2022年3月の時点で、マーベル映画MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)は、新章となるフェイズ4が9作品が公開されています。
フェイズ1から3までは、23作品となり、30作品以上となり、一大シリーズとして映画界に君臨。
新作が投下されるたびに話題に上がり、映画ファンにとって最大級の関心事となっています。
そんなMCU作品の中で、現時点(2022年3月時点)で明らかになっている、各キャラクターの伏線を総まとめ!
次回作への登場が示唆されているキャラクターをまとめます。
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『MCUフェイズ4』とは?
MCUは、2008年の『アイアンマン』を皮切りに、同一の世界観を有するマーベル・コミックのヒーローたちを映画で描くシリーズ作品。
1作目の『アイアンマン』から23作目の『スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム』までをフェイズ1〜3で、”インフィニティ・サーガ”としてストーリーが展開していきました。
新たなシリーズとなるフェイズ4からは、映画だけでなくディズニープラスでドラマやアニメなども追加。
さらには、これまでNETFLIXオリジナルとして描かれてきた通称ディフェンダーズシリーズに登場するキャラクターまでもが参戦し、もはや作品の垣根なくありとあらゆるシリーズが入り乱れる一大シリーズへと発展。
映画やドラマなど、縦横無尽に新作が投下されているMCU、そんなシリーズに今後登場の予定として伏線が貼られている各キャラクターを、わかりやすくまとめます。
フェイズ4は、2022年3月30日にディズニープラスで配信されるドラマ『ムーンナイト』で10作品目を迎えます。
この中で、次に登場するキャラクターは誰なのか…
気になるあのキャラクターは、次はどの作品に登場するの?
そんな疑問に答える内容です。
本記事で扱うのは、あくまで次の登場が確実視されるもの。
一つ例外としては、『ロキ』です。
他作品への登場の伏線は貼られていないものの、ポストクレジットシーンでシーズン2への含みだけだったので、本記事では割愛となる事をご了承くださいませ。
ワンダ
フェイズ4の最初の作品となった『ワンダヴィジョン』。
MCU初のシットコムとして話題だった1作。
インフィニティ・ウォーやエンドゲームの出来事の影響を大きく受けて描かれた本作。
最愛の人ヴィジョンを失ったはずのワンダが起こした行動がストーリーの基軸となり、スカーレット・ウィッチとしての覚醒が描かれています。
そんなワンダは、伏線などはラストのポストクレジットシーンで描かれていますが、この後の展開はまた別の作品にて描かれるのか…
その真意は不明。
しかしながら、次回作は『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』であることが決定済み。
この出来事を経て、ワンダの存在に大きな転機が訪れることが示唆されています。
ヴィジョン
インフィニティ・ウォーで亡くなってしまったヴィジョン。
しかしワンダの力によって、ヘックス内のみ存在が出来、ワンダの都合で書き換えられた記憶とともに過ごしていました。
しかし、S.W.O.R.Dにより、兵器化の検討がされ再現されたホワイトヴィジョンが、再覚醒を起こします。
次回作への登場は未だわからないものの、最終話で自我を取り戻したホワイトヴィジョンがどこかに消え、存命であることが判明しています。
次に登場するのは、どこになるのか…
とりあえず生きているという事実だけが明らかになっている情報です。
アガサ・ハークネス
『ワンダヴィジョン』のヴィランだった、アガサ・ハークネス。
昔から存在する魔女の血筋であるアガサ。
ワンダの魔力に魅了され、彼女のルーツを垣間見るべく、つけ狙っていました。
しかし、アガサの魔法を逆にワンダに利用され撃ち破られています。
アガサがヘックス内で演じていたキャラクター、アグネスとしてその場にとどまる事を余儀なくされてしまいますが、現在では単独作品化することが決定済み。
MCUに本格的に登場した魔女という存在が、今後どの様なストーリーを刻んでいくのか…
実質的に『ワンダヴィジョン』シーズン2となり得るのか…
アガサが主人公でどの様な物語になるのか…
大きな注目が注がれています。
3代目キャプテン・アメリカ(ファルコン)
『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』で、3代目キャプテン・アメリカに就任したファルコン。
