【新感覚なおすすめ映画15選】映画の世界に新風を巻き起こす!

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ピエロがお前を嘲笑う劇中画像
出典元:IMDb

※1/12更新!近年、これまでの映画の世界にはなかった発想で作られる、新ジャンルともいえる映画が存在します。
年々そんな新感覚な映画が増えてきており、配信が台頭し衰退の危機が囁かれる映画業界においても、次なる芽はしっかりと育ってきています。
そんな次なる旗手によって生み出される、新感覚なおすすめ映画をピックアップしました!

(1)『search/サーチ』

原題:Searching
監督:アニーシュ・チャガンティ
出演:ジョン・チョー、デブラ・メッシング、ミシェル・ラー
公開:2018年10月26日
時間:102分
配信:NETFLIXほか

新たな時代の到来を感じさせる作品

PC画面だけで展開する映画は、これまでにも製作されていますが、そのアイデアを用いてしっかり映画として見事な展開を見せ、大きな話題となっていた映画『search/サーチ』。
単純にアイデアだけで魅せるのではなく、しっかり物語の構成なども秀逸でした。
例えば、冒頭の主人公家族に何が起きていたのか、それをオープニングだけで端的に説明する方法など、素晴らしいアイデアが随所に散りばめられていて、限られた環境ではなく、映画として新しい手法を見せ付けています。
まさしく新たな可能性を感じさせている作品です。

(2)『透明人間』

原題:The Invisible Man
監督:リー・ワネル
出演:エリザベス・モス、オリヴァー・ジャクソン=コーエン、オルディス・ホッジ、ストーム・リード
公開:2020年7月10日
時間:124分
配信:最新作

古典作品の現代的リメイクは、今後のトレンドになるかも!

本来ならば、ダーク・ユニバースとしてユニバーサルが所有する過去のホラー映画などに登場する名作を同じ世界観でリメイクしていく企画の一環として、ジョニー・デップ主演で計画されていた映画『透明人間』。
しかしその1作目であるミイラのリメイクである『The Mummy』が失敗し、ダーク・ユニバース自体の企画が頓挫し、『透明人間』の企画だけが宙ぶらりんに。
そして、その映画化権をジェイソン・ブラム擁するブラムハウス・プロダクションズが引き継いだのが本作。
監督には『ソウ』のリー・ワネル、主演にエリザベス・モスが務め、過去の古典的作品を見事に現代劇としてリメイクし、新たな息吹を感じさせています。
今後、こういった過去作のリメイクというのが主流になる新たなムーブメントの誕生を予感させる映画になっています。

(3)『ピエロがお前を嘲笑う』

原題:Who Am I – Kein System ist sicher
監督:バラン・ボー・オダー
出演:トム・シリング、エリアス・ムバレク、ヴォータン・ヴィルケ・メーリング、アントニオ・モノー・Jr、ハンナー・ヘルツシュプルンク
公開:2015年9月12日
時間:106分
配信:U-NEXT【映画】ほか

マインド・ファック・ムービー

ドイツ産のクライム・サスペンスで、世界中で絶賛されたた大どんでん返しが秀逸すぎる作品『ピエロがお前を嘲笑う』。
監督のバラン・ボー・オダーは、NETFLIXで世界中で大絶賛を浴びているドラマ作品『ダーク』の全エピソードを監督している人物。
今後さらなる活躍を遂げるであろうクリエイターです。
ハッカーを題材とした映画で、展開的には自首した主人公がこれまでの経緯を語っていくという形で進行していくストーリー。
最後に待つカラクリを見抜くことができるのか…
脳内をフル回転させながら、この映画を見ても、え?となること間違いなし!のサプライズ満点の初見殺し的な作品です。

(4)『クワイエット・プレイス』

原題:A Quiet Place
監督:ジョン・クラシンスキー
出演:エミリー・ブラント、ジョン・クラシンスキー、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュプ
公開:2018年9月28日
時間:90分
配信:Amazonプライムビデオほか

音を発さない、逆転の発想!

