【大コケした失敗作61選+α】赤字や頓挫した歴代の映画ばかりを集めてみました。

目次
  1. 41.ザスーラ
    1. 失敗したものの…?
  2. 42.アイアンマン2
    1. MCUにも失敗作は存在する!
  3. 43.ファンタスティック・フォー
    1. 満を持してのリブート!のはずが…!
  4. 44.ドクター・ドリトル
    1. アイアンマンに次ぐ作品、期待の一作のはずだった…
  5. 45.魔女がいっぱい
    1. アン・ハサウェイが炎上!?
  6. 46.インデペンデンス・デイ: リサージェンス
    1. ウィル・スミスのせいで失敗に!?
  7. 47.2分の1の魔法
    1. ピクサーも失敗!
  8. 48.ブレードランナー2049
    1. 高評価のSF映画ではあるものの…
  9. 49.ムーラン
    1. 人気作品の実写化のはずが…
  10. 50.ワンダーウーマン1984
    1. コロナ禍の影響で大失敗!
  11. 51.シャン・チー/テン・リングスの伝説
    1. 皮肉です。
  12. 52.ブラック・ウィドウ
    1. 公開後にゴタゴタが!
  13. 53.DUNE/デューン 砂の惑星
    1. 国内では伸び悩み…
  14. 54.G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ
    1. まさかの大失敗!
  15. 55.ドクター・ストレンジ
    1. 制作陣も後悔を口にするホワイトウォッシュ!
  16. 56.最後の決闘裁判
    1. 監督自身も認める大コケ作品に!
  17. 57.トリガール!
    1. ザ・青春映画で、ヒットが見込まれていたはずが…
  18. 58.アメイジング・スパイダーマン2
    1. 北米の結果は大惨敗!
  19. 59.ノア 約束の舟
    1. 評価は分かれる、賛否両論の作品
  20. 60.ショーシャンクの空に
    1. 超名作のひとつがまさかの…
  21. 61.チェリー
    1. ルッソ兄弟×トム・ホランドの黄金コンビなのに…
  22. 番外編
    1. カウボーイ・ビバップ
      1. NETFLIXにて配信の注目ドラマ、シーズン1での打ち切りが決定!
    2. ノット・オーケー
      1. 注目作品だったはずが…
    3. ガールボス
      1. 破天荒すぎて共感を得られず…
    4. プッシング・デイジー 恋するパイメーカー
      1. シーズン2で打ち切り…
  23. まとめ

41.ザスーラ

失敗したものの…?

2005年に、ジョン・ファヴロー監督で公開した映画『ザスーラ』。
この映画は、原作の本では1996年に公開した『ジュマンジ』の続編という位置付けですが、映画では直接的な繋がりはない、精神的続編とされている映画です。
この作品の失敗は、ビジネス面での失敗。
単純に興行収入がふるいませんでした。
製作費ほどの興行収入が最終的な世界での結果で、マーケティング費用など全ての予算を合わせると、結果として赤字を計上してしまいます。
しかしこの映画、内容の評価がまずまずの高評価となります。
その結果、監督を務めたジョン・ファヴローは、大きく飛躍するきっかけを掴むのです。
この映画の監督としての次の仕事は、2008年の『アイアンマン』。
そこで大きな成功を手にする、そのきっかけはこの『ザスーラ』の功績によるものだったのです。
まさかの、失敗作から飛躍となっています。

42.アイアンマン2

MCUにも失敗作は存在する!

