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【MCUフェイズ4相関図】各作品の繋がりを解説!

ホワット・イフ…?ウォッチャー
© 2021 Disney and its related entities

MCUフェイズ4も2021年1月に『ワンダヴィジョン』で幕を開けて以降、様々な作品が公開されています。
そんな中、より複雑化しているフェイズ4の各作品が、次はどの作品に繋がって行くのか…
わかりやすく解説するとともに、相関図にしてお届け!
現在判明している繋がりを持つ作品を、徹底解説!

MCUフェイズ4

MCUフェイズ4は、2021年1月15日にディズニー・プラスで配信がスタートした『ワンダヴィジョン』で幕を開けています。
フェイズ1〜3では、各個別のキャラクターたちを中心に描きながらも、インフィニティ・ストーンをひとつの鍵としそれぞれの作品で描き、『アベンジャーズ/インフィニティ・ストーン』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でそれらを集結させ大きなストーリーを形成させました。
延べ22作品にも渡る、壮大なストーリーが観客たちの度肝を抜いていたのです。
しかしこの様相が、フェイズ4でも行われるかと思いきや…
全く異なる展開を魅せ、マーベルのあらたな挑戦がフェイズ4の醍醐味にもなっています。
フェイズ4の特徴としては、それぞれにストーリーがあり、全く異なる展開を魅せているのです。
フェイズ1〜3のインフィニティ・サーガでは、ひとつの大きなストーリーが進んでいったのに対して、フェイズ4では、いくつものストーリーが展開しマルチな物語を形成しています。
例えば、フェイズ4では大きな鍵となるのはマルチバースと言われていますが、全ての作品でマルチバースを扱っているのではなく、ごくわずかで、マルチバースを描かない作品ではまた違った展開を魅せているのです。
その詳細を、下記項目にて詳しく解説していきましょう!
いよいよ、相関図の登場です。

MCUフェイズ4の相関図パート1

まず、このフェイズ4において1番重要なのは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』からどの位の時間が経過しているのか…
現在(2021年9月6日時点)では、フェイズ4作品も6作品が公開済みのため、その重要度は薄れつつありますが、『ブラックウィドウ』と『ホワット・イフ…?』は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』以前のストーリーが描かれています。
『ワンダヴィジョン』でフューチャーされていたのは、サノスとの戦いで最愛の人ヴィジョンを失ったワンダ。
これを主軸に様々なストーリーの分かれ道が発生しています。
まず、S.W.O.R.Dという組織。
この組織に所属していたモニカ・ランボー。
これは、キャプテン・マーベルの続編に当たる『ザ・マーベルズ』で再登場がアナウンス済み。
しかし、『ワンダヴィジョン』の主人公でもあるワンダが登場する次の作品は、『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』。
さらには、ホワイトヴィジョンの行方も気になるポイントですが、次回登場作品はまだ、明かされていません。
この様に、ひとつの作品から幾つものタイトルへと繋がりを魅せ、インフィニティ・サーガの様に一つにまとまって行くとは到底思えない枝分かれが、このフェイズ4の特徴ともいうべきもの。
現時点の最新作、9月3日公開の『シャン・チー/テン・リングスの伝説』でも、次回登場作品は明かされなかったものの、テン・リングスは再び帰ってくることが示唆されていました。
果たして、フェイズ4はサノスに変わる新たな敵が現れるのか…
もしくは、マルチバースでさらに複雑化して行くのか…
まるで予想がつかない展開になっているのです。

フェイズ4の繋がりを解説!

改めて、ここまでで判明しているMCUフェイズ4のそれぞれの作品について、解説していきます。
項目は、公開済みの作品を中心に行っていくので、改めて見直してみるとまた面白いかも!?

