『マン・フロム・トロント』は、ジョン・ハート、ウディ・ハレルソン主演のアクションコメディ映画です。
配信はNetflixで、2022年6月24日に公開。
日本では元ジャニーズの山下智久のハリウッド進出作品として話題になっていました。
そんな本作『マン・フロム・トロント』は、どんな作品で山Pは存在感を残しているのか…
様々な視点で本作を徹底解明していきます！
山P出演のアクションコメディ『マン・フロム・トロント』！
『マン・フロム・トロント』は、本来劇場公開作品として製作されていたアクションコメディ映画です。
コロナ禍における影響で、配給はNetflixへと移り、配信作品としてリリースされています。
しかし、中国だけはソニーが配給権を持っており、劇場公開作としてリリース。
監督は、Netflixでヒットした『ヒットマンズ・ボディガード』などのパトリック・ヒューズ。
アクション・コメディを手掛けるのに定評がある、オーストラリア出身の映画監督です。
本作の最大の見どころは、ケヴィン・ハートとウディ・ハレルソンの見事な掛け合い。
新たなバディ作品として、軽快なトークでコミカルなケヴィン・ハートと顰めっ面の寡黙な男ウディ・ハレルソン、このコンビがとても魅力的な1作。
そんな本作には、元ジャニーズの山下智久も出演することで、日本では話題となっています。
山Pにとっては念願だった海外進出作品であり、本格的なハリウッド映画となる1作。
日本の番組でもかなり前から英語を勉強している姿を披露するなど、海外志向が非常に強かった山P。
そんな山Pの海外進出がいよいよ本格化し始めるきっかけとなるのか…
この作品では、そんな山下智久の活躍も大きな注目を集める1作です。
『マン・フロム・トロント』の作品情報
| 原題 | The Man From Tronto |
| 監督 | パトリック・ヒューズ |
| 脚本 | ロビー・フォックス クリス・ブレムナー |
| 出演 | ケヴィン・ハート ウディ・ハレルソン ケイリー・クオコ エレン・バーキン 山下智久 |
| 公開 | 2022年6月24日 |
| 時間 | 112分 |
| 配信 | Netflix |
『マン・フロム・トロント』のキャスト
- テディ：ケヴィン・ハート（吹替：高木渉）
- マン・フロム・トロント：ウディ・ハレルソン（吹替：内田直哉）
- ロリ：ジャスミン・マシューズ（吹替：武田華）
- アン：ケイリー・クオコ（吹替：生天目仁美）
- マン・フロム・マイアミ：ピアソン・フォーデ
- ハンドラー：エレン・バーキン（吹替：小宮和枝）
- リーラ・ローレン
- ケイト・ドラモンド
- マン・フロム・トーキョー：山下智久
『マン・フロム・トロント』のあらすじ
ヘマばかりしている販売コンサルタントが休暇のために訪れた貸別荘。
でもなぜかそこにいたのは”マン・フロム・トロント”と呼ばれる世界最強の暗殺者。偶然の出会いが引き起こした人違いが思わぬ展開に…。
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『マン・フロム・トロント』の見どころ
まずは、この『マン・フロム・トロント』について、どんな物語でどんなところが面白いのか…
この作品の魅力について紹介します。
この映画の概要を知った上で、山Pの登場はどうだったのかを紐解いていきます。
ストーリーの魅力
あらすじは、うだつの上がらない失敗ばかり主人公、テディの珍道中を描く。
”失敗する＝テディる”という言葉になってしまう位、物事が上手くいかない。
自宅の照明、プリンターのトナーすら満足に交換できない程、やるべきことを後回しにしてしまう…
そんな性格のテディ。
テディは、最愛の妻ロリの為に、旅行の計画を建てる。
しかしそんな2人の旅行でも、テディってしまい…
それがとんでもない状況へと陥っていく…
全てにおいてテディってしまい、この旅行でもそれが起きてしまう。
プリンターのトナーのせいで、旅行先の宿泊先の住所をミスってしまうのだ。
まさにテディってしまった！
間違えた宿泊先で待っていたのは…
まさかの犯罪現場。
そこでは、なぜか”マン・フロム・トロント”という男に間違われてしまったのだ。
この間違いが、テディにとって最悪なものになるのは、いうまでもなく…
最大の魅力は主演の2人
この映画の最大の魅力となる部分は、やはり主演の2人。
ケヴィン・ハートとウディ・ハレルソンの掛け合い。
ケヴィン・ハートはこれまでに演じてきた役柄と同様に、軽快なトークで場を盛り上げる。
一方、ウディ・ハレルソン演じる”マン・フロム・トロント”は凄腕の殺し屋。
見た目通り、寡黙な男。
そんな2人が紆余曲折を経てコンビを組むことに…
でもこの2人が、なんだかんだで名コンビ、いや迷コンビとして活躍をしていく…
そんなバディ・ムービーとなっています。
兎にも角にも、この2人がこの映画の最大の魅力と言えるでしょう。
以下より、『マン・フロム・トロント』のネタバレが含まれます。
『マン・フロム・トロント』の山Pは、どうだったのか？
ここからは、山下智久こと山Pに注目して、この作品『マン・フロム・トロント』を紐解いていきます。
果たして山Pは、存在感を示していたのか…
気になる山Pについて、紹介していきます。
山Pは何処に出てくる？
山Pの出演は、ほぼ最後の最後に登場します。
妻のロリが、テディのテディってしまう部分に愛想をつかし、しばらくの間実家に帰ろうとします。
しかし心を入れ替えたと、彼女の為に生きる覚悟を改め、なんとしてもロリが電車に乗る前にその思いを伝えようと駅に向かおうとします。
しかし、組織はそんなテディとマン・フロム・トロントを殺すため、”マン・フロム・モスクワ”、”マン・フロム・タコマ”、”マン・フロム・トーキョー”に仕事を依頼。
まずは、最初の2人と大格闘を行います。
そして最後の刺客として、刀を携えた”マン・フロム・トーキョー”が現れるのです。
山Pの出演時間
クライマックスで、満を持しての登場！
登場するシーンも、かなり凝っていてこれは期待！
と思いきや、登場15秒で終了。
セリフも、3言。
ハリウッドデビュー作として、華々しいものではありませんが…
しっかり山Pの存在感は示していたと言ってもいいかもしれません…
我々日本人にとっては、山Pは有名な存在なので、あのちょっとのシーンでもしっかり記憶された言でしょう…
しかし、世界的に見れば…
記憶は残らないくないのチョイ役と言ってもいいでしょう。
ハリウッドスターの2人としっかりと共演はできたものの…
この出演時間で、次作へのハリウッド作品はあるのか…
今後の奮闘に期待したいところ。
山Pの次回作は？
山Pは、はっきり言ってこの『マン・フロム・トロント』での活躍はおそらく、評価に値するものではないかもしれない。
実質の出演時間は、十数秒のふたつのシーンのみ。
しかし、山下智久は今後ハリウッドで頑張り次第では、更なる活躍は期待できるところだと思われる。
英語力は、申し分ない。
2019年には単身海外作品に参加しており、通訳は介さず撮影に臨んだのは知るところです。
この映画ではなく、HBO Maxで配信されたアンセル・エルゴート主演の「TOKYO VICE」への出演は非常に評価も高い。
シーズン2では、出番が増えるだろうとも言われています。
まだまだ世界的に見れば、無名の新人俳優。
山Pのこれからに期待したい！
この『マン・フロム・トロント』の出演も、これからの活躍次第で短い出演作品を忘れさせる程に飛躍を遂げてほしいところです！