2019年10月18日に公開となった、映画『マレフィセント2』。前作からどの様な変更があり、どの様に物語が変わっていったのか、続編を徹底レビュー!
アンジーやエル・ファニングが続投し、新たなメンバーも魅力たっぷりな『マレフィセント2』の魅力を少しネタバレ含みつつ紹介します。
映画『マレフィセント2』の概要
2014年に公開した映画『マレフィセント』の5年ぶりの続編となる作品です。
往年の名作ディズニー映画を実写にするシリーズで、原作の『眠れる森の美女』のヴィランである”マレフィセント”を主役に据え、現代の新しい解釈を交えてお届け。
主役のマレフィセントは、アンジェリーナ・ジョリー。
ディズニープリンセスでも筆頭株に人気の高いオーロラ姫を、エル・ファニングが演じています。
独創的な映像美が映えるシリーズとして、出演陣含め常に話題に上がる1作。
そして2作目では、日本人アーティストでもあるギタリスト、MIYAVIが出演していることでも注目です。
その他「dolly9」内の映画『マレフィセント』シリーズに関する記事はこちらから。
映画『マレフィセント2』の詳細
『マレフィセント2』について作品情報など詳しくは、上記リンク先にて紹介しています。
合わせて読んでみてください。
これから鑑賞しようしている方など、前情報が知りたい方などは是非読んでみると良いでしょう。
映画『マレフィセント2』のあらすじ
出典元:https://www.disney.co.jp/content/dam/disney/images/studio/maleficent2/campaign/2nd-coming/2-2.jpg
妖精の国、ムーア国に密猟者が現れる。そして密猟者たちは妖精を拉致しているのだった。
その一方は当然、ムーア国を収める女王となっていたオーロラ姫の元にも届いており、国を守る最優先事項に一つでもあった。
しかしその朝、オーロラ姫の元に思いもよらぬ訪問者が…それは隣国の王子、フィリップだった。
オーロラ姫にプロポーズをする。そしてふたりは結婚を決め、妖精たちからも祝福される。
オーロラ姫はゴッドマザー・マレフィセントに、フィリップ王子は国へと報告に行く。
フィリップ王子がいる国、アルステッド国は密猟者が拉致した妖精たちが売られた場所だったのだ。
果たして何の目的があって、アルステッド国が妖精たちを密漁しているのか…
その思惑を知ってか知らずか、マレフィセントは渋々ながらもオーロラ姫の親として、アルステッド国へと顔合わせの晩餐会へ出席する。
映画『マレフィセント2』の最大の見どころ
出典元:https://www.disney.co.jp/movie/maleficent2/2nd-coming.html
ここからは映画『マレフィセント2』の見どころを少しだけ、ネタバレを含みつつ紹介していきます。
完全に前情報などいれずに観たい方などは、是非観賞後にご覧ください。
呪いは終わらない
前作の物語のベースは、原作である『眠れる森の美女』をベースにストーリーが進行していました。
オーロラ姫が呪いによって永遠の眠りについていました。
続編である今作も呪いは生きており、ある者がそれを利用しようと企んでいるのです。
マレフィセントが始めてしまった忌まわしき呪いの物語が、再び動き出してしまいます。
このことからも、しっかり前作を鑑賞してみることをオススメ。
すると120%この映画を楽しむことが出来ます。
マレフィセントの覚悟の物語
出典元:https://www.disney.co.jp/movie/maleficent2/2nd-coming.html
『マレフィセント』シリーズは主に、オーロラ姫とマレフィセントの愛の物語でもあります。
と言ってもその愛は、親子関係としての絆を描いたものです。
前作で、オーロラ姫が目覚めた真実の愛を証明するキスは、フィリップ王子からのものではなく、マレフィセントから持たされたものでした。
そしてそのふたりの絆が今回、試される出来事が起きるのです。
オーロラ姫の結婚です。
そこから新たにイングリス王妃の野望が絡み、マレフィセントの覚悟が試されるのです。
本来ならば人間が立ち入ることを拒絶した王国、ムーア国の王女にオーロラ姫を据えたこと、その意味などマレフィセントがしてきた行動の責任が問われるのです。
そして全てを理解したマレフィセントがとった行動とは…?
人間と妖精の未来がその手に託される!?
重要なコナルの存在
今回最も重要なのが、キウェテル・イジョフォー演じるコナルの存在です。
予告編などでは闇の存在で、敵側に回る様な雰囲気でしたが、コナルはマレフィセントと同じ種族で、闇の妖精だということが明かされます。
彼ら闇の妖精は、人が寄り付くことが不可能な海の島にひっそりと暮らしています。
そんな彼らを束ねる存在のコナルは、マレフィセントに選択を提示します。
これまでのマレフィセントの覚悟、責任を問うのです。
そしてマレフィセントに、自分たち種族の未来を託すのでした。
MIYAVIの役どころ
出典元:https://twitter.com/Maleficent/status/1179830182338629632?s=20
本作には、日本人俳優が出演しています。
それは世界で活躍するギタリスト、MIYAVIです。
UDOという役名の、マレフィセントと同じ闇の妖精のひとりで、子供好き。
MIYAVIは、主演だけではなくプロデューサーも務めるアンジェリーナ・ジョリーの鶴の一声で実現。
元々YouTubeでアンジーがMIYAVIのファンになり、自身の監督作で抜擢したことからふたりの交流が深くなり、日本ではアーティスト活動に専念する傍ら世界では、俳優活動もしています。
MIYAVIは、そんなアンジェリーナ・ジョリーの人としての振る舞いに感銘を受け大きな影響を受けています。
そんなふたりの信頼関係も、映画から伝わってきますので、MIYAVIの存在も要チェックです!