【シークレット・インベージョン】キャスト・あらすじネタバレ!AIのOPが炎上!?

本ページはプロモーションが含まれています
「シークレット・インベージョン」画像4
© 2023 Disney and its related entities

2023年6月21日よりDisney+ (ディズニープラス)より、配信がスタートしたニック・フューリーを主人公としたMCUドラマ『シークレット・インベージョンSecret Invasion)』。
第一話から衝撃の展開となり、さらにはAIツールによって描かれたOP映像が斬新でありつつも、批判が殺到し良くも悪くも話題に上がっている1作。
そんな『シークレット・インベージョン』について、全エピソードのキャスト、あらすじをネタバレ解説する!

『シークレット・インベージョン』は、MCUフェイズ5の3作目!

MCUドラマ『シークレット・インベージョン』とは?

Disney+ (ディズニープラス)で配信されている、『シークレット・インベージョン』。
地球上に暗躍するスクラル人の侵略に、ニック・フューリーが相対し、孤独な戦いを描くMCUドラマ。
フェイズ5の3作目となるが、物語的にはフェイズ3のラスト、『スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム』から続く作品となる。
ニック・フューリーは、フェイズ4には登場せず、今回の『シークレット・インベージョン』で”マルチバース・サーガ”初登場となり、大きな注目を集める。
監督はアリ・セリムが務める。
アリ・セリムは、映画監督もするが、主な主戦場はテレビドラマやCM、ドキュメンタリーの監督として長らく携わってきたクリエイター。
主演は、いうまでもなく、長らくニック・フューリーを務めてきたサミュエル・L・ジャクソンが続投。
そしてドラマであっても、吹き替えは竹中直人が担当する点もファンにとっては嬉しいところ。
その他、マリア・ヒル、エヴェレット・ロスらMCUでは馴染みのサブキャラクターが多数出演する。
そんな『シークレット・インベージョン』では、何が起きるのか…
今後のMCUの展開に、何を及ぼすのか…
『シークレット・インベージョン』の内容を深く切り込み、MCUを紐解いていく。

作品概要

「シークレット・インベージョン」画像3
© 2023 Disney and its related entities
原題Secret Invasion
監督トーマス・ベズーチャ
アリ・セリム
脚本ブラッドストリート
出演サミュエル・L・ジャクソン
ベン・メンデルソーン
コビー・スマルダーズ
ドン・チードル
マーティン・フリーマン
配信Disney+ (ディズニープラス)
エピソード全6話

この後に続く作品は?

『シークレット・インベージョン』は、『スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム』のエンドクレジットシーンで、ニック・フューリーが宇宙船におり、地球上にいたニックがタロスだったという衝撃のラストを迎えた。
そしてその理由が、『シークレット・インベージョン』では明らかとなっている。
外的要因から地球を守るため、備えるために様々な準備を進めていたと思われるニック・フューリー。
おそらく、その状況も『マーベルズ』で明らかになるだろう。
しかし、そんなニック・フューリーが地球に戻らざるを得ない状況になった。
その原因となる様から、この事件の顛末までを描くのが、『シークレット・インベージョン』である。
そしてこの後に続くのは…
直接的にニック・フューリーが動くのは、『マーベルズ』である。
ドン・チードルは、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』で本格的に活躍が描かれるはずだ。
冒頭に登場したエヴェレット・ロスは、『サンダーボルツ』に登場予定である。
そしてこのストーリーは、ドン・チードルが演じるローディを主人公とした『Armor Wars』にも繋がっていく…
一つの本線ではなく、数々の作品が入り乱れるストーリーラインが特徴のMCUフェイズ4〜6は、今回の『シークレット・インベージョン』でも例外になく、様々な作品に分岐していく事が判明した。

AIを使ったことで、批判を集める!?