数年前まで、大作映画といえば大掛かりなアクション、ド派手な爆発、破壊いかにして迫力を増して魅せるか…
というのが当然でした。
しかし本作では、その典型ともいえるような内容であるにもかかわらず、見事に低予算で済ますという見事なアイデアがたくさん詰め込まれた作品で、ハリウッドを筆頭に大絶賛を浴びた作品です。
この作品がきっかけで、ハリウッドでは大きな転換を持たせずに、小さな舞台の中でもしっかり魅せるということが主流になっていった気がします。
それまでは、侵略ものといえば外国だったりに移動したりして、とにかく無駄に派手なアクション要素があったりしていました。
しかし、移動などせずしてもアイデアだけで展開させ、更にはしゃべることが出来ないという、劇場内に静寂を作ることで、より緊張感を増させるというこれまでに無かったギミックを追加させたのです。
これ以降、こういった縛りを設けるなんて傾向が増えいくきっかけを作ったともいえる作品。

(5)『アンフレンデッド』

原題:Unfriended
監督:レヴァン・ガブリアーゼ
出演:シェリー・ヘニッヒ、モーゼス・ジェイコブ・ストーム、レニー・オルステッド
公開:2016年7月30日
時間:83分
配信:dTVほか

PC画面上だけで展開するホラー

映画『search/サーチ』以前に、PC画面上だけで展開するという映画を作っていたのが、この『アンフレンデッド』。
しかしこの作品は、映画『search/サーチ』のように豊富なアイデアというよりは、PC画面という縛りの中だけで描いた…
というアイデア勝負の、典型的な低予算映画という感じでした。
事実ミキサーに手を突っ込んで死なせるなど、チープなものが散見していたのも特徴。
しかしそれでもホラーというジャンルにしたことで、恐怖を煽ることでそれを成立させていたのは秀逸な部分です。
物語は過去にいじめで自殺させてしまっていた女の子の存在、その自殺の原因となった事件の真相をスカイプで探っていくスリラー作品。

(6)『アンフレンデッド:ダークウェブ』

原題:Unfriended: Dark Web
監督:スティーヴン・サスコ
出演:コリン・ウッデル、ベティ・ガブリエル、レベッカ・リッテンハウス、アンドリュー・リース
公開:2019年3月1日
時間:93分
配信:Amazonプライムビデオほか

続編として、違うベクトルで製作!

映画『アンフレンデッド』の続編という位置にある作品ですが、そのじつ、設定だけで内容的には何にも繋がりはない本作。
だからこそ今回は縛りとしてではなく、より大きな展開を見せスリリングな展開が肝となっているのも特徴。
前作は、完全なホラーであったものの、今回はどちらかといえばホラー要素が強いサイコ・サスペンス的な作品。
本当に怖いのは、見えない存在ではなく人であること。
そんなことを感じさせる、不条理ホラー。

(7)『THE GUILTY/ギルティ』

原題:Den skyldige
監督:グスタフ・モーラー
出演:ヤコブ・セーダーグレン、イェシカ・ディナウエ、ヨハン・オルセン、オマール・シャガウィー
公開:2019年2月22日
時間:85分
配信:TSUTAYA TVほか

音だけで展開する、秀逸ミステリー!

映画『search/サーチ』の少し後に日本では劇場公開され、見事なアイデアに絶賛を集めた作品、『THE GUILTY/ギルティ』。
緊急コールセンターを舞台に、かかってきた電話のやり取りだけでまさかの展開へとなだれ込む、見事すぎるクライム・サスペンス。
電話の声という特性を使った、ラストのカラクリは騙されること間違いなし!

(8)『ミッドサマー』

原題:Midsommar
監督:アリ・アスター
出演:フローレンス・ピュー、ジャック・レイナー、ウィル・ポーター、ウィリアム・ジャクソン・ハーバー、ヴィルヘルム・ブロングレン
公開:2020年2月21日
時間:148分
配信:各種レンタル

新ジャンル!フェスティバル・ホラー!

良質な作品を世に送り出し、近年注目を集め続ける映画スタジオA24が世界に衝撃を与えた新感覚ホラーとなった『ミッドサマー』。
ホラー映画といえば、暗くて、どこから来るか分からなくて、ダークなトーンが定石で、それが当たり前のものでした。
真っ暗ならば、より想像をかき立てられ、クリエイターたちはその想像を超えて魅せるというのがこれまでのホラー映画であり、それが当たり前のものだったのです。
しかしそのホラー映画の概念を、真っ向から覆したのが、本作『ミッドサマー』であり、監督アリ・アスター。
明るく華やか、人の優しさ。
ホラーのイメージの真反対にある者、そこに狂気を見出し見事な手腕で演出しています。
これぞ、新感覚ホラー!

(9)『ゲット・アウト』

原題:Get out
監督:ジョーダン・ピール
出演:ダニエル・カルーヤ、アリソン・ウィリアムズ、ブラッドリー・ウィットフォード、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、スティーヴン・ルート、キース・スタンフィールド、キャサリン・キーナー
公開:2017年10月27日
時間:103分
配信:dTVほか

コメディアンが監督し、ホラーに新たな息吹を!

