映画【身代わり忠臣蔵】あらすじとネタバレ!主演・ムロツヨシが一人二役のコメディ時代劇

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身代わり忠臣蔵ポスター
映画【身代わり忠臣蔵】公式サイト

映画【身代わり忠臣蔵】は、【超高速!参勤交代】などの時代劇コメディで広く知られる土橋章宏さんの同名小説を原作とした痛快エンターテイメント。
主人公・吉良上野介を演じるのは俳優・ムロツヨシ。その他共演者には永山瑛太、川口春奈、林遣都など豪華キャストが揃っている。

今回は映画【身代わり忠臣蔵】のあらすじとネタバレなどについて!

映画【身代わり忠臣蔵】の概要 

原作は土橋章宏の同名小説

映画【身代わり忠臣蔵】は、時代小説家・土橋章宏さんの同名小説を原作としたコメディ時代劇。

原作では【忠臣蔵】という有名な題材に「身代わり」というアレンジが加えられており、事実と虚構が絶妙に入り混じった先の見えない展開が面白いと評判です。

【身代わり忠臣蔵】口コミ

登場人物(キャスト)

・吉良孝証(ムロツヨシ)
本作の主人公。赤穂藩主に斬られた兄・上野介の身代わりとなる。
・吉良上野介(ムロツヨシ)
吉良孝証の兄。恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられてしまう。
・大石内蔵助(永山瑛太)
切腹した赤穂藩の部下。
・桔梗(川口春奈)
吉良邸の侍女。
・斎藤(林遣都)
吉良家家老。吉良上野介の弟・孝証に「殿に代わって吉良家をお守り下さい!」と“身代わり”を持ちかける。
・徳川綱吉(北村一輝)
徳川幕府、五代将軍。
・柳沢(柄本明)
徳川家の側用人。

・浅野内匠頭(尾上右近)
・堀部安兵衛(森崎ウィン)
・原惣右衛門(星田英利)
・片岡源五右衛門(廣瀬智紀)
・奥田孫太夫(濱津隆之)
・岡野金右衛門(野村康太)
・間十次郎(入江甚儀)
・りく(野波麻帆)

映画【身代わり忠臣蔵】のあらすじとネタバレ

ここでは映画【身代わり忠臣蔵】のあらすじとネタバレについて、原作者・土橋章宏さんの同名小説【身代わり忠臣蔵】の内容を参考に解説します。

吉良上野介と浅野内匠頭

元禄十四年、江戸呉服橋近くにある吉良上野介(ムロツヨシ)の屋敷にて、物語は幕を開けます。

現在、上野介の頭を悩ませているのは、赤穂藩主・浅野内匠頭のこと。浅野内匠頭は作法をわきまえない男で、勅使饗応の指南料をろくによこさず、勝手気ままに無礼をはたらいているのでした。

一方、浅野内匠頭のほうも、上野介に対し鬱憤がたまりにたまっている様子。
今回の勅使饗応については何とか務めあげることができましたが、憎き上野介から勅使を接待する作法をことごとく否定されたことで、彼に対する不満と怒りはすでに爆発寸前でした。
「おのれ吉良…滅すべし!」

突然、浅野内匠頭に斬りつけられる吉良上野介

そしてついに悲劇が起きたのが、元禄十四年(1701)三月十四日のこと。

それは吉良上野介が松の廊下を歩いている時のことでした。
「この間の遺恨、覚えたるか!」
向こうからやってきた浅野内匠頭が、突然、刀を抜いて上野介に斬りかかってきたのです。

咄嗟に逃げようとした上野介でしたが、背中を斬られてしまい、そのまま意識不明の重体になってしまいます。

お家取り壊しの大ピンチ!?

上野介を斬った赤穂藩藩主は切腹しましたが、上野介は彼の攻撃を受けず、逃げた傷がもとで瀕死の状態に陥っている有り様。

敵と向き合わず逃げ出した上、重傷を負うなど武士の名折れというもの。公になれば、両家ともにお家取り壊しのまさしく大ピンチ。

困り切った吉良家家老・斎藤(林遣都)は、とある妙案を思いつきます。

「身代わり」という斬新なアイデア

上野介に顔が似た弟・考証を身代わりに

上野介に急な不幸が訪れたちょうどそのとき、上野介の末弟・考証(ムロツヨシ)が金の無心に城を訪れ、そのまま居座っていました。

早くに出家しながらも修行はろくにせず、博打と女に溺れ破戒僧となった考証のことを常から苦々しく思っていた吉良家家老(林遣都)

しかしお家の危機となっては、背に腹は代えられず…。不幸中の幸いか、考証は兄の上野介と顔がよく似ているのです。
そこで吉良家家老は考証に、”上野介の身代わり”を持ちかけました。
「殿に化けて、吉良家をお守り下さい!」

討ち入りをしたくない大石内蔵助

一方、赤穂藩主・浅野内匠頭の家臣である大石内蔵助(永山瑛太)のほうも、内心で頭を抱えているところでした。

家臣としては、切腹した赤穂藩の仇を取るために吉良家に討ち入りにしなくてはなりません。が、正直なところ、勝手に上野介を斬り勝手に死んだ赤穂藩主のために撃ち入って死ぬなんて割に合いませんよね。

ちなみに、切腹した赤穂藩主を尻目にのうのうと生きている吉良を躊躇なく討ちに行く…というのが通常の【忠臣蔵】です。
しかし本作【身代わり忠臣蔵】では、討ち入りに行きたくなくてためらい続ける大石内蔵助のちょっと面白い姿をたっぷり堪能することができます。

映画【身代わり忠臣蔵】は時代劇コメディ

映画【身代わり忠臣蔵】は、時代小説家・土橋章宏さんの同名小説を原作とした時代劇コメディ。
「身代わり」という斬新なアイデアによってそれぞれのキャラクター設定がより際立っており、【忠臣蔵】のファンの人もそうでない人も楽しめること間違いなし。

劇場公開は、2024年2月9日(金)です!

記事内画像出典:映画【身代わり忠臣蔵】公式サイト

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