『シークレット・インベージョン』は、いきなり大きな批判の的に晒されている。
それが、AIを使ったオープニング映像である。
『シークレット・インベージョン』のオープニングでは、AIツールを使って、絵がぬるっと変化していく様が特徴的である。
まさに、何者にでもなれるスクラル人を表したようなタイトルロールであり、その不気味な様は見事に内容とリンクしているものだったが…
ここ最近、ハリウッドでも大きな議論を生み出しているのがAIツールなのである。
今、ハリウッドでは新作の撮影を含めた映画制作が、完全にストップしている。
それが、全米脚本家組合が行っているストライキだ。
この話し合いに関しては、AIも議題に上がっている。
AIによって、人の仕事がとられてしまうのではないか…
その部分でも、議論の対象になっている。
AIが人の手にどこまでとって変わるのか…
アメリカではより、関心の高いトピックとなっている。
そしていち早く映像作品に取り入れた事で、『シークレット・インベージョン』にも大きな火種となって議論されているのだ。

MCUドラマ『シークレット・インベージョン』キャスト解説

「シークレット・インベージョン」画像2
© 2023 Disney and its related entities

『シークレット・インベージョン』のキャストを、吹き替え声優含めて、一挙紹介。
執筆時点では2話までしか配信されていないので、ゲストなどが登場した場合、掲載は順次増えていく予定である。
スクラル人とニックの攻防戦には、どんな人物が参戦するのか…

ニック・フューリー/サミュエル・L・ジャクソン、吹替:竹中直人

主人公、ニック・フューリー
元S.H.I.E.L.D.長官。
アベンジャーズの発起人であり、メンバーからも絶大なる信頼のおける人物。
”マルチバース・サーガ”初登場となるニック・フューリー。
これまで明かされて来なかった、ニックの秘密、プライベートな側面も明らかとなる。

演じるのは、サミュエル・L・ジャクソン(本名:Samuel Leroy Jackson)。
2008年の『アイアンマン』のエンドクレジットシーンで初登場をして以降、ずっとニック・フューリーを長きに渡って演じ続けている、レジェンド俳優。
クエンティン・タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』で注目を集め、『ダイ・ハード3』で一気に世界的な存在となった。
1948年生まれで、『シークレット・インベージョン』配信開始時には74歳となるサミュエル・L・ジャクソン。
ハリウッドでも指折りの第ベテランとなったレジェンドの、MCU初となる単独主人公作品。

元芸人として芸能界に入り、そのままの流れでコメディ俳優として地位を確立した竹中直人
そのキャラクターを活かして、MCU入りを果たす以前にも「シュレック」シリーズなどで声優を務めていた。
今や、ニック・フューリーの声優としてポジションを確立させているが、サミュエル・L・ジャクソンの専属というわけではなく、2012年以降のニック・フューリーの専属声優といったところ。
その渋い声が生かされたキャラクターで、長年MCUを吹き替えで支え続けている。

タロス/ベン・メンデルソーン、吹替:関俊彦

スクラル人のタロスは、『キャプテン・マーベル』で初登場を果たし、様々な人物に擬態する事ができる。
戦闘能力に特化したわけではないが、長年クリー人と対立関係にあったほか、キャプテン・マーベルのフォトン・ブラストを受けても無事なほどの耐久力を持ち合わせる。

2010年代に、渋おじ俳優として世界でも再ブレイクを果たしているベン・メンデルソーン
オーストラリア出身で1980年台よりキャリアをスタートしている、大ベテラン。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』では、帝国側の将軍を演じた事でも知られる。
ここ近年は、名前も知られた事が大きく、メインどころで大作映画への出演が多い。

画像出典:https://www.81produce.co.jp/actor_search/index.php/item?id=64

舞台俳優としても活躍する、声優の関俊彦
アニメなども勿論、吹き替え声優としては数々の作品に名を連ねる。
MCUでのタロスは、全て務めるほか、『フッド: ザ・ビギニング』ノッティンガム州長官役でも、ベン・メンデルソーンの吹き替えを担当している。

