2021年2月5日(金)に公開される映画【哀愁しんでれら】。
シンデレラは王子様と結婚し幸せに暮らしたのか?その後をオリジナルストーリーで送る「裏おとぎ話サスペンス」です。
本記事では、映画【哀愁しんでれら】の内容をもとに書かれた、言わば原作となる書籍、「哀愁しんでれら」のネタバレと、主人公がどんな凶悪事件を起こしたのか?を書いていきます。
映画【哀愁しんでれら】の概要
この映画は、映画【3月のライオン】などの脚本を担当してきた、渡部亮平さんが監督として、メガホンを取りました。
主演は土屋太鳳さん。その夫役に田中圭さん。二人の娘役にCOCOさんです。
一夜ですべてを失い、不幸になってしまった女性(シンデレラ)が、王子様のような医師と結婚し、どんな幸せな家庭を築いていくのか?その女性が、社会を震撼させる事件を起こしてしまうという、「裏おとぎ話サスペンス」です。
筆者はシンデレラにかけた話が興味深いと思いました。シンデレラとサスペンス。全くつながらないイメージですが、王子様と結婚したその後については確かに語られていません。どんな内容なのかとても気になりますが、後で書いていきます。
映画【哀愁しんでれら】のキャストは?
なぜ教室での写真なのか、この後明らかになりますが、筆者はCOCOさんの演技に注目しています。世界的なキッズインスタグラマーという肩書きがすでにあり、初めてながら、監督と特訓し葛藤などどう表現しているのか楽しみです。
土屋太鳳さん演じる小春が事件を起こしてしまうところはどういう演技なのか、大変だったとは思いますが、普段のイメージと違うのでそれも気になっています。
この後ネタバレを書いていきます。
福浦(泉澤)小春 | 主人公で大悟と結婚 | 土屋太鳳 |
泉澤大悟 | ヒカリの父で小春と再婚 | 田中圭 |
泉澤ヒカリ | 大悟の娘 | COCO |
福浦千夏 | 小春の妹 | 山田杏奈 |
福浦一郎 | 小春の祖父 | ティーチャ |
安藤輪子 | ||
小春の友人? | 金澤美穂 | |
中村靖日 | ||
亀岡 | ヒカリの学校の教頭 | 正名僕蔵 |
泉澤美智代 | 大悟の母 | 銀粉蝶 |
福浦正秋 | 小春の父 | 石橋凌 |
【哀愁しんでれら】原作ネタバレ!
「もう一人のシンデレラ」というサブタイトルの通り、映画の役名と違う役者さんもいるので、そのあたりも紹介していきます。
一夜にしてすべて失う
児童福祉士の福浦咲良・(小春・土屋太鳳)は、親友の恵美の家に来ていた。恵美が赤ちゃんを産んだのでそのお祝いを持って行った。お祝いのストーンが付いたかわいいスタイを恵美は使いづらいから返品させてもらうと言い、気分が悪くなる咲良。恵美は自分とは違い、大企業に就職し、そこで知り合た相手ととんとん拍子で結婚し出産。咲良が欲しいものを全部手に入れていてうらやましかった。咲良は売れない貧乏なバンドマンのヒロムと付き合っていた。しかし、バイトで貯めたお金で指輪をくれたり、咲良はヒロムが好きだった。
そこへ職場から連絡があり気にかけていたアスカちゃんから電話があったと聞き、所長と自宅に向かうが、母親から追い返される。本人も大丈夫というので何もできなかったが、アスカはやせていて、髪もボサボサだった。自分と妹が過去に母に捨てられたことを思い出した。
モヤモヤしたまま自宅に帰った。
咲良の実家は、酒屋をやっていて現在は、祖父・一郎(ティーチャ)、父・正秋(石橋凌)、妹・千夏(山田杏奈)と咲良の4人で暮らしている。鍋にしようとスーパーで材料を買って帰ったが、家は散らかっているのに誰も片づけず、父は店番もせず、そんな姿に腹が立ちレトルトカレーにした。
その夜、咲良はいろんなものを一気に失うことになる。
