【犬も食わねどチャーリーは笑う】原作ネタバレ!意外な結末に「えっ?」驚く読者多数!

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出典:映画【犬も食わねどチャーリーは笑う】公式HP

映画【犬も食わねどチャーリーは笑う】が2022年9月23日(祝・金)に公開されます。
「夫婦喧嘩は犬も食わない」と言うけれど、その喧嘩が大ごとになったら?
愛しさ余って憎さ百倍、いや千倍!ひと組の夫婦のゆずらないバトルをコミカルに描いたブラックコメディです!

香取慎吾 妻の不満に気づかないダメ夫・田村裕次郎
岸井ゆきの 「旦那デスノート」に投稿する妻・田村日和

日和にとても共感できそうで楽しみ!!

結末は「えっ?」て声が出るくらい驚きらしいよ!

本記事では、【犬も食わねどチャーリーは笑う】の原作ネタバレについて書いていきます。

【犬も食わねどチャーリーは笑う】の原作は?

原作者 市井点線
出版社 小学館文庫
発売日 2022年9月6日

原作は、映画の監督である、市井昌秀さんと市井早苗さんの夫婦ユニット・市井点線が香取慎吾さんに書きあてた作品です。

犬も食わねどチャーリーは笑う】の原作ネタバレ!

犬チャリ原作

出典:映画【犬も食わねどチャーリーは笑う】公式HP

ここからは【犬も食わねどチャーリーは笑う】の原作のあらすじを整理していきます!
(※ネタバレ注意!)

いつもの朝

この物語の主人公、田村裕次郎(香取慎吾)日和(岸井ゆきの)は結婚4年目の仲良し夫婦? というのは表向き。
2人の出会いは、裕次郎が勤めるホームセンター。
日和が「ふんばりくん」という耐震の棒を上から取ろうとしているところを、裕次郎が助けたことがきっかけだ。
それから7年たった。
ある休日の朝、筋トレが趣味の裕次郎が起きると、日和がプロテインを用意してくれている。
今日は日和は掃除やら忙しそう。
だが、裕次郎は「昼にキーマカレーが食べたい」と言う。
10時過ぎてるからブランチだと言う日和に、「昼は別。いい意味でね。」と裕次郎が言うと日和は「もー」と笑った。

旦那デスノートの存在

ホームセンターに勤続13年の裕次郎は、副店長だ。
後輩の若槻広人(井之脇海)と弁当を食べる。
若槻はもうすぐ結婚予定で、お互い手作り弁当だ。
しかし、彼はマリッジブルーになっていた。
セックスする気も起きなくなったという若槻に、俺も2年半してないと言う裕次郎。
そこへ、同僚の蓑山さん(余貴美子)が来て、うちは5年と言いながら、スマホで「旦那デスノート」というサイトを見せてきた。
しかも彼女はそこに本名で投稿していた。
さらに、「チャーリー」という人の投稿が面白いと見せてきた。
それは裕次郎が先日、休日に日和とした会話で、キーマカレーに冷凍マウスのミンチを入れたと書かれていた。
マウスのミンチは飼っているフクロウ・チャーリーの餌だ。
裕次郎は衝撃を受け、吐き気をもよおしトイレに駆け込んだ。

本の出版?

一方日和は、クレーム対応をするコールセンターで働いている。
上司の葛城周作(眞島秀和)は日和に気があるそぶりを見せチャラくて嫌いだ。

ある日、出版社の編集・塚越という男から、旦那デスノートの7名の投稿を集めて出版したいと話を持ち掛けられる。
いったん考えると保留にしたが、自分の書いたものが認められたことで喜びが沸き上がっているのも事実だった。

裕次郎は、過去の日和の投稿を読みあさり、口が臭い、靴下が臭いなど、衝撃的な内容に驚いた。
チャーリーが「くるくるくる」と鳴き、仲良く2人でチャーリーを飼うことに決めたことを思い出す裕次郎。この時に日和と結婚したいと思ったのだ。
日和が帰ってきて、何とか気づかないふりをして過ごした裕次郎。
翌日は最悪な気分で仕事へ向かう。
浦島店長(的場浩司)は若槻が結婚式のスピーチを自分ではなく裕次郎に頼んだことで文句を言う。
店長はバツ3だから若槻は頼まなかった。
その後、店員のまやが接客で困っていたところを裕次郎が助ける。それをみんなから人気の汐音が遠くから見ていた。

日和の憂鬱

日和の高校の同級生・晶は、2歳の息子がいる。
コインランドリーで待ち合わせると、晶は旦那が浮気していると愚痴る。
日和もデスノートの本を出すかもしれないことを晶に伝えると、喜んだ。

