映画【WAVES/ウェイブス】をネタバレ!?A24が贈る心をえぐる青春物語!

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出典元:https://twitter.com/WAVES_jp/status/1247063511596797957/photo/1

今世界で注目を集める、新鋭の映画制作会社A24が製作する新作映画『WAVES/ウェイブス』。
アメリカでは2019年に公開し、大きな話題となっていた作品です。
この映画は、一言でまとめれば青春映画ですが、あまりにも不条理で、身勝手で、切ない物語になっています。
今の時代、いや若者にとってはとてもリアルな出来事を切り取った作品です。
そんな『WAVES/ウェイブス』をネタバレしながら解説します!

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映画『WAVES/ウェイブス』について

アメリカでは2019年11月に公開されたドラマ映画で、ハリウッドで大注目の映画製作会社”A24″が製作から配給をしている作品です。
日本では、2020年4月に公開予定でしたが、コロナウイルスの影響で延期となっています。
この作品は新鋭の映画監督である、トレイ・エドワード・シュルツが務め、主演もケルヴィン・ハリソン・Jrとテイラー・ラッセルと若手俳優が起用されています。
その他、『THIS IS US』でブレイクしたスターリング・K・ブラウンなどが脇を固めます。
この作品は、内容もとても凝った物語で珍しいストーリーラインを採用しています。
2部構成となり、前半と後半で主人公が変わっていきます。
しかしこの映画には、それ以上に音楽が注目を集めている作品でもあるのです。
劇中でかかる音楽のアーティスト達は、フランク・オーシャン、ケンドリック・ラマー、カニエ・ウェスト、レディオヘッドなど錚々たる面が楽曲を提供。
登場人物達の溢れる感情を華やかに、時にはギラギラと彩っている重要なファクターのひとつです。
音楽的には、様々なサイトで特集されているので、是非チェックしてみてください。
本記事では、この映画の本質である物語に言及していきます。

映画『WAVES/ウェイブス』の作品情報

原題:Waves
監督:トレイ・エドワード・シュルツ
脚本:トレイ・エドワード・シュルツ
出演:ケルヴィン・ハリソン・Jr、テイラー・ラッセル、ルーカス・ヘッジズ、アレクサ・デミー
公開:2020年
時間:135分
製作:アメリカ合衆国
映画『WAVES/』公式ウェブサイト

映画『WAVES/ウェイブス』のあらすじ

https://twitter.com/WAVES_jp/status/1246633659819610114?s=20

高校生タイラーは、成績優秀なレスリング部のエリート選手、美しい恋人アレクシスもいる。厳格な父親ロナルドとの間に距離を感じながらも、恵まれた家庭に育ち、何不自由のない生活を送っていた。そんなある日、不運にも肩の負傷が発覚し、医師から選手生命の危機を告げられる。そして追い打ちをかけるかのように、恋人の妊娠が判明。
徐々に狂い始めた人生の歯車に翻弄され、自分を見失っていく。そしてある夜、タイラーと家族の運命を変える決定的な悲劇が起こる。

一年後、心を閉ざして過ごす妹エミリーの前に、すべての事情を知りつつ好意を寄せるルークが現れる。ルークの不器用な優しさに触れ、次第に心を開くエミリー。やがて二人は恋に落ちるが、ルークも同じように心に大きな傷を抱えていた。そして二人はお互いの未来のためにある行動に出る・・・。

引用元:https://www.phantom-film.com/waves-movie/

映画『WAVES/ウェイブス』を、日本公開前にネタバレ解説!


出典元:https://www.phantom-film.com/waves-movie/

この映画は、前半と後半で主人公が変わる2部構成となっている、とても珍しい作品です。
物語の主体となるのは、ひとつの家族。
ウィリアムズ家の高校生、タイラーを中心に物語が始まります。
そしてこのタイラーが物語を大きく揺るがす騒動を起こし、その後物語は彼の妹であるエミリーへと切り替わるのです。
そんな映画『WAVES/ウェイブス』をネタバレ含め徹底解説していきます。

エリートのタイラー


出典元:https://www.phantom-film.com/waves-movie/

主人公のタイラーは、高校生で裕福な家庭で育ちます。
アレクシスはガールフレンドで、2人は共に幸せな時間を過ごしていました。
タイラーは4人家族、父親のロナルド、継母のキャサリン、妹のエミリーと暮らしています。
父親は厳格でありながらも息子のタイラーに成功して欲しいと、厳しく接していました。
そんな中でタイラーもプレッシャーを感じながらエリートで、その期待に答えようとしています。
しかしタイラーには心配事があり、それは体の痛み。薬で抑えていたのです。
継母のキャサリンは、そんなタイラーを心配し医者へと連れていきます。