グラヴィク/キングズリー・ベン=アディル、吹替:笠間淳

グラヴィクは、今回のヴィランとなるスクラル人側のボス。
タロスの元部下だったが、スクラル人の安住の地を地球にするためテロリストとして、人間から奪い取ろうと画策する。

演じるキングズリー・ベン=アディルは1986年生まれのイングランド出身の俳優。
代表作の一つとしては、2020年のAmazon Studioの映画『あの夜、マイアミで』で、マルコムX役で有名。

グラヴィクの声優は、人気声優の笠間淳
近年の話題作への出演では、『THE FIRST SLAM DUNK』の三井寿役を務めた。
その他、イケボの代表格として、アニメ、吹き替えの他、朗読劇など声優としてマルチな活動を行う。

マリア・ヒル/コビー・スマルダーズ、吹替:本田貴子

マリア・ヒルは、原作のマーベル・コミックスでは2005年の『ニュー・アベンジャーズ(The New Avengers)』で初登場を果たしている。
比較的新しめのキャラクターである。
MCUでは、2012年の『アベンジャーズ』よりS.H.I.E.L.D.の副長官として、ニック・フューリーの片腕として大きな役割を担ってきた。

演じるのは、コビー・スマルダース
カナダ出身の女優。
175cmという長身から、モデルとしてキャリアをスタートさせる。
若い頃はモデルとして一線で活躍したのち、2000年代に入って女優として舞台を移す。
そしてMCUのマリア・ヒル役としての存在感から大きくその名を知れる事になる。
名実ともに、マリア・ヒル役として世界でも知られた存在となっている。

声優は、本田貴子
アニメは勿論のこと、吹き替え声優として数々の人気女優を担当する。
今回のコビー・スマルダースについても、『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』など複数作に渡って担当を務めていた。
この他にも、アンジェリーナ・ジョリー、サンドラ・ブロック、シャーリーズ・セロンなど超がつくほどの人気女優の声を務めており、吹き替えで洋画を見る人にとってはお馴染みの声となっている。

ジェームズ・“ローディ”・ローズ(ウォーマシン)/ドン・チードル、吹替:目黒光祐

アイアンマンこと、トニー・スタークの相棒として、2008年より出演しているローディことジェームズ・ローズ大佐
2作目の『アイアンマン2』より、ウォーマシンとしてMCUは、常に政府とアベンジャーズの橋渡し役として、熱い信頼を勝ち取る。
『シークレット・インベージョン』でも政府側の役割で、ニック・フューリーと関わる。

最初に演じていたテレンス・ハワードの代役として、『アイアンマン2』よりローディを演じ続けてきたドン・チードル
若い頃は、その見た目からチンピラ風のギャング系な役柄が多かったが、歳を重ねる上でより深みが増すと共に様々な役柄をこなす様になっていった。
現在では、MCUを中心にいぶし銀な職人気質な黒人俳優としてハリウッドでも地位を確立。
代表作としては『オーシャンズ11』シリーズなどに出演。

画像出典:https://sigma7.co.jp/actors/meguro_kohsuke

声優は目黒光祐
アニメ声優や吹き替えなどの、様々な作品に出演する。
最近では出番は少なめで全盛期は80年代後半から90年にかけて。
ドン・チードルの吹き替え担当としては、ロバート・ゼメキス監督の『フライト』などでも声優を務めた。

ガイア/エミリア・クラーク、吹替:清水理沙

ガイアは、タロスの娘。
若干反抗期?
グラヴィクの組織に所属するも、その荒々しいやり方に疑問を感じ、暗躍し始める。

演じるエミリア・クラークは、大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』出身の女優。
大病を乗り越え、現在の地位まで上り詰めているという…
想像を超える努力のもと勝ち取った、不屈の根性が多くの支持を得る。
企画がポシャってしまったが、スター・ウォーズの外伝シリーズとなる『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』では謎多き女性キーラを演じるなど、今後を感じさせる大きな役どころを掴んでいる。

