映画『ホムンクルス』のストーリーネタバレ!綾野剛と成田凌の世界観に脱帽!内野聖陽の演技に心揺さぶられる!

映画『ホムンクルス』アイキャッチ画像

『ホムンクルス』 ©2021 山本英夫・小学館/エイベックス・ピクチャーズ

4月2日(金)より綾野剛主演の映画『ホムンクルス』が公開されています。
山本英夫の原作漫画『ホムンクルス』を実写化した本作品。新宿のホームレスとして暮らす男がトレパネーション手術をしたあとに見える、ホムンクルスの世界。
綾野剛や成田凌を中心に内野聖陽、石井杏奈、岸井ゆきのが脇を固めます。
この記事では、映画『ホムンクルス』のストーリーを一部ネタバレで紹介します!

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映画『ホムンクルス』は、独特の世界観のある物語。

映画『ホムンクルス』は、人間や社会の暗部を切り取って独特な世界観で作品に仕上げる漫画家・山本英夫の作品です。
連載を終了してから、10年後。
新たにホラー映画の巨匠・清水崇監督の実写化により蘇りました。
原作自体がかなり独特なので、本作品はどのような仕上がりになっているのか?
Netflixで全世界独占配信することも決定していますよ!

映画『ホムンクルス』のストーリーネタバレ

映画『ホムンクルス』場面写真

『ホムンクルス』 ©2021 山本英夫・小学館/エイベックス・ピクチャーズ

ここから、映画『ホムンクルス』のストーリーを一部ネタバレ解説します。
本作品は、原作とは異なるストーリーが展開されているので、原作を知っている人も知らない人も楽しめる内容となっていますよ♪
物語は、綾野剛演じる主人公の名越進が体験する7日間の奇妙な出来事を描いたものです。

車中で暮らすホームレスの男・名越進。

新宿西口公園と高級ホテルの狭間に車を止めて暮らす車中ホームレスの男、名越進(綾野剛)。
ホームレスですが、近くの高級ホテルでごちそうを食べ、支払いはカードで済ませたりしています。(過去に何らかの地位についていたことを連想させる男です。ホテルで食事をするのは、せめてもの抵抗でしょうか?)
ある晩、車中でくつろいでいる名越に若い男が話しかけてきます。
謎の医大研修生・伊藤学(成田凌)です。

「頭蓋骨に穴を開けませんか?トレパネーションっていうんです。簡単ですよ。歯を削るのと変わりません。」
(成田凌演じる医大研修生の得体のしれない男。話し方のイントネーションも独特で、これから何が起こるのだろう?という期待と不安が沸き起こります。観客もすでにホムンクルスの世界に巻き込まれているのです!)

「お前の頭に穴を開けろよ!」
名越はとりあおうとしません。

愛車の紛失とともに、トレパネーション手術せざるを得なくなる名越!

ある日、名越がねぐらにする愛車がレッカー移動されてしまいます。
自分の唯一のよりどころとなる車。
大事な車を取り戻すには、お金が必要です。
名越は、伊藤にトレパネーション手術を依頼することになります。

伊藤の部屋。
トレパネーションの資料やらなにやらが並べられている、ある種異様な部屋です。

ふと見ると、少年時代の伊藤と父親が並んでいる写真も飾られています。
(この写真が伊藤の過去を紐解く伏線となっていたりして。)

『7日間、生きる理由をあげますよ。』

名越は、頭蓋骨に穴を開けるトレパネーション手術を行います。

ガリガリガリガリ!

ドリルの音と同時に開く、伊藤と名越の瞳孔。
頭蓋骨とドリルの音が部屋に響き渡り、ゆっくりと名越の頭蓋骨に穴が開けられていきます。

・・・トレパネーション手術完了です。

頭の中心に穴の開いた名越。
これから彼にどんな出来事が起こるのでしょうか?

「なんだよ?これ。。。」名越の目に映る様々なホムンクルス。そして、やくざの組長の出会いと心の闇。

頭蓋骨に穴を開けたあとの名越。
伊藤は、名越にホムンクルスが見えるかどうか確かめるためのテストを施します。

「トレパネーションで、目の前の事実を否定したい」
(これが伊藤の言い分ですが、彼は本当は何をしたいんでしょうか?)

