映画【言えない秘密】あらすじ・ネタバレ!主題歌とのリンクに視聴者号泣!

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2024年6月28日(金)に公開された、映画【言えない秘密】。
お互い秘密を抱えた音大生がピアノを通して知り合い恋に落ち、その秘密に涙する、切ないラブストーリーです。
京本大我さんが映画初主演ということでも話題となっています。

切ないラブストーリー。映画館で泣きたいな。

主題歌の歌詞とリンクして号泣らしいよ!

 

本記事では、映画【言えない秘密】のあらすじ・ネタバレについて、実際に鑑賞した感想を含めて書いていきます。

映画【言えない秘密】の概要

原案・監督・主題歌

原案 『言えない秘密』(原題:不能説的・秘密
監督 河合勇人
主題歌 SixTONES「ここに帰ってきて」
  • 原案は、2007年に台湾で公開された、映画『言えない秘密』(原題:不能説的・秘密)です。
  • 監督は、テレビドラマの演出家でもある河合勇人さんです。
    『踊る大捜査線』や最近では、『ゼイチョー〜「払えない」にはワケがある〜』などの演出も担当し、映画は【かぐや様は告らせたい】や【身代わり忠臣蔵】などのメガホンをとりました。
  • 主題歌は、主演の京本大我さんが所属する、SixTONESの「ここに帰ってきて」です。
    すでに音楽番組などでも歌唱され、耳に残るメロディで、切なく壮大なバラードがこの作品を盛り立てます。

登場人物

樋口湊人:京本大我
過去の出来事からトラウマを抱えてピアノが弾けなくなった音大生

内藤雪乃:古川琴音
秘密を抱える音大生

浅野ひかり:横田真悠
湊人の幼なじみで同じ大学の学生

棚橋順也:三浦獠太
湊人の友人で音大の3年生

広瀬慎之介:坂口涼太郎
湊人の友人で音大の3年生。

山本修治:皆川猿時
音大の教授

内藤敦子:西田尚美
雪乃の母。

樋口透:尾美としのり
湊人の父。

映画【言えない秘密】キャストと相関図!京本大我の発言にファンが悲鳴!その理由とは?
映画【言えない秘密】が2024年6月28日(金)に公開されます。 主演は「SixTONES」の京本大我さんです。 本作が映画単独初主演で、ピアノが弾けなくなってしまった音大生・樋口湊人を演じます。 湊人と恋に落ちる、秘密を抱える音大生・内藤...

映画【言えない秘密】のあらすじ・ネタバレ!

ここからは、映画【言えない秘密】のあらすじを整理していきます!
(※ネタバレ注意!)

言えない秘密あらすじ

「秘密」

古い楽譜を誰かが手に取る…

音大生・樋口湊人(京本大我)は、幼なじみの浅野ひかり(横田真悠)と大学のキャンパスを歩く。
湊人は海外から急に帰国したのだ。
ひかりは、同じ大学の学生の棚橋順也(三浦獠太)広瀬慎之介(坂口涼太郎)とも再会して飲み会をしようと話すが、気づいたら湊人はいなかった。

1人で旧校舎にあるベンチに行く湊人。
すると校舎の中から聴こえるピアノの音色に導かれ、階段を急いで上り、ピアノがある部屋へ向かう。
そこにいたのは、どこか謎めいた雰囲気のある大学生・雪乃(古川琴音)だった。
彼女にその曲の名前を聞くと、雪乃は「秘密」と湊人に耳打ちした。

ピアノバトル

それから湊人は大学の授業でも雪乃の姿を探すようになる。
ひかりは湊人が好きで、彼にいろいろと世話を焼こうとするが、湊人は全く眼中にない様子。
そして、授業で雪乃と再会した時は思わず喜ぶ湊人。

ある日湊人は、音大生とは思えない服装でやんちゃな棚橋と広瀬に無理やりピアノバトルの場所へ連れていかれる。
音大の優等生と対決させられ、お互いにピアノの腕前を披露する。
しかし、途中で湊人は海外でのトラウマを思い出し、演奏できなくなり負けてしまう。
湊人は講師から、「なんでこんなこともできないんだ。お前はピアノに向いてない。」と罵倒されて海外から逃げてきたのだった。
バトルの様子はひかりと雪乃も一緒に見ていた。

