出典元:https://www.imdb.com/title/tt2395427/mediaviewer/rm3809293312
2015年7月4日に公開したマーベルスーパーヒーロ映画である『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』。マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)の11作品目にあたる映画です。
前作、『アベンジャーズ』をも凌ぐ惣菜なスペクタクル大作として大ヒットを記録しました。
この『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』には、エンドゲームやこの後の展開に繋がる様々な伏線が用意されています。
そんな『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に登場する数々の伏線を紹介します。
映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の概要
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は2015年に公開され映画『アベンジャーズ』の続編となる物語です。
MCUとしては『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の次作に当たります。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』はフェイズ2の大詰めとなる作品で、これまでの活動で認知されたヒーロー達が迎える大きな影響を描いています。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の作品情報
- 原題:Avengers: Age of Ultron
- 監督:ジョス・ウェドン
- 脚本:ジョス・ウェドン
- 原作:スタン・リー、ジャック・カービー
- 出演:ロバート・ダウニー・Jr、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、ドン・チードル
- 公開:2015年7月4日
- 時間:141分
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のあらすじ
出典元:https://www.imdb.com/title/tt2395427/mediaviewer/rm1850799616
ヒドラ党の残党、ストラッカーがロキの杖を使って研究を行なっている施設があるソコヴィアに総攻撃を仕掛けていたアベンジャーズ。
無事にストラッカーを捉えロキの杖を見つけるも、ヒドラの研究の産物であるワンダとピエトロの兄妹によって、不穏な動きを見せるのだった。
ヒドラ党の残党を壊滅に追いやり、関係者達の送別会と題したパーティーをアベンジャーズ本部である、旧スタークタワーで行なっていた。
和気藹々とした時間を過ごすなか、それは突然現れた。
ロキの杖を手に入れたことによりトニー・スタークは、兼ねてから考案していたウルトロン計画が完成するのでは、とブルース・バナーと研究していた。
その結果の産物でウルトロンが誕生していたものの、あまりに高度な人工知能のため平和維持の解釈を誤って認識してしまう。
その結果、人類の力となるアベンジャーズを攻撃対象として認識するのだった。アベンジャーズ対ウルトロンの人類の存続をかけた戦いの火蓋が切って落とされる!
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で引かれている伏線
この作品は、ちょうどMCUの中間に位置する作品です。ここからフェイズ3に向けて様々な伏線が描かれています。
細かく観ていけばさらにあるのですが、これからの物語に大きく関係するものを紹介していきます。
1.トニー・スタークが見た幻覚
出典元:https://www.imdb.com/title/tt2395427/mediaviewer/rm3636275456
冒頭のソコヴィアのヒドラ基地で、ワンダ・マキシモフによって見させられてしまう幻覚。
あれは、この作品における糸つの未来なのではなく、インフィニティ・ウォーで迎える一つの結末だったのではないか…
今後、このような結末を迎えてしまう大きな敵と出会うことが予想されるシーンです。
そして、この幻覚以上に悲惨な結果を迎えてしまうのでした。
2.ムジョルニアが持てない
出典元:https://www.imdb.com/title/tt2395427/mediaviewer/rm1007105024
アベンジャーズ基地での送別会での描写でソーのハンマーであるムジョルニアを他の面々が持とうとするくだりがあります。
直接的な結果としては、この後に登場するヴィジョンのとあるシーンへの伏線となるものでしたが、実はもう一つ隠されていました。
それはキャプテン・アメリカです。クリント・バートンがからかいついでに、ソーのハンマーに何かトリックがあるんだろと突っかかり、持てるかどうかチャレンジしていきます。
クリントについでトニー&ローディ、ブルース・バナーそして最後にスティーブ・ロジャースが持ち上げようと試みるのです。
最初、ムジョルニアがほんの少しだけ動きます。ソーも一瞬焦りますが、結果持てませんでした。
ムジョルニアを持つにはアスガルドの王としての資質があるものだけが持てるのです。『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、キャプテン・アメリカがムジョルニアを持てた理由がここに隠されていたのです。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でキャップは、きっとムジョルニアを持てたのだと思います。しかしスティーブは、空気を読んで持たなかったのでしょう。
3.ユリシーズ・クロウ
出典元;https://www.imdb.com/title/tt2395427/mediaviewer/rm1632695808
ここで初登場をした闇の武器商人であるユリシーズ・クロウ。フェイズ3の『ブラックパンサー』で再登場します。
ブラック・パンサーでは、ヴィブラニウムを持ち出して唯一の生存者であることや片腕を失っていることが特徴となるキャラクターです。
その持ち出したヴィブラニウムをウルトロンが手に入れ、片腕だったのはウルトロンに切られていたのでした。
ワカンダ王国と思わせるシーンもいくつか登場しています。
4.ナターシャ・ロマノフの過去
出典元:https://www.imdb.com/title/tt2395427/mediaviewer/rm683550976
ワンダによって幻覚を見せられてしまう場面で、ナターシャ・ロマノフが自身の過去の場面を見ています。
当初、2020年公開のナターシャ・ロマノフの単独映画である『BLACK WIDOW』でこの頃のシーンに起きた出来事などを深く掘り下げるのでは?と思われていました。
しかし結果として、時系列はシヴィル・ウォーのあとということが発表されています。
とはいえ、ロシアのスパイ時代の影響もあることから、今後に向けた伏線になっていることが予想されています。
5.ハルクの選択
出典元:https://www.imdb.com/title/tt2395427/mediaviewer/rm1515727616
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でハルクがした選択は、アフリカでの大暴れの責任を取る形で自身が失踪をするものでした。
その結果、ハルクは地球外に行ってしまうのです。それは『マイティ・ソー/バトルロイヤル』で確認ができます。
6.ホークアイの家族
出典元:https://www.imdb.com/title/tt2395427/mediaviewer/rm1482238208
ナターシャに次いで、プライベートに謎が見ているキャラクターだったホークアイ。
それが『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』にて明らかとされました。
それは妻帯者で2児の父だったということ。
この家族の存在や家族思いという背景が、『アベンジャーズ/エンドゲーム』に繋がっていくのでした。
7.サノスが動く
出典元:https://www.imdb.com/title/tt2395427/mediaviewer/rm2936288512
これは取り上げるまでもありませんが、ポストクレジットシーンでついに、サノスが動きことが示唆されています。
インフィニティ・ガントレットを左手にはめ、「よかろう、私の出番だ」と、フェイズ3でサノス登場の予見を感じさせていました。
まとめ
出典元:https://www.imdb.com/title/tt2395427/mediaviewer/rm2213871360
以上、簡単ではありますが、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で登場する伏線の数々でした。
改めて見返してみるとここではまだ挙げていない伏線もあるかもしれませんので、見返してみてはいかがでしょうか?
そして、以下のリンク先にはMCUを一覧で全作品解説付きで紹介しています。合わせてご覧になってみください。
[clink url=”https://dolly9.com/marvel-matome/”]
記事画像:IMDb