【推しの子】の何が凄い?アニメ史上最高の第1話と呼ばれる納得の理由はコレだ!!

本ページはプロモーションが含まれています
アニメ【推しの子】画像1
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

アニメ【推しの子】は、赤坂アカ原作、横槍メンゴ作画による週刊ヤングジャンプにて連載されている漫画のアニメ化作品
これまでの概念をぶち壊し、衝撃をもたらした第1話が大きな反響を呼んでいる
この反響は、国内だけに留まらず海外からも高い評価を獲得。
そんなアニメ【推しの子】が他の作品と何が違うのか…前代未聞の第一話を徹底解説していく!

2023年春アニメの注目作品【推しの子】、まだ知らない人にオススメ!
このアニメが、何故こんなにも評価されているのか…そして何が面白いのか…
アニメ【推しの子】の魅力をネタバレなしで、紹介する。
この記事を読めば、観たくなること間違いなし!

【推しの子】アニメ史上最高の第1話の理由はコレだ!

2023年の春アニメは、【推しの子】が1強と言ってもいい。
もちろん、これ以外にも素晴らしいアニメはある。
今季の春アニメは良作ばかり、との評価もあり、それも納得だ。
しかしそのどれも、きっと…この【推しの子】には敵わないだろう…
それだけ、アニメ【推しの子】の第1話が凄まじい、圧巻の出来だったのだ。

圧巻の第1話

アニメ【推しの子】の第1話は、異例の90分拡大版である。
勿論【推しの子】は、毎週最新話が配信される通常のアニメ作品(1話30分)。
放送は、TOKYO MX。
90分に拡大された大きな理由は、【推しの子】のストーリーに起因する。
今回第1話として製作されたエピソードは、原作で言うところの1巻丸々のストーリー。
本来ならばアニメの1話は、原作漫画でいうところの2〜3話分というのが殆どである。
そのセオリーを適用せずに一気に原作【推しの子】の1巻を、1話で丸々描き切った事、この異例とも言える形に踏み切った製作陣のこだわり、それがこのアニメが、史上最高と言われる要因のひとつといっても過言ではない。
では、その製作陣のこだわりと思われる、このアニメ【推しの子】の普通とは違う、様々な魅力を紹介していく!

海外の評価も高い!

アニメ【推しの子】は、海外からの評価も抜群に高い。
映画で言うところのIMDbのアニメ版とも言うべき、MAL(MyAnimeList.net)では、歴代の名作アニメを抑えて、第1位という最高の評価となっている。
ちなみに2位は『鋼の錬金術師、3位は、『進撃の巨人』。
勿論【推しの子】は、現段階ではまだ数話しか放送されていないので、この評価は落ちる可能性は高い…が、放送間もないこの時点でこの評価は、それだけ支持してる人も多い裏付けである。

第1話は、劇場で先行上映

【推しの子】の第1話は、全国の劇場でも先行上映されている。
90分という長さ、そしてこの第1話のストーリー、映画としてのパッケージでデリバリーするのは、当然とも言える。
それだけ、濃い内容であり、劇場で観る意義がある。
そして最も重要なのは、その内容だ。
映画でやる価値がある、それだけアニメの制作陣のこだわりの第一話の内容であることが分かる。

何故【推しの子】の第1話が90分で描かれたのか…?

このアニメ【推しの子】の1話目が90分と前代未聞の展開をみせたのか…
それはまさしく、アニメ制作スタッフの熱意が現れたものである。
原作漫画の1巻まるまるを描いた1話目。
これは、制作陣がこうするべきであるという英断をしたこと。
この物語の特性上、途中で区切ったらスムーズに進まないという…
わかりやすく言えば製作上の判断である。
さらには、これまでのセオリーならば、どんなに力を入れたアニメの第1話でも、長くて60分ほど。
しかしそこで敢えて90分で描き、より引き(次回に続く展開)を強く描いたことで、結果として史上最高の第一話が出来上がったのだ。

アニメ史上最高の引き

ネタバレになってしまうが…
アニメ【推しの子】のラストは、衝撃のラストが待っている。
それまで圧倒的存在だった星野アイ。
アイドル街道爆進中だった最中に…
まさか…ストーカーに刺されて死んでしまう
そして、死んだアイの子、推しの子として残されたアクアとルビー。
推しの子の2人は、母親アイ亡き後、ルビーは母親の念願だったアイドルとしての頂点、ドーム公演を。
一方、アクアは闇堕ちして、母親への復讐をする為芸能界の闇の部分に深く潜るのだ。
これが第一話の終わりである。
キラキラのアイドルが題材と思いきや、この作品はドロドロの復讐劇をテーマに、第2話へと繋がっていくのだ。

原作にはない、アニメだからこその表現

アニメのオリジナル表現や描写と聞くと…
アニメが原作に追いつかない様に、アニメだけのオリジナルストーリーが思いつくだろう。
それは、国民的アニメとも言えるワンピースなどをはじめとした様々な作品で、アニメだけのストーリーが存在している。
しかし最近では、わざとらしく引き延ばしをせず、原作に忠実に描くというのも、やり方として定着してきもいるのだ。
しかしこのアニメ【推しの子】は、そんな引き伸ばしは、行っていない…(アニメ3話時点)。
否、アニメだけの演出が映える作品なのだ。

詳細を描写している

アニメ【推しの子】は、アニメだからこそ映えるシーンの挿入を行なっている。
例えば…
サブキャラクターの中でも、随一の人気キャラクターである、「10秒で泣ける天才子役」の有馬カナである。
しかしこの「10秒で泣ける天才子役」は、主人公格のルビーが「重曹を舐める天才子役」と勘違いし、それが重曹ちゃんと名付けられ【推しの子】界隈では随一の人気があるキャラクターなのだ。
その有馬カナの代名詞である、「重曹を舐める天才子役」は、原作漫画では文字のみで詳しい描写は描かれていない。
しかしこれをアニメでは、しっかりと重曹を舐めるシーンが差し込まれている。
製作陣の遊び心と、ファンの心を見事に掴んだシーンであった。
そして、最も詳細の描写を描く中で、大きな反響があったのは、第1話のクライマックスシーンである…

圧巻の第1話クライマックスを見逃すな! 

