【モービウス】いよいよ、あれが動き出す!(ネタバレあり)

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モービウス劇中2
© 2022 Sony Pictures Digital Productions Inc. All rights reserved.

2022年4月1日に劇場公開を迎えた、ソニーのスパイダーマンユニバースとなるSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の第3作目となる映画『モービウス』。
ディズニーが配給するMCUとは異なる世界で展開する物語で、これまで『ヴェノム』が2作公開しているシリーズ作品です。
そんな『モービウス』には、遂にあれが登場し話題となっています。
その”あれ”について解説するとともに、今後の展開も予想します。

映画『モービウス』について

映画『モービウス』は、ジャレッド・レトが主演する、マーベル・コミックスのスパイダーマンに登場するヴィランを主人公に据えた作品です。
ソニーが配給・製作する作品で、ディズニーが配給するMARVELのMCUとは異なる世界での物語となります。
監督は、ダニエル・エスピノーサ。
スウェーデンのストックホルム出身の映画監督です。
2012年に人気俳優2人デンゼル・ワシントンとライアン・レイノルズの共演で話題となりスマッシュ・ヒットした映画『デンジャラス・ラン』でハリウッドデビュー。
その後、トム・ハーディを迎えた『チャイルド44 森に消えた子供たち』、レベッカ・ファーガソンやジェイク・ジレンホールら豪華キャストのSF映画『ライフ』などを手掛けています。
そんなダニエル・エスピノーサが手がけるSSUが、『モービウス』です。
いわゆる吸血鬼となってしまう存在、マイケル・モービウスを主人公に、彼のSSUでのオリジンが描かれます。
マイケル・モービウスは、病弱な少年。
彼が如何にして吸血鬼となり、脅威の存在となるのか…
モービウスの葛藤と共に、ストーリーが展開していきます。
しかしこの映画『モービウス』には、衝撃のラストが待っていました。
そんな本作のラストを徹底解説します!

映画『モービウス』のあらすじ

天才医師マイケル・モービウス(ジャレッド・レト)。
彼は幼いころから血液の難病を患っていた。
同じ病に苦しみ、同じ病棟で兄弟のように育った親友のマイロ(マット・スミス)の為にも、一日も早く、治療法を見つけ出したいという強い思いからマイケルは実験的な治療を自らに施す。
それはコウモリの血清を投与するという危険すぎる治療法だった。
彼の身体は激変する――

全身から力がみなぎり隆起した筋肉で覆われ、超人的なスピードと飛行能力、さらには周囲の状況を瞬時に感知するレーダー能力を手にする。
しかし、その代償として、抑えきれない“血への渇望”。
まるで血に飢えたコウモリのように。

自らをコントロールする為に人工血液を飲み、薄れゆく<人間>としての意識を保つマイケルの前に、生きる為にその血清を投与してほしいとマイロが現れる。
懇願するマイロを「危険すぎる、人間ではいられなくなる」と拒み続ける、マイケル。
しかし、NYの街では、次々と全身の血が抜かれた殺人事件が頻発する――

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映画『モービウス』のラストを解説!

モービウス劇中1
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『モービウス』は、いわゆる、ヒーロー映画としての典型的なストーリーとも言える1作。
というよりも、「ヴェノム」バースとも言われる世界観では、もはやお馴染みとも言える展開です。
いわゆるダーク・ヒーロー。
人を襲う欲望に駆られるも、人間の理性を保つ為に葛藤する。
そんな一面を持つヒーローが、”モービウス”
ストーリーも、ヴィランが登場し、彼と対決し一連のストーリーが完結。
そして、次回へと続くいわゆるクライマックスからのミッドクレジットシーンで、待ちに待った出来事が発生!
それでは、モービウスのラストをネタバレしていきます!

マルチバースの扉からやって来たのは…?

物語の一連のストーリーが終わると、夜空に紫色の裂け目が出現。
そして、刑務所の空の独房にエイドリアン・トゥームスが現れる。
突如としての事態にニュースとなるも、この世界でエイドリアン・トゥームスは罪を犯していないため、晴れて釈放される。
すると、モービウスはとある場所に居た。
遠くから何かがやってくる!
それはエイドリアン・トゥームス。
バルチャーだった!
スパイダーマンをやっつけるべく共闘を持ちかけるバルチャー。
その申し出に「YES」と答えるモービウス。
ここで、幕を閉じる…

バルチャーとモービウスの共闘の意味

バルチャーとモービウスが共闘する…
詳しい方には、察しがつくであろう…
アベンジャーズに匹敵するヴィランのチーム、「シニスターシックス」への布石が本格的に投じられたことになる。
ただ。
このミッド・クレジットシーンには、いくつもの不可解な点がある。
ただそれは、時系列を考えれば、無理矢理ではあるが納得の行くものになるはずです。
『モービウス』での劇中から、いきなりミッドクレジットシーンの出来事を考えれば、大きな矛盾が生じます。
それは、マイケル・モービウスはヒーローでした。
乾きの欲求こそあれど、モービウスは人としての立ち振る舞いに終始していました。
しかし一転、ミッドクレジットシーンではスパイダーマンへの打倒にバルチャーとの共闘。
ナゼ?
その経緯はおそらく、今後何かしらで語られるはずです。
そもそも、マルチバースでMCUからいきなりこっちの世界にやってきて、何故エイドリアン・トゥームスがバルチャーの装備を整えられているのか…
そもそも、この世界にスパイダーマンはいるのか…
壁画などでその存在は明らかになっていますが、果たしてスパイダーマンは本当にヒーローなのか…
全てにおいて、疑問が残るミッドクレジットシーンでした。
この経緯は、おそらくシニスター・シックス結成への布石で、今後この間の時系列のストーリーが埋まっていくものと考えられます。
モービウスとスパイダーマンとの因縁。
バルチャーがこの世界で、どの様にあの装置を手に入れられたのか…
ただ、それは映像としてなのか…
どこかの作品のセリフとしてだけなのかはわかりませんが、ユニバースとして、緻密に計算されているソニーとマーベルのことだから、やはり期待以上の期待をしてしまう所です。
おそらく、もしかすると今後はミッドクレジットシーンで、こういったユニバース関連のストーリーがちょこっと展開し、気が熟したところで大きな何かが投下される…
そんな期待を抱き、MCU同様にSSUも注目していきたいと筆者は思います。

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