実はこの『アイアンマン2』は、アメリカでは評価の高い作品ではありません。
現在、マーベル映画は、新作が投下されるたび、その内容に注目がいきとても高い評価を獲得するのが通例にもなりつつあります。
それは、マーベル側が仕掛けたサプライズなどが、これまでの長い歴史も相まってプラスに作用していることが大きな要因。
そのこれまでの歴史がない、序盤の作品では、今観れば、たくさんのイースターエッグ(小ネタ)が隠されていて、高評価になることもありますが、当時ではこの映画は、失敗の烙印を押されていたのです。
興行収入的には、成功を収めるも、批判も多く集めてしまう結果に。
この結果、ジョン・ファヴローは『アイアンマン3』の監督を降板、その結果『カウボーイ&エイリアン』の監督を務めることになるのです…

43.ファンタスティック・フォー

満を持してのリブート!のはずが…!

2015年に一新され、リブートされた20世紀フォックス産マーベル映画『ファンタスティック・フォー』。
2005年に製作され、ジェシカ・アルバやまだブレイク前のクリス・エヴァンスが出演していた事でも知られる作品のリブートとなる2015年版。
監督は、ジョシュ・トランク。
ファウンド・フッテージ方式で、超能力を持つ少年を描き話題になった『クロニクル』を経て抜擢され、大きな期待を抱いて監督を務めていました。
出演陣も、マイルズ・テラーやマイケル・B・ジョーダンなどがキャスト入りしており、ヒットが目されていた作品です。
しかし蓋を開けてみれば、製作費が$120,000,000に対して、アメリカの興行収入は半分にも満たない$56,117,548という結果に。
世界の興行収入でかろうじて、製作費の回収ができたという大赤字映画となってしまうのでした。
この結果、マーベルは再々リブートを発表。
3度目の正直ともいうべき、MCUに属する『ファンタスティック・フォー』の製作に乗り出すのでした。
しかし、実を言うと…
この『ファンタスティック・フォー』は、1990年代に幻の映画が存在します。
劇場公開も、ビデオにすらなってない、幻の未公開作品が存在するのです。
低予算で作られた作品で、公開されるに値しない作品という烙印が押されていたのです。
その結果、この『ファンタスティック・フォー』は負の作品として語り継がれるのですが…
その前評判をMCUで覆すことができるのか、注目を集めています。
ちなみに、この『ファンタスティック・フォー』がなぜ、ここまで再三映画化されるのか…
というのは、ヒーローではなく、ヴィランに原因があるとされています。
マーベルの中でも、随一の人気キャラクターであるドクター・ドゥームや征服者カーン、さらには『キャプテン・マーベル』に登場し、フェイズ4では非常に重要なポジションを担っているスクラル人など、MCUに深く関わるであろうヴィランが多数登場するのです。
そのため、この『ファンタスティック・フォー』はMCUの中でも重要な立ち位置を担うであろうことが予想されるのです。
果たして、この負の連鎖を断ち切ることができるのか…またしても失敗作になってしまうのか、大きな注目を集めているタイトルです。

44.ドクター・ドリトル

アイアンマンに次ぐ作品、期待の一作のはずだった…

ロバート・ダウニー・Jr.が、アイアンマン卒業を表明し、その後に出演した映画『ドクター・ドリトル』。
原作に忠実に描かれ、アドベンチャー作品となったにも関わらず、この映画は大失敗になってしまいます。
結果として、完全な子供向け映画となっており、大人が観るには陳腐なストーリーで、オチもくだらないもので、何もサプライズが起きないのです。
動物たちの声を聞く事が出来る、などの能力で豪華な声優陣をキャスティングしているにも関わらず…
その理由も特筆すべき点が見当たらないほど。
期待していたような壮大なアドベンチャー…
と思って鑑賞すると…全くかけ離れた海洋アドベンチャーとなってしまうのでした。
当然の如く、2020年度のラジー賞にも多数ノミネート果たす最低作品の烙印を押されています。

45.魔女がいっぱい

アン・ハサウェイが炎上!?

