世界中の子供達や子育てママ&パパに感動を与えてくれたディズニー&ピクサーの『インサイド・ヘッド』の続編である本作。脳内の感情や記憶をキャラクター化したストーリーで、主人公の少女の感情や心の成長と共に家族の絆が描かれています。前作から頭の中の小さな感情の声たちもライリーがちょっとだけ大人になって思春期を迎え成長の変化を迎えることに。
続編の本作では、主人公のライリーの頭の中には新たな感情であるシンパイが現れてきて・・・。しかも新たな感情は、シンパイ以外にも3種類!新しい感情のキャラクターたちによってどんなことが起こるのか・・・。まだ詳細は分からないことも多いのですが、分かっている範囲で『インサイド・ヘッド2』のあらすじ&キャストをご紹介。
『インサイド・ヘッド』とは?
人間の「喜び」「悲しみ」「怒り」「嫌悪」「恐れ」の「感情」がキャラクターとして登場する映画『インサイド・ヘッド』。「ピクサー長編アニメーション20周年記念作品」でもある作品で、「カールじいさんの空飛ぶ家」「モンスターズ・インク」のピート・ドクターが監督を務め、第88回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞しています。
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「頭の中の世界」で繰り広げられる「喜び」「悲しみ」「怒り」「嫌悪」「恐れ」らの感情の冒険ファンタジー3D映画である『インサイド・ヘッド』(原題:Inside Out)は、アメリカでは 2015年6月19日公開で、その1か月後に日本でも公開されています。
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本作の製作期間はなんと約5年もかかったそうで、8〜9本の長編映画が製作できるくらいの脚本を作って試行錯誤を重ねながら脚本を練り上げていったそう。そして、製作費が1億7500万ドルに対して、全世界で8億1880万ドル(うちアメリカで3億5540万ドル・2015年10月11日時点)の興行収入を記録しています。
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『インサイド・ヘッド』あらすじ&声優キャスト♡喜怒哀楽は生きるのに必要なスキル?
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『インサイド・ヘッド』のあらすじ&キャストなどの詳細はこちらからご覧ください。
『インサイド・ヘッド2』のあらすじは?
世界中に大きな感動を与えた『インサイド・ヘッド』の続編である本作は、思春期を迎えちょっぴり大人になった少女ライリーが主人公。
転校した学校にも慣れ、ライリーの頭の中の感情たちヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリは、ライリーが幸せに暮らせるように奮闘する毎日を送っていた。
しかしある時、突然大きな“謎の警報”が頭の中に鳴り響く!感情たちが暮らす司令部が壊されてしまうが、そこで新たに現れたのがオレンジ色の感情<シンパイ>だった… 思春期に現れたこのキャラクターたちは一体何の感情なのか?
そして思春期を迎えたライリーの頭の中でどんな新たな騒動が巻き起こるのか?ライリーに色んな感情が芽生えたことで、誰もが経験してきた共感必至の“思春期あるある”が詰まった感動の物語。
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前作で登場したヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリという感情の他に、続編となる本作ではシンパイ(Anxiety)、Envy(嫉妬)、Ennui(倦怠感/退屈)、そしてEmbarrassment(恥ずかしさ)が登場します。詳細はこれからご紹介します。
新しい感情は4つ?いったい何?