癒される心

いつものベンチで落ち込む湊人を海に誘う雪乃。
2人で波打ち際で水を掛け合い、自然と笑顔になる湊人。
服が濡れてしまったので、湊人の家で服を乾かした。
湊人の家は、父・樋口透(尾美としのり)がカフェを営んでいて、時々父が友人と楽器を演奏していた。
そこにはピアノもあって、自然と2人で連弾をした。
とても楽しそうな2人。
帰りに、雪乃の連絡先を聞きたがる湊人だが、動揺した雪乃は携帯が壊れて持ってないと答える。

家に帰ると父が赤いトイピアノを直していた。
音は悪いがそれを弾いて懐かしい気持ちになる湊人。

クリスマスのキス

大学でも2人は一緒にピアノで連弾した。
そこへ教授の山本修治(皆川猿時)が来た。
ここは取り壊されるから、もう立ち入らないよう湊人に注意する山本。
でも連弾をしていたので、誰か他にいるのかと探す山本。
近くのロッカーに隠れた雪乃だったが、山本に見つかり、「最近の若いもんは!」と怒って出て行った。

ピアノバトルに負けた湊人は、棚橋と広瀬からクリスマスライブを手伝うよう依頼される。
キーボードを担当した湊人。
ライブにはひかりと雪乃も来て、湊人と雪乃は2人で楽しそうに踊った。
ライブの帰り、メンバーと一緒に帰るひかりは湊人がいないことを気にする。

一方、会場では2人で話す、湊人と雪乃。
湊人は雪乃にクリスマスプレゼントでオルゴールを渡す。
ロマンチックなところもあるんだね。と笑う雪乃。
2人はそこにあったピアノで連弾し、見つめ合いキスをした。

雪乃の涙

ある日の授業で、湊人は一番後ろの席に座っている雪乃あてにメモを回してもらった。
そこには、「今日の16時に旧校舎のベンチで。」と書かれていた。
すると、ベンチには雪乃ではなくひかりが来た。
その場を離れようとする湊人の手を引っ張りひかりが湊人にキスをした。
ちょうどその場面を窓から雪乃が見ていた。
急いで階段をあがりピアノの部屋に入った雪乃を追いかける湊人。
雪乃はせきをして、息苦しそうだ。
喘息だからと吸引機を使う雪乃。
心配する湊人に雪乃が「この部屋を出て湊人がいるベンチまで108歩あるんだよ。私にとってはすごく大事なこと」と伝えるが、何のことか分からない湊人。
そして雪乃は、1人になりたいと湊人を部屋から追い出した。
鍵を閉めたが、外にいる湊人は3月に行われるショパン演奏会に出るから聴きに来て欲しいと雪乃に伝えた。
湊人は雪乃のおかげでピアノの楽しさを思い出すことができた。
雪乃はドアの向こうで息苦しさに耐えながら号泣した。

さよならを言いに

それ以来、雪乃は大学に来なくなった。
湊人は雪乃の家に行ってみると、雪乃の母・内藤敦子(西田尚美)が出てきた。
雪乃が大学に来ていないと言う湊人に、母は「冗談言うんじゃない!」と怒って湊人を突き返した。

3月のショパン演奏会当日。
大きな会場にたくさんの観客がいる。
湊人は見渡すが雪乃の姿はない。

しかし、湊人が演奏している途中で雪乃が入口のドアを開けて演奏を聴いていた。
思わず演奏を止めて雪乃を追いかける湊人。
逃げる雪乃を抱きしめる湊人だが、さよならを言いに来た。と話す雪乃。
しかし湊人は連れ戻されてしまう。
雪乃は1人残された。

演奏が終わり、大学の旧校舎で棚橋と広瀬に会ったので、雪乃を知らないか聞くが、「誰それ?」と言う2人。
クリスマスに自分とダンスしたと話すと、2人とも湊人が1人で踊っていておかしかったと、動画も見せられた。
ピアノの部屋で山本が開けたロッカーも見るが、そこには「山本のバカ」と書いてあった。
雪乃が見つかったわけではなかったのだ。
自分以外に雪乃が見えていないと気づいた湊人。