トレパネーション2日目の夜。
名越が繁華街を歩いていると、人々が異形の化け物に続々と変化するように見えます。

「なんだよ?これ。。。」

勢い余って、ヤクザの組長(内野聖陽)とぶつかってしまった名越は、組長に小指を切られそうに。
「カマをはなしなよ!自分を傷つけちゃダメじゃないか!」
名越は、組長がロボットのホムンクルスに見えているのです。

組長に呼び出されて彼のホムンクルスを見つめる名越。
そこには、少年時代に誤って友達の小指をカマで切ってしまった組長の悲しい過去がありました。
名越は、ロボットの中に隠れている少年時代の組長を引っ張り出し、話しかけます。

「指をきっちゃったんだね。怖くて謝れなかったんだね。」

慟哭する組長。
(堰を切ったように涙を流し感情を爆発させる内野聖陽さんの演技に、こちらも涙があふれそうになりました。)

組長はある決意をします。

女子高生1775と砂のホムンクルス

実験3日目。
伊藤に女子高生の覗き部屋へ連れだされる名越。
そこで見つけた女子高生1775(石井杏奈)に伊藤は、興味を持ちます。

「あの女子高生は、どんなホムンクルスに見えますか?」

砂のホムンクルス。。

名越の言葉を聞いて興味を持った伊藤は、女子高生1775と接触します。
巧妙な話術で彼女の心を解きほぐしつつ、彼女の携帯を手に入れる伊藤。
その携帯を名越に渡し、砂のホムンクルスの正体をあぶり出すよう促します。

愛車の中の名越。
彼女の携帯の中身をみると、意味深な言葉のやり取り、自傷行為の写真の数々があるのを見つけてしまいます。

携帯を取り戻しに来た1775は、名越の車に乗り込んできます。
「携帯をかえして!」

名越が改めて彼女のホムンクルスを見ようとすると、やはり砂の化け物が現れます。
砂の形をした女子高生1775のホムンクルスです。

砂の中に引き込まれそうになる名越。
よく見ると、1775の砂のホムンクルスには、無数の文字が。
日常生活の不満、母親への反発心、波のように文字があふれだします。
(砂のホムンクルスのCGはリアルでした!原作を忠実に表現しているのですが、ここまでやるか!すごい!と思わずうなってしまいました。)

女子高生のホムンクルスと向きあう名越。
抑えきれない激情の末、彼女の体からホムンクルスが引いていくのを確認します。(名越の体には、組長のロボットのホムンクルスが手に、砂のホムンクルスが足に移ることに。)

謎の女ななこと顔のないホムンクルス

名越は焦り、自分の体に移ってしまったホムンクルスのことを問いただしに伊藤の病院に押しかけます。

病院の待合室で伊藤を待つ名越。
その時にたまたま見かけた女を見て、彼はある記憶が呼び起こされるのに気づきます。

女に「からっぽね」と言われた過去

名前は確か、ななこ。。。

名越には、彼女のホムンクルスが顔のないホムンクルスに見えます。

ななこの過去と名越の過去が徐々にわかり、衝撃のラストへ

謎の女ななこ

『ホムンクルス』 ©2021 山本英夫・小学館/エイベックス・ピクチャーズ

ある日、名越はななこ(岸井ゆきの)を見つけだし、ななこであることを問い詰めますが、彼女の返答はこうです。
「私、記憶がないの」

それでも、名越は彼女がななこであることを確信して、言います。
「俺はお前に、からっぽと言われ、自分を取り戻したんだ!」

「ななこ?私はななこなの?記憶喪失?」

名越とななこの2人の過去が徐々に明らかになっていき、物語は衝撃のラストまで怒涛の展開を見せていきます!(2人のやり取りの中で赤いセーターが出てくるのですが、これが過去をひも解くアイテムになっていたりして。。)

そして、伊藤の過去も明らかに。。

名越の過去、ななこの過去、伊藤の過去。
彼らの運命は、いかに??

結末は、映画館へ。

 

・綾野剛の俳優としてのカメレオンっぷり、成田亮の独特な個性が映画『ホムンクルス』を独特の色合いに仕立てていました。原作の世界観もよく出ていたのではないでしょうか?
・組長役の内野聖陽さんの演技に感情を揺さぶられました。こちらもお見事でした!
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