アニメ【推しの子】最新話、感想・レビュー!全11話を徹底解説!!

推しの子第3話画像
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

アニメ【推しの子】は、2023年の春クールでTOKYO MXで放送されている作品。
原作は赤坂アカ、作画は横槍メンゴのコンビ作品で、週刊ヤングジャンプで連載中の漫画作品。
第1話が90分で劇場で先行公開されるなど、通常の1話30分のアニメ作品ながら異例づくめの展開に、海外からも高い評価を獲得している。
そんなアニメ【推しの子】の全11話を、徹底解説していく!

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アニメ【推しの子】は異例づくめの話題作!

アニメ【推しの子】は、原作は赤坂アカ、作画は横槍メンゴのコンビが手がける漫画のアニメ化作品。
TOKYO MXで、毎週水曜日の23時に放送されている。
第1話のみ、90分拡大版で放送。3月には、先行で劇場公開された。
第1話放送時点で、アニメ作品の歴代レビューの海外サイトで1位になるなど、歴代最高評価を獲得。
第1話90分、劇場で先行公開など異例づくめとなったアニメ【推しの子】は、2023年春アニメの話題を総浚いするほどに話題となっている。

【推しの子】のあらすじ

各話のあらすじは、下記項目にて詳しく解説。
ここでは大筋を紹介する。

産婦人科医ゴローは、勤める病院に入院していた少女の影響でアイドルB小町のファンになった。
推しは、星野アイ。
そんなある時、目の前に患者として星野アイが現れる。
16歳で妊娠!!
しかし出産前に、アイのストーカーにゴローが崖に落とされてしまう…
死んだはずのゴロー、目を覚ましら…そこには星野アイ。
なんと、記憶を持ったまま、推しの子供アクアとして転生していた!
推しの子として第二の人生を歩む事になるが…衝撃の展開を迎える!

【推しの子】のキャスト・スタッフ

【推しの子】の主人公は、産婦人科医のゴロー。
そのゴローが転生して、生まれ変わる。
その性質のため、主人公だけで3人ものキャストが務めている。
ゴロー:伊東健人、アクア(幼少期):内山夕実、アクア(青年期):大塚剛央
2話目以降は、主人公の年齢設定が固定されるので、青年期のアクアを務める大塚剛央がメインキャストとなる。
その他のアニメ【推しの子】のスタッフやキャストは下記記事にて網羅。
第1話のネタバレも含まれている記事なので、ご注意を。

主題歌は、YOASOBIが担当

OPテーマとなる楽曲「アイドル」は、YOASOBIが担当する。
そのYOASOBIのために赤坂アカが書き下ろした、【推しの子】のスピンオフ小説「45510」を題材としたのが今回の楽曲「アイドル」である。
EDテーマは、「メフィスト」。女王蜂が手掛ける。

見逃し配信は?

アニメ【推しの子】の放送は、TOKYO MX。
オリジナル放送は、いわゆる東京ローカルである。
概ね1日遅れで、一部地域の地方局でも放送されている。
配信は各種メジャーなストリーミングサービスで視聴が可能。
NetflixやAmazonプライムビデオ、ディズニープラスなど。
各種配信サービスでも、1日遅れの毎週木曜日配信。
一方で、唯一放送日と同じ水曜日配信がAbema TVで、最速の見逃し配信を実施。

下記より、アニメ【推しの子】の各話解説となる。
しかし構成の性質上、核心には触れないものの…
多少のネタバレが含まれる事があるので、ご了承を。

【推しの子】第1話「Mother and Children」感想・レビュー・解説

アニメ【推しの子】画像3
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

【推しの子】第1話解説

アニメ【推しの子】の第1話は、異例づくめの話題作となった。
その大きな理由は、90分という、映画並みの長さである。
そして映画並みという性質から、先行公開を劇場で行っている。
しかしそれも話題だけが先行するのではなく、内容に関しても納得の第1話となり、かなり多くの反響が寄せられた。
原作漫画の第1巻(原作漫画の10話まで)を、まるまる1話として製作されたのだ。
これが、異例の展開となっている。

第1話あらすじ

アイドルグループ「B小町」のメンバー、星野アイ。
16歳で妊娠し、双子を出産。
双子は、アクアとルビー。
アイは、アイドルの偶像を具現化するプロの嘘吐き。
そんなアイに、母親は務まるのか!?

第1話の何がすごいのか…

第1話は90分あり、海外からの評価も高く、歴代のアニメで史上最高の評価を獲得している。
アニメ【推しの子】の何が凄いのか…
その理由は、下記記事にて詳しく解説しているので、ぜひチェックされたし!