エミリア・クラークの専属として、様々な作品でも彼女の声優を務める清水理沙
洋画好きにとって、彼女の最も有名な声は、アリアナ・グランデである。
アリアナ・グランデがブレイクするきっかけとなった、ビクトリアスやサム&キャットのキャット・バレンタイン役の声優を務めていた。
エミリア・クラークとしても、『ゲーム・オブ・スローンズ』で声優をしており、アニメ以外にも吹き替え声優として幅広く活躍中だ。

ソーニャ・ファルズワース/オリヴィア・コールマン、吹替:進藤尚美

ソーニャ・ファルズワースはMI6の特別操作感で、裏の世界に通じる女性。
少し手荒なやり方で、裏では知られた存在。
今回も、スクラル人のテロに関する情報を掴むため、ニックとは別路線から捜査を進めている。

演じるオリヴィア・コールマンは、知る人ぞ知る実力派女優。
2019年に開催された第91回アカデミー賞では、アカデミー主演女優賞を『女王陛下のお気に入り』で受賞している。

吹き替えを務めるのは、進藤尚美
アニメなどでは、「ゆるキャン△」の犬山みね子の声優を担当する。
その他、声優として様々な活動を行う。

エヴェレット・ロス/マーティン・フリーマン、吹替:森川智之

MCUでは主に、『ブラックパンサー』シリーズで登場するエヴェレット・ロス
CIAのエージェントとして、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』や『ブラックパンサー』で姿を見られた。
フェイズ4以降は、『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』や、本作『シークレット・インベージョン』など、今後は『サンダーボルツ』にも登場が予定されている。

声優は、ベテラン人気声優の森川智之が務める。
数々の有名アニメで声優を務める他、吹き替え声優としても数々の有名人気俳優たちの声優を中心的に担当している。
あげればキリがないが、最も馴染みのある声としては、トム・クルーズの吹き替え声優として『ミッション:インポッシブル』シリーズなど錚々たる作品で声を当てている。

MCUドラマ『シークレット・インベージョン』全エピソード、あらすじネタバレ!

「シークレット・インベージョン」画像1
© 2023 Disney and its related entities

ここからは、各話あらすじをネタバレ含み紹介していく。
まだ未鑑賞の方などは、ネタバレとなるのでご理解のもとご覧いただきたい。

Episode.1「復活」あらすじ

エヴェレット・ロスが、モスクワで誰かに話を聞いている。
その誰かとは、プレスコット捜査官。
彼は、世界各地で起きているテロを、全てスクラル人であるという事実を突き止めた。
その事実をエヴェレット・ロスに、注意喚起を行う。
しかしその事実をロスは、はぐらかそうとした。
そう、そのエヴェレット・ロスもまた、スクラル人だったのだ!

Episode.1「復活」ネタバレ

地球では、スクラル人がタロスたちから離反し、地球を人間から奪い取ろうとしているテロリスト集団が存在した。
それが、かつてのタロスの部下であるグラヴィクをリーダーにしたグループである。
グラヴィクは、地球からさったニック・フューリーに捨てられたと感じ、スクラル人の居場所を自身の手で作ろうと、地球を乗っ取ろうと画策する。
そんな危機に陥った地球を救う為、タロスは宇宙にいるニック・フューリーを地球へと呼び寄せたのだ。

ニック・フューリーは、『キャプテン・マーベル』の後、スクラル人には新たな故郷を探すという約束を交わす。

しかし、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で起きた”空白の5年間”の影響で変わってしまう。
宇宙に出て、外敵からの脅威に本格的に備える様になり、地球から消えた。
ニック・フューリーがいた宇宙船は、セイバー。
人類史上最も複雑な、航空宇宙防衛システムである。