まず、祖父が病気で倒れる。病院に行く途中、父が事故を起こしてしまう。咲良は飲酒運転の父をかばおうとするが、結局父がすぐに白状し、二人で警察に行くことに。さらに祖父を運ぶ際、咲良が石油ストーブを倒してしまい、それが原因で家が火事になる。
咲良は一夜にして不幸に見舞われた。
シンデレラと王子様の出会い
一方、泉澤孝太(大悟・田中圭)は医学部の同窓会にいた。
孝太の妻は半年前に事故で亡くなっていた。しかも、好きな人と駆け落ちするという書き置きを残して、その相手と一緒に亡くなった。つまらなくなり、酒をあおった結果飲みすぎて会場を後にした。帰る途中で、地面に横たわり、車に轢かれそうになったところを咲良に助けられる。起き上がった瞬間、咲良の服や靴に嘔吐してしまった。これが咲良と孝太の出会いだった。
モンスターペアレンツと娘の親友
次の日孝太は咲良に連絡をし、お詫びとして服と靴を買ってあげることにした。
若い女性と会えると少しウキウキする孝太に一人娘のカオリ(ヒカリ・COCO)の通う学校からカオリがけがをしたと連絡が入る。急いで向かうと、カオリの顔にドッジボールが当たったというのだ。カオリは眼帯をしていたが、元気そうでほっとした。当てたという渉という男の子はぶっきらぼうに謝った。納得できなかったが、何も言えず、先生に事情を聴くと、「放課後のことは自己責任で…」という言葉に怒りを覚え、食い下がるが、モンスターペアレンツと思われている気がしてその日は帰った。校庭で小林来美という女の子が声をかけてきた。「私はカオリちゃんの親友です。渉からカオリちゃんを守ります!」と言ってくれた。いい子だと思う孝太だが、カオリは「来美ちゃん嫌い」と言った。
カオリと来美の真実
カオリはその日のあったことを思い出した。
音楽の授業で移動するときに忘れ物をしたカオリは教室に戻ると、好きな渉の机にタオルがありそれを思わず自分のカバンに入れてしまった。そこを来美が見ていて、それを先生とクラスのみんなの前でばらしてしまった。それからクラスのみんなからいろんなことを言われるカオリ。突然、来美が立ち上がり、「みんなやめて!カオリちゃんはお母さんがいないから寂しいんだよ。許してあげて、私は親友だから」と言った。完全に茶番で来美はクラスのヒーローになった。カオリは来美が大嫌いになった。
放課後、渉とドッジボールできることになりうれしかったが、おでこにボールが当たってしまう。パパが来て先生ともめていたがやめてほしかった。しかも来美が帰りに渉のことを父に悪く言ってしまった。もう渉と仲良くすることができなくなった。
咲良の続く不幸
翌日、咲良は職場に行くと、昨夜事故を起こした父をかばおうとした動画がネットに流れ、児童相談所にクレームの電話が鳴りまくっていた。そのまま咲良は帰宅させられクビになると思った。
ヒロムに会いにいこうと思い、夜勤から帰って寝ているはずのヒロムは浮気していた。その現場を目撃した咲良は誰かに聞いてほしいと思い、恵美に連絡して話を聞いてもらった。その時孝太から連絡がありお詫びをしたいということで、翌日会うことになった。
シンデレラへの階段
ホテルで待ち合わせした咲良と孝太。一流ホテルの中の店で、ワンピースと靴を買ってもらった。まるでシンデレラのようだと思った咲良。その後、カフェでお茶をして、お互いのことをいろいろ話した。塾にカオリを迎えに行く時間になり、カオリを拾ってから咲良をそのまま送る予定だったが、意外にもカオリが咲良を食事に誘い、三人で夕食を食べた。カオリの眼帯に絵を描いてくれたり、プリンセスの絵をかいてくれたり、カオリも初対面の咲良になついていて、楽しそうだった。孝太はそれがすごくうれしかった。帰りの車の中、カオリは寝てしまい、咲良と孝太はシンデレラの話をした。孝太は話を覚えていないというのでDVDを貸してあげることにした。