この映画は、日本では2020年12月に劇場公開されていますが、アメリカではロックダウンの最中に、劇場公開を断念した作品です。
「HBO Max」での配信リリースに切り替わります。
しかしそれでも、評価は酷評。
アン・ハサウェイは、ゴールデン・ラズベリー賞の最低主演女優にノミネートするのでした。
しかしこの映画、単純にそれだけではありません。
炎上してしまうのです。
それはアン・ハサウェイらが演じた魔女に関して。
指が3本、足の指が1本の魔女たち。
さらには、女性でありながら髪の毛はなくスキンヘッドで肌が爛れていること。
これが、悪い魔女であること。
これらの原因から、欠指症という指がない人たちへの偏見を助長する内容である、などの意見が噴出し結果として炎上。
これらの内容や、アン・ハサウェイの演技、これらも相まって映画『魔女がいっぱい』は、失敗作となってしまうのでした。

46.インデペンデンス・デイ: リサージェンス

ウィル・スミスのせいで失敗に!?

1996年に大ヒットしたSF映画で、監督のローランド・エメリッヒが満を持して製作した20年ぶりの続編となる『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』。
1作目は、ウィル・スミスの出世作と言われ、大ヒットを記録しました。
注目タイトルの続編ということで、興行的にはそれなりに結果を出しますが…
内容、興行収入共にそれぞれ微妙な結果に。
北米の興行的には赤字になり、最終的には黒字になるも、各国の販促費用を込みにすると赤字になってしまいます。
その原因は、結果としてウィル・スミスが出演できなかった事が起因とされています。
本来ならば、この『インディペンデンス・デイ』の続編企画は、ウィル・スミスありきのプロジェクトでした。
しかし、ウィル・スミスは『スーサイド・スクワッド』への出演を決めたため、結果として交渉が破断し、脚本も書き直しになってしまいます。
その結果、本来の企画とは全く違うストーリーになってしまい、失敗作となってしまうのでした。

47.2分の1の魔法

ピクサーも失敗!

失敗知らずのディズニー・ピクサーでも、流石にこれだけ長く映画を製作し続けていれば失敗作も存在します。
とはいえ、この映画『2分の1の魔法』は、コロナ禍の煽りを受け、公開延期を重ねた結果、半ば無理やり劇場公開を迎えた結果…興行収入が伸び悩んでしまいました。
まぁ、これは最早当然の結果であり、まだディズニーがプレミアアクセスという方法での配信を見出す前に、苦肉の策で劇場公開を敢行したものでした。
とはいえ、主演にクリス・プラットとトム・ホランドの人気俳優を起用し、契約上配信スルーにできなかったりなどの事情がある可能性もあるため、この興行的失敗は仕方がないのかも知れません。
ちなみに製作費は、約200億円ほど。
最終的な興行収入は、150億円と完全なる赤字となっています。

48.ブレードランナー2049

高評価のSF映画ではあるものの…

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品で、SF映画として非常に高い評価を獲得していますが…
実は赤字を計上している作品でもある『ブレードランナー2049』。
日本でも10億円越えの興行収入を獲得し、まずまずの結果となりますが…
この映画の成績は、世界でもまずまずだった模様。
1980年代のSF映画の金字塔でもあった『ブレードランナー』の続編であったにも関わらず、いまいち大きなヒットには繋がらず。
最終的な興行収入は黒字を計上するのですが…
製作費以外の必要な費用を込みにすると、黒字にするためには4億ドルが必要でした。
しかし2億6千万ドルほどの興行収入で、1歩届かずという結果に。
製作費はおよそ1億5千万ドルで、回収はできた作品です。