信じきれない事実に、ニック・フューリーは散歩に出る。
すると、早速事態は急変、ニックは何者かに拉致られてしまう。
拉致した相手は、ソーニャ。
ニック・フューリーとは古い旧知の仲で、MI6の捜査官だ。
目的は同じ、スクラル人を潰そうと企んでいる。
ニック・フューリーは、ソーニャと協力関係を築こうとするが、老いぼれとみなされてしまい収穫は得られなかった。
が、勿論タダでは転ばず、ニックはソーニャの部屋に隠しカメラを仕掛け、去っていく。
一方、スクラル人は放射能に耐性を持っている為、隠れ家を人が寄り付かないチェルノブイリに拠点を置く。
ニュー・スクラロス…そこには、クラヴィク、タロスの娘ガイアもいる。
ニック・フューリー陣営は、ニック自身を含めたったの3人。
マリア・ヒルとタロス。
この3人で、グラヴィクらスクラル人軍団と戦わなくてはならない。
そして同時にMI6のソーニャとも争う事になる。
タロスにとっては、離反されたといえ、同じ種族。
話し合いで解決したいとも感じるが…
ソーニャらMI6陣営は容赦しない。
スクラル人なら、誰であろうと皆殺しにするというのだ。

ソーニャの情報を傍受したニックらは、爆弾の取引場所に向かう。
しかしガイアが一足先に済ませ、その足取りをマリア・ヒルが追う。
一方取引場所で、情報を得ようとスクラル人と相対するタロスとニック。
タロスは、一足先にマリアと合流し、ガイアを追う。
追い詰めるが、そこで初めてガイアの存在を知ったタロスは、ガイアに母親が死んだ事を伝える。
そして母親を殺した相手が、ガイアが属する組織の人間によって下された事だとも…
その晩、タロスの元に訪れたガイアは翌日の爆弾テロの情報を明かす。
そして、ニック、マリア・ヒル、タロスの3人は、ガイアの情報を元に、爆弾を持った人物を追い広場へとやってくる。
が、それは全て囮であり、グラヴィクの作戦が成功してしまう。
そして、ニック・フューリーに擬態したグラヴィクが、「ヒル!」と声をかけた瞬間、撃たれてしまうのだった。
撃たれたマリアは致命傷となり、すぐに駆けつけた本物のニック・フューリーが「マリア!」とファーストネームで呼び、息を引き取る…
マリア・ヒルが亡くなってしまう…という衝撃の展開を迎える。

Episode.2「約束」あらすじ

1997年。
ニック・フューリーは人知れず、難民となったスクラル人を人間に擬態し混乱を招かない事を条件として受け入れていた。
その中に、まだ幼いグラヴィクがいた。
新しい安住の地を探していたニックとタロスだったが、そこは争いと憎悪ばかり…
ニックは、新しい場所を探すと約束したが…
その約束が果たされることは無かった。
そしてグラヴィクが、業を煮やして離反し、この地球にそれを求めたのだった…

Episode.2「約束」ネタバレ

ロシアでまたも、爆弾テロを敢行したグラヴィクら、ニュー・スクラロスの面々。
ニックは何者かに連れて行かれるが…それはタロスだった。
タロスの娘ガイアによってもたらされた情報を元に、爆弾テロの阻止に動くが結果として大失敗に終わる。
昔話をもとにニックはタロスに、「俺が知らない話をしろ」と秘密を明かせというが、それが原因で実質喧嘩別れになってしまった。
タロスとニックは、長年の仲である。
しかしその仲であっても、まだ知らないことがあると目論みタロスに秘密を明かさせたのだ。
すると、ニックの知らないスクラル人が、100万人以上地球に居るという事実であった。

今回のことの発端は、スクラル人がMCUに初登場をした『キャプテン・マーベル』から始まる。
クリー人との戦争によって居場所を追われたスクラル人は、キャロル・ダンヴァースとニック・フューリーとの約束によって、新たな惑星となる安住の地を探すという約束をしていた。

ロンドン。
マリア・ヒルの死。
遺体は、ヒル家に引き取られた。
事態はいよいよ、最悪な状況へと陥ろうとしていた。
ロシアで起きた爆弾テロは、アメリカによって起きたものだとされている。
ロシアvsアメリカの戦争も、時間の問題という状況になろうかとしていた。
そんな世界情勢の中、スクラル評議会で実権を握ったグラヴィク。
スクラル評議会の面々は、世界でも指折りの有権者ばかり。
世界に暗躍するスクラル人の脅威を感じさせた。
しかしそれは、人間社会に溶け込んでおり、グラヴィクと違い人間に寄り添ったものである。
一方でグラヴィクは、人間社会を敵対視しており、完全に人間に対して戦争を起こそうとしていた。

