映画【胸が鳴るのは君のせい】が2021年6月4日（金）に公開されます。
主演でイケメンでクールな高校生を演じるのは、ジャニーズjrの人気グループ「美 少年」の浮所飛貴さん。そしてヒロインは、最近注目度が上がっている若手女優の白石聖さんです。
まさに『美少年』の浮所くんが主演！キュンキュンすること間違いなさそうです！
本記事では、映画【胸が鳴るのは君のせい】の原作ネタバレと結末について納得できないという読者の感想について書いていきます。
映画【胸が鳴るのは君のせい】の概要
原作とスタッフ
少女漫画『ベツコミ』で2012年から2014年まで連載された紺野りささんの大人気コミックが映画化されました。なんと累計発行部数が250万部を突破しています！
監督は、この映画が初監督となる高橋洋人さんです。今まで【悼む人】や【春待つ僕ら】などの堤幸彦作品の助監督を務めてきました。脚本は、『ごくせん』シリーズや『1リットルの涙』などの脚本を手掛けてきた、横田理恵さんです。
あらすじ
篠原つかさ（白石聖）は、高校1年の3学期にクラスに転入してきたイケメンだがちょっと怖い、有馬隼人（浮所飛貴）に想いを寄せていた。そして、高校2年の最後の日に告白をするも、あえなく玉砕。だが新学期、変わらず友達として優しく接してくれる有馬につかさはますます惹かれていく。そして「フラれてもがんばる！」と宣言するが…
「片思い」を描いた珠玉の青春ラブストーリーです！
キャスト
- 有馬隼人：浮所飛貴（美 少年 / ジャニーズJr.）
- 篠原つかさ：白石聖
- 長谷部泰広：板垣瑞生
- 長谷部麻友：原菜乃華
- 酒井みどり：河村花
- 高岡俊樹：若林時英
- 星川弥生：箭内夢菜
- 金子圭祐：入江海斗
- 真野梨々子：浅川梨奈
- かき氷屋の大将：RED RICE（湘南乃風）
【胸が鳴るのは君のせい】の原作ネタバレ
フラれてもあきらめない！
篠原つかさ（白石聖）は中学３年生。2年生の時に転校してた同じクラスの有馬隼人（浮所飛貴）に恋している。有馬は学校で何かと仕事を任されて断れないつかさをいつも気にかけてくれる。友達からも「有馬は絶対つかさのこと好きだよね！」と言われていた。
中学卒業まで2週間。ついにつかさは有馬に告白するが、「つかさのことそういうふうに見たことない」とフラれてしまう。翌日学校に行くと教室の黒板に『篠原つかさは有馬に告白してフラれた！』と大きく書いてあった。それを見た有馬が、書いた犯人を殴ってしまい停学処分になる。犯人の生徒はつかさのことが好きで有馬を嫌いになればいいと思いそんなことをした。
つかさは有馬のやさしさを再確認する。有馬の家に行き本人に「あたしやっぱり有馬のことが好き。あきらめないから！」と宣言した。
そして卒業し、同じ高校で同じクラスになることができたつかさと有馬。
オリエンテーションキャンプでカレーが足りなくなった時も、有馬は助けてくれた。
夜に女子たちで男子の部屋に行き話していた時、有馬に元カノがいたことが分かる。先生が見回りにきて隠れるとき有馬がつかさを引っ張って覆いかぶさり同じ布団に隠れた。つかさの心臓は飛び出そうなくらい高鳴る。その一方部屋の外で、同級生の長谷部泰広（板垣瑞生）が「俺たち同じ高校だったみたい…」と誰かに電話していた。
遊園地のダブルデート
長谷部は中学で転校してくる前に有馬と同じクラスで、今は隣のクラスだ。そしてつかさと有馬に接近してくる。長谷部は有馬に、元カノ・長谷部麻友（原菜乃華）が有馬とよりを戻したがっているからデートをしてくれるよう頼む。それを聞いてしまったつかさは気になって当日有馬の家に見に行く。そこに長谷部もいて4人で遊園地でダブルデートすることになった。やっと二人になれたつかさと有馬。有馬から「好きになってくれてありがとう」と言われ、好きな気持ちが増すつかさ。そんな中、麻友が体調を崩し水を買ってきたつかさが、子供を助けようとして階段から落ちる。有馬は階段の上にいて、それを見てつかさに必死になって「大丈夫？助けられなくてごめん。」と謝る。
学校では長谷部は有馬のことを好きなつかさによく声をかけてからかっていた。有馬はそれを見て長谷部にやめるよう言うが、逆に「友達のくせに干渉するなんて卑怯だね」と言われてしまう。
