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映画【違国日記】あらすじ・ネタバレ！原作ファンが絶賛する理由とは？

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2024年6月7日（金）に公開された、映画【違国日記】。
主演は新垣結衣さんと早瀬憩さんです。
年齢も性格も生きてきた環境も異なるふたりが、互いを理解できず葛藤しながらも、まっすぐに向き合い日々を重ね、かけがえのない関係へと変わっていくヒューマンドラマです。

ガッキーと早瀬さん2人の演技、どんな感じか楽しみ！

原作ファンも絶賛してるらしいよ！

本記事では、映画【違国日記】のあらすじ・ネタバレ！について実際に鑑賞した感想を含めて書いていきます。

映画【違国日記】について

原作 ヤマシタトモコ
監督・脚本 瀬田なつき
インスパイアソング  十明「夜明けのあなたへ」
  • 原作は、累計発行部数180万部を突破した、ヤマシタトモコさんの人気作品『違国日記』です。「心が救われる」と大きな反響を呼んだ傑作コミックが、待望の映画化となりました。
  • 監督・脚本は、映画だけでなく、ミュージックビデオやCMなども手掛け、【ジオラマボーイ・パノラマガール】などで、繊細な心情を描いてきた瀬田なつきさんです。
  • インスパイアソングは、新海誠監督の大ヒット作【すずめの戸締り】の主題歌を歌った、十明さんの「夜明けのあなたへ」です。透明感のある綺麗な歌声が、この作品をより盛り立てています。

登場人物

高代槙生：新垣結衣
極度の人見知りで不器用な小説家。姪の朝が両親を亡くし、親族からたらい回しにされようとするのを見かねて引き取る。

田汲朝：早瀬憩
槙生の姪。交通事故で両親を亡くして槙生に引き取られ、同居生活を送ることになる。

醍醐奈々：夏帆
槙生の友人。

楢えみり：小宮山莉渚
朝の親友。

高代実里：中村優子
槙生の姉。朝の母親。

森本千世：伊礼姫奈
朝のクラスメイト。秀才。

三森：滝澤エリカ
朝のクラスメイト。朝と同じ軽音部に所属。

塔野和成：染谷将太
弁護士。後見監督人として槙生と朝の生活を見守る。

高代京子：銀粉蝶
槙生の母。朝の祖母。

笠町信吾：瀬戸康史
槙生の元恋人。

映画【違国日記】のあらすじ・ネタバレ！

ここからは、映画【違国日記】のあらすじを整理していきます！
（※ネタバレ注意！）

違国日記ネタバレ

朝と槙生の出会い

両親を交通事故で亡くした15歳の田汲朝（早瀬憩）。
アイスクリームを買い、駐車場の車で手を振る母・高代実里（中村優子）のもとへ戻ろうとしたときトラックがそこに突っ込んた。

葬式の席で、親戚たちの心ない言葉が朝を突き刺す。
朝の祖母、高代京子（銀粉蝶）も私は身体の調子が良くないと言って引き取る様子はない。
誰が引き取るのかひそひそ話す親戚たち。
そんな時、実里の妹で、朝の伯母である高代槙生（新垣結衣）がまっすぐ言い放った。

「あなたを愛せるかどうかはわからない。でもわたしは決してあなたを踏みにじらない」

槙生は、朝を勢いで引き取ることにした。

出られなかった卒業式

こうしてほぼ初対面のふたりの、少しぎこちない同居生活がはじまった。
人見知りで片付けが苦手な槙生の職業は少女小説家。
人懐っこく素直な性格の朝にとって、槙生は間違いなく初めて見るタイプの大人だった。

両親の事故死の翌日に朝は中学の卒業式を迎えた。
学校に行くと、親友の楢えみり（小宮山莉渚）から謝られる。
事故のことを親に話し、親が学校に伝えてしまったと言うのだ。
担任が来て、事故のことをクラスみんなが知っていると分かる。
朝は担任に、みんなに知られずに普通に卒業したかった！と食ってかかる。
親友のえみりにも大嫌い！と言って卒業式に出ず帰ってしまう。

一方槙生は、友人の醍醐奈々（夏帆）に姉の娘を引き取ることになったと連絡。
奈々は人生変わるね。と明るく答えた。
元恋人の笠町信吾（瀬戸康史）にも頼り、彼が書類の手続きなどについて教えてくれる。

予定より遅くに朝が帰ると、槙生は家の前で待っていた。
遅くなるなら連絡するように強めに言う槙生。
えみりからは何度も連絡があったため、朝はえみりと仲直りした。

分かり合えない

翌朝起きたら、朝が汚い槙生の部屋を片付けてくれていた。
さらに洗濯したり、食事も作ってくれたりした。

朝と槙生は、朝と両親が住んでいた家を片付けに行く。

朝は、槙生になぜ母のことが嫌いなのか聞くが教えてくれない。
槙生にも母のことを好きになって欲しいと思う朝だが、槙生は、あなたの感情も私の感情も自分だけのものだから分かち合うことはできない。と言われてしまう。