本作の監督、ジョーダン・ピールは、映画の作り手としては見事なホラーを作り出し、世界的にも評価されている映画監督のひとりです。
しかし、ジョーダン・ピールは演者としても活動しており、その場合、彼はコメディアンなのです。
キーガン=マイケル・キーと共に、キー&ピールというコンビも結成しアメリカを中心にコメディで活躍しています。
しかし、そんなジョーダン・ピールがひと度映画の現場に立つと、そこはコメディではなくホラーになるのです。
しかも彼のホラーは、ワッと驚くような物ではなく、内臓の奥深くからグワグワッと気味悪さがこみ上げてくるような、これまでのアメリカ映画には無かったような新感覚な物でした。
コメディアンがまさか、こんな見事なホラーを作るなんて誰が想像したでしょうか。
現在ジョーダン・ピールが放つ次なるホラーは、『キャンディマン』。
この作品は製作と脚本を務め監督は別の人物にメガホンを委ねています。
そのジョーダン・ピールの伝説の始まり、『ゲット・アウト』はまさしく新感覚ホラーの始まりを告げるきっかけといえる。
主演は、ダニエル・カルーヤ。
白人の彼女の実家に行く黒人男性を主人公に、その実家で不可解なことが起こり始めるというサイコ・ホラー。

(10)『ハッピー・デス・デイ』

原題:Happy Death Day
監督:クリストファー・B・ランドン
出演:ジェシカ・ローテ 、イズラエル・ブルサード、ルビー・モディーン、レイチェル・マシューズ 、フィー・ヴ
公開:2019年6月28日
時間:96分
配信:Amazonプライムビデオほか

ホラー×コメディで、新たなブームを形成!

現代のホラー映画において欠かせない制作会社は、ブラムハウス・プロダクションズ。
近年話題になるホラー映画において、そのほとんどがこの会社が製作に携わっているといっても過言ではありません。
そしてそのほとんどがホラーですが、その中でも異質となるのが、この『ハッピー・デス・デイ』。
現在、シリーズ3作目の計画も明らかにされたシリーズ1作目となる2017年にアメリカで公開された映画です。
本作は単なるホラーではなく、タイムループというSF要素を取り入れ、尚且つコメディ色が非常に強いホラー映画だということ。
単なる怖いだけのホラーじゃない事も、素晴らしく評価の高い点です。
本作は、殺されると毎回同じ場所に戻されてしまう主人公の女の子が、そのタイムループから抜け出すために何度も殺され、成長を遂げていく物語。
現在クリストファー・B・ランドンは、新たなホラー・コメディ、『フリーキー』を製作中。
先日予告編も公開され、『ハッピー・デス・デイ』を超えられるのか、期待を背負っています。

(11)アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

原題:Avengers: Infinity War
監督:アンソニー&ジョー・ルッソ
出演:ロバート・ダウニー・Jr、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン、ドン・チードル、ベネディクト・カンバーバッチ、トム・ホランド、チャドウィック・ボーズマン、ゾーイ・サルダナ、カレン・ギラン
公開:2019年4月27日
時間:149分
配信:ディズニー・プラス

ヒーロー映画の概念を変えた作品

MCUの第19作品目として2019年に公開した作品『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。
この映画を、今までのマーベル映画としての視点で観た場合、ヒーローが完全敗北を喫する作品です。
しかしヒーローが敗北する映画はこれまでにも、存在しています。
最たる例としては、三部作シリーズの2作目では、ヒーローが敗北する姿が描かれています。
『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』など。
しかしこの『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、視点を変えると、ちがった側面に切り替わる得意な構造をしている作品なのです。
それは、本来ならばヴィランとして描かれているサノスの視点です。
サノスを主人公としてこの映画を観た場合、ヒーローが完全敗北する映画ではなく、強い意志のもと己の深淵を貫いたあくなき精神を持つ男のの物語へと変わります。
こんな映画、今まで体感したことがない、斬新なもの。
是非とも、この作品をサノスを主人公だと思って見てみてください。
すると、サノスが最後にみせた、あの表情の秘密を知ることができます。

(12)スパイダーマン:スパイダーバース

原題:Spider-Man: Into the Spider-Verse
監督:ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン
出演:シャメイク・ムーア、ジェイク・ジョンソン、ヘイリー・スタインフェルド、マハーシャラ・アリ、ブライアン・タイリー・ヘンリー、リリー・トムリン、ルナ・ローレン・ベレス、ジョン・ムレイニー、キミコ・グレンニ、コラス・ケイジ、リーヴ・シュレイバー
公開:2019年3月8日
時間:117分
配信:NETFLIXほか

