トム・クルーズが主人公イーサン・ハントを務めるスパイ・アクションシリーズ『ミッション：インポッシブル』の7作目と8作目の連作となる2つの作品が、公開延期になることが発表された。
当初2022年のうちに7作目の公開が予定されていたが、この度、配給会社の米パラマウント・ピクチャーズが公開を延期にすることを明らかに。
公開は2023年と2024年に！
本来アメリカ公開日は、7作目が2022年9月30日に、第8作は2023年7月7日に設定されていた。
これまで守られてきた3年に1度の公開ではなく、今回は連作ということから、年を跨いでの公開となっていた。
しかし、新型コロナウィルスの影響で延期を繰り返し、再び再延期となっている。
おおよそ1年後となる2023年7月14日、2024年6月28日が新たな公開日に設定。
今回も、新型コロナウィルスの影響であり、この大人気作品を心配なく劇場で楽しんでもらう為に熟考を重ねた結果であると見られる。
『ミッション：インポッシブル』は、現在6作目まで公開。
トム・クルーズが主導となり、名作ドラマ『スパイ大作戦』を現代的リメイクしたシリーズ作品となる。
1〜3作目までは、イマイチな評価で平凡なスパイ映画と見られていたものの、4作目以降はアクションの規模が格段と上がり、今ではハリウッドを代表するアクション映画にまで上り詰めている。
4作目までは、旬の映画監督が監督を務め、各作品に特色が出ているが、5作目以降はクリストファー・マッカリーが舵を取り、作品の世界観を統一している。
7作目と8作目は、イーサン・ハント役のトム・クルーズを始めとするこれまでのレギュラーメンバー、イルサ・ファウスト役のレベッカ・ファーガソン、ベンジー役のサイモン・ペッグ、ルーサー役のヴィング・レイムスが続投。
前作から登場したホワイト・ウィドウ役のヴァネッサ・カービー、第1作では、イーサンの上司だったユージーン・キトリッジ役のヘンリー・ツェニーが復帰する。
新キャストは、ヘイリー・アトウェル、ポム・クレメンティーフ、シェー・ウィガムらの出演が発表済み。
現在は撮影は完了し、編集などの作業となるポストプロダクション中。
撮影中の出来事では、パンデミック中の撮影でスタッフの意識の低さをトム・クルーズが激昂するという場面が大きく報道されていた。
ミッション：インポッシブル7作目は2022年9月30日に、第8作が2023年7月7日に全米公開となり、予告編などの新映像の公開が待たれる。