【女子高生に殺されたい】原作ネタバレ!登場人物はその後どうなったのか?

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出典:映画【女子高生に殺されたい】公式HP

映画【女子高生に殺されたい】が2022年4月1日(金)に公開されます。
主演は田中圭さんで「女子高生に殺されたい」と願う狂気的な高校教師を演じます。
また、南沙良さんや細田佳央太さんら若手注目俳優たちが生徒役、さらに元アイドルで現在女優として大活躍している大島優子さんが元恋人役で出演します。

殺されたい願望って、全く意味わからなくて話が面白そう!

本記事では、【女子高生に殺されたい】の原作ネタバレ、登場人物はその後どうなったのか?について書いていきます。

映画【女子高生に殺されたい】の概要

原作・スタッフ

原作 古屋兎丸
監督・脚本 城定秀夫
  • 原作は、大ヒット漫画「帝一の国」などの作者でもある、古屋兎丸さんのサスペンス漫画で「女子高生に殺されたい」と願う狂気的な高校教師が自分殺害計画を実行するという内容です。
  • 監督・脚本は、「どんなジャンルやお題でも傑作に仕上げる映画料理人的な職人監督」と言われている、城定秀夫さんです。

キャスト

女子高生原作キャスト

出典:映画【女子高生に殺されたい】公式HP

  • 「女子高生に殺されたい」と願う高校教師・東山春人:田中圭
  • 高校の生徒で二重人格・佐々木真帆(カオリ):南沙良
  • 真帆の親友でアスペルガー症候群・小杉あおい:河合優実
  • 高校の生徒・君島京子:莉子
  • 高校の生徒・沢木愛佳:茅島みずき
  • 真帆のことが好きな同級生・川原雪生:細田佳央太
  • 加藤菜津
  • 久保乃々花
  • キンタカオ
  • スクールカウンセラーで春人の元恋人・深川五月:大島優子
映画【女子高生に殺されたい】キャストと相関図!田中圭が初めて経験した事とは?
出典:映画【女子高生に殺されたい】公式HP 2022年4月1日(金)に映画【女子高生に殺されたい】が公開されます。 主演は、ここ数年で大人気俳優となった田中圭さんです。 また、南沙良さん、細田佳央太さんら若手注目俳優たち。また、元AKBで女...

映画【女子高生に殺されたい】の原作ネタバレ!

春人の願望

二鷹高校の教師・東山春人(田中圭)は34歳独身。
一見生徒受けもよく、優しくていい先生だが、実際は「女子高生に殺されたい」という願望を叶えるためこの高校に赴任してきた。幼いころ、親からは放任主義で育てられ、高校2年ごろから可愛い女の子を見るたび、「この子に殺されたい」と考えるようになる。
大学では自分の心理を勉強したいと思い、臨床心理士を目指す。
そのころからハッキリと「女子高生に殺されたい」と考えるようになる。
殺され方には理想があった。

自分が全力で抵抗してもその力を上回る女の子であること
完全犯罪であること(自分の欲望のために罪を償うなんてありえない)
素手で扼殺(首を絞めて殺す)がいい!

五月との付き合い

春人は、大学生のころに知り合った深川五月(大島優子)と付き合う。
五月には殺されたいとは思わず普通に付き合っていた。そして、急に高校教師になると言いだした春人に驚く五月。しばらくして五月とも別れた。
そして夢を叶えるため3年前にこの二鷹高校に希望を出し赴任してきた。
春人は1年3組の佐々木真帆(南沙良)に殺されたいと思っている。

真帆とあおい

真帆は、保健室登校をしている小杉あおい(河合優実)と親友だ。
あおいは、アスペルガー症候群で、集団に入るとパニックになってしまう。
出会いは小4のころ。5年になるとアスペルガーのことを話してくれた。
あおいは人の感情を読むことができないので、真帆が手をつないで、相手の感情をあおいに教えていた。また耳鳴りで地震を察知することができたり、極端に記憶力がいい。

真帆とあおいは、「二鷹の遺跡研究クラブ」に入っている。
顧問は春人で、中学からの同級生・川原雪生(細田佳央太)も一緒だ。雪生は軽くてがさつでやたら私たちにかまってくると真帆は思っていた。
なぜか分からないがあおいは晴人のことを「私は怖い…」と言った。