【推しの子】の第1話の詳細を描くという意味では、やはりクライマックスシーンこそ圧巻の描写であり、原作にはないアニメだからこその表現が成立している。
詳細を描くとネタバレになってしまうので、ここでは控えるが…
原作にはない儚さ、エグさ、そして切なさが映像としてダイレクトに伝わり、心が鷲掴みにされるのだ。
これは是非とも、アニメを観て体感して欲しい!

音楽もチェック!

アニメ【推しの子】のオープニング曲は、YOASOBIが手掛ける。
『アイドル』という楽曲の、アニメのストーリーとのリンクは圧巻のひとこと。
「小説を音楽に」というコンセプトは、今回も健在。
原作の赤坂アカが、この楽曲の為に書き下ろした小説「45510」を題材にしている。
アニメ【推しの子】の凄さは、この音楽も非常に重要な要素のひとつであることは間違いない!

アイドル転生?【推しの子】はガチのサスペンス!?

アニメ【推しの子】画像2
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

アニメ【推しの子】は、ここまで高い評価を獲得しているのは理解できたことでしょう。
ここからは、ネタバレなしで【推しの子】の内容に関して追及する!

【推しの子】のあらすじ

地方都市で働く産婦人科医・ゴロー。
ある日”推し”のアイドル「B小町」のアイが彼の前に現れた。
彼女はある禁断の秘密を抱えており…。
そんな二人の”最悪”の出会いから、運命が動き出していく―。

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会 / https://ichigoproduction.com/story/

芸能界の表と裏を描く

絶対的アイドル、星野アイ。
彼女の秘密と共に、芸能界の表と裏…
華やかな表舞台、それを形成する芸能界の裏側。
そんな世界で、更なる闇の中に潜っていく…

アイドル=嘘吐き

この作品は、芸能界の表舞台の華やかな世界の生業を、『嘘』と表現する。
言うなれば、幻想。
わかりやすく言えば、アイドルは恋人を作らない、古くはアイドルはトイレに行かない。
などの幻想である。
芸能界を夢見るのはいいが、芸能界に夢を見るのはいけない。
そんなうそつきの世界を、この【推しの子】では嘘吐きと表現する。
アイドルは、嘘吐きのプロである。
この【推しの子】は、そんな幻想の世界を舞台に、主人公がある目的を持って足を踏み入れるのだ!

転生ものと思いきや…

アニメ【推しの子】は、言ってしまえば「転生もの」と呼ばれるジャンルだ。
冒頭で、登場人物が死に、全く新しい世界で生きていくことになる。
このアニメは、最初の雰囲気としてコメディ的な空気感で物語がスタートする。
ただ、あるひとつの違和感を残して…
その違和感は、第1話のクライマックスに繋がる布石となり、ラストに一気に回収する。
そしてこのアニメのストーリーに引き込まれる最もな理由は…
題材が芸能界であるということ。
普段見ているドラマ、恋愛リアリティショー、映画…
その表と裏が、とにかくリアルに描かれている。
普段自分がリアルに視聴者として観ている作品の、言うなればその裏側の世界が垣間見れる。
それが、より深く興味深い内容なのだ!
見れば見るほどに…転生ものとかそんなことはどうでも良くなり、本題であるはずの復讐劇すら頭の片隅に追いやる程に、主人公たちアクアやルビーの芸能界の活躍にのめり込んでいくのである!
アニメ【推しの子】にのめり込むと、いつの間にかアクアやルビー、重曹ちゃんもとい、有馬カナが推しになってしまうのだ!

【推しの子】は全て、アイに集約される

結末から言おう。
この【推しの子】は、全てアイに集約されるのだ。
星野アイ
彼女は、アイドルとしても最高であり、母親としても幸せを欲しがったのだ。
そう…アイの名前は星野アイ。
ホシノアイ。
ホシイノアイ。
アイを欲しがった、アイドル。
それが星野アイ。
そして彼女が、最期に手に入れらたもの…
彼女が欲しがったもの、それがアイなのである。

第1話はプロローグ。物語は2話から始まる!

このアニメ【推しの子】、圧巻なのは第1話の90分では始まってすらいないのである。
それは他のアニメと同じで、物語のスタートが描かれる。
しかしこの【推しの子】が他と異なる点は…
この第1話で、ある意味全てが描かれるのである。
星野アイという人間、アイドルがどんな人物でどんな存在だったのか…
その一生が、この第1話で描かれるのである。
そして星野アイの生涯が終幕を迎えた後、壮絶な事実が浮かび上がるのだった…
本当の物語は、次の第2話から本当の物語が始まる…
第1話は、まさにプロローグ。
第2話からは、1話30分。
アニメ【推しの子】は、全11話で放送がされる
配信は、各種配信サービスで毎週木曜日の夜に順次更新。
Abema TVだけが、水曜日に最速見逃し配信が実施されている。

タイトルとURLをコピーしました