映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』は、2007年に世界同時公開を迎えたシリーズ3作目にあたる作品。
当初の計画だと、このワールドエンドで大団円を迎えるため、キャストからストーリーも含め豪華で大迫力となる見どころがたくさん詰まった一大スペクタクルが魅力!
この映画のあらすじや見どころを徹底解説!
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』について
出典元:IMDb
2007年に公開されたシリーズ3作目で、日本でも100億円を超える興行収入を記録し大ヒットとなった作品。
当初の計画では、3部作構想のラストとなる予定でしたが、ジョニー・デップがシリーズ続行を願ったため、この後も続く形となる。
3部作構想のラストとして作られただけあって、クライマックスシーンは今のアクション映画でも中々に観る事が出来ないど迫力な海上バトルは必見!
チョウ・ユンファなど国際色豊かな豪華キャストや、実写映画化が懇願し実現したローリング・ストーンズのキース・リチャーズの出演など見どころがたくさん!
オーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイのウィルとエリザベスの仲も一応の決着が付き、デイヴィ・ジョーンズとの決戦が描かれるシリーズ3作目!
しかし、冒頭から30分以上経過するまで一切登場しないジャック・スパロウなど、若干物議を醸している作品でもあります!
ともはどうあれ、いろいろ必見となるワールド・エンドです!
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の作品情報
原題:Pirates of the Caribbean:At World’s End
監督:ゴア・ヴァービンスキー
脚本:テッド・エリオット、テリー・ロッシオ
出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ステラン・スカルスガルド、ジェフリー・ラッシュ
キース・リチャーズ、チョウ・ユンファ
公開:2007年5月25日
時間: 169分
製作:アメリカ合衆国
前作
自作
シリーズまとめ
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』のあらすじ
前人未到の、世界の果てへ。 七つの海を駆けめぐった海賊の時代が終わろうとしていた。世界制覇をもくろむ東インド会社のベケット卿に対抗するには、9人の“伝説の海賊”を招集し、世界中の海賊たちを蜂起させて決戦を挑むのみ。しかしその鍵を握る9人目の人物こそ、“デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー(海の墓場)”に囚われているジャック・スパロウだった。エリザベスとウィルは、甦った不死の海賊バルボッサと共に、ジャック奪還の手掛かりを握る中国海賊の長サオ・フェンの元へ。彼らの運命が再び交差する時、海賊史上最初にして最後の決戦がはじまる―。
引用元:https://www.disney.co.jp/studio/liveaction/0784.html
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』のあらすじ解説!
出典元:IMDb
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』のあらすじを解説していきます!
本作の鍵は、少し批判の対象にもなっている盛り沢山すぎるストーリー!
そのポイントとなる部分を紹介!
ここを押さえておけばこの作品は、間違いなし!
海賊が滅ぼされる!?
海賊が軍によって、関わったもの含めて、全て処刑され始めています。
そこで、処刑台にのぼる人々は、ある歌を歌う。
その歌とは、9つの海賊たちが集う評議会の開催を知らせるものだったのです。
ジャック救出へ!
ジャック・スパロウが、デイヴィ・ジョーンズが所有するクラーケンによって墓場送りになってしまいます。
残った面々(船員とウィル、エリザベス)は、バルボッサの力を借りて、ジャック・スパロウ救出へと向かうのでした。
バルボッサが復活した際の条件は、ティア・ダルマの肉体にいるカリプソの解放。
その約束の元、バルボッサたちはまず9人の海賊たちのひとり、シンガポールの海賊サオ・フェンが持つ、世界の果ての地図を手に入れる必要があったのです。
そしてジャックが待つ、世界の果てへと旅立つのでした。
ジャック登場!
