2011年に公開したマーベルスーパーヒーローを原作とするアクション映画、それが『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』。
MCUとしては第5作品目となる本作。
主演は、クリス・エヴァンス。監督は ジョー・ジョンストン。
キャプテン・アメリカの期限が描かれ、MCUないでも人気作品のひとつです。
そんな映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』を、徹底解明していきます!
ネタバレを多分に含んでいますので、前情報なしで観たい方などは注意してください。
映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の概要
出典元:https://www.marvel.com/characters/captain-america-steve-rogers/on-screen
2011年に公開したマーベルの世界観を実写映画に落とし込んだMCUに属する第5作品目となる『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』。
フェイズ1〜3のインフィニティ・サーガの中心人物と言っても過言ではないスティーブ・ロジャースことキャプテンアメリカの初登場作品であり、貧弱な青年がいかにしてキャプテンアメリカとなるのかを描く、起源となる作品です。
MCUでの立ち位置
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』は、インフィニティ・サーガとしてとても重要な作品です。
インフィニティ・ストーンとなるコズミック・キューブが初登場する他、この後に続いていくジェームズ・ブキャナン・”バッキー”・バーンズとスティーブとの関係性、スタンリー・トゥッチ扮するアースキン博士の言葉、など様々な要素が詰まっている重要作。
その他のMCU作品は、上記リンク先で網羅していますので、合わせてご覧ください。
映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の作品情報
・原題:Captain America: The First Avenger
・監督:ジョー・ジョンストン
・脚本:クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
・原作:ジョー・サイモン、ジャック・カービー
・出演:クリス・エヴァンス、トミー・リー・ジョーンズ、ヒューゴ・ウィーヴィング、ヘイリー・アトウェル、セバスチャン・スタン、ドミニク・クーパー、トビー・ジョーンズ、ニール・マクドノー、デレク・ルーク、スタンリー・トゥッチ
・公開:2011年10月14日
・時間:124分
・製作:アメリカ合衆国
映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のあらすじ
出典元:https://www.disney.co.jp/studio/marvel/1244.html
第二次世界大戦の最中、貧弱な青年スティーブ・ロジャースは兵士に志願するも採用には至っていない。
それは何度もチャレンジしていたが、病弱で背も小さいスティーブに戦場は無理と判断されていたのだった。
しかしそんな中、アースキン博士がスティーブを見つけ、彼に大きなポテンシャルを感じていた。
そしてスティーブに、最大のチャンスが訪れる。
アースキン博士の口添えによって、あるプロジェクトの一環として採用されたのだった。
そして極秘で行われていた超人血清を投与されるメンバーに選ばれたスティーブは見事に成功し、見た目も大きく変わるのだが、そこにはレッドスカルのスパイが潜り込んでおり、襲撃に遭ってしまう。
その影響でアースキン博士が帰らぬ人になってしまいスティーブもお払い箱となってしまい軍の広報としての任務につき、理想と現実の狭間で葛藤する日々が続く。
そんなある時、親友のバッキー・バーンズが所属する107分隊が捕虜になっているとの知らせを受ける。
スティーブは、誰からも協力を得られずに単独行動で行こうとするもペギー・カーターとハワード・スタークの協力を経て、国を救う任務に挑む!
映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』で今後に繋がるもの
映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』では、キャプテン・アメリカの軸となるキャラクター創造に関わる様々な設定が多く含まれています。
そんな今後につながる様々な描写を紹介していきます。
改めてマーベル映画の世界観を映し出す、根幹となるのが本作なのです。
スティーブ・ロジャースの強さ
出典元:https://www.marvel.com/characters/captain-america-steve-rogers/on-screen
キャプテン・アメリカは、MCU通してその強さも注目されていました。
超人血清を打って、スーパーパワーを手に入れたスティーブ・ロジャースは、アベンジャーズの最強議論でも常に上がるキャラクターのひとりです。
ただ、キャプテン・アメリカの最大の強さは、当然表面的なものではありません。
内面的な心の強さなのです。
それは、超人血清の発明者であるアースキン博士との約束でもあり、彼の芯の強さに惹かれてみんなついていくリーダーシップとしても現れています。
その心の強さがまさしく『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』で描かれており、必見です!
キャプテン・アメリカの盾
出典元:https://www.marvel.com/characters/captain-america-steve-rogers/on-screen
キャプテン・アメリカの盾の秘密が『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』で明らかになっています。
この盾は、トニー・スタークの父であるハワード・スタークが世界1硬い鉱石(マーベル作品の中)であるヴィブラニウムで作られた試作品です。
それをスティーブが気に入り、ずっと使い続けています。
この盾は、キャプテン・アメリカの象徴でもあり、これからも受け継がれていく重要なアイテムです。
キャプテン・アメリカが盾を気に入った理由が、超人血清を打たれてずっと研究所で研究対象だったスティーブが軍の広告塔として国債を売るための広報としての責務をこなすのに使われた象徴的なアイテムが盾だったのです。
その広報としての仕事は実は、結構気に入っていたと言っていたスティーブ。
それが国の為だったこともあり、研究所に閉じ込められていた日々から抜け出せたことを、感謝しているとも述べていました。
ペギー・カーターとの関係
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エンドゲームのラストで、ペギーとの人生を選んだスティーブは、抱き合って踊っていました。
その踊りの意味は『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のスティーブの一言が原因です。
超人血清を打つ日の朝、車の中でのペギーとの会話です。
そこからふたりは度々、ダンスを踊るという言葉を交わしています。
そしてスティーブは一途に、ずっとペギーとの日常を想い続けていました。
バッキー・バーンズの行方
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スティーブの親友であるバッキー・バーンズとの関係性も、キャプテン・アメリカではとても重要な部分です。
キャプテン・アメリカの単体作品では、バッキーとの関係性を描き続けているシリーズでもありました。
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』では、バッキーとの関係性の軸となる部分を描き、ふたりの絆を描いていました。
2作目では、死んだはずのバッキーが現れ、3作目ではそのバッキーを助けるために奔走する姿を描いています。
レッド・スカルの行方
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『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』で最大の謎は、ヴィランであるレッド・スカルことヨハン・シュミット。
彼はMCUの中でも異色のヴィランで、インフィニティ・サーガの後半に再登場を果たします。
その描写が『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』で描かれていますが、この時にはまだ、どこかに飛ばされたなどの描写ではなく、消滅した、というような雰囲気で、とてつもないの何かによって消えたような感じで描かれています。
その後のレッド・スカルは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』で再登場します。
映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の感想は?
ここからは、Twitterを中心に『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』についての感想や評判をいくつかピックアップしていますので参考がてらにご覧ください。
『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』を見た。 pic.twitter.com/wIFeN0ilGG
— 樫村ケイ (@ningyou5) May 11, 2019