『ワンダヴィジョン』

『ワンダヴィジョン』から繋がる作品、現時点で判明しているのは、前述した通り『ザ・マーベルズ』と『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』。
この他にも、S.W.O.R.Dやヴィジョンの再登場も気になるところです。
さらにはカット・デニングスが演じたダーシー・ルイスも、すでに他作品への撮影をすでに済ましているとの一報もあり、再登場が予定されています。
『ワンダヴィジョン』では、覚醒がテーマでもあり、ワンダがスカーレット・ウィッチへと覚醒。
これまでは、『キャプテン・マーベル』で初登場したモニカが成長し、大人になってワンダのヘックスパワーで覚醒。
新たなヒーローになる予感を、感じさせていました。
事実、原作ではモニカ・ランボーは2代目キャプテン・マーベル。
MCUでも、今後その様に描かれていくことでしょう。
ワンダは、ラストでダークホールドを覗いて子供たちの危機を感じていました。
『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』ではその後ワンダがどうなったのか…その展開が明らかになるかもしれません。

キャラクター次回登場予定作品公開日
ワンダ・マキシモフドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス2022年3月25日全米公開
モニカ・ランボーザ・マーベルズ2022年11月11日全米公開

ファルコン&ウィンター・ソルジャー

『ファルコン&ウィンターソルジャー』に登場するキャラクターたち、彼らはまだ次回登場作品は明らかになっていません。
とりあえず、言えることは『キャプテン・アメリカ』の4作目の製作が決定しており、その主役は2代目となったサム・ウィルソンを中心に描くということ。
この『ファルコン&ウィンターソルジャー』では、フェイズ4の主題とも言えるマルチバースに、全くと言っても関与しておらず、今後どのように他のヒーローたちと絡んでいくのか…
その展開が全く見えないのも、ひとつの特徴です。
しかし、最終話で現れた謎の女性は『ブラック・ウィドウ』にも登場しており、何やら暗躍し怪しい動きを見せています。
その他にも、シャロン・カーターはパワーブローカーとして裏の顔を持ちながら、アメリカ政府に復帰することに。
スーパーヒーローというよりも、よりクライム寄りなダークな展開を見せています。
もしかすると、この状況に似た展開になると予想されるのが『ホークアイ』なので、もしかすると『ファルコン&ウィンターソルジャー』に登場した誰かしらが出てくる可能性もあるでしょう。

キャラクター次回登場予定作品公開日
サム&バッキーキャプテン・アメリカ4作目??

ロキ

『ロキ』で注目するのは、本格的にマルチバースという概念が形成されたこと。
神聖時間軸というものが明らかになり、在り続ける者 / カーンがそれを守っていたことも明らかになりました。
現在、『ロキ』はシーズン2があることが発表され、ロキ、またはこの作品で登場したほとんどのキャラクターは、そこで再登場を果たすでしょう。
しかし、この作品はマルチバースという概念をもMCUに持ち込んでおり、今後の作品で多くはこの『ロキ』で語られたマルチバースの概念をベースに展開していくものと見られています。

キャラクター次回登場予定作品公開日
ロキロキ/シーズン2??
マルチバース複数作品ーー

ブラック・ウィドウ

2021年7月8日に公開した『ブラック・ウィドウ』は、フェイズ4の中でも珍しい『アベンジャーズ/エンドゲーム』以前のストーリーを描いたものになります。
本作では、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で犠牲になったMCUでも随意位置の人気を誇るスカ世は演じるナターシャ・ロマノフを主人公に据えた単独作品。
すでに亡くなっているキャラクターということもあり、物語はフェイズ3の1作目となる『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の直後のストーリーとなっています。
今後、フェイズ4に大きく関わってくるのは、ナターシャの妹分であるエレーナ。
すでに、『ホークアイ』への出演が確定情報として報じられており、エンドクレジットシーンでも描かれています。
しかしエレーナはヒーローとかではなく、きな臭い『ファルコン&ウィンターソルジャー』で登場した謎の女性に雇われており、もしかすると悪役での再登場を匂わしていました。
果たしてどんな展開を迎えるのか…
それはおそらく、『ホークアイ』で明らかとなることでしょう。

キャラクター次回登場予定作品公開日
エレーナホークアイ2021年11月24日
ナターシャ?????

