映画【異動辞令は音楽隊!】が2022年8月26日(金)に公開されます。
捜査一課の鬼刑事・成瀬の異動先は、まさかの<警察音楽隊>!?
人生を彩る音楽をお届けする爽快なヒューマンドラマです!
主演:阿部寛 | 捜査一課から音楽隊に異動・成瀬司 |
清野菜名 | 音楽隊でトランペットを担当・来島春子 |
磯村勇斗 | 捜査一課巡査部長で成瀬の後輩・坂本祥太 |
どんな話かな?最後は泣けるのかな?
本記事では、【異動辞令は音楽隊!】の原作ネタバレについて書いていきます。
また、犯人役は誰なのか?予想してみたいと思います!
【異動辞令は音楽隊!】の原作は?
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本予告映像も解禁🚨
\現場一筋30年の鬼刑事。まさかの異動先は、
ー警察音楽隊⁉️#阿部寛 #清野菜名 #磯村勇斗 #高杉真宙 #異動辞令は音楽隊 #内田英治監督 pic.twitter.com/KBg571cCsj— 映画『異動辞令は音楽隊!』8月26日(金)公開 (@ongakutai_movie) June 1, 2022
原作者 | 内田英治 |
出版社 | 講談社文庫 |
発売日 | 2022年6月15日 |
原作は、第44回アカデミー賞で優秀監督賞と優秀脚本賞を受賞した【ミッドナイトスワン】の監督を務めた、内田英治さんの同名小説です。
【異動辞令は音楽隊!】の原作ネタバレ!
ここからは【異動辞令は音楽隊!】の原作のあらすじを整理していきます!
(※ネタバレ注意!)
鬼刑事
豊槻市では、老女の家を狙い警察と偽り電話をかけ、現金の在りかを確認してから家に押し入るというアポ電強盗事件が多発している。
捜査一課の刑事・成瀬司(阿部寛)は、事件の捜査会議に参加している。
刑事部捜査一課長・篠田誠(岡部たかし)が会議を進行し、県警本部長・五十嵐和夫(光石研)が「コンプライアンスの徹底を…」という話を始める。
捜査は足で行うものと思っている成瀬は、現在のパソコンやスマホでの操作をよく思っていない。
五十嵐の話を聞かず新聞を読み始める成瀬。また五十嵐も成瀬をよく思っていない。
捜査第一課巡査部長・坂本祥太(磯村勇斗)は成瀬とコンビを組んでいる。
成瀬を尊敬はしているが、昔の捜査を大事にしすぎだとも思っていた。
成瀬は、警部補主任で成瀬の同僚・井上涼平(六平直政)ともすぐ言い合いになってもみ合いの喧嘩をしている。
捜査会議が終わり、成瀬は自分の信念のもと「足」で捜査をするため、アポ電強盗グループの一員・西田優吾(高橋侃)の家に坂本と向かう。
昨日の夜どこにいたか、グループの頭が誰か問い詰めるも、西田は口を割らなかった。
家に帰ると、成瀬の娘・法子(見上愛)が家に来ていた。妻とはすでに離婚している。
成瀬の母・幸子(倍賞美津子)は認知症を患っていて昼間はヘルパーさんに来てもらっている。
法子は祖母のことが大好きでよく顔を出してくれる。
しかし、成瀬が文化祭に幸子を連れていく約束を破ったため、メールもブロックされる。
音楽隊へ異動
成瀬は事件について西田が怪しいと訴えたが上層部は聞き入れてくれない。
さらに、五十嵐から、広報課の係長として音楽隊への異動辞令が出たと告げられる。
刑事一筋30年だった成瀬が、幼いころ和太鼓をやっていたのと、部下からパワハラの投書があったという理由で移動させられたのだ。
衝撃を受けつつ、音楽隊の事務所へバスで向かう。
道のりがとても遠く感じた。
到着すると、「パプリカ」の下手な演奏が聞こえてきた。
中に入ると、バラバラで中にはやる気がない人もいる。
警察音楽隊隊長で指揮者・沢田高広(酒向芳)から、成瀬をメンバーに紹介される。
交通課所属のトランペット奏者・来島春子(清野菜名)は1人しか補充されないことに不満を漏らした。
ドラム担当
和太鼓をやっていた成瀬は、沢田からドラム担当と言われ練習することに。
交通機動隊所属でパーカッションの広岡達也(渋川清彦)が、成瀬の指導担当となった。
建物の中を沢田に案内してもらう中、自動車警ら隊所属のチューバ奏者・国沢正志(板橋駿谷)がいて成瀬に挨拶をした。チューバのことをジェニーと名前をつけて呼んでいた。
春子は、シングルマザーで子供の迎えがあると軽く挨拶して帰った。
自動車警ら隊所属のサックス奏者・北村裕司(高杉真宙)は以前は刑事志望だったが、研修中に犯人を取り逃がした過去があり、それがトラウマになっている。
娘からの絶縁
沈んだ気持ちで夜飲みに行った帰り、法子が男子数人と歩いているのを見かける。
追いかけて問い詰めるが、今日は文化祭だった。
法子は伝えたのに覚えてない父に怒り、2人はもみ合いになり、法子が持っていたギターが落ちて壊れてしまう。