そしてつかさたちの学校に麻友がやってくる。有馬に会うために来たが、つかさが声をかけ一緒にいたところにサッカーボールが飛んできた。その時有馬がとっさに麻友をかばう。つかさはやっぱり友達より元カノが大事なんだととてもショックを受ける。麻友は有馬によりを戻したいと言うが「償いはするが、もう気持ちはない。」とフラれてしまう。
その後つかさが有馬に「元カノのほうが大事だよね」と言うと、「俺が大事なのは麻友じゃない！」とつかさを壁に押し付けた。困惑しどうしたらいいか分からないつかさは、有馬を避けるようになり、お互い離れていった。しかしつかさは、有馬が先生につかさに仕事を頼みすぎないように言っているのを聞いてやっぱり好きだと思った。
夏休みの肝だめしで急接近
麻友がつかさの学校にリボンを忘れたため、それをつかさが預かり麻友の学校に返しに行った。麻友は嫌悪感を示すが、「あの助けられた日に私はフラれたんだよ」と言う。また有馬が何を考えているか分からなくなるつかさ。
有馬と和解できないまま夏休みに入り、クラスメイトで肝だめし大会が行われた。
差し入れのアイスを渡し一緒に食べたり、次第に近づいていく２人。肝だめしの途中で2人きりになるつかさと有馬。そこでつかさは今まで避けたことを謝る。有馬は麻友との間に何があったかを話す。
つきあっていた2人だったが、有馬の転校で「離れるなら今別れたい」と言う麻友に、「わかった」と言って離れた瞬間、麻友が貧血で倒れて植木鉢で首を切ってしまう。それから有馬は麻友を守れなかった自分を責めていた。
「言いづらいこと話してくれてありがとう」と言うつかさを抱きしめ、「つかさ、俺…」と言った瞬間に花火が上がり、その後が聞けなかった。
突然のキスと有馬の告白
学校が始まり、有馬から一緒に帰る？と誘われウキウキするつかさ。途中で迷子の男の子を家まで送っていくことにするがつかさが眠ってしまい、いなくなってしまう。動揺するつかさに有馬は「大丈夫！必ずみつかるから」と言葉をかける。結局男の子はみつかり、いつも安心されてくれる有馬にまたキュンとするつかさ。
そんな中、学校で長谷部がケガをしているのを見つけて手当してあげるつかさ。長谷部は一緒にいた女の子の彼に殴られた。そこで長谷部が自分の話をしたり、すこしずつ仲良くなっていた2人だった。「ケガをするのだけは気を付けてよ。痛い思いしてほしくないもん」と言うつかさに惹かれていく長谷部。
長谷部からお祭りがあることを聞き有馬を誘うつかさ。「その時に話したいことがある」と有馬から言われ期待する。
お祭り当日、浴衣を着て2人でのデート。一緒にかき氷を食べたりゲームしたり楽しかった。たまたま2人が離れた時に長谷部と偶然会うつかさ。そこで長谷部にキスされてしまう。困惑し泣きながら帰り、有馬には『体調悪くなったから帰るね。』とメールした。
翌日、つかさは本当に体調が悪くなり学校を早退した。公園のブランコで座っていると有馬が来る。心配してサボって見に来てくれたのだ。そこで有馬は昨日できなかった告白をする。
「俺つかさが好きだ。麻友のことがあってから自身なかったけど初夏くらいからつかさを意識してた。今さら遅いかもしれないけど…でも好きなんだ」
やっと両想いになれた。こんな幸せなことないのに泣くつかさ。有馬が触ろうとしてきた手をとっさに払ってしまう。長谷部のことを思い出して怖かった。
「もう遅いか…でもこんなことであきらめないから。今度は俺がつかさを追いかける」
そう宣言する有馬。
翌日の朝、有馬が待っていて一緒に登校する2人。近づいてくれる有馬に舞い上がるつかさ。このままではだめだと「ちゃんと返事するからもう少し待ってて」と有馬に伝える。
念願の両想い
長谷部のことを伝えるまでつきあえないと思うつかさ。あれから長谷部とはギクシャクしていて有馬は2人に何かあったと感じていた。
そんな中、文化祭がありつかさは『キャンプファイアで告白して付き合ったカップルは永遠に結ばれる』というジンクスを聞く。
キャンプファイアが始まるころ、長谷部と教室で会い、「話を聞いてくれるまで教室から出さない。」と閉じ込められるつかさ。そこで長谷部からキスをしたことの謝罪と告白をされる。つかさは「俺のことを好きになってくれよ！」と必死に訴える長谷部が、笑いながらもいつも自分を助けてくれたことを思い出すが、つかさへの気持ちは変わらないことを伝え「ごめんね…」と言った。「もう少し一緒にいて」と言われ少し話す2人。そこへつかさを探していた有馬が入ってくる。長谷部につっかかる有馬に「違う！」と訴えるつかさだったが、長谷部は「有馬くん遅かったね。だからつかさちゃんを俺に持っていかれるんだよ」と言って去っていた。つかさは弁解するが、有馬はつかさを抱きしめ「俺おかしくなる」と言って離れていった。有馬を苦しめていると思うつかさ。そこから必死に有馬を探し、長谷部にキスされたことを伝える。肝心な時につかさを守れない自分に怒る有馬だが、今度は自分からつかさにキスをした。