ホワット・イフ…?

『ホワット・イフ…?』では、『ロキ』で明らかになったマルチバースを主軸にした作品。
マルチバースとは、どういうものなのか。
これまでのMCUで描かれてきた神聖時間軸ではない、他の時間軸のストーリーを描くアニメ作品、それが『ホワット・イフ…?』です。
第1話では、キャプテン・アメリカとしてスティーブに打つはずだった超人血清を、エージェント・カーターに打つストーリーが展開。
これまでは、マルチバースを紹介するただの企画ものであると見られていた本作品。
しかし、この『ホワット・イフ…?』で生まれたマルチバースのキャラクターが今後、実写で登場するのでは?
とも言われており、1話たりとも見逃せない展開になっています。
現在、この『ホワット・イフ…?』は公開前の時点でシーズン2への更新が発表済みです。

シャン・チー/テン・リングスの伝説

2021年9月3日に公開したばかりのMCU初のアジアンヒーローを描いた作品、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』。
この作品では、シャン・チーとは言わずにテン・リングスが再登場を果たすことが示唆されています。
ネタバレになってしまうので、多くは明かせませんがミッド・クレジットシーンにて次の展開への伏線が張られています。
これが、マルチバースと関係があるのか…
もしくは、また更なるストーリーが展開していくのか…
全く、予想がつかない展開になっています。
ちなみに、ウォンは『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』の予告編に登場していますが、おそらくカメオ出演程度のものになるのでは?
と、予想されます。
おそらくウォンは、このテン・リングス関係の事象を追い、ストレンジとは別行動をしている可能性が高そうです。
今後、この作品から再登場となるのは、テン・リングス。
テン・リングスを受け継いだ、シャン・チーとその相棒ケイティ・チェン。
さらには、組織としてのテン・リングスを受け継いだシャン・チーの妹シャーリンは、今後のMCUでも更なる展開を迎えそうです。
現状としては次回作品は明らかにされていないので、その三人全てをひっくるめて、テン・リングスにしておきます。

キャラクター次回登場予定作品公開日
テン・リングス?????
ウォンスパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム2022年3月25日全米公開

MCUフェイズ4の相関図パート2

フェイズ4相関図

パート1では2021年公開時点の情報がまとめられたもの。
公開時期ではシャン・チーが公開された後の情報です。
今回のパート2ではそれ以降の作品を解説していきます。
さらには、2022年7月22日(現地時間)にはサンディエゴ・コミコンでの大プレゼンテーションが控えているので、パート3も近々公開予定です。
世界観の拡がりが延々と続けられ、こんがらがってしまう複雑なフェイズ4をよりわかりやすく、作品同士の繋がりを解説します。

エターナルズ

新たな新ヒーローチームが描かれた映画『エターナルズ』。
アンジェリーナ・ジョリーのMCU参戦、マ・ドンソク、クメイル・ナンジアニなど国際色豊かな出演陣で、アカデミー賞で話題になったクロエ・ジャオが監督を務める事でも注目を集めていました。
そんな『エターナルズ』では、2つのポストクレジットシーンがありました。
一つは、このまま続編に続く様な、各キャラクター達のその後の展開が。
主人公セルシは、絶対的な存在アリシェムに連れ去られてしまいました。
連れて行かれたのは、セルシの他にはキンゴ、ファストスの3人。
残されたメンバーは他の惑星のエターナルズ達を救う旅に出ていましたが、サノスの弟、エロスによってその3人に危機が迫っている事を知らされていました。
一方、唯一本作の人間として重要なポジションを担っていたのが、デイン・ウィットマン。
謎の剣を手にしようとした時に聞こえた声がブレイドでした。
このまま、続編に繋がるのか…
もしくは、MCU版『ブレイド』に繋がるのか…
未だ各キャラクターたちの再登場は明らかになっていません。
MCUにまた新たな系譜が誕生したことで、今後大きな展開になっていく可能性を秘めています。

