これまでにも多くのヒーロー映画が誕生してきましたが、2002年の『スパイダーマン』を皮切りに、映画界ではいわゆるスーパーヒーローの実写映画化が加速化。
マーベルを中心に、様々なヒーロー映画が誕生し続けています。
そんなヒーロー映画をタイプ別に分け、それぞれのおすすめ作品を紹介します。
正統派ヒーロー
最初に紹介するのは、当然のことながら、正統派なヒーロー。
正義を貫くこれぞヒーロー的な、誰しもが思う格好いい存在を描く作品たちです。
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
強い心を持つ正統派マーベルヒーロー!
「キャプテン・アメリカ」は、ヒーローという存在になる前は非力な青年でした。
しかし、見た目は非力であっても、心は強く高い精神力を持っていました。
その強い心を持つスティーブ・ロジャースは、超人兵士の実験を見事に成功させます。
その結果、「キャプテン・アメリカ」は初めての戦場での単独任務を見事に成功させ、それまではプロパガンダ的軍の広告塔という存在から、文字通りのヒーローへと自他共に認めさせたのです。
まさしく、正統派なヒーローの代名詞といえる存在。
ワンダーウーマン
美しき女性ヒーロー
初登場は、映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』。
そのオリジンとなるストーリーが展開する、『ワンダーウーマン』。
人類を救うためのミッションで、閉ざされた世界であるセミッシラを抜けて、飛び出したダイアナは、世間知らずな側面を露呈する可愛さを披露するも、見事な活躍を遂げる。
大胆なコスチュームも相まって、女性らしさを放つ正統派ヒーロー!
ダーク・ヒーロー
続いての項目は、正統派を紹介すればやはりその正反対の存在とも言えるダーク・ヒーロー。
悪をやっつける、世界を救う、などそんな大それた野望とは皆無で、自分のために行動する、そんな存在。
全くもってヒーローらしくないけど、結果的に世界を救ってしまう。
そんなアンチ・ヒーローを紹介します!
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』
欲望を剥き出すダーク・ヒーローの代名詞的存在
人間凶器ともされる、クレタス・キャサディにヴェノムのかけらであるシンビオートが取り憑き生み出されたカーネイジ。
言ってしまえば兄弟とも言える存在。
1作目ではヴェノムとの出会いを描き、2作目となる『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』では、喧嘩するほど仲が良い2人の関係性を密に描く。
軟弱系ヒーロー
この国目のヒーローは、とにかくヒーローとはいえないかもしれない、軟弱なヒーローを紹介します。
ヒーローらしくないけど、ヒーローになっちゃった、スーパーヒーローと呼ぶにも難しいかもと感じてしまう、軟弱系ヒーローです。
『キック・アス』
何も持たないスーパーヒーロー!
ただのスーパーヒーロー好きのオタク少年であるデイヴ・リゼウスキ。
ヒーローに憧れた彼は、コスチュームを買いヒーロー活動を開始する!
しかし、当然ただのオタク少年であるデイヴは、暴漢に襲われて身ぐるみを剥がされてしまう。
それでも諦めなかったデイヴは、戦う姿を撮られSNSでバズっちゃった!
等身大ヒーロー、キック・アスの誕生だ!
富豪系ヒーロー
ヒーローと言っても、ヒーロー活動でお金を稼ぐわけではありません。
じゃあお金ってどうしてるの??
そんな疑問を一蹴してしまう、大富豪系何でもありなヒーローも存在します。
THE BATMAN-ザ・バットマン-
元祖大富豪ヒーロー!
バットマンの最新作である『THE BATMAN-ザ・バットマン-』。
黒いマントにマスク、コウモリをベースとしたヒーロー。
その正体は、ブルース・ウェイン。
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』では若きブルース・ウェインが主人公。
ゴッサム・シティで犯罪撲滅活動を始めてから、2年目。
バットマンといえば、長年の活動で得た強靭な格闘術と肉体。
しかし本作では、まだ2年目ということもあり、それらは備わっていない、新しいブルース・ウェイン像が特徴となる。
作風もミステリーがベースとなっている。
『アイアンマン』
常に上から目線の異色のヒーロー!
トニー・スタークは、父の会社”スターク・インダストリーズ”を受け継いだ若き経営者であり、軍事産業のトップ企業のCEO。
アイアンマンとなり、軍事産業から撤退すると、その後はエネルギー産業に参入し財を成す。
それと並行して、アイアンマンの活動で世界を救うヒーローに。
常に上から目線で、自分勝手な行動がたまにキズ。
1作目ではそれが仇となり、相棒でもあったオバディアの企みに気がつかず窮地に陥る…