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映画【泣く子はいねぇが】キャストとあらすじ。仲野太賀があまりの寒さに死を覚悟?

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出典:映画.com

映画【泣く子はいねぇが】が11月20日(金)に公開されます。
秋田の「なまはげ」を題材とした、家族について描いた映画で、筆者も注目している、仲野太賀さんが主演です。本記事では、映画【泣く子はいねぇが】のキャストとあらすじ。また、地元秋田とのつながりや、仲野太賀さんが死を覚悟したという撮影についても紹介します。

映画【泣く子はいねぇが】について

映画【泣く子はいねぇが】は世界の是枝裕和監督が企画し、その監督が見込んだ、佐藤快磨監督の劇場デビュー作品です。第68回サン・セバスティアン国際映画祭 最優秀撮影賞 受賞しました。
親になったが大人になりきれず、逃げてしまった主人公が、過去の過ちと向き合い、青年から大人へ成長する姿を描きます。
主人公・たすくを演じるのは、個性溢れる表現力で注目の演技派俳優、仲野太賀。たすくの妻・ことね役に、吉岡里帆。たすくの親友・志波役は若手注目俳優の、寛一郎。彼らを取り巻く面々に、山中崇、余貴美子、柳葉敏郎といった豪華俳優陣が集結しました。
秋田県の伝統文化「ナマハゲ」から、“父親としての責任”というテーマを見出し、約5年をかけて作られた脚本は、是枝裕和をも唸らせたそうです。「大人になるとは?」誰もが経験する人生の通過点を描きます。
筆者が注目している仲野太賀さん、吉岡里帆さん出演ということで、さらに子をもつ家族の話なのでことねには共感できる部分がありそうです。

映画【泣く子はいねぇが】のキャスト

娘が生まれたが大人になりきれない青年 後藤たすく:仲野太賀

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出典:映画.com

仲野太賀さんは、俳優中野英雄さんの息子さんで、13歳の時に俳優デビューしています。
現在はいろいろなドラマ、映画などの名脇役のイメージです。筆者は【50回目のファーストキス】で長澤まさみの弟で鍛えていて少しゲイっぽい感じもある役でしたが、かなり面白くて好きでした。
この映画ではダメダメな父親役だけど、だんだん親として、大人として、どう成長していくのか楽しみです。

子供じみた夫のたすくに限界を感じる妻 (後藤)ことね:吉岡里帆

泣く子はいねぇが吉岡

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吉岡里帆さんは、人気実力派女優さんですね。
2017年のドラマ『ごめん愛してる』で一途に主人公を想う役や、映画【パラレルワールド・ラブストーリー】での主人公を裏切る役などが印象に残っています。さらにどん兵衛のCMでは可愛すぎでいつも癒されています(笑)
この映画では、仲野さん演じる、大人になりきれないたすくに、愛想をつかすという役ですが、ある意味たすくより不幸そうで共感できそうな気がします。

どんな時もたすくを支える親友 志波亮介:寛一郎

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出典:公式HP

寛一郎さんは、大御所俳優佐藤浩市さんの息子さんで、2017年に俳優デビューした、今注目の若手俳優さんです。
最近は、ドラマ『グランメゾン東京』にレギュラー出演。
初めは木村拓哉さん演じる尾花のレストラン「グランメゾン東京」のライバルに情報を売るスパイだったが、だんだん「グランメゾン東京」や尾花に影響をうけ従業員としてちゃんと働くという役でした。尾花に認めてもらえない悔しさや、スパイであることの葛藤が感じられる熱演でした。
この映画ではたすくの親友ということで、予告みると口は悪いけどいい人なのかな?と思いました。仲野太賀さんとの、二世俳優の二人の共演も注目です。

脇を固めるのは個性派の豪華俳優陣!

山中崇 たすくの兄:後藤悠馬

山中崇さんはドラマ、映画、舞台などたくさん出演されています。現在放送中のドラマ、『DIVER』では犯人役で、刑事や犯人だったり、硬い役のイメージがあります。
この映画ではたすくの兄ですが、たすくとは反対にしっかりした人物かな?と想像しています。

余貴美子 たすくの母:後藤せつ子

余貴美子さんはベテランながら、独特な雰囲気を放つ女優さんだと思います。最近ではドラマ『家政婦のミタゾノ』で何か秘密持っていそうな、でも明るい、紹介所の所長を演じていて筆者はそのキャラが好きでした。
この映画ではどうしようもない息子のたすくに喝を入れる母で余さんにピッタリの役だと思います。

柳葉敏郎 「なまはげ存続の会会長」:夏井康夫

柳葉敏郎さんはもう誰もが知るベテラン俳優さんですね。『踊る大捜査線』の室井さんが有名ですが、筆者が若いころ、ドラマ『すてきな片思い』でのギバちゃんの笑顔に、キュンキュンした記憶があります(笑)
秋田出身の柳葉さんは、この映画に出るべくして出たという感じがします。熱演を楽しみにしたいと思います。

映画【泣く子はいねぇが】のあらすじ

泣く子はいねぇがあらすじ

出典:映画.com

娘が生まれた、後藤たすくは喜びの中にいたが、妻・ことねは、子供じみて、父になる覚悟が見えないたすくに苛立っていた。大晦日の夜、たすくはことねに「酒を飲まずに早く帰る」と約束し、地元の伝統行事「ナマハゲ」に参加する。しかし、酒を断ることができず泥酔し、溜め込んだ鬱憤を晴らすように「ナマハゲ」の面をつけたまま全裸で男鹿の街へ…。その姿をテレビで全国放送されてしまう――。
それから2年後、たすくはことねには愛想をつかされ、地元にも到底いられず、逃げるように上京していた。そこでも居場所は見つからず、くすぶった生活を送る。そんな矢先、親友の志波からことねの近況を聞き、ことねと娘への強い想いを再認識したたすくは、自らの愚行と向き合い、地元に戻る決意をする。だが、現実はそう甘いものではなかった…。
たすくは大人になりきれるのか?自分の居場所を見つけられるのか…?

筆者は母親の立場なのでことねに共感してしまいますが、あくまで主人公はたすくなので、たすくがどう成長して大人になって行くのか気になりますね。
最後は上の写真の笑顔が見られるといいなと思いました。

映画【泣く子はいねぇが】のポイント

「なまはげ」の地元・秋田に愛されクラウドファンディングも!

監督の佐藤快磨さん、出演の柳葉敏郎さんが秋田出身です。
さらに「なまはげ」を題材としている映画ということで、地元の方がクラウドファンディングを立ち上げました。監督が五年かけて書いた脚本と、秋田を題材としたこの映画を盛り上げたいという思いがあったそうです。
地元メディアにも注目されたそうで、秋田の方のとても暖かい愛を感じました。

仲野太賀が「なまはげ」姿であまりの寒さに死を覚悟?

サン・セバスチャン国際映画祭で佐藤快磨監督、仲野太賀さん、そして企画の 是枝裕和さんが登壇されてインタビューがありました。
その中で仲野さんが秋田の1月の撮影で全裸で疾走に、「死を覚悟する寒さだった。」とおっしゃっていました。監督自らも「なまはげ」に参加されたそうです。また仲野さんが「最後は監督が胴上げされていて、その胴上げに余貴美子さんも参加していました。」と笑いを取っていました。
寒い中での仲野さんやスタッフの苦労、また、本当に秋田の方から愛されてできた映画なんだと思いました。
地元の方はもちろん、そうじゃない方も、たすくと家族がどうなるのかを映画館でみましょう!

 

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