前作では、「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」という5つの感情たちが登場しました。それぞれにその役割を持っている感情たちでしたが、主人公のライリーが成長し、映画は思春期の複雑な感情や人間関係を描いており、観ている人に自分の感情の向き合い方を教えてくれるというストーリー展開になっていくようです。
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続編である『インサイド・ヘッド2』では、これまでの感情たちの他に新たな感情が4つ登場します。まだ、日本語の呼び方がどんな風に呼ぶのかは分からないので、仮の日本語と英語の読み方でご紹介していきます。
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前作に登場したキャラクターと声優さん(吹替含む)方は前作の方でご確認ください。ただし、ビビり役を前作で演じていたビル・ヘイダーは降板し、代わりにトニー・へイルが声優を演じることになっています。
『インサイド・ヘッド2』のキャストと吹き替えをご紹介
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それでは、どんな新キャラクターが登場するのかご紹介していこうと思います。ちなみに、英語では、Anxiety(シンパイ)、Envy(嫉妬)、Ennui(倦怠感/退屈)、そしてEmbarrassment(恥ずかしさ)が登場することになっています。
13歳となった思春期真っただ中のライリーの頭の中で、新しいキャラクター達がどんな風にこれまでの感情たちと関わっていくのか楽しみです。まだ日本語の吹き替えの方々は全て発表されていないためご紹介出来ません。分かり次第追記していきます。
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1♡ヨロコビ (Joy)役/エイミー・ポーラー
(ヨロコビ役吹き替え/小清水亜美)
2♡カナシミ(Sadness)役/フィリス・スミス
3♡イカリ(Anger)役/ルイス・ブラック
4♡ムカムカ (Disgust)役/ミンディ・カリング
5♡ビンボン役/リチャード・カインド
6♡ママ役/ダイアン・レイン
7♡パパ役/カイル・マクラクラン
以上のキャラクターは前作と同様同じキャストが声を担います。その他に本作で新しく仲間入りしたキャストの方々をご紹介していきます。
ライリー・アンダーセン 役/ケンジントン・トールマン
(前作の11歳のライリー役を担ったケイトリン・ディアスに変わり声を担当)
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ケンジントン・トールマン(Kensington Tallman)
2008 年8 月 6 日生まれ
※出身などの詳細が分からず・・・Sorry
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アメリカの幼児・児童向け番組を専門とするチャンネルで、『スポンジ・ボブ』や『ザ・ペンギンズ from マダガスカル』などの人気のアニメ番組を多くを放送しているケーブルテレビチャンネルであるニコロデオンのドラマ・クラブでビアンカ役を演じ知られています。
その他にもHBOの『ホーム・スイート・ローマ』の主人公ルーシーの役も演、ニック・ジュニアの『ボッシー・ベア』でハニー・ベアとして主演しています。
ビビリ (Fear)役/トニー・ヘイル
ライリーを守ろうとするばかりにいつも怖がっています。危険や災難を予想、察知する能力は飛び抜けている。
(前作のビル・ヘイダーから変わってビビりの声を担っています。)
トニー・ヘイル(Tony Hale)
1970年9月30日生まれ
ニューヨーク州ウエストポイント出身
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2012年よりスタートしたHBOのコメディドラマ『Veep/ヴィープ』でジュリア・ルイス・ドレイファス演じる副大統領のアシスタント・ゲイリー役を演じ、2013年、2015年のエミー賞で助演男優賞(コメディシリーズ部門)を受賞しています。
「CHUCK/チャック」「ER緊急救命室」「でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード」などにも出演しています。
シンパイ(Anxiety)役/マヤ・ホーク
疲れ果てたエネルギーの塊である不安のシンパイは、ライリーがあらゆるマイナスの結果に備えられるようにします。
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マヤ・ホーク(Maya Hawke)
1998年7月8日生まれ
ニューヨーク州出身
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ドラマ「ムーンライト」のイーサン・ホークを父に持ち、「パルプ・フィクション」ユマ・サーマンを母に持つ芸能一家のマヤ・ホーク。2004年に両親は離婚をしてしまっております。名門ジュリアード音楽院に入学し、ファッションモデルとしてデビュー後にソフィア・コッポラが監督を手がけたカルバン・クラインのキャンペーン映像に出演。