雪生と真帆

雪生は真帆と中学からの同級生で、彼女のことが好きだ。
真帆が頭が良く、バカだった自分は真帆が二鷹を受験すると知り、必死に勉強し合格した。
もちろん同じクラブに入ったのも真帆が好きだから。
真帆のシャンプーの匂いが好きで、いろんなシャンプーを買っては試した。
しかし、真帆とあおいはいつも手をつないでいて、異常なほど仲が良くその2人の間には入れない。
2人はレズじゃないかといううわさまで流れるほどだった。
そんな中、春人が赴任してきた。雪生は真帆を春人に奪われる気がして自分が守ると決めた。

五月が二鷹高校へ

ある日、二鷹高校にスクールカウンセラーとして五月が赴任し、春人と再会する。
2人は飲みに行き、別れたのは五月からで春人は理由が分からなかったと話すと、「あの時は若かったからね」とごまかす五月。

春人と五月が元恋人だったという噂が流れ、真帆はそれを五月に確かめると五月はあっさり認める。
それから、五月は真帆や保健室にいるあおいとも仲良くなる。
雪生も五月に恋の相談に行き、真帆のことが好きだとバレて、アドバイスをもらう。

真帆の過去とカオリの存在

ある日、あおいと仲のいい理由を五月に聞かれ、私を怖がらずに受け入れてくれるのはあおいだけだと、過去のことを話し始める真帆。

小6の時、あおいと歩いていると、大きな犬が突然襲い掛かってきた。
右足をかまれたことは覚えているが、その後の記憶がない。
気づくと自分よりも大きなその犬を殺していた。
その後、五月と真帆があおいのところに行くとあおいが耳を抑えながら、
「来る…来る…」と言った。
すると大きな地震が起きる。
その直後、真帆はカオリという人格に変わっっていた。
カオリは少し話すとすぐに真帆に戻った。
五月は真帆から好きな人ができたと相談を受ける。春人のことだとすぐ気づいた五月。

1年の春休み、雪生は真帆に告白するがフラれる。

殺害計画始動

4月になり、春人は森の木の下でつぶやく。
「8月8日の16時頃、この木の下で佐々木真帆に殺される…いよいよ僕の殺害計画を始動させよう」
殺さるのは夏が良い。腐敗が早く進むから。
そしてお盆になると人が少なくなり、発見される可能性は低い。
春人は真帆が受験生になる前の今年が勝負だと決めていた。
6月、春人は今学期いっぱいで学校をやめると辞表を出す。理由は親の介護にした。
嘘だと詰め寄る五月に、世界各地を回る旅に出ると答えた。

カオリが出てきた理由

終業式で、春人が辞めることを知りショックを受けた真帆はカオリになる。
カオリは真帆の存在を分かっているが、真帆はカオリのことを知らない。
カオリに初めて会う雪生は驚くが、あおいは何度もカオリに会っていて「カオリは口は悪いけど強くて優しいの」と雪生に言う。
カオリは自分がでてきた出てきたきっかけを雪生に話す。
真帆の両親の仲が最悪でDVを受けていたせいで、辛い現実から逃げるため真帆が心の奥に閉じこもるようになったからだだった。
さらにカオリは真帆のことを諦めないようにとも言った。
それを知って家で雪生は1人で泣いた。
夏休みに入り、春人は自宅の家財道具は全て処分し、自分がいた痕跡が残らないように掃除もした。携帯などもすべて解約し、預金は全て引き出し、作戦が失敗した時のため林に埋めた。
数か月後に郵便が届くというサービスに手紙を託し、8月8日までホテル暮らしを始める。

真帆の身に起きた大事件

真帆は自分が過去に起こした大事件をあおいに話す。
2005年、真帆が七王子に住んでいた8歳の時に、自宅にいたずら目的で侵入した男を扼殺で殺してしまったのだ。
真帆は、大きな犬を殺した時と同じで、また自分があんな状態になるかもと怖かった。
そこへ雪生と五月が来て「あなたを助けたい」と言った。
春人は七王子の事件のことを知っていて、9年間、真帆が女子高生になるのを待っていたのだ。
8月1日、最後の部活動でみんなで遺跡を見に行く。
これで春人と会うのが最後だと思い泣く真帆。
家に帰ると、春人から真帆に電話がある。
8月8日に林で見つけた土器の捜索をしたい。ただ、これは違法になるから、両親やあおいにも言わずに来て欲しいと言う春人。
真帆は承諾し、その時に告白すると決めた。