サム・ウィルソンは、黒人でありヒーローである事の葛藤を胸に秘めていましたが、周りの期待を背に、キャプテン・アメリカを継ぐ事を決意します。
現在は、映画で単独作品化が進行中。
キャプテン・アメリカの名で、その後の活躍が描かれていくことが決定済みです。
ジョン・ウォーカー
短期間ながら、2代目キャプテン・アメリカを就任していたジョン・ウォーカー。
相棒をやられた怒りで、大衆の面前で残虐な行為をしてしまい、その資格を剥奪されてしまう。
謎の組織によってUSエージェントとして裏の世界で活動していくことがしされていましたが、今後の再登場は不透明。
しかし、同じ組織に属しているであろう、ブラック・ウィドウのエレーナが登場したことで、今後の再登場が結果的にしされています。
とはいえ、現時点ではどの作品なのか、彼がどの様な存在なのか…
その多くはベールに包まれています。
アヨ
アヨ、と言ってもピンとは来ないでしょう。
彼女は、ワカンダの戦士です。
登場したのは、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』。
ワカンダの敵であるバロン・ジモと共闘した事で、ウィンター・ソルジャーの元に現れます。
このアヨが再登場するかは分かりませんが、『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』で再びワカンダが描かれる予定です。
さらには、ワカンダを舞台にした別作品も決定しており、そちらにはアヨも再登場を果たすのでは?と見込まれています。
ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ
USエージェントのジョン・ウォーカー。
ブラック・ウィドウのエレーナが所属する謎の組織。
その組織に属する謎の女性、ヴァレンティーナ。
初登場は、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』その後映画『ブラック・ウィドウ』で再登場を果たします。
エレーナにホークアイの暗殺を依頼しています。
しかし、まだこの2つの作品を跨いだのみで、次回以降の登場作品は不明。
とはいえ、まだまだ謎が多き存在で今後の展開次第で、この組織の概要が掴めるのか…
フェイズ4に残る、大きな謎の一つです。
シャン・チー&テン・リングス
シャン・チーは、相方のケイティと共にウォンに呼び出され、テン・リングスがビーコンの代わりを果たしていると、謎の多くを残して終わりました。
順当に行けば、次に登場となるのはシャン・チーの続編となるのですが…
もしかすると、もっと早く再登場を果たすかもしれない可能性を残しています。
それはポストクレジットシーンにて登場した、キャプテン・マーベルのキャロル・ダンヴァースとハルクのブルース・バナーがいたこと。
もちろんこれはウォンがテン・リングスについての意見を求めたものですが…
キャプテン・マーベルとブルース・バナーは、お互いに単独作品を控えています。
キャプテン・マーベルは、2023年2月に『ザ・マーベルズ』の公開が。
ハルクに関しては、2022年内に『シー・ハルク』で登場予定です。
さらには、テン・リングスは宇宙の物かもしれないという可能性も残されていました。
そうなると…
MCUの他の宇宙を題材とした作品にも、絡んでくる可能性もあるでしょう。
事実、原作でのテン・リングスは本来、宇宙人の物として登場していました。
他の作品とのクロスオーバーの可能性は、多いに残されているといえます。
エターナルズ
エターナルズは、ディヴィアンツとの戦いを終えそれぞれに散り散りになって、なんとも大きな謎だけを残して終わりました。
この終わり方は、監督を務めたクロエ・ジャオのチャーミングさが出ていて、これからのMCUの作品作りの事などを考えずに、投げっぱなし状態で引き継がれています。
もちろん、その内容にケヴィン・ファイギがGOを出しているので、今後この終わり方がどの様に発展していくのか…
非常に楽しみな展開です。
エターナルズは、セルシ、キンゴ、ファストスは記憶から地球の審判を行う為、アリシェムに連れて行かれてしまいました。
一方残りの面々となる、マッカリ、ドルイグ、セナは他の惑星にいるエターナルズに自分たちの境遇を伝えにいく最中で、サノスの弟、エロスに出会います。
そして彼が、他の仲間がヤバイことになっていると言われ、助けに行くことになる…のか?というところで終わっています。
これも順当に行けば、続編での登場になると思われるのですが…
このエロスの登場の真意は?
