【おすすめの韓国映画5選】ポストハリウッドを担うアジア映画最高峰作品を厳選!

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今や韓国映画は、アジア最高峰に位置する映画界でも最注目とされる映画生産国のひとつです。
映画好きには要チェックとも言える国で、常にハイクオリティな作品を生み出し続けている国、韓国。
そんな韓国映画を、筆者の独断と偏見で、面白いと思ったおすすめ作品を選出!
ハリウッドにも負けない、素晴らしい作品ばかりを集めてみました。

韓国映画について

韓国映画は、近年、非常に大きな注目を集めています。
大きな飛躍を遂げたのは、90年代から00年代初頭にかけて。
中でも大きな躍進を遂げたのは、『猟奇的な彼女』でした。
これが、韓国国内の大ヒットに加え、世界にも飛び出していきます。
それ以降は、世界の映画祭でも受賞する作品を多数輩出するなど、近年では最も注目を集める映画生産国へと躍り出ています。
その背景として、韓国は国が映画産業を支援していること。
スクリーンクォータ制度など、韓国映画を守る活動を国が挙げて取り組んでいること。
さらには、韓国映画アカデミーも、公的機関として運営する映画学校だったりと、手厚い支援が近年では実を結びつつある状況です。
さらには、韓国国内だけではなく、近年では韓国の映画人は世界でも活躍を遂げています。
ポン・ジュノ監督は、すでにハリウッドで監督作品が多数あるなど、言わずもがなの大活躍中!
俳優も同様に、マ・ドンソクはMCU『エターナルズ』でメインキャストに抜擢されるなど、ハリウッド大作映画に出演。
今後、ますますその活躍が見込まれる韓国映画を、筆者の独断と偏見によるものではありますが、厳選して紹介していきます!

1.パラサイト 半地下の家族

原題:기생충
監督:ポン・ジュノ
出演:ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム
公開年:2020年

韓国映画の金字塔!米国アカデミー賞を席巻!

2019年度のアメリカで開催されたアカデミー賞で、韓国映画ながら、作品賞・監督賞・脚本賞・国際長編映画賞の4部門を受賞し、圧倒的な高評価を得た、アジア映画の最高峰とも言える映画『パラサイト 半地下の家族』。
サスペンス、コメディ、ミステリーなど、この映画を形容することも難しいとされたコリアン・エンターテイメントは、世界中を席巻しました。
日本でも韓国映画No.1ヒットを記録するなど、その影響力の大きさは計り知れないものがあります。
現在では、ハリウッドでの作品化も進んでいるなど、パラサイト旋風はまだまだ起きそうです。
物語は、低所得な一家が、裕福な家族へと徐々に寄生していく様が描かれ、前半と後半でストーリーが一変する、圧倒的サプライズが肝となるネタバレ厳禁な作品。

2.The Witch/魔女

原題:마녀
監督:バク・フンジョン
出演:キム・ダミ、チェ・ミンス、パク・ヒスン、チェ・ウシク
公開年:2018年

韓国のシンデレラ・ガール、キム・ダミのブレイク作品!

高い倍率を誇る激戦のオーディションを勝ち抜き、本作で鮮烈を与え、役柄と相まって怪物新人となり韓国国内で大ブレイクを果たしたキム・ダミ。
韓国でも大きな注目を集めるも、自身の身の振り方にとても慎重で、この映画にて大ブレイクを果たすもその後、2年間も出演作が無く、しっかりと前を見据える芯の強さがあることでも知られている女優。
日本では当然、NETFLIXで独占配信されている韓国ドラマ『梨泰院クラス』で大ブレイクを果たしています。
そんなキム・ダミの映画出演作『The Witch/魔女』は、韓国映画らしいバイオレンスありのスーパーヒーロー映画です。
現在では、続編製作も行われており、キム・ダミが次に出演する新作とも言われています。
本作は、普通の女子高生だと思われた少女が、実は特殊な能力を有しており、裏の世界に引き込まれていく様を描く。
スーパーヒーロー映画と言っても、特殊能力を持つ人間が多く登場するというだけの形容詞であり、実際の内容は、とてもダークなバイオレンス作品。
韓国では、大ヒットを遂げた注目映画です。

3.オールド・ボーイ

原題:올드 보이
監督:パク・チャヌク
出演:チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・ヘジョン、チ・デハン
公開年:2004年

タランティーノも認めた、日本原作の韓国映画!

