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映画【夏への扉】のキャストとあらすじ。原作との違いは?主題歌はLiSAの書き下ろし!

夏への扉

2021年2月19日に、映画『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』が公開されます。(公開延期)
名作SF小説の世界初の映画化ということで、いやが上にも期待が高まります。
主人公・宗一郎はどんな未来をつかむのでしょうか。
本記事では映画『夏への扉』のキャストや監督、あらすじ、原作との違い、注目ポイント、LiSAさんの主題歌についてご紹介します。

原作は1956年にアメリカで発表されたタイムトラベル小説「夏への扉」(著:ロバート・A・ハインライン)。60年に渡り世界中で愛されてきて『バック・トゥ・ザ・フューチャー』など、多くのハリウッド映画に大きな影響を与えた伝説の小説です。
本作は小説「夏への扉」の世界初の映画化で、舞台をアメリカから日本へ移して再構築されました。時を越える壮大な冒険を描いた作品です。

映画『夏への扉』のキャスト、監督は?

キャスト

山﨑賢人:高倉宗一郎

山﨑賢人

山﨑賢人さんは多数の話題作に出演されていますね。
興行収入57億円超えで続編が決定している『キングダム』で演じた主人公・信がとっても印象的でした。
戦災孤児でありながらも、大将軍になるという夢を追いかけて前に進み続ける信の、熱くまっすぐな思いに胸を打たれました。
この映画では罠にはめられ、冷凍睡眠させられてしまう科学者・高倉宗一郎を演じています。予告編を見ただけでも表現力豊かな演技に魅了されます。

清原果耶:松下璃子

清原果耶

清原果耶さんは爽やかで透明感のある雰囲気がステキですね。
2021年の連続テレビ小説「おかえりモネ」のヒロインに決まっています。
映画では『砕け散るところを見せてあげる』や『護られなかった者たちへ』などの待機作品もあり、今後ますます活躍してくれそうです。
三木孝浩監督作品としては『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』以来、2作品目の出演です。
この映画では宗一郎の育ての親である松下の高校生の娘・璃子を演じています。宗一郎を慕う、芯が強くて純粋な璃子は清原果耶さんにピッタリの役柄だと思います。

藤木直人:ヒューマノイドロボット(ピート)

藤木直人

映画出演は『花より男子』でのデビューから『ホタルノヒカリ』や『ラストコップ THE MOVIE』など。テレビドラマにも多数出演されています。
テレビでレギュラーパーソナリティーを務めたり、ミュージシャンとしての活動も積極的です。
この映画では冷凍睡眠から目覚めた宗一郎に協力するロボットを演じます。これまでさまざまな作品に出演されてきた藤木直人さんでも、ロボット役は初めてです。難しい役どころですが、整った顔立ちや細身のスタイルが生かされていると思います。

その他の個性派キャスト陣

夏菜 白石鈴 宗一郎の婚約者
眞島秀和 松下和人 宗一郎の会社の共同経営者
浜野健太 坪井剛太 2025年で宗一郎にヒントを与える科学者
田口トモロヲ 遠井教授 2025年で宗一郎を待っていた物理学者
原田泰造 佐藤太郎 謎の男
高梨 臨 佐藤みどり 佐藤太郎の妻

田口トモロヲさんなどの個性的なキャスト陣が脇を固めます。ストーリーに深みを与えてくれそう。

監督

三木孝浩さん。
多数のミュージックビデオを監督し、カンヌ国際広告祭2009 メディア部門金賞などの受賞歴あり。
長編監督デビューは2010年の映画『ソラニン』。
その後『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016)、『フォルトゥナの瞳』(2019)『きみの瞳が問いかけている』(2020)などのヒット作品を生み出してきました。
さわやかな恋愛や感動、繊細かつ美しい映像表現で好評を得ています。
筆者は、もどかしくて切ない恋愛を描いた『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』が特に好きです。
老若男女みんなで楽しめるエンタテイメント作品を目指したという、本作『夏への扉』でも感動させてくれるだろうと期待します。

映画『夏への扉』のあらすじ

1995年の東京。科学者の高倉宗一郎は将来を期待されながら亡き養父の松下の会社で研究に打ち込んでいた。幼少期に家族を失った宗一郎にとっては、愛猫のピートと松下の娘・璃子が家族同然だった。
ある日、研究の完成まであと一歩というところで罠にはめられた宗一郎は、強制的に冷凍睡眠させられてしまう。
宗一郎が目を覚ましたのは2025年の東京。30年後だった。
研究成果、愛猫のピート、すべてが失われていた。さらには璃子が亡くなったことを知り衝撃を受ける。
しかし、宗一郎はピートと名乗るヒューマノイドロボットの力を借りて、タイムトラベルで未来を変えることを決意する。黒幕を追い、そして璃子を救うために。

映画『夏への扉』原作との違い、注目ポイント

  • 舞台がアメリカから日本・東京に移っています。
  • 時代は原作では1970年から2000年ですが、この映画では1995年から2025年です。宗一郎が訪れる未来はどんな世界でしょうか。
  • 原作ではロボット開発が専門の宗一郎ですが、映画ではどうやらロボット開発だけでなく、プラズマ蓄電池の研究もしているようです。これはストーリー展開に大きくかかわってくると思われます。
  • ヒロインが原作では11歳、映画では高校生。宗一郎との恋愛関係を描くなら、映画の設定のほうがリアルに感じられそう。
  • 映画には愛猫ピートと同じ名前のヒューマノイドロボットが登場します。彼らの関連性は?愛猫のピートはどこへ?そして、予告編でロボットのピートに感情が芽生えたような印象を受けるシーンがあります。これが宗一郎にどんな影響をもたらすのか?

映画『夏への扉』の主題歌「サプライズ」はLiSAさんの書き下ろし!

主題歌 「サプライズ」 LiSA

作詞:LiSA
作曲・編曲:高橋浩一郎
リリース日:未定(2021年1月5日現在)

LiSA

TVアニメ「鬼滅の刃」のオープニングテーマ「紅蓮華」、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌「炎(ほむら)」などが大ヒット中のLiSAさん。2020年末には「炎」が日本レコード大賞に輝き、「NHK紅白歌合戦」へ2年連続出場。2021年1月にはNEWシングル「dawn」のリリースも決定しているなど、精力的な活動が続きます。
LiSAさんが実写映画の主題歌を担当するのは今回が初めてです。しかもLiSAさん自らの書き下ろしです。予告編の映像と共に流れる「サプライズ」の力強くも優しい歌声に聞きほれてしまいました。
LiSAさんは以下のようにコメントされています。

時を越えて、世界中で愛されてきた小説が映画化されるという機会に、主題歌を担当させていただけることを嬉しく思います。
予期せぬ今日に臆病になったり、それでもやっぱり未来を信じたくなったり。
そばにあるものの大切さと尊さを感じることができる私たちの心に、予想を超えて寄り添える”サプライズ”のような歌になればと願います。
引用元:公式HP

まとめ

映画『夏への扉』のキャストや監督、あらすじ、原作との違い、注目ポイント、LiSAさんの書き下ろし主題歌「サプライズ」についてご紹介しました。
冷凍睡眠、タイムトラベルと聞くとワクワクしますね。「扉」は開いたのか、宗一郎は璃子を救えたのか?原作にはない世界も見せてくれそうです。

画像出典:公式HP (アイキャッチ画像含む)

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