今後の展開次第では何が起こるかは全くわからない状況です。
デイン・ウィットマン
『エターナルズ』は、ラストに更なる分岐が発生していました。
それはセルシの恋人であるデイン・ウィットマン。
真相はまだ明らかになっていませんが、彼の家庭もどうやら複雑で秘密がある様でした。
ラストに、その秘密の一端が最後に明らかになっています。
剣が箱に収められており、それが曰く付きのものであることがデインの行動で推測できます。
更に、その時別の者の声が聞こえてきます。
それがブレイドの声である事が判明済み。
デインが曰く付きの剣に手を伸ばす理由は、当然セルシを助けるため。
しかしその声はブレイド、デインはもしかしたら…
すでに製作段階となっている『ブレイド』で、再登場を果たすかもしれません。
『ブレイド』は、マハーシャラ・アリ主演、監督バッサム・ターリクで、この夏に撮影開始がアナウンスされています。
マヤ・ロペス
マヤ・ロペスとは、MCUドラマ『ホークアイ』に登場したキャラクター。
物語として『ホークアイ』は、主人公クリント・バートンの活躍を描き、新たな世代である圭人・ビショップへの継承がテーマとなった作品。
なので、いってしまえば可能性としてはクリント・バートンの最後の物語ともいえなくはない、初代ホークアイの完結編とも捉えられる作品です。
現在、その『ホークアイ』からは、すでに次へと繋がる事が決まっているのが、マヤ・ロペス。
ジャージマフィアを束ねるボスとして登場するも、その裏で手を引くキングピンに利用されていた事が判明し、マヤは1人行動に移します。
彼女は私怨で、クリントのことを恨んでいましたが、その物語も一応はドラマ内で完結。
新たなヒーローとしてなのか、はたまたダーク・ヒーローになるのか…
その詳細は未定ながらも、マヤ・ロペスを主人公にした『エコー』という単独作品がディズニープラスで配信される事が決定。
聾者のヒーローとして、今後のMCUで活躍を遂げるのか、その動向が気になる1人です。
『ホークアイ』に登場した他のキャラクターたち
ドラマ『ホークアイ』には、この他にも再登場が望まれるキャラクターが存在します。
当然ながら、クリント・バートン。
しかし彼は、既に能力的も満身創痍状態であり、数々の歴戦の舞台の影響で難聴者となっています。
なので、今後の登場は台詞にとどまるくらいで、再登場の可能性はとても少ないと言えるでしょう。
しかしながら、危機には駆けつける仲間想いのクリントですから、いつかまたその姿が見られる可能性もあるはずです。
そして、現在着実と世代交代が進むMCUヒーローたち。
その新世代ヒーローの象徴的存在が、『ホークアイ』には2人登場していました。
ケイト・ビショップとエレーナです。
この2人の掛け合いに心躍らせた人もいるのではないでしょうか。
ヤング・アベンジャーズ筆頭の2人であり、その結成の可能性も非常に高いと思わせる2人の存在。
しかし、現在『ホークアイ』のシーズン2の存在も、エレーナ再登場の話も何もないことから、この2人の姿を次に見られるのはどの作品になるのか…
詳細などは全て不明です。
まとめ
MCUフェイズ4は、まだまだ拡大の一途を遂げている最中です。
ストーリー展開としては、マルチバースがいよいよ本題となっており、もはや何が起きても不思議ではありません。
近々の予定では、『ムーンナイト』、『ドクター・ストレンジ/MoM』、『ミズ・マーベル』、『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』。
これまでのフェイズ4で登場したキャラクターの再登場は当面の間見込め無さそうですが、その代わりに新たなヒーロー達の活躍が期待できるかもしれません。
MCUは、ストーリーに加え、どんなキャラクターたちがどの様に登場するのか…
そこには、誰も想像しないサプライズも隠されているため、大きな注目が集まります。
今後のMCUにも大いに期待しながら、次の作品を期待して待ちたいですね!