カオリが母が欲しかった理由と来美の意地悪
翌日、カオリは父がウキウキしているのにイラっとした。
昨夜は、いいかげん学校で「お母さんがいないから」と言われるのが嫌で、誰でもいいからお母さんになってほしいと思い、いい子のふりをした。
学校に行くと渉に父のことを謝り、渉も謝ってくれて、少し話すことができた。そこにまた来美が割り込んでくる。「渉なんかいいから行こ!」と言うが、渉とカオリを引き離そうとしているように見えた。クラスの子から古いアニメのハンカチを持っているとからかわれるカオリ。またも来美が「お母さんがいないから仕方ないんだよ。みんなカオリちゃんがお母さんいないから、持ち物古いとか、編み込みぐちゃぐちゃとかキャラ弁じゃないとか陰で言ってるでしょ?カオリちゃん気にしないでね。」と言った。最悪な気分になるカオリ。「もうすぐお母さんできるんだ」と言ってしまった。みんなホッとした様子だった。家に帰り、孝太に「咲良ちゃんと結婚してよ。お母さんになってほしい」と言った。
王子様になった孝太
咲良の祖父は孝太の口利きで個室に移り、孝太は父の仕事も紹介してくれた。
父の就職祝いと孝太へのお礼ということで咲良の家で鍋をした。カオリもはしゃいでいた。孝太も千夏の家庭教師をしてくれることになった。孝太に出会ってから、不幸のどん底から、すべてがうまくいく。咲良は本当に王子様が現れたと思った。
その数日後、咲良は孝太にお願いされ、カオリの誕生日プレゼントを買うのにつきあっていた。カオリが体操服の巾着袋を欲しがっていて探していたが、いいのが見つからず、咲良が生地を使って作ると申し出た。普段裁縫もしないが、カオリのために頑張って巾着袋を完成させた。
咲良と孝太の結婚
カオリの誕生日パーティーをするため、咲良はそのプレゼントをもって、孝太の家に行った。部屋を飾り付けして、ちらしずしを作って準備した。
孝太が帰ってきて、この関係を進展させたい。結婚したいと思っていることを伝えた。出会ったばかりと躊躇する咲良に、「シンデレラも出会ってすぐ結婚したよね?」と言う孝太。DVDを見て咲良がシンデレラに見えたと言う孝太。咲良も同じ気持ちだと話し、改めて孝太がプロポーズし二人は結婚することになった。パーティーの後、カオリに伝え、それを聞いて喜び、カオリの勧めですぐに市役所に行き、婚姻届けを出し、二人は晴れて夫婦になった。カオリも涙ぐんでいて、自分が母にしてもらえなかったことをこの子にしてあげようと誓った咲良。
本当にシンデレラになった咲良は幸せの絶頂にいた。
すぐに訪れる不安と孝太の狂気
幸せな生活が始まり、数日たったある日、エビアレルギーのカオリに克服してほしいと咲良がエビを少し食べさせてしまい、カオリに湿疹ができていた。それを叱る孝太。カオリを見てあげたいのに泣き続ける咲良。このことがありこの結婚生活に不安を感じる孝太だった。
また別の日、今度はカオリが咲良があげた巾着袋がなくなったと泣いていた。孝太は誰かが盗ったと決めつけ、翌日学校に咲良と行った。「クラスの子に聞いて探してもらえませんか?」というが、先生は「盗られたと決めつけるのは早いのではないか?」という。「娘が嘘をつくわけない。」と引き下がらない孝太。咲良にも加勢してほしかったのに、何も言わない咲良に孝太はイライラした。結局みんなの持ち物を調べる約束をして帰った。家に帰るとイライラしたまま大きな足音を立てて孝太は自分のアトリエに行った。気づかず咲良はお茶を入れていた。怒りが収まらない孝太は咲良の人形を粘土で形作り、首、足、手などを切り落とした。胸がすっとした孝太だった。
巾着袋と渉
カオリがなぜ巾着袋をなくしたのか。
