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【アメリカ映画のちょっと不思議なあるある5選】FBIにCIA、映画の小ネタを紹介!

保安官

アメリカ映画のターゲットは、世界中の人達に観てもらうために製作しています。
日本映画では、主に国内の人たちに向けて作られており、細かい部分で文化の違いが現れるのも特徴です。
そんな中で、アメリカ映画を観ていると細かい部分ではあるものの、ちょっとした疑問が出てきたりしませんか?
普段はそれが当然と思って何気に見逃してしまうような、アメリカ映画のちょっとした小ネタを紹介します。

アメリカ映画のちょっと不思議なあるある

普段、洋画を主に見ていると…
当たり前の光景の様に見えて、ふと、我に帰ると、ちょっと疑問に思うことって、ありませんか?
例えば…
保安官って何?
警察とは違うの?
など、そんなアメリカ映画のちょっとした疑問あるあるを、紹介します。
ここでは、そんな疑問を紹介するのであって、その疑問に関しての回答が必ずしもある訳ではないので悪しからず。
毎回出てくるけど…なんか、おかしくない?
って感じた、何気ない描写などを挙げています。

1.保安官

アメリカの警察機構に関して。
毎回、事件などが起きると出てくる、茶色の制服をきている保安官。
黒色の制服に、POLICEと背中に書かれている警官。
これに違いってある?
保安官は警察ではないのか…
これは、アメリカの複雑な法律によって、種類が変わってきます。
アメリカは、州ごとに法律が変わります。
なので、法の執行官となる警察機構も非常に複雑な形態となっているのが特徴です。
保安官は、郡が管轄する法の執行官となる。
郡は日本で言えば地方自治体。
自治体ごとに治安を守っているのが、保安官となる。
アメリカは広大な国土を誇るので、日本の様に県警が主に街の治安を守るという様に警察だけでは全ては賄えないため、地方自治体が据える群保安官というのが一般的な警察機構となる。
細かい部分でいうと…保安官というのは、選挙によって選ばれます。
主に現場に出たりするのは、保安官補佐官となる。
では、俗にいうNYPDなどの警察はどうなるのか…
これは単に、人口が多い都市部の話。
人口が多い都市部では、郡とは別に街で自治体を持てる様になります。
その場合、警察というものが用いられる。
そのため、人口の多い州などでは郡保安官とは別に郡警察なども存在しており、大都市圏では警察が一般的になっています。
なので、都会は警察、田舎は保安官、といったような図式で考えておくと、よりわかりやすいと思われる。

2.FBIやCIA

映画を見ていると、様々な場面で警察と衝突する組織にFBIが挙げられる。
警察は、街の平和を守る組織なのだとすると、FBIはアメリカの平和を守る組織である。
連邦捜査局となる機関で、Federal Bureau of Investigationの略称でFBI。
アメリカでは州毎に法律が変わるため、警察の介入が州を跨いで出来ません。
日本でいう管轄が違うという様な、簡単なものではありません。
例えば、ニューヨーク州では大丈夫なのに、ニュージャージー州では違反になる、といった混乱が起きるため。
そういった州を跨ぐ事件などは、警察ではなくFBIの管轄となるのです。
なので、重罪犯を追う警察がなかなか捕まえられなく、国外逃亡の可能性が出てくると、国際指名手配となり、国外逃亡を図る前に捜査権限がFBIに移る、といった図式になる。
なので、警察が主人公の作品などで、FBIに任せよう、といった言葉が頻繁に出てくるのは、この背景によるもの。
要するに、アメリカ全土をカバーする警察機関、それがFBIという認識でOK。
そうなると、気になるのはCIA。
CIAは、日本でいうと、公安局。
諜報活動を主とする、アメリカの敵となる存在を取り締まる組織というのが、わかりやすいもの。
単純にアメリカ国内にテロ組織が現れたとすると、FBIの管轄です。
しかしこの組織が、国外に渡ったり、国外に仲間がいたりすると、CIAの管轄となります。
CIAは、中央情報局。Central Intelligence Agencyとなる。
警察機構とかではなく、あくまで政府管轄の組織であり、その情報は主に大統領と内閣に提供される。
なので、国外を飛び回るスパイ組織というストーリーで、CIAが用いられる事が多い。
ちなみに、『ミッション:インポッシブル』のIMFは、架空の組織ではあるものの、スパイ活動をするという部分で、劇中にはCIAが出てくる事もある。

3.冷凍食品で身体を冷やす

アメリカの様々な作品を観ていて、いつも疑問に思うこと。
それは、冷凍食品で打身などを冷やすこと。
単純に、それで身体を冷やすのに使った後…
食べるんですか?
嫌じゃありません?
衛生的に…。
これは、冷静に観ていると、大概どんな作品にも出てくるので、アメリカでは当たり前のことなのでしょうか?
もちろん、冷やすのに使っても、冷凍食品がその後どうなるのかなんて描かれる事は、劇中ではありませんが…
つい、気になってしまうのは私だけ?

4.鍵の隠し場所

アメリカは、銃国家であり、国民にも銃の所持が許されている国です。
実際には、今では銃を触った事がないという人も多いと聞きますが…
それでも、ガンショップは街の中に普通にあり、警官が発砲する事も少なくありません。
そんな犯罪が多い国なのに…
アメリカ映画では、多々、家の鍵を分かりやすいところに隠していませんか?
玄関マットの下、鉢植えの下、とにかく玄関のドア付近に普通に鍵を隠しています。
アメリカ人は、そもそも鍵を持ち歩かないのでしょうか?
そんなわかりやすい場所に隠しておいて、銃を配備する住宅。
なんか…
矛盾を感じるのは、私だけ?

5.なんでも操縦できる?

コックピット

アクション映画にありがちなシーンとなる、突如民間人がヘリコプターを操縦する…
なんて描写、遭遇したことありませんか?
ヘリコプターの操縦なんて、どこで習ったん?
って、思わず突っ込みたくなる場面、1度は観た事があるでしょう。
あれも、非常に疑問だったりします。
なので、大抵アクション映画の主人公って、元軍人っていう設定多いと思いませんか?
ごくたまに、操縦した事ない!どうすればいいの?
なんて言葉が採用されてはいるものの…
結果、なんとか操縦してどうにかなってしまう。
その他では、架空の世界を舞台にしたSF映画。
そんな宇宙船、絶対操縦した事ないだろ!?
って場面でも、登場人物が運転席に座ってなんとかなっちゃうって場面。
これも、映画の短い時間では、そこまで詳しく描く描写はいらないシーンだし、そもそも一瞬の出来事の中に入れられる場面でも、ありません。
分かっちゃいるけど…
主人公などに感情移入して観る私の場合…
ついつい疑問に感じてしまいます。
そんな映画ならではのあるある、皆さんはありますか?

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