子供のころに仮面ライダーを見ていたという人も多いのではないでしょうか?
しかし、大人になるとなかなか見る機会がなくなってしまいます。
2000年代から始まった「仮面ライダークウガ」を筆頭にした平成仮面ライダーシリーズはその高いストーリー性と、出演俳優の演技力が評価され、子供だけでなく大人も楽しめる内容となっています。
その平成仮面ライダーシリーズの最終作でもあるTVシリーズ「仮面ライダージオウ」の劇場版最新作「仮面ライダージオウ Over Quartzer」の魅力とその見どころを紹介します。
あらすじ
残されたドライブライドウォッチの謎。その鍵は戦国時代に隠されていた。魔王・織田信長と出会い、歴史上の戦いに身を投じるソウゴたち。そこにであらわれたのは歴史の管理者を名乗る“クォーツァー”、仲間だったはずのウォズも、その一員として立ちはだかった。やがて明かされる、ソウゴたちのこれまでの戦いに隠された衝撃の事実。常磐ソウゴ=仮面ライダージオウ、その存在に隠された大いなる陰謀とは?時空を超えた冒険のはてに、ついに誕生する王は最善か?最悪か?
ついに「仮面ライダージオウ」真の最終回へ――。
403 Forbidden
平成仮面ライダージオウの最終章
平成が終わるということで平成仮面ライダーも最終章を迎えます。
平成の時代と共に終わる平成仮面ライダーの集大成がここにあります。
過去の歴代仮面ライダーが総出演!
仮面ライダーファンにとってはたまらないシーンに、2000年から1年ごとにリニューアルしてきた平成仮面ライダーシリーズの20作品すべての仮面ライダーが総出演するシーンがあります。
子供と一緒に見に行っている人も、自分が子供だった頃に見ていた仮面ライダーも出演することもあり、大人でも子供に戻った気持ちで鑑賞することができるでしょう。
戦闘シーンには今までの仮面ライダーにない迫力を感じるでしょう。
歴代の仮面ライダーを踏襲したストーリー
TVシリーズでの仮面ライダージオウを見ている人にとってはお馴染みの常盤ソウゴ(奥野壮)や明光院ゲイツ(押田岳)、ツクヨミ(大幡しえり)、ウォズ(渡邊圭祐)などのレギュラー出演者が出てきます。
さらに、「仮面ライダードライブ」の時に出演していた仮面ライダードライブの生みの親クリム・スタインベルト(クリス・ペプラー)が歴史が変えられたとソウゴたちに助けを求めてきます。
これは仮面ライダーシリーズを見ていた人にとっては他のシリーズとの関連性を感じる粋な演出です。
主要キャスト
まずはTV版の仮面ライダージオウのレギュラー出演者です。
常盤ソウゴ/キャスト:奥野壮
18歳。高校の進路指導でも「王様になる」と言ってしまう高校3年生。
天才なのか、天然なのか、「なんか行ける気がする」と言ってはなんでもやってのける力を持つ。
苦境に陥っても笑ってしまうポジティブな思考の持ち主。
突然、目の前に現れたツクヨミから「50年後に魔王として世界に君臨する」と未来の姿を告げられても、あっさりと受け入れてしまう。
魔王ではなく、人々の幸せを実現する王様になるという夢を実現するため、仮面ライダージオウとして戦う決意をする。
https://www.tv-asahi.co.jp/zi-o/cast/
奥野壮プロフィール
2017年11月、17,293名が応募した「第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でフォトジェニック賞・明色美顔ボーイ賞をW受賞。2018年7月、オスカープロモーションの男性エンターテインメント集団「男劇団 青山表参道X」に加入。2018年9月テレビ朝日「仮面ライダージオウ」で主人公の常磐ソウゴ(仮面ライダージオウ)役に抜てきされる。趣味はマンガを読む、ゲーム。特技はクラシックバレエ(11年間)
https://talent.thetv.jp/person/2000034442/
明光院ゲイツ/キャスト:押田岳
50年後の未来からやってきた戦士。18歳。
2068年、レジスタンスとして魔王と戦っていたが、苦戦を強いられ、魔王が覚醒する前に倒すためソウゴの命を奪おうと2018年の世界へ現れる。
しかし、同じ世界からやってきたツクヨミに「ソウゴが本当に魔王になるのか見守る必要がある」と説得され、渋々承諾。ツクヨミとともにソウゴが住む「クジゴジ堂」の2階で生活することになる。
https://www.tv-asahi.co.jp/zi-o/cast/
押田岳プロフィール
2016年11月、第29回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリ受賞[2]。2017年、バラエティー番組 スカッとジャパンでテレビ初出演。FODオリジナルドラマ『ぼくは麻理のなか』でドラマ初出演。2017年8月、舞台『オサエロ』で舞台初出演。2018年、特撮テレビドラマ『仮面ライダージオウ』に明光院ゲイツ / 仮面ライダーゲイツ役で出演
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%BC%E7%94%B0%E5%B2%B3
ツクヨミ/キャスト:大幡しえり
50年後の未来からやってきた少女。18歳。
血気に逸るゲイツを追って2018年の世界にやってくると、いち早くソウゴに接触。
ソウゴの強い正義感と想像を超えた力を認め、ソウゴの戦いをサポートするようになる。
過去の記憶を失っていたが、王家の娘でスウォルツの妹であることが判明。
王位継承権を得たことを兄スウォルツに恨まれ、その力を奪われてしまう。
https://www.tv-asahi.co.jp/zi-o/cast/
大幡しえりプロフィール
生年月日:1998年11月5日
年齢:20歳
出身:埼玉県
身長:161cm
血液型:B型
好きなスポーツ:テニス
好きな食べ物:オムライス
出演経歴:
・2017年3月24日(金)公開東宝映画「ひるなかの流星」 亀吉奈々役
・2017年4月21日(金)テレビ朝日ドラマ「女囚セブン」 囚人菊池徹子役
・2017年10月期日本テレビドラマ「先に生まれただけの僕」2年3組石田沙里依生徒役
・2017年10月期TBSドラマ「監獄のお姫さま」新人刑務官 高山沙也香役
https://shierin.com/
ウォズ/キャスト:渡邊圭祐
50年後の未来から来た謎の予言者。
常に本を手にしており、突然ソウゴの目の前に現れ、未来を予見するような言葉を呟くと姿を消す。
ソウゴのジオウとしての戦いをサポート。全てはソウゴを正しく導くためらしいが、果たして目的は?
