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映画【事故物件恐い間取り】大ヒットスタート!その人気の理由とは?!

事故物件恐い間取り完成

出典:シネマライフ

8月28日(金)に公開された映画【事故物件恐い間取り】が、大ヒットしています。
8月28日から30日までの全国映画動員ランキングが1位に!
全国週末興行成績でも、初登場で1位という好スタートを切りました。
3日間の累計動員数は約34万人で興行収入は4億6000万円となり、注目を集めています。

このシーズンの人気作【映画ドラえもん のび太の新恐竜】や話題作の【糸】【今日から俺は!!】などを押しのけて1位を獲得したこの映画。一体なぜ、こんなにも人気が出たのでしょうか?!
今回は、そのヒットの理由を探ってみたいと思います。

映画【事故物件恐い間取り】ヒットの理由は?!

この映画【事故物件恐い間取り】。
まず、この映画のタイトルにある”事故物件”という言葉のインパクトが強いと言えるでしょう。
まずはその言葉について、触れてみたいと思います。

事故物件というパワーワード

事故物件恐い間取り本

出典:二見書房

”事故物件”という言葉。詳しくは知らなくても、どこかで耳にした事のある方が多いのではないでしょうか?

事故物件とは何か?それは、「その部屋に前に住んでいた人が何らかの理由で死んでしまった物件」の事を指します。また、心理的瑕疵(しんりてきかし)とも言います。
まあ、入居しようとして内見した部屋で前に誰かが死んでいたら・・・何か出るんじゃないか?
気分が悪くなる。と、嫌な気持ちになってしまいますよね。

そんな『事故物件』という多くの方にとっては未知の世界であり未知の恐怖。
こういった事に対する「怖いもの見たさ」と言える興味を惹く事が出来たのも、ヒットの要因だったと言えます。
映画のタイトルとしてのインパクトは、充分過ぎるくらいです。

そして”事故物件”というこの言葉がどうしてこんなにも話題に上るようになったのか?!
探ってみたいと思います。

それに関しては事故物件公示サイト「大島てる」の存在が大きいでしょう。
こちらのサイトは”事故物件の情報提供サイト”として有名なもの。
過去にテレビ番組で取り上げられた事もあり、当時「異常に安い物件があるので調べて欲しい」
という視聴者の依頼により、大島てるで調べたところ事故物件だったというエピソードがありました。

また「大島てる」は事故物件公示サイトの名称でもあり、そのサイトの管理人の名前でもあります。
大島てるさんは、代々続いて来た家業である不動産屋を営むうちに「物件の正確な情報を伝えたい」という思いから事故物件公示サイトを作る事に。

映画の中で、ヤマメと梓が3件目の物件についてネットで調べるシーンがありましたが、そのモデルは大島てるのサイトでしょう。(大島てるサイトはPC版とモバイル版があります。)

また、過去に松原タシニさんの自宅(もちろん事故物件)を大島てるさんが訪れ、事故物件について語るというテレビ番組での企画があり、互いに”事故物件”という共通項があった為、イベントなどで共演する機会もありました。

”事故物件”その言葉にはまだ見ぬ恐怖への興味を引き起こす力があり、また「自分は事故物件には住みたくない」という気持ちを持った人々が《大島てる》にアクセスする。
そして、引っ越しをするという人がいると「大島てるを見てから決めた方がいい。」と助言をするようになって行って、その連鎖から”事故物件”という言葉が広く認知されるようになりました。

今回、映画【事故物件恐い間取り】の公開にあたって大島てるさんが「事故物件の見分け方」
を語った動画も公開されました。

事故物件恐いまどり大島てる

出典:YouTube

皆さんも、引っ越す前には《大島てる》のチェックがマストですね!

ホラー映画初出演の亀梨和也に注目が!!

事故物件恐い間取りポスター

画像出典:映画.com

この映画の主演が亀梨和也さんという事にも注目が集まった理由があります。
亀梨さんは様々なドラマや映画での演技経験がありながら、ホラー映画への出演は今回が初めてとなります。
また、演じる役柄が亀梨さんの普段のイメージからは想像しにくいお笑い芸人であった事も意外性があり、興味を惹かれた方が多い要因になりました。

亀梨さんが演じたのは、この映画の原作本の著者である松原タニシさんをモデルにした売れないお笑い芸人「山野ヤマメ」。
亀梨さんの演技はとても好評で映画を見た方の感想に「亀梨くんがタニシさんに見えた!」というものが多く、このキャスティングは大成功だったと言えるでしょう。
これが、1つのヒットの理由となっていますね。

ホラーブームの流れに乗った

1998年に公開された映画【リング】2003年に公開された映画【呪怨】から、ジャパニーズホラーブームが始まりました。
ところが、その後この2作品のような大ヒット作はなかなか生まれませんでした。
長い年月が経ち、2019年11月に公開されたアメリカのホラー映画【IT /イットTHE END”それ”が見えたら、終わり。】が大ヒット。興行収入は15億円を突破するまでになるという快挙を遂げました。

そんな中、2020年2月に公開されたホラー映画【犬鳴村】が大ヒット!
動員数は110万人、興行収入は14億円を超える好成績を収めて再びジャパニーズホラーブームの再来を思わせました。

そういったホラーブームの再来により、本作品【事故物件恐い間取り】も注目を集め
初動から好スタートを切る事が出来ました。
映画【事故物件恐い間取り】の監督は【リング】の中田秀夫監督で【犬鳴村】の監督は、
【呪怨】の清水崇監督です。
ジャパニーズホラーのブームを作った2人の監督が、再びそのブームを呼び覚ました、と言えるでしょう。

まとめ

こうして映画【事故物件恐い間取り】が大ヒットした理由についてみて来ました。
それは

  • ”事故物件”という言葉のインパクト
  • 主演が亀梨和也だという事
  • ホラーブームに乗る事が出来たという事

この3つの理由が大きいと言えます。
配給の松竹はまだまだ動員も興行収入も伸びるとみていますので、この映画の記録が”最恐”になるのも楽しみな所ですね。

映画【事故物件恐い間取り】のネタバレ!亀梨和也の色気が出てしまったあのシーンとは?!
画像出典:映画.com 公開前から大きな話題を呼んでいた映画【事故物件恐い間取り】ここでは、そのネタバレとこの作品から垣間見える人々の絆などについて見ていきたいと思います。 この作品は”事故物件住みます芸人”松原タニシさんの実体験をベースに...
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