タイラーの障害


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タイラーの診断結果は、SLAP損傷と言うスポーツ選手特有の障害だと判明。
タイラーは、レスリングのエリート選手でした。
医師は、タイラーにレスリングを辞めることを進めます。
しかしタイラーはいうことを聞かずに、家族にもその障害のことを黙ってそのままレスリングを続けるのでした。
その結果、タイラーは試合に強行出場し倒れてしいます。
隠していたSLAP損傷のことが、家族にも、そして父親にもバレてしまうのでした。
しかしタイラーにはアレクシスがいます。
愛しの彼女です。
ふたりはビーチで、キスを交わし最愛の時を過ごすのですが…
アレクシスから、妊娠したという事実を告げられるタイラーでした。

タイラーとアレクシス


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アレクシスから妊娠したと聞かされ、タイラーは中絶しようと提案します。
ふたりは病院へといきますが…
中絶=殺人のデモが病院でやっていた事などもあり、アレクシスの胸中は産むことを選択していました。
しかしタイラーは反対し、ふたりは喧嘩をしてしまいます。
その結果2人の意見の食い違いから、別れてしまうのでした。
タイラーは、それまでのスポーツもできなくなってしまい、恋人のアレクシスも失った結果、薬漬けとなってしまいボロボロになってしまいます。
アレクシスにもう一度電話してみても、ブロックされており、連絡がつきません。
そしてタイラーは、スマホで衝撃の写真を目にするのでした。

アレクシスに起きた事

タイラーが目にしたものは、アレクシスの姿です。
他の男と一緒にいる写真でした。
タイラーは怒り浸透し、アレクシスの元に向かおうとします。
しかし家族に止められてしまいますが、継母のキャサリンには、本当の親ではないと言い、父親を殴り倒してアレクシスがいるパーティー会場へといくのでした。
タイラーは激昂し、アレクシスを見つけたらそのまま喧嘩となり、手を出してしまいます。
そのままタイラーはアレクシスを殴り倒してしまい、事態の深刻さが血の量からも明らかでした。
その異変に気がついたタイラーは、逃走します。
アレクシスはなんと、死亡してしまうのでした。
そしてタイラーも逮捕されてしまいます。
タイラーの裁判、結果は終身刑。
父親のロナルド、キャサリン、妹のメアリーも見守る中、最悪の判定が下ってしまいました。

妹のエミリー


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エミリーは、兄の終身刑の判決にショックを受け、SNSなども全てやめてしまうのでした。
エミリーは、兄の暴行の現場にもいたのです。
その光景から、事件のショックはエミリーに重くのしかかるのでした。
兄が殺人者となってしまったエミリーの元に、SNSなどから誹謗中傷が送られてきます。
やめたきっかけは勿論、事件のことが原因です。
エミリーには、あまりにも重い出来事でした。

ルークとエミリー


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エミリーの元に、レスリング部の仲間であるルークが現れます。
ルークは、エミリーに好意を寄せていてふたりはデートをします。
エミリーはルークに家族のことなどを話しているうちに段々と、事件のショックから立ち直れるようになっていきました。
父親のロナルドは、タイラーばかり気にしていて、エミリーには殆ど気にかけてきませんでした。
その事を継母の妻であるキャサリンに指摘されていたロナルド。
それを隠れて聞いていたエミリーは、涙が伝います。

それぞれの心に残るしこり


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父親のロナルド、エミリー、そしてルークにも、心に抱えるしこりがありました。
ロナルドは、エミリーに対してのこと。
ルークにも余命わずかな父親がいました。
そして事件現場にいながらにして、兄の事を止めることができなかったエミリー。
その心にあるしこりを拭い去り、彼らは再び歩みを進めることになるのでした。
これまでの事を心に抱え、新たな一歩を踏み出すのです。
エミリーは、自転車で街を駆け抜け叫び、心の中を解放するかのような姿で物語は幕を閉じます。

映画『WAVES/ウェイブス』のネタバレ、まとめ

https://twitter.com/WAVES_jp/status/1244066746954366978?s=20

この映画の魅力は、プレイリスト・ムービーと言われるほどに様々な音楽が特徴的に差し込まれている点です。
上記項目でも紹介したネタバレの様に、この映画は若者達の心の中にあるしこりを、どう無くしていくのか…
どう片付けて自分の中で折り合いをつけていくのか…
その方法を描いた、ヒューマンドラマがベースです。
このストーリーを見れば、とても重い様な話ですが、その全てを音楽と綺麗な情景でとても映画らしい演出で展開していく様が秀逸なのです。
アメリカでもその評価はとても高く、ロッテントマトでは83%、オーディエンススコアも81%を推移しているなど高評価となっています。
31曲にも及ぶ、イケてる音楽と共に、この映画の描写はとてもビビッドでお洒落な雰囲気と斬新あカメラワークで映画の新たな可能性を感じさせる作品です。
まだ、日本公開は未定で、近日公開となっています。
この珠玉の青春映画をぜひ、鑑賞してみてください!

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