出典元:https://www.imdb.com/title/tt3498820/mediaviewer/rm158340096
2016年に公開されたアメリカのマーベルコミックスのスーパーヒーローを原作とするアクション映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』。
監督は、MCUではお馴染みのアンソニー・ルッソとジョー・ルッソが務め、キャプテン・アメリカの単独作品ではあるものの、アベンジャーズ並みにオールスターキャストが集う重要作。
そんな映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』が今後迎えていく展開など重要な物語となる本作を徹底解明します。
映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の概要
アメリカのマーベルコミックを原作とするスーパーヒーロー映画で、同一の世界観を共有する作品群、マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)の13作品目となる『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』。
「インフィニティ・サーガ」の大詰めである、フェイズ3の幕開けを飾る作品で、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』から1年後の物語となる。
こちらもオススメ!
[clink url=”https://dolly9.com/marvel-matome/”] |
映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の作品情報
- 原題:Captain America: Civil War
- 監督:アンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ
- 脚本:クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
- 原作:ジャック・カービー、ジョー・サイモン
- 出演:クリス・エヴァンス、ロバート・ダウニー・Jr、スカーレット・ヨハンソン、セバスチャン・スタン、アンソニー・マッキー、ドン・チードル、ジェレミー・レナー、チャドウィック・ボーズマン、ポール・ベタニー、エリザベス・オルセン、ポール・ラッド、エミリー・ヴァンキャンプ、マリサ・トメイ、トム・ホランド
- 公開:2016年4月29日
- 時間:148分
- 製作国:アメリカ
映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のあらすじ
出典元:https://www.imdb.com/title/tt3498820/mediaviewer/rm456668160
ソコヴィアの戦いから1年。
残された新生アベンジャーズ、キャプテン・アメリカ、ナターシャ・ロマノフ、ワンダ・マキシモフ、ファルコンことサム・ウィルソンの面々はラゴスで、ヒドラ等の残党であるラムロウことクロスボーンズを捕らえる任務に当たっていた。
白昼堂々街中で繰り広げた攻防戦に、ラムロウは自爆をしてしまう。ワンダが辛うじて街中での爆発を避けるも、上空に追いやった爆風は、ビルの中にいる人たちが犠牲になってしまうのだった。
ソコヴィアの影響もありラゴスでの一件も大きく報道され、批判の的となってしまう。
その事態を重くみた政府は、ソコヴィア協定なる新たな規則を設けることとなり、アベンジャーズの面々に同意を求めるべく、トニー・スタークとともにアベンジャーズ本部に訪れる。
出典元:https://www.imdb.com/title/tt3498820/mediaviewer/rm3906214144
ソコヴィア協定とは、アベンジャーズを国連の管轄に入れ、許可なくして出動できないものとして制限が儲けられるというもの。
いわゆるアベンジャーズが、国連の管理下に置かれる。
トニー・スタークは、ソコヴィアの被害者家族からの直接の訴えもあり、協定推進派だ。
しかしスティーブ・ロジャースは、自分たちが信じる正しい判断ができなくなるとして、ソコヴィア協定には同意できないとサインを拒む。そしてペギーがなくなったという一報を受けて葬儀に出向くのだった。
しかしソコヴィア協定はすでに117の国が同意しており、ウィーンの国連会議にて締結されることが決まっていた。
その会議中、ラゴスで被害にあったワカンダの人々を偲び、国王がスピーチをしている最中に爆発テロが起きてしまう。
その被害にワカンダ国王であるティ・チャカが遭い、帰らぬ人となってしまった。
その容疑者として、監視カメラに映ったのはバッキー・バーンズことウィンター・ソルジャー。スティーブは危険を冒しながらサムにサポートを頼み、バッキーと接触を試みるのだが…黒いスーツを着た謎の人物が突如として現れるのだった。
あまりに大きいソコヴィアの代償により、アベンジャーズにとって最大の危機が訪れる!?
