くく
2023年12月1日（金）に公開された、映画【怪物の木こり】。
「このミステリーがすごい！大賞」受賞の”超刺激サスペンス”が映画化され、すでに世界各国でも賞を受賞し、話題となっています。最狂サイコパス弁護士が連続殺人鬼に狙われるというストーリーです。
連続殺人鬼は一体誰なのか、気になるよね！
伏線の回収もあるみたい！これは2回は見ないとだね！
本記事では、映画【怪物の木こり】のあらすじ・ネタバレについて書いていきます。
映画【怪物の木こり】の概要
映画『#怪物の木こり』.公開
謎に包まれた連続殺人鬼の正体は…
◢◤ “怪物の木こり”特別映像 解禁 ◢◤殺した人間の脳を奪い去るという
前代未聞の連続殺人鬼“怪物の木こり”の目的とはいったい？
꒷꒦ ム シ ャ ム シ ャ 、 ゴ ッ ク ン 。꒦꒷ pic.twitter.com/ciYXpvoZFD
— 映画『怪物の木こり』公式 (@kaibutsukikori) November 27, 2023
原作・スタッフ・主題歌
| 原作 | 倉井眉介 |
| 監督 | 三池崇史 |
| 主題歌 | SEKAI NO OWARI 「深海魚」 |
- 原作は、2019年第17回『このミステリーがすごい！』大賞を受賞した倉井眉介さんのサスペンス小説です。
- 監督は、【岸和田少年愚連隊】や【クローズ】シリーズなどを手掛け、世界中に熱狂的ファンを持つ鬼才・三池崇史さんです。
- 主題歌は、SEKAI NO OWARIの「深海魚」で、怪しげでマイナー調な雰囲気の曲が、映画を盛り上げます。
登場人物
- 二宮彰：亀梨和也
弁護士とサイコパスという2つの顔をもつ - 戸城嵐子：菜々緒
警視庁の犯罪心理学プロファイラー。 - 荷見映美：吉岡里帆
舞台俳優を目指す、二宮彰の婚約者 - 東間翠：柚希礼音
31年前の連続猟奇殺人の犯人 - みのすけ
二宮を診察した脳外科医 - 堀部圭亮
警視庁の刑事 - 乾登人：渋川清彦
正義感が強すぎる刑事 - 杉谷九郎：染谷将太
二宮の本性を知る唯一の人物で脳外科医 - 剣持武士：中村獅童
過去の殺人事件の容疑者
映画【怪物の木こり】のあらすじ・ネタバレ！
ここからは、映画【怪物の木こり】のあらすじを整理していきます！
（※ネタバレ注意！）
事件の始まり
31年前。
絵本「怪物の木こり」を読む頭に包帯を巻いた少年。
その横には、東間翠（柚希礼音）がいた。
そこへ警察がやってくる。
翠は、少年に刃物を向けるが、警察官に詰め寄られ自分が首を切って自殺した。
翠たち夫婦は子供を次々と誘拐し、別の部屋では何人も子供が死んでいた。
サイコパスな弁護士
弁護士・二宮彰（亀梨和也）は山の中を車で走る。
後ろから車に追われ、その車を止めて事故を起こし、自分のやってきたことを調査している男を殺した。
二宮は弁護士でありながら、目的のためには殺人すらいとわない冷血非情なサイコパスだった。
その後、病院に脳外科医の杉谷九郎（染谷将太）に会いに行くと、部屋のドアで戸城嵐子（菜々緒）とぶつかる。戸城は、警視庁の犯罪心理学プロファイラーだ。
ここ最近、絵本「怪物の木こり」の怪物の仮面を被り、人間の脳を奪い去る連続猟奇殺人が起きていてその捜査で杉谷に会いに来ていた。
杉谷は二宮の本性を知る唯一の人間で、自らもサイコパス。
そして、多くの人を殺してきた二宮に協力している。
怪物に襲われる
ある日、二宮が駐車場で車に乗ろうとしたとき、斧を持った怪物に襲われる。
スプリンクラーを作動させ水を出し、なんとか助かった二宮は、財布からお札を出し食べて強盗に襲われたと見せかけた。
相手が猟奇殺人の犯人と気づき、自分で犯人を突き止め殺すためだ。
ベッドの上で目が覚めた二宮。
そこへ婚約者の、荷見映美（吉岡里帆）が来る。
元気そうで安心し、舞台役者を目指す映美はすぐ練習に戻っていった。
彼女は父親が亡くなったばかりで憔悴していた。
実は二宮は映美の父親も殺し、その弁護士事務所を自分のものにしていた。
落ち込む映美に、事務所にはお父さんの名前は残すからと言って励ましていた。
脳チップ
二宮は診察した医師（みのすけ）から、自分の脳にチップが埋め込まれていると聞き驚く。
警察は、「脳泥棒」の捜索をする中で被害者たちが児童養護施設で育ったという共通点を見つける。
二宮も施設で育った。
さらに、31年前に東間が誘拐した子どもに脳チップを埋め込み、サイコパスになるよう仕込み、施設へ置き去りにした事件も捜査上に上がる。
城戸は二宮にも脳チップがあると思い、病院で勝手にCT画像を確認。
予想通り二宮にも脳チップがあることを見つける。
戸城は二宮にも話を聞くが、彼は相手の顔を覚えていない。とウソをつく。
二宮の変化
自分を襲った犯人探しに躍起になる二宮。
二宮と杉谷は脳チップのことを知っている医師を呼び出し話を聞く。
医師から、脳チップが破損しているかもしれないと聞く。
二宮は、チップの事実を知ってしまった医師を殺そうとするが、気分が悪くなり途中でやめる。
すると横から杉谷がとどめを刺し医師は亡くなった。
