2022年5月4日に劇場公開を迎える『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。
2月14日に新予告編が公開し、更なる衝撃の内容に世界中のMCUファンが激震となっている。
その衝撃すぎる、新予告編を徹底解説!
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の概要
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(以下『ドクター・ストレンジ/MoM』は、5月4日に劇場公開を迎える、2022年最初のMCU映画です。(厳密に言えば日本では『スパイダーマン/NWH』ですが、アメリカでは2021年公開で尚且つソニーの映画なので、純粋にディズニー配給の作品としては1作目)
2021年末に第一弾予告編が登場し、大きな話題となっていた『ドクター・ストレンジ/MoM』。
アメリカのスポーツの祭典、スーパーボールに合わせて、第二弾予告編が公開され、更なる衝撃が走っています。
ベネディクト・カンバーバッチがドクター・ストレンジを務め、『スパイダーマン/NWH』でマルチバースの扉を開いた後の影響を描く。
ドクター・ストレンジの単独作品としては2作目となる、MCU通算34作品目に当たる。
監督は、当初1作目を務めていたスコット・デリクソンが続投するとのことでしたが、製作上の相違から降板。
降板したからと言って関係がこじれた訳ではなく、スコット・デリクソンは製作で残っています。
後任を務めたのは、マーベル映画ではお馴染みとも言える、サム・ライミが就任。
サム・ライミ監督は、トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』シリーズ初期三部作の監督を務め大成功に導いていた人物。
再びマーベルに帰ってきたことで、賞賛を集めています。
そんな『ドクター・ストレンジ/MoM』の第二弾予告編で、世界に飛び交うリーク情報をまとめます。
『ドクター・ストレンジ/MoM』衝撃のキャストが!
ここからは、海外などで報じられている情報などを集めて、筆者が感じたことを織り交ぜつつ解説していきます。
『ドクター・ストレンジ/MoM』に深く切り込み、究明していきます!
なので、まずは上の予告編をご覧の上、お読みください。
ポスタービジュアルにまつわること
まず、新たに公開されたポスタービジュアルに関して。
ガラスの破片に、さまざまな登場人物たちの顔が映し出されて、マルチバースの世界観を表している謎めいたビジュアルになっています。
このビジュアルにまつわる、幾つかの説に関して解説します。
星マークに関して
一部では、このポスタービジュアルの上部にある星マークがキャプテン・アメリカの盾なのでは?
との指摘がありましたが、これは間違いです。
カラーリング的に遠巻きに見れば確かに盾っぽくも見えるのですが、正確には、新ヒーローアメリカ・チャベスの背中です。
予告編からも分かる通り、アメリカ・チャベスが来ているジャケットの背中には、大きな星マークがあります。
よく見れば人型のシルエットも確認でき、人の背中である事がわかります。
キャプテン・カーターの盾
これはこのビジュアルを拡大すると分かるのですが…
ドクター・ストレンジの右下あたりのマントの端に、キャプテン・カーターの盾が確認できるのです。
『ドクター・ストレンジ/MoM』では第一弾予告編にも登場した、闇堕ちしたストレンジが登場します。
この闇堕ちしたストレンジは、初登場はディズニープラスのアニメ『ホワット・イフ…?』の4話目。
事故によって両手が後遺症に悩まされた結果、カマータージに向かっていたストレンジでしたが、『ホワット・イフ…?』の4話目では、恋人のクリスティーンを失い、失意の元、悪しき力に手を出していたマルチバースのドクター・ストレンジでした。
要するに、アニメ『ホワット・イフ…?』の登場キャラクターが実写にも出てくるということ。
勿論それは、ストレンジが出てくるのであれば、他のキャラクターが出てもおかしくはありません。
メインのストーリーに関わるかは分かりませんが、マルチバースの世界を垣間見るのであれば、キャプテン・カーターの姿も確認できるのかもしれません。
それは、カメオ出演程度なのか…
その真意は、公開日まで明かされることはないかもしれません。
『スパイダーマン/NWH』でも、重大な秘密は最後の最後まで明かされることはなかった為、この先どんな展開が待っているのか…
それはスクリーンで見るまでわからないでしょう。
ストレンジは何処へ?
マルチバースの扉を開いてしまったドクター・ストレンジは、何かがやってくる危機に、ワンダに手を差し伸べます。
そして、その混乱によってストレンジは、何者かに拘束されとある場所に連れて行かれてしまいました。
連れて行かれたその場所に、様々な憶測が飛び交っているのです。
そして、謎の男の声が…
この男の声に関して、X-MENのチャールズ・エグゼビアではないのか‥
というのが、最も多く聞こえている噂です。
なので、声の主は旧シリーズでチャールズを演じてきた、パトリック・スチュワートの声であるというのが、大筋の見方である。
さて、改めて、このドクター・ストレンジが手錠をつけて連れてこられた場所に関して。
予告編では1分ほどが経過した場面です。
X-MENの基地なのか…
なんとなく、TVA(ロキで登場した時間管理局)っぽい気もしますが、雰囲気は全く異なります。
さらに気になるのは、アイアンマンっぽい機械兵がいること。
要するに、この世界もまた、マルチバースの異なる世界と考えるのが腑に落ちそうです。
そこでは、トニーはまだ健在だったり、トニーにかわる別の人物がウルトロン計画を成功させていた別の世界。
考えうる限りではそんなところだと推測できるでしょう。
キャプテン・マーベル!?
予告編には、一瞬ではあるもの、しっかりとその姿が確認できるのが、キャプテン・マーベルです。
しかしこれも、顔は確認できないので、違う可能性もまだあるでしょう。
目が光り、キャプテン・マーベルと同様の能力を有するヒーローであることに違いはないでしょうが、もしかすると、アメリカ・チャベスの可能性もまだあると考えられます。
気になるところは、ワンダと対峙しているという部分です。
ワンダが悪役に!!!
ワンダがヒーローと対峙するということは…
予告編の中でも言及されている通りの展開が待っているのかもしれません。
このマルチバースによる混乱を、ルールを破って解決しヒーローの地位を確固たるものにするドクター・ストレンジ。
一方で、同じくルールを破った事で悪の道へと行かざるを得なくなる…
それがワンダ・マキシモフになってしまう…
原作では、ワンダはヒーローにも悪役にもなる存在です。
様々な作品によって立ち回りが変わるキャラクターなので、原作コミックから紐解くのはとても難しい状態でもあります。
実際に、MCUでは原作の設定を巧みに踏襲し、映画独自のキャラクターを生み出している事からも、原作を知った上でも何が起きるのか、想像するのはとても難しいのです。
果たして、ワンダの運命は?
予告編のラストに、黒い何かに包まれているのは誰なのか…??
『ドクター・ストレンジ/MoM』は、謎に包まれたストーリーは、知れば知るほど2きになる、2022年最大の話題となる、映画です。
公開は、2022年5月4日。
劇場公開がスタート!