韓国では2003年に公開し、第57回カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞した作品『オールド・ボーイ』。
この映画、『ルーズ戦記 オールドボーイ』として、漫画アクションに90年代に掲載されていた日本の漫画作品。
韓国映画としてリメイク権を獲得するも、ここからさらにハリウッドリメイクされるのですが…
ここで一悶着起きてしまうなど、多々問題が発生してしまいます。
しかし、映画の内容は、漫画よりもしっかりと決着しており、ラストに待つサプライズも衝撃で、高い評価を獲得。
原作では、曖昧な終わり方をしていますが、しっかり映画らしい結末は必見です!

4.新感染 ファイナル・エクスプレス

原題:부산행
監督:ヨン・サンホ
出演:コン・ユ、チョン・ユミ、マ・ドンソク、チェ・ウシク、アン・ソヒ
公開年:2017年

韓国産ゾンビ映画が世界に飛び火した傑作!

大ヒットした韓国産ゾンビ・パニック映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』。
主人公は、ユン・ユが務める幼い女の子の父親役。
ユン・ユは、この映画の主演にて大ブレイクを果たし、一躍人気俳優の仲間入り。
その他では、最新作MCU『エターナルズ』の公開を控えるマ・ドンソク、『パラサイト 半地下の家族』のチェ・ウシクなど、韓国映画の豪華キャストが集います。
列車の中で、ゾンビパニックが発生し、圧倒的窮地の中生き抜く様を描いた、ハリウッドをも凌ぐ素晴らしい展開は必見!
視線を巧みに使った、引きからの煽りは映画の中に引き込まれる事、間違いなし!

5.スペース・スウィーパーズ

原題:승리호
監督:チョ・ソンヒ
出演:ソン・ジュンギ、キム・テリ、チン・ソンギュ、ユ・ヘジン、パク・イェリン
公開年:2021年

韓国初の本格SFエンターテイメント!

韓国映画が躍進を遂げて久しく、これまでSF映画というものは作られてきませんでした。
しかし、2021年、遂にその扉が開かれ、圧倒的な世界観を映像化し、本格SF映画が公開されたのです。
それが『スペース・スウィーパーズ』。
この映画は原作などはなく、監督のチョ・ソンヒが描いた脚本が元になっていますが、メディアミックスを展開し、漫画としてもリリースされている作品。
主演のソン・ジュンギは、『ヴィンチェンツォ』などのドラマ作品も主演する人気俳優。
とはいえ、この映画の全ては子役でもあり、この映画の肝と言ってもいいドロシー、カン・コンニムを演じたパク・イェリンの可愛さに全てが詰まっています。
そして、王道ともいうべきキャラクター編成で、楽しさは間違いない作品。
主人公キム・テホは、もちろんルーク・スカイウォーカー。
勝利号の船長は、紅一点ながらもハン・ソロ的ポジションに。
タイガー・パクは、チューバッカ。
ロボットのバブスは、当然C-3PO。
コンニムは、R2-D2。
と言ったように、もはや黄金比とも言える愛すべきキャラクターたちが集います。
そんな彼ら、勝利号の面々が、宇宙ゴミの回収業社でアウトローという立ち位置から、まさかの世界を救う難題へと巻き込まれていく、痛快なSFスペクタクル作品です!

おすすめの韓国映画まとめ

スペース・スウィーパーズ劇中画像8
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以上、おすすめの韓国映画を厳選して紹介してきました。
また、月一程度に作品を増やしていくつもりですので、是非とも定期的にチェックしていただければ幸いです。
今回の5作品は、定番の作品も含め、個人的に大好きな韓国映画を選んでいます。
もちろん、これだけではなくまだまだ紹介し足りないので、是非とも今後の経過もお楽しみ。
ハリウッド映画を凌ぐ勢いを見せている昨今の韓国映画、まだまだその躍進は途切れる事なく続きそうです。
今後の新作含め、随時更新を予定していますので、是非ともご贔屓に!

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