刑事の乾登人（渋川清彦）は、正義感が強すぎるあまり、3年前の殺人事件の犯人・剣持武士（中村獅童）を殴って処分をされていた。
剣持は自分の妻を殺しても平気なサイコパスでそれが乾は許せなかったのだ。
二宮の自宅を訪ねた戸城は、二宮の動きを怪しんで彼の車にGPSを取り付ける。
戸城は二宮を追い詰めようとするも、彼はそれをかわす。
養護施設での二宮
二宮は映美と自分がいた養護施設を訪ねる。
職員に、東間夫妻の写真を見せて自分を預けたのはこの2人ではないかと聞くが、置き去りにされていただけだとの答え。
ただ、何回か、二宮の性格について問う電話があったそうだ。
それはサイコパスかどうかの診断の質問だった。
施設での二宮は歌を歌いながら、周りの子どもたちをいじめるようなプライドの高い子供だった。
二宮は、自分が東間に脳チップを埋め込まれサイコパスになったことを確信する。
外に出ると映美は子供たちに一緒に二宮がいじめの時に歌っていた歌を聴かせていた。
それを聴いて自分の過去を思い出し罪悪感から気分が悪くなる二宮。
犯人は誰か？
後日、東間の家でタケシという子どもが自分を助けようとしてくれたことを思い出す。
脳泥棒の犯人が誰か気づいた二宮のもとへ、映美が縛られている動画が送られてくる。
「東間家へ来い」というメッセージに従い、向かう二宮。
そこには口をふさがれ縛られた映美がいて、後ろから斧を持った怪物の木こりに襲われる。
しかし、床に置いてあった罠にかかり動けない。
最後に顔を見せるよう二宮が言い、犯人が仮面を外すと、なんと剣持武士だった。
剣持は、3年前に乾に殴られた時に脳チップが壊れ、妻を殺してしまった自分を責めた。
自分と同じようなサイコパスを放っておけず、リストを手に入れ脳チップを埋め込まれた人間を殺してチップを奪ってきた。
そのリストに二宮もいた。
格闘の結果
その直後、二宮は罠から足を外し、映美を助ける。
二宮が剣持に斧をふりおろされそうになった瞬間、映美がかばうと、剣持は動けなくなる。
剣持はサイコパスしか殺せないのだ。
すると二宮は今度は映美を人質に、ナイフを突きつける。
そして剣持が映美の父親を殺したのは二宮だとぶちまける。
ショックを受ける映美。
そこから乱闘になり、映美は頭をぶつけ倒れる。
格闘の末、剣持を追い詰めた二宮は煙草を吸ってそれを剣持に渡す。
剣持が煙草を捨てた瞬間、辺りが火事になる。
警察の中では乾が剣持をまた追っているのではないかと、乾の自宅に向かうが誰もいない。
乾が後から現れたので、何かに気付いた戸城は急いでGPSをつけた二宮の車がある場所へ向かう。
戸城たちが現場へ来た時にはすでに火が回っていて剣持を助けることができなかった。
映美の復讐
弁護士として仕事を再開していた二宮のもとを戸城が訪ねてくる。
いつか逮捕するからそれまで生きているように忠告する戸城。
その後、目を覚ました映美と会う二宮。
二宮は映美を抱きしめるが、ナイフで刺されてしまう。
映美は、自分を愛してもないのに付き合ったこと、そして父を殺した二宮がどうしても許せなかった。
二宮は、映美の首を絞め、これで正当防衛だからあの女刑事のところへ行け！と叫び映美は、走って逃げて行った。
二宮はその場に座り込み大量の血が流れる中目を閉じた。
連続殺人犯は誰か？回収される伏線とは？
初日に観に行ってきました！
予告では怖い、グロいイメージ強かったですが、思ったほどではなかったです。
亀梨くん、監督が言う通り確かにサイコパスがとても似合いました(笑)
私は、二宮の変化の意味が最初は分かりませんでしたが、剣持がチップが壊れ、罪悪感から犯行を犯したということから、全ての伏線が回収されスッキリでした。
二宮も、襲われてチップが壊れたことにより、人を殺せなかったり、怒られている子供を見て動揺したり、映美を助けたり、サイコパスから普通の人間らしさが戻りました
2回目終わりました
初回より2回目の方が泣けて仕方なかった
初回は展開がわからずビクビクしながら観てたけど、2回目は敷かれた伏線やセリフの意味がわかるから
センセーショナルな予告だけど本当に人間ドラマだった
身勝手な人間に人生を狂わされた人たちのドラマ#怪物の木こり#亀梨和也— まゆすけ🐢💋⚖️ (@mayusuke_n) December 1, 2023
映画怪物の木こり
もう3回目を欲してる私。
結末を知ってる上で再度観ると
全キャラクターのセリフ1つ1つに
より深く意味を持つ感覚になる
伏線回収が凄い。とにかく面白い。
まだ発見できる所があるはず。
歴史に残る素晴らしい作品。
亀梨くんの演技に痺れっぱなし。#怪物の木こりみたキャンペーン— KAMENORI (@nori_love_K) December 1, 2023
剣持との格闘の時に、自分が本当は優しい両親の元で元気に育っていたと聞かされるのは辛かったです。誘拐さえされなければサイコパスの人生を歩むことはなかったから、二宮もかわいそうと思ってしまいました。
Twitterでの感想にもありますが、もう一度見ると、だんだん人間らしさを戻していく二宮の様子が分かりやすいと思います。
それを踏まえてもう一度見に行きたいと思います！