49.ムーラン

人気作品の実写化のはずが…

90年代の人気ディズニーアニメの、実写化映画『ムーラン』。
この映画は、公開前のキャスティングの時点で大きな批判の的となってしまいます。 
ディズニーでは比較的にホワイトウォッシングが、色濃く行われている経緯が多く見られています。
その慣例にならい、本作の製作が決定した段階で、アジア系の起用をすべき運動が発足。
その後、無事リウ・イーフェイが起用されるのですが…
製作の段階で、中国のロケ地などの問題で炎上するなど非常に難しい政治的問題が勃発!
公開に関しても、人気作品ゆえに、劇場公開で大揉めするなど再び炎上。
一部の国を除いてディズニー・プラスでのプレミアアクセスでの配信を決断するも、それが炎上の原因となってしまうのでした。
さらには、ついに配信を迎えると大きな期待を抱いていた映画の内容が伴わず…
批判の嵐に。
しかし、この映画『ムーラン』は問題続きだった作品ですが、結果としてディズニーは黒字を計上しています。
プレミアアクセスの収益が、270億円以上にも登り、これをきっかけにディズニー配給の映画で多くのプレミアアクセスという方法で公開される事が多くなっています。
映画の内容としては微妙な評価に至るも、ビジネス的には大勝利となっている作品です。

50.ワンダーウーマン1984

コロナ禍の影響で大失敗!

2020年12月18日に公開を迎え、コロナ禍の真っ只中で公開されたDCの注目作品『ワンダーウーマン1984』。
パンデミック発生後に公開された中では最もヒットした映画には数えられているものの、その数字は前作の数割程度の興行収入と、数字だけ見れば悲惨な結果になってしまいます。
しかし、コロナ禍の中で公開に至った中では英断とも言われており、アメリカではHBO MAXでの配信もされていました。
アメリカ以外の国では、配信は行われないため公開日を前倒しで設定され、日本でも1週間早くスタートしています。
監督のパティ・ジェンキンスも、この決断に納得はいかないものの、コロナ禍の影響で仕方なく行ったものであることに理解を示すしかありませんでした。
本来ならば大きな興行成績を残せる作品でしたが、新型コロナウィルスの煽りを受けた興行的失敗作と言わざるを得ない結果となってしまうのでした。

51.シャン・チー/テン・リングスの伝説

皮肉です。

え、何故?
と思う、この作品の選出。
何を隠そう、主演を務めたシム・リウが自身のツイートで大コケしたと言及していたのです。
もちろんそれはジョークが込められていますが、大コケしたから、続編が決まったというジョークを交えたツイートを行っていたのでした。
実際は、コケるなんて言ってしまっては申し訳ないほどの大ヒットを記録しています。
が、実はこの数字は北米を始めとした海外での話。
日本国内に至っては、10億円のヒット映画のラインは越えられていません。
中国でも最終的には劇場公開されていない作品ですので、手放しで大ヒットだと喜べる作品でもない、というのが事実。
昨今のディズニー映画ではたびたび問題が出ることが多く、世界中で手放しで喜べる結果には至らないというのも、難しい世の中です。

52.ブラック・ウィドウ

公開後にゴタゴタが!

こちらは、本来ならば大ヒットをしていたはずん作品ですが、コロナ禍により難しい結果に。
国内でも10億円に至らず、苦戦してしまいました。
しかしながら、コロナ禍の最中に公開した映画の中では検討していたという評価です。
結果として、この映画の公開後に起きたゴタゴタが、この作品ケチをつけてしまったという結末を迎えています。
ディズニーがコロナ禍によって行った、ディズニープラスとの同時公開。
実際には1日ずらして、プレミアアクセスでの有料配信が公開日翌日に行われていました。
その結果、興行収入が大きく落ち込んでしまいます。
主演のスカーレット・ヨハンソンは、ディズニーのそのやり方に意を唱えます。
スカーレット・ヨハンソンの出演契約の中に、興行収入によって報酬が変化する旨があり、意図的に契約金を減らしたのでは?
と、このやり方は気に入らなかった様です。
コロナ禍なので、仕方ないと言えば仕方がないでしょう。
当初は、2020年5月公開の予定だった作品が結果として1年以上先送りとなってしまった以上、この処置に対して一概にディズニーを責めることもできません。
結果として両者は和解し、スカーレット・ヨハンソンは新たにディズニーでの映画製作を始めることが決定しており、仲違いは免れています。