TVミニシリーズ「若草物語」でメインキャストを務めて俳優デビュー。大人気ドラマシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」にシーズン3から出演。Netflix「リベンジ・スワップ」「アステロイド・シティ」「メインストリーム」などに出演しています。
イイナー(エンヴィ:Envy)役/アヨ・エディバリー
小さいけれど、自分が何を望んでいるのかをしっかりと分かっています。彼女は他の人が持っているものすべてに絶えず嫉妬しています。
アヨ・エディバリー(Ayo Edebiri)
1995 年 10 月 3 日生まれ
マサチューセッツ州ドーチェスター出身
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2022年からコメディドラマシリーズ『ザ・ベア』でシェフのシドニー・アダムを演じており、この作品でゴールデングローブ賞とプライムタイム・エミー賞を受賞しているアヨ。
2020年から『ビッグマウス』の脚本家と声優も務め、2022年にはコメディシリーズ『What We Do in the Shadows』の脚本を担当。『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』と『ティーンエイジ・ミュータント』では声優を務め、コメディ映画「シアター・キャンプ」と「ボトムズ」で主演を務めました。
ダリィ(アンニュイ:Ennui)役/アデル・エグザルホプロス
退屈で無気力で、よく訓練された目持っており、気が向いたとき、ライリーの性格に十代の無関心を完璧な量で加えます。
アデル・エグザルホプロス (Adèle Exarchopoulos)
1993年11月22日生まれ
フランス出身
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9歳から演技教室に通っていたアデルは、2006年に、エージェントにスカウトされフランスのドラマ『R.I.S Police scientifique』でテレビに初出演。翌年にはジェーン・バーキンが監督した『Boxes』で初めて長編映画に出演することになりました。
2013年の第66回カンヌ国際映画祭ではジュリー・マロによるグラフィック・ノベル『ブルーは熱い色(フランス語版)』を原作とする映画『アデル、ブルーは熱い色』(日本ではR18+にて公開)で監督のアブデラティフ・ケシシュ、共演のレア・セドゥとともに同映画祭の最高賞であるパルム・ドールを若干19歳で受賞しています。この先がとても楽しみな女優さんです。
ハズカシ(Embarrassment)役/ポール・ウォルター・ハウザー
恥ずかしがり屋なので、常に低姿勢でいることを好みますが、このたくましい体系の彼にとって、それは難しいことに・・・。
ポール・ウォルター・ハウザー(Paul Walter Hauser)
1986年10月15日生まれ
ミシガン州出身
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俳優、コメディアン、プロレスラー、「Signet Ringer」という名義でラッパーとしても活動しているポール・ウォルター・ハウザー。映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』『ブラック・クランズマン』『リチャード・ジュエル』『ザ・ファイブ・ブラッズ』『クルエラ』などにも出演しています。
〈参考記事〉https://thewaltdisneycompany.com/disney-and-pixars-inside-out-2-reveals-new-trailer-and-voice-cast/
『インサイド・ヘッド2』まとめ
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2015年6月19日に公開された『カールじいさんの空飛ぶ家』のピート・ドクター氏が監督を務めたディズニー/ピクサーによる冒険ファンタジーアニメーションである本作。 あれから9年の時を経て描かれる続編『インサイド・ヘッド2』では、11歳の少女が大人の階段を上る際に誰もが経験する思春期に突入した様子が描かれています。
13歳になったライリーの頭の中にある、喜び、怒り、嫌悪、恐れ、悲しみという5つの感情の擬人化されたキャラクターたちと共に新しく芽生えた4つの感情が、少女の幸せと笑顔を守るという大事な使命を果たすために奮闘する様子が描かれたストーリーは必見です。
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世の中にはたくさんの人々が暮らしており、それぞれに考え方やその価値観などが違います。自身の価値観や考え方を押し付けるのではなく、違った考えや価値観も受け止められるようになれたらいいなと感じるストーリー展開です。
確かにファンタジーなストーリー内容ではあるのですが、おそらく前作同様に涙なしでは観られない、感動作になっているはず。ご家族や恋人、仲良しさん、大切な人と是非ご覧下さい。子供だけではなく大人も楽しめる本作の劇場公開は、2024年8月1日から公開予定です。
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〈製作年〉2024年製作
〈製作国〉アメリカ
〈原題〉Inside Out 2
〈配給〉ディズニー
〈劇場公開日〉2024年8月1日日本公開予定