映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』意味不明となった結末を徹底解説!

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

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2017年8月18日に公開された日本のアニメ映画である『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』。原作を岩井俊二監督が生み出した、90年代のドラマ作品をベースに、新たな解釈を加えたアニメ映画です。しかしこの作品は、結末が意味不明とプチ炎上している作品でもあります。その結末の展開について解説します。

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映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の概要

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?2
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『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』は90年代のTVドラマ用に作られた作品で、岩井俊二監督が映画に出るきっかけとなった作品をアニメへとリメイクした映画です。
テレビドラマとして作られたにもかかわらずこの作品は、日本映画監督協会新人賞を獲得し、TV用の余分なシーンが排除され、映画として劇場公開されるなどとても評価が高かった作品。
そして、20年以上の時を経てアニメ作品としてリメイク、新たに製作され話題となっていたもの。
映画の内容もさることながら主題歌である”打ち上げ花火”DAOKO×米津玄師なども話題になっていました。
そしてこの作品は、観客に結末を委ねたことで賛否両論となり、意味不明な展開を迎えたことでも知られています。

映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の作品情報

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」予告3

監督:武内宣之
脚本:大根仁
原作:岩井俊二
出演:広瀬すず、菅田将暉、宮野真守、松たか子、花澤香菜
公開:2017年8月18日
時間:90分
製作:日本

映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』のあらすじ

夏休みの登校日、典道と祐介はプール掃除を担当。
プールサイドには同級生の女子、なずながいる。
そこで典道と祐介は、水泳勝負に出る。
勝った方がなずなに告白しようという、男の勝負だ。
そこで、祐介が勝つ。
しかしなずなは、両親の都合で引っ越すことが決まっており家出を画策しているのだった。
勝負に勝った裕介は、その夜一緒に花火に行く約束をするのだが、祐介がその約束を破ってしまう。
典道は後悔し、あの勝負に自分が勝っていたら…
もし、自分が勝負に勝っていたら、なずなとの約束は破らないのに…と。
そこでなずなが持っていた奇妙なガラス玉を投げると次の瞬間、その”もしも”が現実になるのだった。

映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の結末を解説!

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?3
出典元:https://twitter.com/inosuma/status/1046013365351440384/photo/1

この作品は、もしもの世界が時間を戻す事で現実になるという、いわゆるタイムリープものと呼ばれるジャンルのアニメ作品です。
しかしその結末が意味不明と評価されるなど、多々説明不足による解釈の違いが如実に現れ、観る人たちによって変わってしまう作品としても知られています。
そんな映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の結末を解説していきます。
当然本記事の解釈も筆者によるものが大きいので、これもひとつの例として捉えていただければ幸いです。

結末

この映画の結末は、タイムリープの世界を中心にいわゆるパラレルワールドのような世界に入り、主人公典道がすべき行動をやり直していくという大まかな設定がされています。
主人公典道とヒロインなずな、ふたりの関係性が肝となっていきます。
そして最後のタイムリープで二人はついに、結ばれるのです。
しかしそのラストシーン、夏休みが終わった登校日。
当然なずなは転校が決まっていたので、教室には居ません。
出欠の名前も、呼ばれません。
しかし典道は、出欠の名前が呼ばれているにもかかわらず返事がありません。
典道の姿は、そこにありませんでした。
果たして典道がどこにいるのか…
それが明かされずに、終わります。
しかしこれは、おそらく駆け落ちした…
と捉えるのが、この頃の無謀な十代らしい終わり方なのかな、と感じます。
以下、詳しい解説は下記項目にて。

解釈の仕方

物語でも散々駆け落ちしようと言っていたこともあり、それが1番ふに堕ちる流れかと。
しかしこれにも反論が多くされており、おそらく年齢設定が13歳くらいで駆け落ちしても生活する手段がない、とか納得がいかないとされています。
しかし、思い出してみて下さい。
13歳とかの年頃って、無謀な事しませんでしたか?
根拠のない自信があって、どうにかなるさ、その場の思いだけで行動したことはありませんか?
きっと典道となずなは、そんな衝動的な思いだけで行動しているのだと思います。
ですがここに現実的なことを付け足すならば、きっと駆け落ちしてもすぐに大人達に見つかって連れ戻されたりはするだろうけど…
この物語の結末として、ふたりは駆け落ちをした…というのが綺麗な終わり方なのかな…
と、筆者は思うのです。

みんなの感想

ここからは、皆様の感想を紹介します。
様々な意見があるこの作品の感想は、人それぞれにいろんなものがあって、これはこれでとてもいい映画だなと感じるものでした。

みんなの感想まとめ

以上皆さんの感想でした。
やはりほとんどの方が、結末がわからないというもの。
しかしこの映画は、そうやって結末を自分の解釈で納めることができる、いろんな想像を膨らます作品というのが正解だと思います。
だからこの映画は、自分の思うベストな答えを心にしまっておくのが良いでしょう。
そしてもし誰かと一緒に見たのなら、その相手と議論を交わすことで、この映画がより思い出深いものになっていくのです。
近年の映画は、ほとんどが綺麗に纏まった結末ばかりを迎える傾向にあり、納得できる最後、というのがセオリーになってきています。
なのでこういう趣旨の作品って、本来の映画らしい展開で、とても面白いもののはず。
たまにはこんな結末がわからない作品を見て、頭の回転を張り巡らすのもオツな映画、それが『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の魅力なんだと、筆者は思うのです。

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