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ジャック・スパロウは、墓場で自身の幻覚と共に航海をしています。
が、そこに海はなく船は立ち往生。
そうこうしているうちに、バルボッサたち一向がたどり着きます。
そして再び海へと出ますが、この世界の果てから抜け出す方法がわかりません。
一方、彼方から様々な人が流れてきます。
その中にひとり、エリザベスのお父さんがいたのです。
彼は、カトラー・ベケットによって、殺されてしまったのでした。
エリザベスは強く悲しみますが、いまだ変える方法がわかりません。
そこで、サオ・フェンの地図にてジャックが、帰りの方法を見つけ出すのでした。
それぞれの思惑
カトラー・ベケットがデイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れ、彼を手下にして海賊の殲滅を目論んでいます。
一方、バルボッサはカリプソの解放。
サオ・フェン、ジャック・スパロウ、エリザベスとウィル・ターナー。
それぞれの思惑が交差し、歌が歌われた事で、海賊評議会の開催へと向かうのでした。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の覚えておくべきポイント!
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映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』において、複雑なのは盛り沢山なストーリーです。
単純にこの物語に没頭しすぎると、少し困惑してしまうのです。
それだけ詰め込まれた重厚なストーリーが見どころでもある3作目。
そのストーリーに置いていかれないためにも、本作における覚えておくべきポイントを紹介します!
キャプテン・バルボッサ
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本作において白眉となるキャラクターは、間違いなくバルボッサとなります。
1作目である、呪われた海賊たちのメインの悪役であるバルボッサは、本作におけるダークヒーローとして大活躍をします。
いわゆる、敵だった奴が味方になると頼もしくなる、というお決まりのやつ。
ドラゴンボールでは再三使われてきた手で、ピッコロ大魔王やベジータ、フリーザに魔人ブウ。
そんな強敵が味方になると言った立ち位置のバルボッサは、クライマックスでは頼れる兄貴として大活躍します!
大渦の戦場バトルでは、むしろ1番かっこいい存在感を放つほど。
バルボッサにも注目して、見ていきましょう!
物語は2部構成
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』は、ほぼ2部構成に近い様相で物語は進んでいきます。
前半は、ジャックスパロウの救出パート。
後半はデイヴィ・ジョーンズとの決着。
この2部で構成されている、ということを覚えておくと良いでしょう。
途中、9人の海賊や東インド貿易など、結局宙ぶらりんな伏線も出てきますがあまり意味を成していません。
基本的には、2部構成となるベースの目的を頭に置いておくとシンプルに楽しめるはずです!
デイヴィ・ジョーンズ
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クライマックスにおける最も重要なのが、デイヴィ・ジョーンズが置かれている状況です。
デイヴィ・ジョーンズはいわゆる海の生物の見た目をしている怪物。
しかし彼にも、人間であった時がありました。
彼は、海の女神であるカリプソに恋をしました。
その恋を一途に貫いたため、裏切られても彼はカリプソへの愛を示しているのです。
しかし結果として、裏切られた事実に耐えかね、デイヴィ・ジョーンズは自身の心臓を貫き宝箱へしまうのでした。
デイヴィ・ジョーンズが乗るフライング・ダッチマン号は死を司る船です。
デイヴィ・ジョーンズを仮に殺すと、殺したものがデイヴィ・ジョーンズの代わりに船長を務めなければならないのです。
このデイヴィ・ジョーンズの複雑な経緯を理解すると、より物語が分かりやすくなるので、注目すべき点と言えるでしょう!
以上の点を踏まえて観れば、このも語りの大筋を理解してみる事ができるはずです。
その他にも様々な要素が複雑に絡み合うので、より重厚なストーリーで構成されているのが、この映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』なのです!
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の解説・まとめ
伝説の海賊たちが集結!
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以上が映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の解説でした。
少しストーリーが複雑な作品となる作品ですが、大筋となるポイントをしっかりと押さえておけば、十分に楽しめる作品です。
海賊評議会として様々な面々を登場させておいて、ラストは結果としてブラック・パール号対フライング・ダッチマン号の一騎討ちと少し想像と違うなんて思うかもしれませんが、それでも十分すぎる超絶アクションが展開されます!
あんな光景は、この作品でしかみる事ができない唯一無二とも言えるクライマックスシーンなどで、是非とも見逃さずにご覧ください!
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』は、ディズニー・プラスで配信中ですので、見た事がある人もない人も是非鑑賞してみてくださいね!