ある日、奈々が家に遊びにきて餃子パーティーをしたり、少しずつ距離を近づける2人。

朝は高校に入学し、部活は軽音部に入りたいが、母ならたぶんダメと言うと思ったので、槙生もそう言うと思った。
しかし槙生は、朝の好きなようにすればいい。朝の人生だから。と、自由にさせてくれた。

姉の日記とえみりの告白

ある時、京子が槙生を訪ねてくる。

京子と槙生と朝の3人でファミレスでご飯を食べる。
京子はちゃんと2人で生活できているか心配するが、大丈夫そうで安心する。
帰りに、京子は槙生に紙袋を渡す。
中には、ノートが何冊か入っていた。

家に帰り槙生がそれを開くと、姉が朝に残した日記だった。
そこには姉の朝への愛が感じられ、拒否反応を示した槙生はすぐにそれを閉じた。
朝に渡すか迷い、結局自分の化粧台の下に入れた。

ある日、槙生の小説のサイン会があり、朝も小説を持って並んだ。
何人か前に笠町がいて、その日の夜会う約束を槙生としていた。
もしかして槙生の恋人かも？と思う朝は列から離れた。
1人で街を歩いていると、えみりが知らない女子とカフェで楽しそうにしていた。
しかし、朝を見ても知らないふりをした。
夜に飲んで帰った槙生だが、朝が夕食を用意してくれていた。
目を覚ました朝に謝る槙生だった。
もう一度、姉の日記を読んでみようと試みたがやはりすぐに閉じてしまう槙生。

学校でえみりは朝に自分が女性と付き合っていることを告白する。
驚く朝だが、否定はしなかった。
えみりは朝にだけ自分の秘密を打ち明けたのだ。
今まで、朝がえみりに彼氏作らないの？と聞いていたことも傷ついていたと知り謝る朝。

隠しごと

槙生と笠町が家のリビングで2人で飲んでいるとそこに朝も来る。
3人で話していると、お母さんの日記は見せてもらったの？と笠町が朝に聞く。
朝は何のことか分からないようで、笠町が帰った後、朝に日記を渡す槙生。

しかし、朝は日記の存在を隠していた槙生に怒る。
なんで私を預かったのか？自分と重なった？と槙生を責める朝。
槙生ちゃんは奈々や笠町に愛されてるけど私はだれにも愛されてない。と言う朝に、
そんなことない。みんな朝のこと思ってる。と反論する槙生。

最悪な姉でよき母

翌日から大事な試験なのに2日間、朝は学校を休んだ。

槙生は久しぶりに実家に帰る。
海を見ていると、そこに朝が現れる。
そこで、槙生はついに姉と向き合い、朝にどんなお母さんだったか質問する。
朝は母についてきっちりした性格で、家事は自分のやり方が決まっていた。料理はから揚げやカレーが美味しかった。と話す。
いいお母さんだったんだね。と答える槙生。
今度はなぜ槙生が姉を嫌いなのかを話す。
学生のころ、なんでこんなこともできないの？小説なんて書いてないでちゃんとしなさい。と何度も言われた。姉は槙生に厳しい言葉を浴びせ続けた。
それで槙生は姉を大嫌いになったのだ。

朝の涙

お互いに思っていることを正直に話せた2人。
花を買って両親の亡くなった駐車場にお供えした朝。
朝は槙生の胸に顔をうずめて泣きじゃくった。
両親が亡くなってから初めて流した涙だった。

学校では軽音部でボーカルに選ばれ、自分で歌詞を書いた朝。
ライブの日、えみりがライブで動画を撮影し、朝はそれを嬉しそうに見ていた。
画面の中には笑顔でピースする朝がいた。

原作ファンが絶賛する理由とは？

本日、朝イチで観てきました！
正直観る前は、寝ちゃうんじゃないか？なんて思っていましたが、展開が早く分かりやすかったので、終始楽しめました。
主演のお2人とも演技が自然でよかったのと、夏帆さんの演じた奈々の底抜けに明るい感じ、ここ最近の役のイメージとのギャップがあってすごく好きなキャラでした。
原作は読んでいませんが、Twitterでは、ファンの方からもよかったという感想が多かったです。

ガッキーが槙生のイメージと違うと思っていたのが、槙生そのものだった！という感想があり、彼女の自然な演技がファンが絶賛する理由かもしれません。
原作ファンの皆さんも楽しめる作品なので、ぜひ映画館に観に行きましょう！
私も皆さん大絶賛の原作も読んでみようと思います！

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