53.DUNE/デューン 砂の惑星

国内では伸び悩み…

超オールスターキャストで、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が製作する超大作SF映画となる『DUNE/デューン 砂の惑星』。
しかしこの映画に沸いたのは、海外のみ。
結果日本では、失敗作の部類に入ってしまうほどの興行収入に。
SF映画としては、近年多用されているCGではなく、ロケでの撮影でど迫力の映像美と共に旬の俳優たちが集う、素晴らしい作品でした。
しかし、これが日本国内ではどうか?
と言われるととても難しい作品と言えるでしょう。
複雑なストーリーで、あらすじを読むだけでも見る気が失せる様な言葉が並びます。
ハルコンネン家とアトレイデス家、メランジなど、頭にハテナが浮かぶことでしょう。
さらには、キャスト問題。
洋画を普段から観ていて、詳しい人ならば胸が躍る様なオールスターキャストが集っています。
『君の名前で僕を呼んで』など、近年の活躍が目覚ましい若手最有力、ティモシー・シャラメが主演。
しかし、日本でティモシー・シャラメの名前だけで大ヒット作になり得るか…
といえば難しいでしょう。
オスカー・アイザックやレベッカ・ファーガソンだって、代表作があるものの名前だけで人を呼べるかは疑問が残るもの。
その結果、日本国内の興行収入では7億円強。
ヒット映画のラインである10億円越えもほど遠い結果に。
しかし、その注目度は海外では大きく、続編の製作も決定しています。

54.G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ

まさかの大失敗!

単純に、製作費の回収という面でも大失敗となってしまいます。
もう、映画でG.I.ジョー関連の作品は10年ほど作られることは無いでしょう。
1作目はスマッシュヒットとなり、続編製作もされた人気シリーズでしたが…
全くもって鳴かず飛ばず、箸にも棒にも引っかからない結果になってしまいました。
製作費は、1億7500万ドルほど。
世界の興行収入は、3700万ドル。
日本国内に至っては、1億円にも届いていません。
ザ・失敗!
という最悪な結果になってしまいました。
しかしながら、バイクなどの製作に日本の職人が参加していたりするなど、これまでのハリウッド映画では類を見ないほどに日本がフューチャーされているにも関わらず、この結果は少し寂しい想いも…

55.ドクター・ストレンジ

制作陣も後悔を口にするホワイトウォッシュ!

マーベル映画の中でも、魔法を扱い現代的ファンタジー作品として、圧倒的映像を提供する作品『ドクター・ストレンジ』。
映像表現に高い評価を獲得しているマーベル映画の中でも唯一無二の1作。
しかしそんな本作も、ある一部分において、ひどくバッシングを受け未だに尾を引く問題となっています。
これは製作陣や、マーベルのトップ、ケヴィン・ファイギですら失敗を認める自体に。
それは、エンシェント・ワンのキャスティングについて。
実際には、ティルダ・スウィントンが聡明な雰囲気を醸し、好演していました。
それ自体はとても素晴らしいものなのですが…
本来、エンシェント・ワンは、劇中でも最初ドクター・ストレンジが間違えたような仙人のような風貌の男性です。
そして多くの批判を集めたのが、本来はチベット系のアジア人であるということ。
女性に変えるのは許せても、白人にするというのが大きな批判の的になってしまうのでした。
ハリウッド映画では古くから行われている、白人優遇のキャスティング、俗に言うホワイトウォッシュであるとの指摘です。
この結果、このキャスティングは安易であったと、製作陣ですら認めてしまう結果になっています。
決して大コケした訳ではありませんが、マーベル映画の負の歴史の一部として、今も強く印象に残っている1件です。

56.最後の決闘裁判

監督自身も認める大コケ作品に!