アニメ【推しの子】第1話、感想・レビュー

第1話は、主人公はあくまでアクアではあるものの…
母親の星野アイを、象徴的に描いている。
アイは嘘吐き(ウソツキ)。
そんな不完全な人間であるアイが、最期に手に入れるもの…
これを知った時、涙なくしては観られない…
感動と衝撃が渦巻く第1話となっている。

【推しの子】第2話「三つ目の選択肢」感想・レビュー・解説

推しの子第2話画像
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

第2話解説

言うなれば、第1話はプロローグである。
【推しの子】の真の第1話は、この2話目からスタートするのだ。
第2話では、アイの子供のアクアとルビーが高校生になる直前の風景を切り取っている。
第1話では子供だった2人がどんな成長を遂げているのか…
アイの親目線な気持ちが味わえる内容だ。

第2話あらすじ

母親、星野アイは愛する存在であると同時に憧れの存在でもあったルビー。
ルビーも、アクアと同様に前世の記憶を持っている。
転生前のルビーも、B小町の星野アイが推しだったアイドルオタク。
ルビーも16歳を目前に、アイドルを目指してオーディションに参加する!
…が、そんなルビーを心配するアクアは…密かに暗躍する。

アニメ【推しの子】第2話、感想・レビュー

2話目は、ほぼ第1話の衝撃の余韻のまま、鑑賞したため、ほぼ、アイの親目線状態だった。
ルビーはやっぱりアイドルか…
一方アクアは…
と、アクアの行動の凄まじさに驚きを感じてしまう…
その行動の根底には、第一話の衝撃があると思うと…動揺が隠せない第二話となった。
そして今後の舞台が、本格的に芸能界になる事も示唆され、ワクワクとドキドキが入り混じる。

【推しの子】第3話「漫画原作ドラマ」感想・レビュー・解説

推しの子第3話画像1
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

第3話解説

第3話は、アクアと監督と有馬かなを中心としたストーリー。
そしてここで遂に、アクアの存在意義とも言える、アイの復讐劇にも進展が訪れる。
さらには、主題歌であるYOASOBIの「アイドル」の着想である小説、「45510」に関する伏線も登場した。

第3話あらすじ

子役時代に共演した、有馬かなと再会したルビーとアクア。
共演した子役時代から、アクアを気にしていた有馬かなは…
アクアに、ある提案をする…

アニメ【推しの子】第3話、感想・レビュー

2話のラストにちょこっと登場した重曹ちゃんこと、有馬かなが本格登場した第3話。
原作では、セリフで終わる重曹のシーンは、アニメではコミカルかつ丁寧に、重曹を舐める描写が描かれている。
原作でも随一の人気キャラである重曹ちゃんは、アニメになってTwitterトレンドにも入るなど、愛されキャラはより一層高まっている。
ちなみに上記の画像は、「あんたどこ中?」と思わずアクアもヤンキー女子と突っ込んだ、重曹ちゃんの可愛さが溢れ出るワンシーンの劇中画像である。

【推しの子】第4話「役者」感想・レビュー・解説

推しの子第4話画像
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

第4話解説

第4話では、演技を諦めたアクアだったが、実はちゃんとスキルは成長と共にしっかり磨いていたことが発覚する。
そして、ラストにはそんなアクアに意外なオファーが届く。
さらに鏑木は、アイとどんな関係だったのか…
3話の伏線も回収された。

第4話あらすじ

アクアが出演する「今日は甘口で‥」の撮影現場。
アクアの人に望まれる演技力の本領発揮だ。
無事に撮影が終わると…
打ち上げ会場で鏑木Pに、思わぬオファーを受けることに!

アニメ【推しの子】第4話、感想・レビュー

アクアのスキルが、子役時代よりめちゃくちゃ研ぎ澄まされている!
お見事な展開に、ワクワクの高揚感は最高潮!
さらには重曹ちゃんの魅力も!ん〜完璧な第4話!
そしてラストの引きは、アクアに意外すぎるオファー!
来週も、目が離せない!

【推しの子】第5話「恋愛リアリティショー」感想・レビュー・解説

アニメ推しの子第5話
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

第5話解説

第5話は、いよいよルビーが本格的な芸能活動をスタートする!
しかし、その活動はまだまだ下積み…
重曹ちゃんを勧誘し、いよいよアイドル活動へ!
ユーチューブにSNS、若手芸能人の登竜門的なスタートを切ることに!
そして…MEMちょが初登場!

