画、ドラマで活躍中です。「スクールハック」 (2018年)、「エンリコ・ピアジオ」(2019年) 、「ゼロ」(2021年)、「セキュリティ」 (2021年)、「The White Lotus」(2022年)などに出演しています。
ロレンツォ・ラッザリーニ役/ジャンマルコ・サウリーノ
(日本語吹替:佐藤拓也)
アンドレアの同僚医師で、画像診断のエキスパート。落ち着いた性格と端正な顔立ちで、女性に人気がある。
この投稿をInstagramで見る
ジャンマルコ・サウリーノ(Gianmarco Saurino)
1992年12月12日生まれ
イタリア・フォッジア出身
この投稿をInstagramで見る
ドラマ「Che Dio ci aiuti」(2017年)にテレビデビューし、「C’era una volta Studio Uno」「サミット・フィーバー」「I viaggiatori」などに出演しています。
エンリコ・サンドリ役/ジョヴァンニ・シフォーニ
(日本語吹替:関俊彦)
精神神経科医長。アンドレアの同僚であり長年の親友として、記憶障害の治療を行う。
この投稿をInstagramで見る
ジョヴァンニ・シフォーニ(Giovanni Scifoni)
1976年5月23日生まれ
イタリア・ローマ出身
この投稿をInstagramで見る
舞台でも活躍している彼は、「輝ける青春(原題:La meglio gioventù)」「Mio figlio」(2005年)「Squadra antimafia 7」(2014年)「Una pallottola nel cuore」「輝ける青春」(2003年)などに出演しています。シフォーニ家の生活を発信したYouTube「La mia jungla」は、権威ある国際賞「Prix Italia 2020 – Best Web Fiction」を獲得しています。
ガブリエル・キダーネ役/アルベルト・ブバカル・マランキーノ
(日本語吹替:野澤英義)
内科の常駐専門医で、エチオピア出身。
この投稿をInstagramで見る
アルベルト・ブバカル・マランチーノ(Alberto Boubakar Malanchino)
1992年生まれ
イタリア チェルヌスコ・スル・ナヴィーリオ出身
この投稿をInstagramで見る
「Easy Living」、「Summertime」、「バズ・ライトイヤー」(声)、「シチリアを征服したクマ王国の物語」(2019年)、「サマータイム」(2020年)などに出演しています。
エリーザ・ルッソ役/シモーナ・タバスコ
(日本語吹替:葉山那奈)
内科の常駐専門医。勝気な性格で、ロレンツォと密かに交際している。
この投稿をInstagramで見る
シモーナ・タバスコ(Simona Tabasco)
1994年4月5日生まれ
イタリア・ナポリ出身
この投稿をInstagramで見る
ローマのイタリア国立映画実験センターで学び、女優として活動することになります。双子の男の子がいるシモーナ・タバスコ。「Fuoriclasse」シーズン2、「Fuoriclasse」(2014~2015年)「Perez.」「È arrivata la felicità」「I bastardi di Pizzofalcone」「ルナパーク」「ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル」シーズン2などに出演しています。
リッカルド・ボンヴェーニャ役/ピエルパオロ・スポッロン
(日本語吹替:大河元気)
内科の研修医。10年前に密かにスキューバダイビングをした直後に、飛行機に乗ったために減圧症を発症し、片足を失う。そのとき、診療してくれたファンティに勇気づけられ、今日があるが、そのことを彼に伝えられていない。
この投稿をInstagramで見る
ピエールパオロ・スポロン(Pierpaolo Spollon)
1989年2月10日生まれ
イタリア・パドバ出身
この投稿をInstagramで見る
イタリアの「Nel nome del male」(2009年) で俳優デビュー。本作と同じRai1の放送局で放送された「レオナルド ~知られざる天才の肖像~」(2021年)にも出演しています。その他にも「A Holy Venetian Family」(2015年)、「海と大陸」(2011年)、「どうってことないさ」(2016年)、「Don’t Disappear!」(2015年)などに出演しています。
アルバ・パトリツィ役/シルヴィア・マッツィエリ
(日本語吹替:上杉華子)
内科の研修医。外科志望だったが、外科医長の母から同じ科で働くのは不適切だと判断され、内科に配属された。
この投稿をInstagramで見る
シルヴィア・マッツィエリ(Silvia Mazzieri)
1993年2月23日生まれ
イタリア・ピサ出身
この投稿をInstagramで見る
2010年のミス・イタリアに出場し足りもしています。それをきっかけにして女優として活躍していくことに。その後、「L’amore ormai」で女優としてキャリアをスタートして、「パラディーゾ ~恋する百貨店~」「Vivi e lascia vivere」などに出演しています。
テレーザ・マラルディ役/エリザ・ディエウザニオ
(日本語吹替:斉藤あんり)
看護師長。明るい性格で周囲を和ませる。厳格なアンドレアに臆することなく、はっきりと意見を言える貴重な存在。
この投稿をInstagramで見る
エリザ・ディエウザニオ(Elisa Di Eusanio)
1980年8月12日 生まれ
イタリア・アラモ出身
この投稿をInstagramで見る
ファブリツィア・マルテッリ役/ピア・ランチョッティ
外科部門の主任で、専門医のアルバ・パトリジの母親
ピア・ランチョッティ(Pia Lanciotti)
1975年生まれ
サレルノ・カンパニア出身
イレーネ役/マリア・ロザリア・ルッソ
マルコの妻。製薬会社の営業担当として病院に出入りしている。マルコと秘密を共有しており、マルコの味方となってアンドレアを病院から追い出すべく画策する。
この投稿をInstagramで見る
エジーディオ・パヴェージ役/
入院中に亡くなった青年ジョヴァンニの父親。アンドレアの医療ミスを疑い、病院に乗り込んでアンドレアを撃った。
まとめ
いかがですか?ただの医療ドラマとは違い、イタリアを舞台にした本作。イタリアで過去13年間に放送されたテレビシリーズでNo.1の視聴数獲得したという「DOC(ドック) あすへのカルテ」(原題:DOC – NELLE TUE MANI)。
主人公のアンドレア・ファンティは、腕のいい優秀な医師だったのですが、部下には厳しく、患者には少し冷たい態度の医師だったために、彼のことを嫌ったり、疎んだりする人もいました。そんな時、患者の父親に勘違いされて頭に銃撃を受けてしまいます。
この投稿をInstagramで見る
一命はとりとめたものの、妻(アニェーゼ)と離婚したことも息子を事故でなくしてしまったことも忘れてしまっており、過去12年間の記憶を失ってしまったアンドレア・ファンティ。彼が、男として、医師として人生を再び歩んでいく姿は心を震わせるはずです。
実在する医師で作家のピエルダンテ・ピッチョーニ医師の実話を基にした小説を基にして制作されているためリアル感が満載です。ピエルダンテ・ピッチョーニ博士は、第2話「踏み出す勇気」のストーリーの中で患者としてゲスト出演していますよ。ぜひご覧になられてみてください。
もしもイタリア語がお分かりになる方は、下記に本作の詳細な説明などが画像と共に書かれておりますのでご覧になられてみてください。