リドリー・スコット監督による、大作歴史映画となる『最後の決闘裁判』。
1386年に起きたスキャンダルによる決闘裁判を描く、いわゆる時代劇となる。
マット・デイモンやアダム・ドライバー、ベン・アフレックなど名優が集う話題作に…
なるはずだった作品。
本作は文字通り大コケしています。
製作費、約115億円以上かけて制作された作品です。
この結果、最終的な世界興収ですら、およそ35億円。
製作費の回収すらできていない状況に。
その結果、公開から間も無くしてディズニープラスに配信に回るなど、製作費の回収に追われる結果となっています。
今この時代に時代劇をやること、要するに題材選びのセンス、更には公開時期が『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』と被ってしまったことなどが挙げられ、大失敗の大作映画となってしまうのでした。
監督のリドリー・スコットはマーベル映画などの、アトラクション映画をディスっていましたが、ここまで惨敗するとそれも仕方ない結果なのかも知れません。

57.トリガール!

ザ・青春映画で、ヒットが見込まれていたはずが…

土屋太鳳主演で、池田エライザなどが共演し、青春映画として高い評価を獲得している作品ですが…
結果的に鳴かず飛ばずの大コケ作品となってしまった映画『トリガール!』。
日本の夏の風物詩のひとつとも言える、年に一度の鳥人間コンテスト。
滋賀県の琵琶湖で、毎年7月に開催される、人力飛行の飛距離を図るコンテストである。
原作小説は毎年参加している芝浦工業大学の人力飛行チームを題材にしたもの。
映画では、実名ではなく架空の大学にしています。
青春映画らしくフレッシュな土屋太鳳が主演し、わかりやすい人間模様と共にチャレンジする姿が多くの共感を読んでいる作品です。
公開規模も広く、全国200館以上のスクリーンで公開されるなど大ヒットが見込まれていました。
しかし蓋を開けてみれば、散々な結果に。
最終的な興行収入は、1億6600万円。
日本映画のヒット映画のラインである10億円は程遠く、映画の製作規模からいって、おそらく大赤字を計上しているはずです。
製作費の発表はされていないので詳細は分かりませんが、非常に苦しい結果を出してしまった大コケ映画のひとつです。

58.アメイジング・スパイダーマン2

北米の結果は大惨敗!

『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』が大ヒットを記録し、日本では絶大な人気を誇るアメコミヒーロー、スパイダーマン。
日本ではどのシリーズのどの作品でも、大ヒットを記録する中、世界では大コケとなってしまったスパイダーマン作品が存在します。
それが『アメイジング・スパイダーマン2』。
ある意味、この作品がコケた事で、MCU版スパイダーマン誕生のきっかけとなる、ターニングポイント的作品とも言える。
アメリカ映画の最も重要視されるのは、北米の興行収入。
日本でいう全米。
『アメイジング・スパイダーマン2』の製作費231億円に対して、北米の興行収入は、234億円。
この数字では、アメリカ国内のマーケティングなどの費用を加味すれば赤字になるでしょう。
しかし先にも挙げた、この作品がコケた事により、ソニーのエイミー・パスカルはマーベルのケヴィン・ファイギへ相談を持ちかけるきっかけとなり、結果的には必然だったのかも知れません。
結果論ではありますが、意味ある失敗、と言える作品です。

59.ノア 約束の舟

評価は分かれる、賛否両論の作品

日本でも10億円を超え、まずまずのヒットとなった2014年公開のファンタジー作品『ノア 約束の舟』。
わかりやすく言えば、勧善懲悪的ストーリーで、最後に愛は勝つ的な結末を迎えるアドベンチャー作品。
日本ではヒットしたものの、アメリカでは製作費の回収が出来ずに大コケとなる。
旧約聖書に描かれる”ノアの箱舟”の映画化作品となる。
旧約聖書ということからも分かる通り、神の存在を当然のものとするキリスト教が前提となる作品。
それ故、やはり非常に感情移入がしづらく失敗となったのも頷ける。
しかしながら、誰もが知る”ノアの箱舟”とは、どんなものだったのか…
その興味本位からか、日本でも10億円越えの興行収入となっています。
キリスト教、ユダヤ教など神の存在を信仰する宗教などからは、一定の評価を得ており、初動もよく公開週では1位となる結果を残すも、無神論者などには当然響く訳もなく、大コケ作品の仲間入りという結果に。