白ウォズから仮面ライダーウォズに変身する力を奪取。ライダーウォズとしてソウゴらと共に戦いに参加する。
https://www.tv-asahi.co.jp/zi-o/cast/
渡邊圭祐プロフィール
大学の学祭で運営スタッフをやっていた時に、ミス・ミスターコンテストの審査員にスカウトされ、仙台のモデル事務所に所属することになった。 東北地方でモデルとして活動したのち、アミューズに移籍。2018年から放送の『仮面ライダージオウ』で初のドラマ出演。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E9%82%8A%E5%9C%AD%E7%A5%90
劇場版仮面ライダージオウ特別出演
劇場版仮面ライダージオウに特別出演をしているキャストです。
クリム・スタインベルト/キャスト:クリスペプラー
仮面ライダードライブに登場した登場人物が劇場版仮面ライダージオウで再登場しています。
織田信長/キャスト:前野朋哉
変えられた歴史を戻すためにソウゴ達が戦国時代にタイムスリップします。
その際に出てくるお笑い芸人のような織田信長を演じています。
歴史の管理者クォーツァー/キャスト:DA PAMP
TV版、劇場版と主題歌を歌っているDA PAMPが悪役で特別出演です。
時代劇版などコメディ要素が強いお祭り版
全体的に今までの劇場版仮面ライダーシリーズと比較しても、コメディ要素が強い内容となっています。
時代劇のパートでは、他のメンバーが時代に馴染むよう変装しますが、ウォズだけが変装をしません。その理由を「みんなが変装してしまっては、見る人が混乱するから」と言っています。
また、織田信長が芸人扱いされていたりとコメディ要素が強い内容となっています。
これは平成仮面ライダーシリーズが最終版となることから、お祭り要素も含まれているものと思われます。
30代から40代にはお馴染みの本物になれなかった仮面ライダー
さらに、30代から40代の方にとってはお馴染みのあの人が、ソウゴが自分は本物の仮面ライダーではなかったんだと落ち込むシーンに登場し、本物の仮面ライダーになれなかった自分から見れば、君は十分本物だと言ってソウゴを励まします。
劇場版の仮面ライダーにあの人が本当に出たんだということで、当時を知っている親世代は感動すら覚えることでしょう。
しかし、子供たちはその人が出てきて、なぜそんなに感動しているのかは分かりません。(笑)
未来は変えられる、自分の手で
仮面ライダージオウシリーズのTV版から見ている人にとってはお馴染みですが、常盤ソウゴが50年後の未来では自分は暴君になっているということをゲイツやツクヨミから教えられます。
高校生の現在のソウゴは、「自分は王様になる」と言っている少しイタイ高校生というだけでしたが、50年後には平成仮面ライダーすべての力を持ち、最低最悪な魔王になっているというものです。
そんな未来にならないために、ゲイツやツクヨミ、ウォズの協力をもって、ソウゴは自分の未来を変えようと奮闘します。
ソウゴの真っ直ぐな気持ちが周りを変えていく
TVシリーズから共通しているソウゴが未来を変えるよう努力する姿は、大人になった人にも訴えかけるものがあります。
また、ソウゴが頑張っても敵なのか味方なのか分からないウォズや、敵役が仲間になったと思ったら裏切ったりと子供向けのコンテンツにしては仲間の裏切りも頻繁に起こります。ソウゴはこうした裏切りにも屈せず、仲間を信じます。そのソウゴの気持ちは裏切った仲間の気持ちを動かします。
仲間や敵の裏切りとソウゴのまっすぐな気持ち。これこそが先が読めない展開を生み、大人をも引き付けるのです。
仮面ライダーゼロワンのシーンも少しあり
dorama9の方でも取り上げられていましたが、劇場版仮面ライダージオウの最後で、次回作でもある仮面ライダーゼロワンの戦闘シーンが含まれています。
仮面ライダーゼロワンの動くシーンが公開されたのはこの映画でのものが初めてとのことでした。
仮面ライダージオウが今夏に終了し、新シリーズの仮面ライダーゼロワンも間もなく始まります。
これからも仮面ライダーシリーズから目が離せません!