その日、学校で友達が、カオリのキャラ弁や、ソフトクリームの巾着袋ダサい。でも本人に言うと親がモンペだから文句言われる。などの陰口を言っているのを聞いてしまった。弁当をトイレに捨て、巾着袋も家に帰り、トイレでズタズタに切り裂いて流したのだった。
翌日やはり父が学校にきてクレームを言っていたようで、先生から話を聞かれた。盗まれた心当たりがあれば、ご自宅に謝りに行ってもらうと言ったので、渉に会えると思い、つい渉のカバンから見えたと言ってしまう。渉が母親と自宅に謝りに来た。当然渉は何もしてないと言うが、泣いて演技をして渉がやったと言い張った。
来美への報復
翌日学校に行くと、来美が「渉はそんなことするはずない。一緒に探そう」とキラキラした目で言ってきた。二人で学校中探したがもちろんあるわけない。来美はこのままじゃ、「渉が犯人にされたままだもん」と必死に探した。しつこい来美がうざくなり、カオリは来美の背中を押して突き落とした。自分も校庭にいたとアピールするため急いで駆け付け、来美に寄り添い、泣き続けた。
咲良が自宅のトイレから巾着袋を見つけ学校に連絡し謝罪した。咲良の作った弁当を食べていないことを先生から聞かされたが、どうしたらいいかわからず黙っていた。
カオリと孝太の本性と咲良のビンタ
来美は亡くなり、葬式に咲良とカオリは行った。カオリは泣きじゃくり、咲良もかわいそうと思っていた。しかし、家に帰るとカオリは泣きもせず、お腹空いたと言い、ご飯をいつも以上に平らげた。咲良は唖然とした。
孝太が帰宅し、葬式のあとの様子、巾着袋のこと、お弁当のことを話した。しかし、孝太は「カオリを嘘つき呼ばわりするのか?」聞く耳を持たなかった。その後食事も食べず、アトリエに入ってしまった孝太。咲良は、孝太が人形をすごい形相で切り落としているのを見てしまった。それが自分かもと思ったら、なんて人と結婚してしまったんだと思った。千夏からも怖いから家庭教師を断っておいてほしいと連絡が入った。
翌日咲良は、初めて行った楽しかった焼肉を思い出すため、今日のご飯は焼肉にしようと決めた。
その前に孝太が切っていた人形は誰なのか、どうしても気になり、入るなと言われていたアトリエに入った。やっぱり切られていたのは自分の形をした粘土だった。それが何体もあった。ショックでふらつきながら部屋を出ようとして、カオリと孝太の人形を落として割ってしまった。孝太が大事にしていたものだった。
そこへカオリが来た。ついに本性を出した。「こーわしたこーわした!いけないんだーいけないんだー」と嬉しそうに言った。咲良が黙っていてほしいと懇願する。また巾着袋とお弁当の話になり、「巾着袋はダサかったし、お弁当もあんなぐちゃぐちゃなの恥ずかしくて友達に見せられない。」とカオリが言うと、咲良はカオリの頬をひっぱたいた。泣きじゃくるカオリに、「ごめんね。ごめんね。このことはママから話すからパパには言わないでね。カオリちゃんのこと大好きだよ。三人で仲良くやっていきたいの。だからお願い」とお願いしカオリも了承した。
咲良の家出と家族の再生
孝太が帰るとカオリは焼肉の準備に忙しそうだった。
階段を上がると暗い顔をしたカオリがアトリエに自分を連れていった。カオリと孝太の人形が壊れていた。ママがやったというカオリ。怒りの気持ちを抑えていたが、カオリが「ママに叩かれた。10回くらい叩かれた。」と嘘をついた。こうなったらもう孝太の怒りはおさまらない。咲良に「俺の世界一大切な娘に何をしてくれたんだ。出ていけ!」と追い出してしまった。「もう大丈夫だよ」という孝太に、カオリはまさかこんなことになるとは思わず真っ青になって震えていた。