60.ショーシャンクの空に

超名作のひとつがまさかの…

『ショーシャンクの空に』は、スティーブン・キング原作で、フランク・ダラボン監督を一躍実力派に押し上げた名作中の名作…
刑務所で出会った2人の男性の友情を描く、感動の物語。
と思いきや、本作におけるブレイクは、実は公開後に起きたもので、実際の劇場公開時では大コケして、失敗作に数えられていたのです。
製作費は、2,500万ドル。
カナダのトロント国際映画祭などで1994年にプレミア上映され、批評家たちからは高い評価を獲得しています。
その後、一部で限定上映されたのち全米900館以上の映画館で全国公開。
しかしたったの10日間で打ち切られてしまうのです。
その結果、稼いだ興行収入は約1,600万ドル。
製作費にも満たない大赤字となってしまうのでした。
大コケとなった原因としては、女性キャラクターが居ない事、時代的に派手な内容の作品が流行の最中にあった中で、刑務所を主体とした地味なストーリーが合わなかったなど、様々な要因が考えられる。
その後、『ショーシャンクの空に』は、1995年のアカデミー賞に複数の部門でノミネートします。
それをきっかけに、再上映が行われ約5,000万ドルを稼ぎ出し、ビデオレンタルなど、公開後に大ヒットになるという経緯で、名作に数えられる様になったのでした。

61.チェリー

ルッソ兄弟×トム・ホランドの黄金コンビなのに…

『アベンジャーズ』シリーズのルッソ兄弟とMCU版スパイダーマンのトム・ホランドが組んで、AppleTV+で配信された長編作品『チェリー』。
等身大の若者が、薬物に堕ちていく様を描いた作品。
特段やることもなく、軍隊に入隊し、PTSDに悩み薬物に手を出してしまう…
という、わかりやすい典型的なヒューマンドラマとなる。
トム・ホランドもスパイダーマンでイメージの定着をいい意味で壊し俳優としてのキャリアの幅を広げる意欲作…
といったところを、狙ったものだと思われる。
しかし、それが全くの裏目に出てしまいます。
ルッソ兄弟とトム・ホランドというMCUでの名仕事の再来を期待されていましたが…
結果として、90年代の古い映画の様だと揶揄され、今の時代に描くには古すぎて、面白みが無いなどの評価に…
主人公も、トム・ホランドを起用した事も失敗だったと言われており、散々な結果になっています。

番外編

ここからは、映画ではなく配信作品などでコケた作品を紹介します。
番外編と題して、映画以外の作品を掲載。

カウボーイ・ビバップ

NETFLIXにて配信の注目ドラマ、シーズン1での打ち切りが決定!

ハリウッドが総力を投じて製作された、日本のヒットアニメの実写ドラマ化となる『カウボーイ・ビバップ』。
主演のスパイク役に、『search/サーチ』のジョン・チョーが務めるなど、その期待は非常に大きなものでした。
日本からもスタッフが参加し、音楽も原作アニメ同様に菅野よう子が務めていました。
配信は、2021年11月19日にNETFLIXで全10話のドラマとして配信。
しかし1か月すら立たずに、シーズン1での打ち切りが決定。
シーズン更新にはなりませんでした。
『デスノート』と共に、NETFLIXでのリメイク作品の汚名を更新させてしまう結果になっています。
現在、NETFLIXでは『ONEPIECE』も制作が進んでおり、その期待を薄れさせてしまう事態に。
日本のアニメのハリウッド実写化作品、未だ大きなヒットを残した作品が存在しない事実…
いつしかその歴史が変わる日が来るのだろうか…
諦めずに見守っていきたいところです。