日和が家に帰ると義母の千鶴(浅田美代子)から電話が鳴る。
電車に乗るとみせかけるため、急いでアレクサに山手線の音楽をかけてもらう。
千鶴は仕事を辞め、早く子供を作るよう迫ってくるから苦手だ。

デスノートメンバーとの飲み会

塚越から「デスノート」のメンバーで集まるからと誘われ、裕次郎から夕飯いらないと連絡が来たので向かう日和。すると、みんな旦那への愚痴で盛り上がっていた。
そこへ蓑山さんが来てお互いに驚いた。

裕次郎は帰る気にならず、近くのファミレスに行き、カレーを注文する。
以前に日和とここで再会し、仲良くなったことを思い出していた。
就活をしている日和に、緊張をほぐすためには肘をなめようとするといいと教えてあげ、楽しく話した。7年前の日和の笑顔が頭に浮かんでしまう。
そこへ汐音が偶然来て、ちょっとドキドキする裕次郎。
自分は結婚できないと言う汐音に、もしかして自分を好きだから?と裕次郎は思った。

日和の過去

日和はアルコールで気分がよくなるが、外に出て荷物をぶちまけてしまい、蓑山さんに妊娠3か月のエコー写真を見られてしまう。
2年前、日和は流産していたのだ。
その時、裕次郎はいつも通り仕事や筋トレをして、自分に寄り添ってくれなかった。
それから旦那デスノートに不満を書き込むようになった。
しかし蓑山さんは、チャーリーの投稿を裕次郎に見せたから、気づいているかもしれないと日和に謝った。日和は血の気が引いた。
だが、裕次郎に向けて書いているものだから、自分の苦しみ、怒りを知ればいいとも思った。

きたろうからのライン

裕次郎は汐音とラインを交換し、その名前を「きたろう」と変更した。
家に帰り、結婚式の日休みを取ったという日和に、そんな仕事いつ辞めてくれてもいいと伝える裕次郎。日和は誰でもできる仕事って言いたいの?と突っかかり2人は言い合いになる。
その夜、日和が後からベッドに入ると、「きたろう」という名前で「明日ごはん行きたいです!」とハートマークもついたラインが来た。
モヤモヤした日和は蓑山さんに連絡した。

翌日、裕次郎は残業で遅くなるから夕食はいらないと日和に嘘をつき、汐音と近くのファミレスで飲んだ。日和から電話があったが無視して汐音と乾杯する裕次郎。
日和はファミレスの外から裕次郎のにやけた顔を見て気持ち悪いと思った。
しかも日和と裕次郎が仲良くなった席で他の女の子と笑ってるのが許せなかった。

例のベンチ

日和は昔、裕次郎といつも公園のベンチで待ち合わせ、「例のベンチ」と呼んでいた。
2人で空を見上げると空からレジ袋が落ちてきた。
それを取ったら幸せになる!と裕次郎が言い、2人でそれを拾い笑いあった。
そしてキスをした。
あの頃は、裕次郎のことがただ好きだった。とまた思い出す日和。

裕次郎が帰ると日和は寝ていた。
デスノートを開くと、投稿が目に入る。

「浮気とはいいご身分ですね。いよいよ離婚の足音が近づいてまいりました」

裕次郎は思わず日和を起こして問い詰める。
喧嘩になり、日和は流産した時、裕次郎が寄り添ってくれなかったことを逆に問い詰めるが、裕次郎はそっとしておいただけだ。と言いお互い話は平行線のまま終わった。

日和は4年半前のプロポーズを思い出す。
例のベンチで、みんながフラッシュモブしてくれた。
しかし、日和はOKしなければ、喜ばなければいけない状況に戸惑い、息苦しかった。
裕次郎が普通に結婚して欲しいと言ってくれたら喜べたのにと違和感を覚えた。
それを今になって実感し、悲しくてしかたなかった。

家庭内別居

晶と会った日和は、昔からいつも人に流されると決めつける晶に言い返し、子供がいる晶に、子供いるからって偉いの?と怒ってしまった。日和は自分にないものを持っている晶に嫉妬していた。

日和は塚越に正式に出版の話を断った。裕次郎に向けて投稿できればいいと思ったから。
それから日和は孤独を感じ、パソコンを購入し、仕事は有給を取り、毎日ひたすらデスノートに投稿した。
家事もチャーリーの世話以外は、放置し何もしなかった。
裕次郎も声を掛けられず家庭内別居になっていった。