LINEを交換した2人はたくさんのやりとりをして、有馬とキスしたことにウキウキするつかさ。
翌日学校で長谷部と自然に友達として話すことができてほっとするつかさだったが、それを有馬は複雑な顔で見ていた。
すれ違う2人
ある日、学校でほかの女子が自分と有馬が付き合っていたらショックだと話しているのを聞くつかさ。こういう陰口は仕方ないと思いつつ、有馬と学校から一緒に帰る途中その女子たちに見られそうになりとっさに隠れてしまう。有馬は「バレるの嫌？無理しなくていいよ？」と言うがつかさは「あたしもっとがんばる」と言う。ツーショットを待ち受けに撮りたいと言うつかさ。「キスする？」と冗談を言う有馬。そこへ母からのメールでつかさは帰ることに。「じゃあキスは延期ね。」と言うつかさに「違う！ツーショットが延期」と言ってキスする有馬。また心臓が高鳴りキュンとするつかさだった。
後日、待ち受けは母校の中学校で撮ろうと有馬が言うので2人で中学に忍び込んだ。教室に入ろうとすると黒板に大きな字が書いてあり、つかさは少し動揺する。中学の時告白した翌日のことを思い出した。有馬はそれに気づき教室ではなく中庭で写真を撮った。先生に見つかりそうになり木の陰に隠れてハグをした。お互いの心臓の音が聞こえてきた。
翌日学校で、有馬を迎えに行くとクラスメイトと話していた。「お前らやっぱり付き合ってんじゃねえの？」と聞かれ「付き合ってねえよ。」と答える有馬。それにつかさはショックを受けた。別の日に「有馬は付き合ってること隠したいタイプ？」と聞くと「俺は言いふらしたいタイプ」と言う。それを聞いてなぜ有馬が嘘をついたのかわからず泣くつかさ。そこへ長谷部が来て優しくしてくれる。それを見てまた有馬が嫉妬し、喧嘩になる2人。せっかく付き合ったのにすれ違っていた。
年越しパーティー
そして話せないまま冬休みに入ってしまった。
みどり（河村花）が落ち込むつかさを見て年越しパーティーを計画してくれた。高岡（若林時英)がカラオケを仕切り盛り上げる。そこで2人きりになるつかさと有馬。つかさはいつも通り話せてると安心するが、友達から呼ばれて行こうとする有馬を引き留めようとコートの裾を引っ張ると振り払われてしまう。もう頑張れないと思ったつかさは走ってその場から逃げた。有馬が追いかけてくるが「嫌いになったとか言うんでしょ？触られるまでいやになったなんて聞けない！」と泣きながら言うつかさ。有馬が追いつきつかさを抱きしめる。
「つかさに対しては自信ないから怖がらせたくないし、どう接していいかずっと迷ってた。長谷部に死ぬほど嫉妬してただけ」
「有馬でも嫉妬するの？やきもちはあたしだけがやくものだと思ってたから…」
「それってずるくない？俺こんなにつかさのこと好きなのに」
クラスの人に付き合ってないと言ってるの見て疑ったことを謝るつかさ。それはつかさがみんなにバレることがトラウマになってると思った有馬のやさしさだった。誤解が解けた2人。
そこに除夜の鐘がなる…
「今年中に仲直りできてよかったな…どうせなら確実に仲直りしときたくね？」と言って有馬はつかさにキスをした。
来年もこれからずっと『あたしの胸は君のせいで鳴りやまないんだろう』と思うつかさだった。
どうしてこんな結末に…納得できない読者多数？
ここまで【胸が鳴るのは君のせい】の原作ネタバレを紹介してきましたがいかがでしたか？
つかさと有馬がお互いを思う気持ちや、ぶっきらぼうでも優しい有馬と一途なつかさのキャラがとても好きになりました。そして長谷部くんの切ない思いも共感できました。
ただレビュー見ると、特に大人には物足りなったようです。結末があっさりしすぎて納得できないという意見もありました。筆者も中学や高校時代に読んでいたらもっとキュンキュンできただろうなーと思います。歳を感じてしまいます…（笑）
大人になってからの2人がどうなったか、続編も見たいです！
絵も綺麗で、話も丁寧だったのにラストどうしてしまったんだと拍子抜けした。
どんな結末なのか、映画館で確かめましょう！