カオリは家を飛び出し、咲良を追いかけた。「ごめんなさい。私が悪かった。嘘もついてた。だから見捨てないで」と言った。咲良は「もう無理だと思う。バイバイ」と言って去ってしまう。カオリは泣きながら「お願い戻ってきて!いい子になるから。ママ行かないで…」と追いかけた。すりむいて転んでしまった。カオリはパパがちょっと咲良を嫌いになるだけでよかった。自分の本当のママに悪い気がして咲良を好きになってはいけないと思っていた。だから素直になれず嘘をついた。そのことを後悔した。しかし咲良はそのまま戻らなかった。
咲良は自分の母親と同じことをしてしまったと思った。
実家に帰ったところで意味がない。謝って泣いていたカオリにひどいことをした、もう戻る場所がないと思い。道路に横たわってこのまま死んでもいいと思った。そこにカオリと孝太が来た。二人とも咲良に謝罪し、孝太は「もう一度家族三人でやり直したい。帰ってきてください。お願いします。」と言った。咲良は「わたしこそお願いします」と言って三人で帰った。
帰ると孝太がお風呂を入れてくれて、カオリと二人で入った。カオリはべったりくっついてきた。風呂上りもカオリを抱きしめながらココアを飲んだ。最初からこうしたかったけどできずにいろんな形で噴出したんだと咲良は反省した。そのあとアトリエで三人の人形を孝太が作った。
まさに新しい再出発だった。
カオリへのいじめと母になった咲良
翌朝、カオリが泥だらけで泣きながら帰ってきた。誰がやったか聞いても、わからないというカオリ。びっくりした咲良と孝太はすぐに学校にむかった。さんざん待たされたあげく、やっと校長室に通された。今日は咲良が主導で話した。「いじめではないですか?早急に対応してください!」と言った。そこへ渉やクラスメイトが来た。渉はカオリが来美を突き落としたのを見た。と言い、クラスメイトも、カオリがあの時すごい息切れしながら走ってきておかしかったと言った。
「カオリはそんなことをするような子じゃありません!」と咲良が言い放った。
校長は来美の事件についても調査すると言った。咲良は今朝の事件についてもお願いします。と言って二人は帰った。孝太は咲良が母としてたくましくなってくれてうれしかった。
咲良が起こした凶悪事件
その日の夜、わら半紙でくるんだ石が家に投げ込まれた。わら半紙には『人殺し』と書いてあった。学校に行きたくないというカオリ。なんでこんなことする野蛮人が学校に行って、カオリが我慢しなきゃいけないの?と悔しくなる咲良。そのわら半紙に予防接種のお知らせと書いてあるのをみて咲良が何かを思いついた。
翌日、学校の校医である孝太は、咲良と学校に予防接種に来て、生徒と職員全員に注射をした。
咲良は家にいるカオリを呼びに行った。「もう大丈夫だから学校にいこう」と教室に行くと、クラスの生徒がみんな死んでいた。倒れたり座ったままうずくまったりいろんな姿勢だった。もう誰もカオリをいじめるものはいない。カオリの目は輝きを取り戻し、「パパ、ママ本当にありがとう!」と言った。カオリは倒れている生徒を踏みつけながら、一番前の自分の席についた。カオリが王子様と出会ったときに、シンデレラになれるように教養のあるレディーに育てなければと咲良は思った。
まとめ
シンデレラが結婚後幸せになったのか?というテーマもありましたが、最後のほうは家族三人ともおかしくなっていました。特にラストシーンは本当に狂気じみていました。児童福祉士だった咲良が、いとも簡単に他の子供たちを殺してしまうという豹変にもとても驚きました。土屋太鳳さんが三回も断わった理由が分かります。後半の孝太と咲良の行動はとても理解ができません。
ただわが子を守りたい、わが子への愛からくる犯罪だったのだろうと思いますが…
映画ではそれぞれの葛藤がどう表現されているのか、楽しみでもあり、ちょっと怖くもあります。
みなさんもそれを映画館で確認しましょう!