結婚式での発見

若槻の結婚式当日、日和はちゃんとメイクし、フォーマルなワンピースも身に着け、2人でタクシーで式場まで向かった。
到着すると何と、新郎新婦が来ていないと大騒ぎになっている。
しばらくすると、若槻と結婚相手の静が到着し、若槻は死んだ魚のような目をしていた。
旦那デスノートを見て、余計マリッジブルーがひどくなったのだ。
挙式も披露宴でも若槻は死んだような顔をしていた。静もふてくされていた。

しかし、裕次郎のスピーチで空気が変わる。
裕次郎はスピーチの紙をなくしていまい、ホームセンターの商品の説明を始めてしまう。
異様な空気になったところで、日和が突然立ち上がり自分の肘をなめようとした。
裕次郎もつられて同じことをして、緊張をほぐし、感動のスピーチができた。
若槻はそれで生気を取り戻し、披露宴は最後まで和やかに終わった。
日和の隣にいた浦島店長は泣きながら、裕次郎は日和と出会って変わり仕事を頑張るようになり、店にある17万の商品を全て覚えていると彼女に教えた。
日和は、自分の知らない裕次郎のことを聞いて、彼がまぶしく見えた。

まやと汐音が日和に近づき、汐音が日和に声をかけた。
実は2人は付き合っていて、裕次郎とまやが仲良くしているのを見て嫉妬し、裕次郎を誘惑して職場を辞めさせようとしていた。だが裕次郎はびくともしなかったと汐音は説明した。

すりぬける幸せ

タクシーで家に帰った裕次郎と日和は散らかった部屋を片付けた。
裕次郎はシフトを合わせてくれたり、料理も作ってくれるようになった。
買い物から2人で帰ると塚越が、出版を考え直すよう日和にお願いするも、断ったため逆上し、裕次郎ともみあいになり、後頭部を地面にぶつけた。
日和は震えながら救急車を呼ぶ。千鶴にも連絡した。

裕次郎は脳震盪だったようで、すぐに一緒に帰り夕食を作ろうとしたが、眠ってもらった。
そこへ千鶴がやってきて、また子供のことを言ってきた。
すると裕次郎が起きてきて、もういいとハッキリ言ってくれた。
しかし、たった1回失敗したくらいであきらめちゃだめ。と千鶴が言う。
日和はびっくりした。
流産のことは誰にも言わないでおこうと約束したのに、裕次郎はその約束を破ったのだ。
日和は2人の言葉がもう入ってこず、千鶴が帰ってもリビングから動けなかった。

離婚届

翌朝、裕次郎が目覚めると、日和とチャーリーがいない。
電話をかけるがつながらない。
それでも仕事にはから元気に出勤した。
数日後、日和から記入済みの離婚届が送られてきた。
ショックを受けるも、仕事は欠かさず行く裕次郎。
その方が余計なことを考えずに済むからよかった。
女性客に「スーパーふんばりくん」について説明しながら、日和が「ふんばりくん」を出会った時の記念だからと捨てなかったことを思い出し、泣いてしまう裕次郎。

結婚というシステム

裕次郎は走り出し、日和の職場に乗り込んだ。
言い合いをする2人。
葛城が裕次郎につかみかかると、日和が葛城にブチギレた。
夫婦のことも分からないくせにどんな女でも落ちると思ってるのが痛いんだよ!と叫ぶと、女子社員たちが次々に同調した。
小杉という社員が、全部システムが悪いんです!と叫ぶのを聞き、
日和と裕次郎は結婚というシステムの中で、夫、妻というものにとらわれて、自分がなくなっていたと思った。
お互いの気持ちを言い合い、涙と鼻水でぐちゃぐちゃになりながらも、裕次郎は言った。

お互いにもう一度1人の人間に戻って…日和と一緒にいたい。

外を見るとレジ袋が飛んでいた。
2人は走って裕次郎が日和を肩車し、日和はその落ちそうなレジ袋を掴んだ。

数日後、2人はそろって離婚届を出し、家のネームプレートには「杉本」という名前を足した。
裕次郎が昼ご飯を作ってくれて、若槻の結婚式でもらったペア皿に料理をのせる。

チャーリーが気持ちよさそうに羽根をゆらしながら「きゅるきゅる」と笑っていた。

意外な結末に「えっ?」驚く読者多数!

一気に読み終わり、日和に共感しまくりでした!!
私が辛い時、そばにいてくれないの?
ちょっとくらい声かけてくれてもいいのに…
そう思うことは多々あります!

Twitterでの感想は、最後に驚くとか「えっ?」て声が出るというものが多かったです。
2人は離婚したけど、結局一緒に暮らすことになりました。
それって、結局問題の解決になるのか?と私は思いますが、幸せな終わり方でよかったです。
また試写会を見に行った方が驚いているので、映画と終わり方が違うようです。
それも楽しみに映画館に行きましょう!

キャスト情報はこちらから

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