法子は怒り、昔、父の誕生日にあげたパトカーの絵が描かれた腕時計を成瀬の腕から外し、投げて叩きつけて足でつぶした。
これで2人は絶縁状態になってしまった。
グループの頭
- 一方ある男は息子のバイオリンの演奏を聴いている。
男には息子の父親の顔と犯罪グループの頭という顔があった。
息子の留学費用を稼ぐため、グループの頭をしている。
そこへ西田から仕事決行の電話が入る。
西田は頭には会ったことがないが、運転手と見張り役だった。
また老人が被害にあうことを思うと耳をふさいだ。成瀬は3年前に強盗傷害事件を追っていたが、逮捕寸前で逃げられた。
その男の顔は覚えていて写真も持っている。
成瀬はこの男がアポ電強盗犯の頭だとにらんでいる。 - テレビでまたアポ電強盗犯の被害者が出たとニュースが流れる。
成瀬はいてもたってもいられず、捜査一課へ行くが追い返される。 - 家に帰り、倉庫にある和太鼓をたたいてみる。
すると体が覚えていて叩けた。
自分は刑事となって働いてきたのに、なぜこんなことをしているのかと思い声を上げて泣いた。 -
初めての大会
- 成瀬達、音楽隊は、豊槻市民大会で演奏するためバスで向かう。
会場に着くと、県警本部会計課所属のカラーガード隊のリーダー・柏木美由紀(モトーラ世理奈)がいた。
カラーガード隊は演奏に合わせてフラッグを振るパフォーマンスをする。
しかし練習にはたまにしか来ず、今日も遅刻してきた。 - 警察音楽隊の演奏は、バラバラで、ヤジも飛ばされる始末で散々に終わった。
美由紀もカラーガードを落としてしまう。
知事もあまりの演奏に激怒した。そんなみんなの前に、村田ハツという着物の老女がきた。
そして、成瀬に「あなたのドラムは勇気をもらえる。パッションを感じる」
と言って褒めてくれた。
ハツは昔から音楽隊のファンなのだ。 - 打ち上げは春子の実家の母が営む居酒屋へ来た。
春子の息子の蓮は母が預かることが多かった。
春子は音楽が好きで、お金を稼ぎながら音楽をやることができる警察音楽隊に入った。
しかし、息子が産まれてからは、夫のその気持ちへの理解は得られずもう離婚寸前状態だった。
初めて成瀬と春子は腹を割って話した。 - 家に帰ると母がいなかった。
今まで徘徊したことはなかったので驚いて探し回る成瀬。
しかし、パトカーが来て母と国沢が降りてきた。北村が運転していた。
母は隣町まで歩いて行ってしまったのだ。
法子が母につけておいてくれた住所をもとに、国沢たちが送ってくれた。 -
春子とのセッション
- 国沢たちが帰った後夜遅くに春子が訪ねてきた。
店に警察バッジを忘れていた。
警察官として、とても恥ずかしいことだったが、春子は隊員が減ると困るから黙っておいてくれることになる。
そこへ母が起きてきて、春子を成瀬の妻と間違えて、「お腹がすいた」と言う。
春子は理解してくれて料理を作ってくれた。
その後、倉庫で春子が和太鼓を見つけ、春子が持ってきたトランペットとセッションをした。
汗をかきながら演奏し、成瀬は自分がとても高揚しているのを感じた。 -
新しい風
- 後日、広岡の知り合いからドラムセットをもらい、練習に励むようになる成瀬。
どんどん上達し、ドラムが楽しくて仕方なく、スタジオでも練習した。
ある日、そこで法子とバンド仲間と会う。
自分が音楽隊に異動になったことを伝え、メンバーとセッションすることに。
メンバーたちも成瀬のドラムのうまさに驚き、法子ともお互い謝り和解しセッションした。
すごく楽しい夜だった。
翌日は体育館でマーチングの練習で、カラーガードの美由紀たちも来ていた。
上手くいかないが、沢田が練習を終わりにしようとすると、成瀬がもっと練習した方がいいと提案。
最初は嫌がっていたメンバーも、成瀬の熱意に練習を続けた。
この日から隊員たちの中で何かが変わった。
音楽隊のファン
3週間後、犯罪撲滅キャンペーンが駅前で行われ音楽隊も演奏した。
捜査一課の篠田もいて、アポ電強盗犯を捕まえるための情報提供を得るためでもあった。
観客は少なかったが、音楽隊の演奏は確実にレベルが上がっている。
客の中にはハツもいて、成瀬と目が合うと、「ダイジョウブ」と口を動かしていた。
成瀬は演奏するのが楽しく気持ちよかった。
演奏後、ハツは今日も元気をもらいました。お上手になられましたね。と褒めてくれた。
成瀬は不思議とハツと話していると心が落ち着いた。
久々に坂本とも再会し、かっこよかったです。と褒めてくれた。
成瀬は、過去に自分が怒鳴り散らしたり手をあげたりしたことを坂本に謝った。
あんなに楽しそうにしている成瀬を見たのは初めてで、坂本はとても驚いた。
音楽隊が廃止?
