2022年5月13日(金)に映画【流浪の月】が公開されます。
広瀬すずさんと松坂桃李さんのW主演で、広瀬さん演じる更紗が幼いころに2か月間共に過ごし、15年後に再会する2人を演じます。
また、幼少期の更紗を白鳥玉季さんが演じ、横浜流星さん、多部未華子さん、柄本明さんら豪華なキャストが脇を固めます。
話が複雑で重そうだけど、どんな内容なんだろう?
本記事では、映画【流浪の月】のキャストと相関図、タイトルの意味について書いていきます。
映画【流浪の月】について
_映画『#流浪の月 』_
本予告映像解禁✨
______________________ひと夏の出来事。偶然の再会。消せない過去。
ふたりだけの真実とはー #広瀬すず #松坂桃李 #横浜流星 #多部未華子#李相日監督 pic.twitter.com/lk082IOwOf— 映画『流浪の月』5/13公開 (@rurounotsuki) March 21, 2022
原作・スタッフ
原作 | 凪良ゆう |
監督・脚本 | 李相日 |
撮影監督 | ホン・ギョンピョ |
- 原作は、凪良ゆうさんの、第17回本屋大賞を受賞したベストセラー小説で、累計発行部数は39万部を突破しています。
- 監督・脚本はこれまでも【悪人】や【怒り】など重いテーマの作品を多く手掛けてきた、李相日さんです。
- 撮影監督は、大ヒットした韓国映画【パラサイト 半地下の家族】の撮影をしたホン・ギョンピョさんが担当します。
あらすじ
両親と別れ、叔母の家に引き取られた家内更紗(白鳥玉季)は10歳の時、誘拐事件の被害者となる。雨の公園で更紗に声をかけ、一緒にマンションで2ヶ月ほど暮らした19歳の青年・佐伯文(松坂桃李)はその犯人として逮捕される。
更紗は「傷物にされた可哀想な女の子」、文は「ロリコンで凶悪な誘拐犯」としてレッテルを貼られ続ける。
そして事故から15年過ぎ、24歳になったある日、更紗(広瀬すず)は偶然文と再会する。
その時、お互いには寄り添ってくれる恋人がいた。
彼らを巻き込み2人の関係はどうなっていくのか?
2人の「愛」のかたちとは?
映画【流浪の月】のキャスト
家内更紗:広瀬すず・(幼少期)白鳥玉季
#流浪の月 キャラクター紹介
引き取られている伯母の家に帰りたがらず、傘をさしかけてくれた文の部屋で、2ヶ月過ごすことになる。
そのことで、誘拐事件の“被害女児”となり、
広く世間に名前を知られることになる。 pic.twitter.com/O2PsOo4XF6— 映画『流浪の月』5/13公開 (@rurounotsuki) April 2, 2022
広瀬すずさんは、10代のころから第一線で活躍する女優です。
先日放送された、スペシャルドラマ『津田梅子』では、主人公の梅子を演じ、英語もちゃんと話し、凛とした女性を演じていました。
この映画では、過去に誘拐にあった女児として大人になった女性を演じます。
今までも、影のある少女や女性を演じてきた彼女ですが、今回も暗い表情の写真が多いので、影をどう演じるのか注目しています!
白鳥玉季さんは、子役として多数の映画・ドラマに出演し、その演技力がとても評価されています。
ドラマ『テセウスの船』では、主人公の幼少期の姉を演じ、父が逮捕されて不幸に落ちていく家族の様子を切なく演じきりました。
この映画では、主人公の文と2か月一緒に暮らすがそれが誘拐とされてしまうという役です。
予告でも出てきますが、文が逮捕されるシーンの白鳥さんの演技は悲痛で泣ける気がしています。
佐伯文:松坂桃李
#流浪の月 キャラクター紹介
佐伯文:#松坂桃李
家に帰りたがらない更紗の意を汲み、更紗を部屋に入れ、そのまま2か月を一緒に過ごすことになる。
そのことで、当時19歳で誘拐事件の“加害者”とされる。 pic.twitter.com/EY9TiRrKtq— 映画『流浪の月』5/13公開 (@rurounotsuki) April 4, 2022
松坂桃李さんは、ヤクザと関わる刑事から情けない好青年まで幅広い役をこなします。
素の一面としては、先日、コロナに感染した菅田将暉さんの代わりにラジオに出演し、ちょっと菅田君をディスったり、リスナーとやりあったりもして、とても面白かったです。
この映画では、19歳から34歳まで演じますが、予告を見ると、それが違和感がないんです。
文としての、闇や愛をどう演じるのか、とても楽しみです。
中瀬亮:横浜流星
#流浪の月 キャラクター紹介
中瀬亮:#横浜流星
更紗(#広瀬すず)の婚約者。
更紗を愛しながらも、彼女の過去を受け止め切れず、自分を見失ってしまう。 pic.twitter.com/pw6rFnP7SX— 映画『流浪の月』5/13公開 (@rurounotsuki) April 5, 2022
横浜流星さんは、筆者も大注目している、イケメン若手俳優です。
先日まで放送していた、ドラマ『DCU』では情に熱い、正義感の強い海上保安官を見事に演じていました。
この映画では、更紗の婚約者で、彼女を愛するあまり自分を見失ってしまうという役です。
あまり狂気的な役のイメージがないので、どう演じているのか楽しみです。
谷あゆみ:多部未華子
#流浪の月 キャラクター紹介
谷あゆみ:#多部未華子
心の傷を抱える文(#松坂桃李)に寄り添う看護師。 pic.twitter.com/4hIJlsVvoo
— 映画『流浪の月』5/13公開 (@rurounotsuki) April 6, 2022
多部未華子さんは、昨年出産され、すぐに復帰し多数のドラマや映画に引っ張りだこな女優さんです。放送が始まったばかりのドラマ『マイファミリー』では、ドラマ『山田太郎ものがたり』以来の二宮和也さんとの再共演が話題となっています。今回は夫婦役で娘が誘拐にあってしまうという役です。
この映画では、誘拐事件から15年後の文を支える看護師という役どころです。
以前、三浦春馬さんと共演したドラマでALSになった彼を支える役が印象的で、彼女にピッタリの役だと思います。
その他のキャスト
- 更紗のバイト先の同僚・安西佳菜子:趣里
- 更紗のバイト先の店長・湯村:三浦貴大
- 安西の娘・安西梨花:増田光桜
- 文の母親・佐伯音葉:内田也哉子
- 更紗が訪れるアンティークショップの店主・阿方:柄本明
映画【流浪の月】の相関図
【いのちの停車場】で仲間として共演した、広瀬さんと松坂さんが再共演します。
恋愛感情なのかそれとも家族愛のようなものなのか?
どんな「愛」の形を見せてくれるのか楽しみです。
タイトルの意味とは?
流浪と月という言葉には以下のような意味があるようです。
月… 月は満ち欠けによって姿を変える事から、「成長の象徴」とも言われている。
更紗と文が誘拐犯と被害者として離れてから、15年間さまよい、成長しながら再会した。
もしくは、再会することにより、愛やいろんな感情がさまよい、成長していく。
そんな意味があるのではないかと思います。
実際はどうなのか、映画館で確認しましょう!