映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を徹底考察!
映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を細かく徹底考察していきます。
フェイズ3の集大成を迎える上で欠かせない要素が幾つもある本作の、重要な部分を紹介します。
物語の中心は、ソコヴィア
出典元:https://www.imdb.com/title/tt2395427/mediaviewer/rm3468503296
本作で議題に上がるソコヴィア協定の元となっている出来事は、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』での戦いです。
ソコヴィアが持ち上がり大破した影響で様々な人を救ったという一面、一部の被害にあった人などからは、糾弾を受けることになったアベンジャーズでした。
とりわけ、トニーは直接意義を問われていました。その責任を取るべくソコヴィア協定を締結させられてしまい、意見が別れる原因となってしまうのです。
トニーとの仲が決裂
出典元:https://www.imdb.com/title/tt3498820/mediaviewer/rm3627158272
これまで盟友として共に戦ってきたトニーとスティーブが、ついに仲違いをしてしまいます。
スティーブがトニーに重大な隠し事をしており、親友だと思っていたトニーの気持ちを裏切る形になってしまうスティーブ・ロジャース。
バッキーとの間で揺らぎ、どうしようもない状態でした。
そして、遂にキャップは、これまでトレードマークとなっていたアイコンでもある盾を置き、トニーの元を去ってしまうのです。
トニー・スタークの両親への想い
出典元:https://www.imdb.com/title/tt3498820/mediaviewer/rm3993643520
トニーにとって書き換えたいほどに気がかりとなっている、両親との最後の会話が強く記憶に残るほど悔やんでいるなどの描写が登場。
それほどに両親への想いが強いトニーでした。
この両親への想いは度々MCUでも描かれています。『アイアンマン2』や、『アベンジャーズ/エンドゲーム』などでも父親との関係に触れられており、トニーの内面を知れる印象的なシーンとなっていました。
ファルコンが本格登場
出典元:https://www.imdb.com/title/tt3498820/mediaviewer/rm3990100224
これまで、サブ的な役割でサポート役になっていたファルコンが、本作でアベンジャーズの一員として活躍します。
フェイズ4では2代目キャプテン・アメリカを就任することが決まっているファルコンの勇姿を、余すことなく観ることができます。
新ヒーロー登場
出典元:https://www.imdb.com/title/tt3498820/mediaviewer/rm174198272
本作には、2人の新ヒーローが登場します。
スパイダーマンと、ブラックパンサーです。
この2人は共にフェイズ3で単独作品が公開されています。
スパイダーマンは、少年からヒーローとしての責任を描いており成長する物語として、その自己紹介ともなる登場の仕方でした。
片やブラックパンサーは一国の長、スパイダーマンとは対照的に内面は完璧に近いほどに成熟している人物です。
そんなバランスのとれた2人が、新たにアベンジャーズへと加わるのです。
エヴェレット・ロス
出典元:https://www.imdb.com/title/tt3498820/mediaviewer/rm427308288
本作で少し嫌味な印象を受けるCIAのエヴェレット・ロス。
エージェント13ことシャロン・カーターの上司で、アベンジャーズに敵意を抱いているようにも感じてしまう存在でした。
本作ではいけ好かないキャラクターではありますが、映画『ブラックパンサー』では、存在感を発揮し、ワカンダ王国と深く関わりを持つようになる人物です。
今後が楽しみな3人とヴィラン
出典元:https://www.imdb.com/title/tt3498820/mediaviewer/rm1486648064
ブキャナン・”バッキー”・バーンズとサム・ウィルソンは、フェイズ4で配信されるドラマ、「ファルコン&ウィンターソルジャー」で2人を中心に物語が展開することが決まっています。
その中で、本作のヴィランとなった、ヘルムート・ジモとエージェント13ことシャロン・カーターも登場することが決まっています。これからの展開を予想しながら観るのも面白い作品です。
記事画像:IMDb