計画実行とあおいの告白

8月8日当日。
春人は誰にも自分だと特定できない服装でホテルをチェックアウトした。
出かけようとする真帆の家の前にはあおいがいて、1週間くらい震えが止まらないと言う。
「地震じゃない…真帆…真帆…東山先生から逃げて」あおいはそう言った。
春人と真帆とあおいは3人で林の中に入り木の下に到着する。
「まずは僕を殺してもらうよ。佐々木真帆…いやキャサリン」
動揺する真帆とあおい。そしてあおいが話す。
「この人真帆が犬に噛みついた時にもいた。近くの茂みから何度も叫んでた。キャサリン、キャサリンって…その前に公園で真帆のハンカチを取って逃げたのもこの先生」
それからあちこちで自分たちの近くで春人を目撃していたあおい。

春人と真帆の出会い

2005年
春人は真帆の起こした事件の時精神鑑定に立ち会っていた。
カオリの存在ももちろん知っていた。カオリは自分じゃなくキャサリンが殺したと言った。
誰かがあの時キャサリンって何度も呼んでいたというカオリ。
その時テレビで映画がやっていて、その映画でキャサリンと何度も叫ぶシーンがあることが分かった。
春人は彼女なら僕を殺してくれるかもしれないとその時思った。
そして真帆は母親と二鷹に引っ越していった。
春人は彼女を追いかけ二鷹に引っ越し、高校教師となるべく勉強を始める。
そして犬に真帆を襲わせキャサリンの存在を確信した。

計画失敗と五月の告白

春人は真帆の首を絞めカオリをまず呼び出す。
あおいには彼女を殺人犯にしないためこのことは黙っているように言う。
真帆の首を絞めながら、「キャサリン」と何度も叫ぶ。
そこへ真帆のGPSで雪生と五月が駆けつけ、雪生が春人に飛びかかる。
そして五月が「私は知ってたの。あなたの計画を…」と言った。
まだ2人が付き合っていたころ、急に教師になるとか引っ越すとか言い出した春人がおかしいと思い、五月は春人のパソコンの中を見てしまう。
そこで、小説という名の春人の自分殺害計画を見つける。
苦悩するもすべてを忘れたいと思い五月は春人との別れを選ぶ。
しかし、春人が本当に二鷹高校の教師になったのを知り、殺害計画を止めるためにカウンセラーとしてやってきたのだった。

キャサリンはもういない

それでもあきらめない春人に、「もうキャサリンは出てこない。彼女は統合しかかっている」と言う五月。
夏休み前に、五月と雪生たちは真帆にカオリの存在を話し、彼女はそれを受け入れ、最近はカオリと真帆が話せるようになっていたのだ。
カオリに「殺してくれ」とせがむ春人。
しかし、カオリは「私はもう消える。そしてキャサリンはいない。それは私が変身したものだから」と言った。
真帆は嫌がったが、カオリと真帆はお互いにお礼を伝え会い、カオリはいなくなった。
五月は3人に先に帰るように伝える。
殺害計画が狂い、「ああああー!」と叫ぶ春人。
「誰も悲しむことも罪をかぶることもない計画だったのに…」
五月は春人に「あなたは愛されたかったのよ。今からでも春人を救いたい。私が春人を救うから…」と言って抱きしめた。

やっぱり「女子高生に殺されたい」

その年のクリスマスイブ。
五月と春人は一緒に暮らし、五月は春人を愛で包み春人は臨床心理士の資格を取るため再度勉強していた。五月と春人は街へ出かける。そこ真帆とあおいと雪生を見かける春人。
実は春人は五月に内緒で催眠術を勉強している。
「そう…僕はまだ、女子高生に殺されたい」

登場人物はその後どうなったのか?

3月9日に 漫画「女子高生に殺されたい」新装版が発売されました。
そこにはなんと、登場人物のその後も描かれています!

半年前に姿を消した春人を探す五月。
春人は髪を伸ばしパーマをかけ、ひげも伸ばし、以前とは別人のようになっていた。
五月は春人とすれ違っているのに気づかない。
そしてリンゴのたくさん入った紙袋を抱えて歩く春人。
落ちたリンゴを女子大生になった真帆が拾って「あの…落ちました」と言って渡す。
笑顔で「ありがとね」と答えすれ違う2人。
「今の僕は佐々木真帆に殺されたい」

これが映画公開前に発売されたということは、映画の中でここまで描かれるのか?
それも楽しみに映画館へ行きましょう!

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