アニメに新たな描き方を見出した作品

これまで、アメリカ映画においてアニメ作品といえばピクサーなどディズニーやミニオンなど、ファミリー向けに作られたものばかりでした。
それが軒並み高い評価を得ているので、あえて切り込むジャンルではないともされてきたものでした。
その中で、近年稀に見る高評価を獲得し絶賛を受けたアニメ映画、それがこの『スパイダーマン:スパイダーバース』です。
高評価に至った大きな理由は、アメコミです。
アメコミの世界観、アメコミならではの表現を、映画の中にそのまま落とし込んだこと。
このアニメ作品は、アメリカだからこそ生み出せたもので、アメリカの文化をそのまま反映させた映画なのです。
そして、アメコミ好きならば、唸るほどにその表現は圧巻で、アニメ映画の新しいジャンルを開拓したものと言っても過言ではありません。
アニメーションとしては、世界でもトップにある日本でも、『スパイダーマン:スパイダーバース』の類似作品は生み出せないでしょう。
これぞアメリカのアニメであり、アメリカ映画、それをまざまざと見せつけた作品なのです!

(13)1917 命をかけた伝令

原題:1917
監督:サム・メンデス
出演:ジョージ・マッケイ、ディーン=チャールズ・チャップマン、マーク・ストロング、アンドリュー・スコット、リチャード・マッデン、クレア・デュバーク、コリン・ファース、ベネディクト・カンバーバッチ
公開:2020年2月14日
時間:119分
配信:Amazonプライムビデオほか

脅威のワン・カット・ムービー

ワン・カットという触れ込みで、公開当時脅威的な評価を獲得した本作。
もちろん、本当にワン・カットで撮影された訳ではなく、そういうふうに見える様に編集されたもの。
しかし、観客が実際に登場人物の視点で見ることができる様に、最大限の配慮がなされて制作された作品です。
主人公は2人いるのですが、映像への没入感を高めるため、無名の若手俳優を起用。
製作費に1億円と言われており、これだけ多くの予算を費やされている大作映画では異例とも言える抜擢。
それだけワンカットで魅せる、という手法にこだわりを持って製作された、サム・メンデス監督渾身の一作!
ハリウッド規模で、こだわりにこだわって作られたワンカット作品は、他に類を見ない新感覚な作品と言えるでしょう!

(14)プラットフォーム

原題:El hoyo
監督:ガルダー・ガステル=ウルティア
出演:イバン・マサゲ、アントニア・サン・フアン
公開:2021年1月29日
時間:94分
配信:未定

こんなの見た事がない!脅威のシチュエーション・スリラー

縦に伸びた高い塔の中にいる登場人物たち。
真ん中に穴が空いた部屋。
そこには、プラットフォームが上から降りてくる。
そのプラットフォームには、食事があるだけ。
主人公ゴレンは、48階層にいた。
持ち込めるものはひとつだけ。
1ヶ月で自分がいる階層が入れ替わる。
翌月、ゴレンは171階層にいた。
しかも何故かベッドに縛り付けられていた…
絶体絶命!ゴレンは生き延びる事ができるのか!?
スペインのSFスリラーで、数あるシチュエーション・ホラーの中でも異色とも言えるストーリーが展開していく…
他に類を見ないシチュエーションに、人間の狂気を描いていく…
日本では、2021年1月末公開。

(15)ズーム/見えない参加者

原題:Host
監督:ロブ・サヴェッジ
出演:ヘイリー・ビショップ、ジェマ・ムーア、エマ・ルイーズ・ウェッブ、ラディーナ・ドランドヴァ、キャロライン・ウォード、エドワード・リナード
公開:2021年1月15日
時間:68分
配信:未定

全編ズームで製作された、降霊術の模様を捉えたモキュメンタリー

日本では、ズームで製作されたドラマなど、2020年後半には、こう言った作品が多く発表され、いち早く時代の変化を感じさせました。
そして、世界の映画界でもその動きは当然の様にあり、ついに全編ズームで製作された映画が公開になります。
本記事では、すでに『search/サーチ』や『アンフレンデッド』で、同様にPC画面上で展開する映画は紹介していますが、ZOOMというのがなんとも2020年以降の作品らしいもの。
本作はイギリス映画で、監督のロブ・サヴェッジの短編作品を基に製作されました。
ZOOMでのやりとりの中で、屋根裏部屋の奇妙な音を調査するというもの。
そこから展開していく、出来事をより映画らしいものに変えていったというのが本作です。

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