ノット・オーケー

注目作品だったはずが…

ソフィア・リリスとワイアット・オレフの『IT/イット』コンビが主演し、スタッフ陣には『ストレンジャー・シングス』のスタッフ陣が集うなど、面白い作品でしかない期待感と共に、それに見合う高評価を獲得した作品、『ノット・オーケー』。
2020年2月にNetflixで配信がスタートしたドラマ作品。
1話30分ほどのコンパクトなサイズで、とても見易く、配信直後からも話題に上がっていました。
当然ながら、シーズン2の更新が発表されています。
しかし本作が、シーズン1で打ち切りになることが、その後に決まってしまうのでした。
それは、まさに時代の変化。
コロナ時代に、続編の製作を断念した結果…
Netflixは本作のシーズン1打ち切りを発表したのです。
『ノット・オーケー』は、まさにコロナによって、中途半端な形で打ち切りとなってしまい、まさしく時代に負けた作品となってしまいました…

ガールボス

破天荒すぎて共感を得られず…

早すぎた作品と言っても過言ではない。
時代にそぐわなかった1作、『ガールボス』。
2017年にNetflixで配信された、ドラマ作品です。
製作総指揮には、シャーリーズ・セロンも参加するなど、大きな注目を集めた1作でした。
ストーリーも、叩き上げでイーベイでの古着販売からのし上がった女性を描いた伝記作品となり、注目度は非常に高かったのです。
しかし、蓋を開けてみれば…
破天荒なキャラクターのやり方が全く共感を得られず…
Netflixのコメディドラマ作品で、初めて打ち切りが決定した不名誉な作品になってしまいます。
アパレルの世界で、女性がのし上がるサクセスストーリー、言うなれば『PRADAを着た悪魔』の様に、ブレイクを狙ったものになるはずが…
全くの裏目になってしまうのでした。

プッシング・デイジー 恋するパイメーカー

プッシングデイジーDVDパッケージ
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シーズン2で打ち切り…

2007年にアメリカのテレビ局ABCで放映されたドラマ『プッシング・デイジー 恋するパイメーカー』。
MCUでロナン・ジ・アキューザー役で、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』と『キャプテン・マーベル』に出演歴がある、リー・ペイスが主演し、ヒロインは『GOAL!』などにもヒロインで出演するアンナ・フリエルが務める。
リー・ペイス演じる主人公のパイメーカー 、ネッドは死者に触れると生き返らせることが出来る能力を持つ。
ヒロインのシャーロットは、その能力によって生き返るも…
ネッドの能力では、再び触れると死んでしまい2度と生き返らす事はできない。
そんな2人のプラトニックな恋愛模様と共に、様々な事件を描く、ファンタジーコメディ作品。
特徴的なのは、カラフルな映像でコミカルなストーリーと共に好評で、シーズン2への更新を勝ち取ります。
しかしシーズン2が始まると、視聴率が低迷。
その結果、今後更なる核心に迫る伏線が貼られたまま、打ち切りとなってしまうのでした。
惜しい形で終わってしまう、失敗作となってしまいます…

まとめ

以上、赤字や失敗となった作品61選+αでした。
5月に追加した5作品。
今回は、映画を2作品、ドラマを3作追加しました。
映画では、あの名作が実は失敗作だった!
という衝撃の事実も。
その他、ドラマでは打ち切りを迎えた作品も集めています。
単に失敗と言っても、様々なケースがあることを本記事でもご理解いただけたのではないでしょうか?
失敗する作品もあれば成功する映画もある、劇場公開においては、ほんんとうにその時、その瞬間まで何が起こるかわかりません。
しかし、失敗作であっても内容は素晴らしい作品は中にはしっかりとあるので、ぜひ話のネタがてらに鑑賞してみてはいかがでしょうか?

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