ホークアイ

『ブラック・ウィドウ』のポストクレジットシーンの登場から、どんな展開になるのか予想されていましたが、結果として”ホークアイ”の継承がテーマとなっています。
新たにケイト・ビショップが登場し、彼女を中心に物語が進行。
その最中で、『ブラック・ウィドウ』のエレーナが登場。
ケイトとの掛け合いが好評で、後々にヤング・アベンジャーズでの共闘に期待がかかる。

キャラクター次回登場予定作品公開日
クリント・バートン卒業????
エレーナ未定未定
ケイト・ビショップ未定未定
マヤ・ロペスエコー未定

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム

一旦、MCUでのスパイダーマンの活躍はこの3作目で役割を終えたとも言われています。
ドクター・ストレンジが登場し、マルチバースの最大の展開を迎える。
しかし、あくまでもスパイダーマンシリーズはソニー配給であり、ディズニーが配給するマーベル作品とは存在が異なる。
今後再びピーター・パーカーの物語が作られたとしても…
それがMCUの世界とは限りません。
ピーター・パーカーのMCUでの役割は、今後も展開するのか…
4作目の製作も噂される中、今後の再登場は不透明なままとなっています。

ムーンナイト

オスカー・アイザック主演のMCU作品として大きな注目を集めていましたが…
蓋を開けてみると、同じMCUの世界での展開とはされていますが、劇中ではMCUの世界観を象徴するものは一切なく、独自の物語を形成していました。
イースター・エッグ(小ネタ)的に、MCUを匂わすものは登場していましたが、実際今後もムーンナイトがMCUに再登場するのかは、不明。
とりあえず、独自の単独作品として描かれています。

ドクター・ストレンジ/MoM

『スパイダーマン:NWH』を経た物語と思いきや、この2作品に直接的な繋がりはなく、また別のマルチバースの世界から発生した別のストーリー展開を見せています。
というよりも、物語的に直接的な繋がりといえば、『ワンダヴィジョン』からの方がより直結しています。
『ドクター・ストレンジ/MoM』では、ワンダが狙うアメリカ・チャベスをストレンジたちが助けるというのがメインストーリーに。
しかし次回登場作品などの展開は示唆されずに、エンドクレジットシーンで、”ドクター・ストレンジは帰ってくる”の文言のみ。
更なる続編が作られる可能性は残されるも、MCUでのエンドクレジットシーンは、半ばお遊び要素も多い為、ここで登場した伏線が回収される見込みはとても低く、この後の展開は不明。

ミズ・マーベル

カマラ・カーン扮するヒーロー、ミズ・マーベルのオリジンとなる単独作品。
MCU初のイスラムヒーローで、ティーンの女子高生が主人公。
言うなれば、スパイダーマンの女性版的存在。
青春学園ヒーローもの。
しかし、後半は主にカマラ・カーン、ミズ・マーベル誕生のルーツを追う物語で、その鍵となるものに、クリー人、テン・リングスというキーワードがサプライズ的に登場しています。
今後の展開に大きな伏線を残していました。
一方で、ラストにはキャプテン・マーベルがサプライズ登場を果たし、ミズ・マーベルの次回登場作が判明します。

キャラクター次回登場予定作品公開日
カマラ・カーンザ・マーベルズ2023年7月28日全米公開

まとめ

今回、新たに公開された作品の心情を含め、新たな相関図も作成してみました。
現状、2019年に発表されたフェイズ4の作品はほぼほぼ全て公開されています。
今後は、今週開催予定のサンディエゴ・コミコンでこの後のフェイズ5の展開が明らかにされる見込みです。
その情報が明らかになり次第、また更新しますので乞うご期待!
MCUの拡がり続ける世界観をより把握するため、本記事を活用していただければ幸いです。

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