ある日、五十嵐から音楽隊を廃止すると通達され、ショックを受ける隊員たち。
春子の実家の店に集まり、語っていると、突然春子が自分のせいでバチが当たった。実は除隊届を出していた。みんなを裏切った。と泣きながら告白した。
春子は子育てと仕事と音楽隊両立したかったが、息子に寂しい思いをさせていることに気付き、音楽隊を辞めることを決意したのだ。
そして店を出て行ってしまう。
成瀬は後を追いかけ、春子のトランペットを聞くと気持ちが安らぐと言って励ました。
成瀬は春子に好意を抱いていた。
倉庫での2人でしたセッションで自分の人生は大きく変わった。
ハツの死
ある日、アポ電強盗事件がまた発生し、被害者が死亡した。
なんと被害者は音楽隊のファンのハツだった。
成瀬はすぐに現場に向かったが、坂本たちに制止され、追い出された。
自分が犯人を逮捕できていればと悔やみ、この手で犯人を八つ裂きにしてやりたいと思った。
坂本は西田の家に押し入る。
すると西田が1か月後に行われる、ミュージックフェスタのチラシを見たのに気づく。
そして空のバイオリンケースを見つける。
妹の友達のものだと言い訳する西田。
突然思い出した坂本は1枚の写真を取りだし、「そうだったのか…」と愕然とした。
成瀬達音楽隊員は、霊安室でハツと対面し、家族に頼み彼女を音楽隊の演奏で送ることにした。
演奏の途中、隊員たちは泣きながらハツに向かって各自敬礼をした。
演奏が終わり外に出ると、坂本が来た。
西田が口を割り、成瀬の思っていた人間がグループの頭だったことが分かる。
坂本は1か月後の音楽イベントで西田がその男に接触することを伝える。
しかし成瀬は、その日は音楽隊最後の定期演奏会だから無理だと断った。
坂本は成瀬が音楽に魂を抜かれてしまったと思い愕然とした。
同じ警察官
1か月後、ミュージックフェスタと音楽隊の定期演奏会当日。
西田は受け渡し場所に行き、頭の男も会場にいた。
警察があちこちで張り込む。
男は息子のバイオリン演奏会を聴き終え、家に送ってから到着した。
帽子を深くかぶって杖をつき変装している。
すると音楽とともに、ピエロの格好をした楽器隊が西田の周りをぐるぐる回り、西田と頭の男を捕まえようとした。
ピエロは成瀬と北村と国沢だった。
西田の後ろにいた男を捕まえようとするも、井上も、坂本も振り払い逃げる。
成瀬のことも椅子で殴りつけ逃げた。
しかし成瀬は執拗に追いかけた。
空き巣事件で自分が以前取り逃がした犯人を、今度はかならず逮捕するという執念だった。
北村も今度こそ犯人を逃がさないため必死にしがみついた。
そしてついに男は逮捕された。
坂本が、成瀬にすがりつき、告発したのは自分だ謝罪した。
成瀬はそれを許し、俺たちは同じ警察官だと伝え励ました。
音楽隊のバスにみんなで急いで乗るも渋滞で進まない。
諦めかけた時、坂本がパトカーのサイレンを鳴らして前を先導してくれた。
無事、定期演奏会に間に合った。
法子と母も見に来ていて、母「大丈夫、お前なら…」とつぶやいた。
そして、アポ電強盗犯の逮捕劇の動画がネットで拡散され、音楽隊は存続することが決定した。
沢田がみんなに「出動!」と声をかけ、成瀬は「大丈夫だ」とつぶやいてみんなを追いかけた。
犯人役は誰なのか?予想してみた!
原作を読み終えました。
ハツさんが亡くなり、成瀬が悔しがり、霊安室でみんなで演奏し見送る場面は号泣でした。
きっと映画館でも泣くと思います。
そして、アポ電強盗犯の頭の男は、ホームページの相関図には写真が載っていますが、「謎の男」としか発表されていません。また、帽子とマスクと眼鏡をしていて全く誰か分かりません。
画像を見ると、肌の色は白いこと、バイオリンを習わせている息子がいるということは、40代くらいかなと予想できます。
画像は黒縁眼鏡で角野卓造さんに見えますが、もう少し若い方だと思います。
河合我聞さん:自身も息子さんと2人で暮らしている。最近は犯人役も増えてきた。
野間口徹さん:この夏の映画は野間口さん祭りで、セカコイ、タング、ハウにも出ているので、こうなったら今年の夏映画制覇して欲しいです(笑)
上記のように予想して見ましたが、実際はどうなのか、映画館で確認しましょう!
キャスト情報はこちらで確認してください!