雪乃の日記

湊人は、急いで雪乃の家に行ってみる。
また追い払われそうだったが、湊人が名前を名乗ると、家に赤いトイピアノがあるかと母に聞かれ、
あります!と答えると雪乃の部屋の中に通してくれた。

部屋には、湊人があげたオルゴールとその横に、笑顔の雪乃の写真があった。

21年前に娘は亡くなったと話し始める母。
そして赤い日記を湊人に渡す。
それは、雪乃が亡くなるまでつけていた日記。

音大に通い、喘息で心臓が弱かった雪乃は、体が弱かった。
入院したせいで出るはずだったショパン演奏会にも出られなかった。

ある日大学でピアノを弾いていると、「secret」と書かれた楽譜を見つけ、その曲を弾く。
演奏が終わると、部屋の中が古くボロボロになっていて雪乃はタイムスリップしていた。

階段を下りていくと、窓から見えるベンチにいた湊人と目が合う。
あの曲を演奏すると、未来に行けること。
自分が初めて目が合った人以外には見えてないこと。
それが分かった雪乃は、湊人にもう一度会いたい一心で、何度も未来へ行く。
しかし、未来へ行くたびに体力を消耗していった。
湊人に会うためいつも階段を目をつぶって108歩かけて下りて、ベンチに湊人がいると嬉しかった。
母は、そんな雪乃の様子をみていつも心配していた。

湊人と最後に会った号泣した日から時がたち、入院して酸素マスクもつけた状態の雪乃だったが、どうしても湊人のピアノが聴きたいと、最後の力を振り絞りショパン演奏会の湊人の演奏を聴きにいく。

その日は雪乃の命日で、母は雪乃の話を信じてあげればよかったと後悔した。と湊人に話す。

また、湊人の家にある赤いトイピアノは雪乃がプレゼントしたものだったと言う母。
カフェで湊人の父がもうすぐ子どもが産まれるとソワソワしていたので、その産まれてくる子が湊人だと気づく雪乃は泣いた。
雪乃は母に頼み、子供が産まれたらマスターにトイピアノをプレゼントして欲しいと託していた。

そして、母は雪乃が夜の大学でピアノの部屋で亡くなっていたと話す。
楽譜を見ると、そこに「みなとあいたい」と文字が浮かんできた。

大好き

急いで大学に向かい、今度は自分が過去に行くため曲を演奏する湊人。
この曲はあのピアノで演奏しないでと雪乃が言っていたことを思い出す。
演奏が終わると、そばに倒れた雪乃がいる。
湊人は雪乃に何とかピアノを演奏させて、未来に一緒に行こうとするが、もう彼女にはピアノを弾く力がなかった。
最後に雪乃は湊人に「大好きだよ」と思いを伝え、目を閉じた。
身体をゆすり何度も雪乃の名前を呼ぶ湊人だが、雪乃は目を覚まさない。

気が付くと、未来に戻って床に倒れていた湊人。
家に帰ると、雪乃の赤い日記が置いてあった。
雪乃ちゃんのお母さんが持ってきた。と父が言う。
日記を開けると、そこにはポラロイドカメラで写真を撮った笑顔の2人がいた。
湊人は涙をぽろぽろ流し、写真の上に涙が落ちた。

 

京本大我と古川琴音の演奏に驚き!

さっそく映画館で観てきました!
ピアニストの演技の場合、手元は写さないことが多いですが、2人ともしっかり手元まで写して何度も連弾もして、素晴らしいと思いました!
「secret」という曲もすごく素敵で聴き入りました。
サスペンスでもないですが、多くの伏線回収が最後にあって、スッキリし2人は結ばれなくても納得できる内容でした。

主題歌とのリンクに視聴者号泣!

SixTONESの「ここに帰ってきて」が主題歌ですが、流れたのはエンドロールだけだったように思います。
映画中はピアノをしっかり聴かせる。それがまたよかったです。
歌詞が映画のストーリーとリンクしていて号泣の人が多かったようです。
特に、京本大我さんのソロで「あの日まで時間を戻せたら ありがとうって伝えたい」という歌詞は切なすぎて泣けます。
また、すでに2回目を見ている方も多く、その時の雪乃の感情を感じて余計泣くという方もいました。
みなさんも、ぜひ映画館で感動を味わいましょう!

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