第5話あらすじ

ルビーの本格的な芸能界入りの鍵となる、重曹ちゃんこと有馬かなをアイドルへと勧誘するのが主題。
一方アクアは、鏑木Pとの交換条件である恋愛リアリティーショーに出演する…

アニメ【推しの子】第5話、感想・レビュー

第5話では、遂にMEMちょが初登場!
さらには…ルビーの芸能活動もいよいよスタートする!
一方で、アクアにも新たなお仕事として、恋愛リアリティーショーの撮影風景も。
アクアのキャラ変は、思わずルビーと重曹ちゃん同様に突っ込んでしまう…
もはや、あそこまでやり切ると違和感が…w
それにしても、恋愛リアリティーショーの裏側…
筆者は地上波時代の「テラスハウス」で止まっている…
分かってはいたけど…やっぱり現場は本当にあんなドライな世界なのか…
ハラハラとワクワク、ルビーのまさかの決断に、第5話も釘付けだったのはいうまでもない!

【推しの子】第6話「エゴサーチ」感想・レビュー・解説

アニメ推しの子第6話
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

第6話解説

第6話は、原作漫画の3巻23話〜25話が構成された。
昨今大きな問題となっている、炎上時の誹謗中傷が生々しく描かれている。
そしてこの流れは…最悪な状況へと陥る…
今回のアニメ、第6話はほぼアクアが参加している恋愛リアリティショーの裏側を描いており、かつて実際に起きたテラスハウスの事件をなぞる様な展開だ。
そして、ここから衝撃的で、怒涛の展開へとなだれ込んでいく!

第6話あらすじ

アクアが出演する恋愛リアリティショー「今ガチ」。
回が進んでいくと、出演者のポジションも大体決まってくる。
それは、この作品のメインどころも決まってくるということ。
しかし歯車は、中々インパクトを残せず地味に収まっている女優志望あかねを中心に狂いだす…

アニメ【推しの子】第6話、感想・レビュー

今回は、アクアの出番は少なめ。
エピソードの中心は、「今ガチ」に出演する女優のあかね。
彼女は真面目で、熱心にこの企画で爪痕を残そうと奔走する。
しかしその結果、物語はどんどん暗雲が立ち込める流れに…
この方向は、絶対嫌なやつだ…
最悪な結果になるのか…?!
もう、ソワソワが止まらない6話だった。
そして怒涛の展開は次回以降!
気になって、この1週間、ソワソワしそう…

【推しの子】第7話「バズ」感想・レビュー・解説

【推しの子】7話劇中画像
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

第7話解説

アニメ【推しの子】の第7話は、原作漫画の26話から28話までが構成された。
アクアの腹黒さが際立ち、番組の演出の仕方、世間の炎上に対して見事に逆手にとって汚名返上する方法を魅せた。
とはいうものの、今回の白眉となるポイントは原点回帰、星野アイに対する想いが描かれている。
そして、今後の展開で重要な鍵を握る黒川あかねの真骨頂が、不気味に光る!

第7話あらすじ

黒川あかね、炎上の影響で歩道橋の上で身投げする瞬間にアクアに助けられる。
そして、みんなの想いに答える様に、黒川あかねの逆襲が始まる!?

アニメ【推しの子】第7話、感想・レビュー

第7話「バズ」では、黒川あかねの覚醒のきっかけとなる出来事が描かれる。
今回のアクアが参加する「今ガチ」は、この黒川あかねのオリジンストーリーとも取れるエピソードだ。
ラスト、衝撃の場面は、心がザワつく…
黒川あかねを天才と称した重曹ちゃん(有馬かな)の言っていた事の意味が、黒川あかねの実力の片鱗がここで理解出来る。
そして、これをきっかけに黒川あかねは、重要な役割を担うことになる…

まとめ

アニメ【推しの子】、面白い!
普段筆者は、アニメは面白そうな作品を一通り見て、ハマれば継続して見るも、突出した作品が見当たらなければ、長寿アニメを見進める…
基本的には、映画を中心に観る。
そんなルーティンを繰り返す。
今回の2023年の春は、その全てを吹き飛ばしアニメ【推しの子】を中心に回っている。
いくつか気になるアニメもあったが、もう、【推しの子】だけが頭の中でぐるぐると支配されているのだ。
こんなにハマったアニメは、かなり久しぶりである。
そんな【推しの子】愛に支配された、熱中度100%で最新話レビューをしていくので、お楽しみに!

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