タロスは、この事態を危ぶむ評議会のメンバー、シャーリーから警告を受ける。
もうグラヴィクは昔と違い、地球にいるスクラル人の全権を握ったと。
タロスは単独で動き、グラヴィクとの面会を望む…
一方、グラヴィク側には裏に何かがある…
ガイアが暗躍し、その調査を進めていた。

一方、ローディが糾弾にあっていた。
ロシアの爆弾テロに、ニック・フューリーとマリア・ヒルがいた事。
その事実に関して、各国の首脳陣から詰められていたのだ。
すると、ニックから連絡が来て、2人きりで会う事になる。
もちろんニックとしては、スクラル人との戦争にローディの力を借りる為である。
しかしその思惑は外れ、ニック・フューリーはローディから、現在の任を解かれてしまう。
要するに、クビ勧告を受けてしまうのだった。
ローディは、アベンジャーズらのヒーローの力を…という提案をするが、スクラル人の前にそれは無力であり、逆に脅威になると断っていたニック。
これにより、完全に1人と、孤立してしまった。
政府は、マリア・ヒルを失った責任を取るべきだと、ニック・フューリーに対してクビを宣告したのだ。

ガイアは、ニュースクラロスのアジトで、グラヴィクが何を企んでいるのか…
隠れて探っている。
PCの画面には、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のグルートの文字。
一方、ロシアの爆弾テロで捕まったスクラル人を拷問していたロシア人たちだったが、そこにソーニャが現れる。
強引に変わると…ソーニャの化学的な拷問によって、グラヴィクたちの思惑が遂に判明した。
ダルトン夫婦という科学者によって、スクラル人のスーパーソルジャー化計画であった。
そこにグルートたちの遺伝子情報を用いて、彼らのような力でスクラル人を強化しようというのだ。
一方、ついに孤独になったニック・フューリー。
彼は、とある家にやってくる。
すると、そこにはスクラル人の女性が料理を作っていた。
そこに、ニック・フューリーがやって来る。
彼女は言う「何か、忘れてない?」
ニック・フューリーは、指輪を左手薬指にはめて、「いいか?」と言い、2人は熱いキスを交わす。
まさか、ニック・フューリーはスクラル人の女性と結婚していたのだ…

Episode.3「約束」ネタバレ

まとめ

今や、マスメディアと分断される様になり、完全なる独自のメディアとして発展を遂げたネットの世界。
そんな情報過多の世界をメタファーとして、スクラル人の見た目の変化の中で何が真実なのか…
ニック・フューリーの実力を試される事件を描く、『シークレット・インベージョン』。
エピソードを重ねていくごとに明らかになる新事実は、ひとときも目が離せない!
いよいよ、大きな問題へと対峙していく事になるMCUは、ニック・フューリーは…
どんな展開を迎えるのか…
第2話で明らかになった、スクラル人のスーパーソルジャー化計画。
もしそうなれば、もう、ニック・フューリーにどうにかできるレベルではない。
果たして、アベンジャーズらの本格参戦はあるのか…
ローディは、硬い合金製のスーツを着て現れるのか…
まだまだ、事態がどう動くのか、想像も付かない。
果たしてこの戦いは、どう決着がつく?
若干のマンネリ化も懸念されているMCUは、今後…更なる佳境を迎えていく。

ディズニープラスで独占配信!

Disney+ (ディズニープラス)では、『シークレット・インベージョンSecret Invasion)』を独占配信中!
その他、MCU作品を月額見放題プランの中で唯一鑑賞できるサービスである。
気になる方は、是非テキストリンクから詳細をご確認を!

タイトルとURLをコピーしました