【望み】の原作ネタバレ!メインビジュアルがあの映画と完全一致!!

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映画望み

画像出典:映画.com

読者満足度100%という雫井脩介の小説の映画化作品が、10月に公開されます。
原作の小説は2016年に第7回山田風太郎賞候補になった人気作品です。

ごく普通の家族が抱えてしまった問題に立ち向かう姿と、過酷な真実を描いたもの。
家族のひとりひとりが望んだ事は?
そして突き付けられた真実とは何か?!

この映画のスタッフやキャスト・あらすじ・話題になっている”あの映画”との類似点についてもみていきたいと思います。

映画【望み】はどんな作品?!

この作品は『犯人に告ぐ』『検察側の証人』で”このミステリーがすごい!”にランクインした雫井脩介の書籍の映画化作品です。(両作品とも映画化されています。)
映像化された作品は他にも映画【クローズド・ノート】ドラマ【火の粉】【仮面同窓会】などがあります。

また【TRICK】【SPEC】シリーズや【明日の記憶】【12人の死にたい子どもたち】で知られる堤幸彦監督がメガホンを取ります。

映画化作品が多く人気小説家の雫井脩介原作で堤監督の作品となると、素晴らしい化学反応を期待出来そうですね!

映画【望み】の作品情報

    出典:望み公式サイト

  • 監督:堤幸彦
  • 原作:雫井脩介
  • 脚本:奥寺佐渡子
  • 主題歌:森山直太朗「落日」
  • 出演:堤真一、石田ゆり子、岡田健史、清原果耶、三浦貴大、松田翔太、市毛良枝、加藤雅也、竜雷太
  • 公開予定:2020年10月9日
  • 時間:108分
  • 制作:日本

映画【望み】のキャストは?

映画望みキャスト

画像出典:映画.com

本作のキャストは安定感のあるベテラン俳優と今旬な若手俳優が作品の緊迫感を盛り上げています。では映画【望み】のキャストを紹介していきたいと思います。

  • 石川一登:堤真一
  • 石川喜代美:石田ゆり子
  • 石川規士:岡田健史
  • 石川雅:清原果耶
  • 警部補・寺沼俊嗣:加藤雅也
  • 喜代美の母・織田扶美子:市毛良枝
  • 週刊ジャポン記者・内藤重彦:松田翔太
  • 高山建設社長・高山毅:竜雷太
  • 三浦貴大
  • 早織
  • 西尾まり
  • 平原テツ
  • 渡辺哲

原作ネタバレ!

映画望み原作本

画像出典:角川文庫

建築士の石川一登(かずと)は埼玉県の戸沢市で、校正者の妻・貴代美と高校1年生の息子・規士(ただし)と中学3年生の娘・雅と自身がデザインした邸宅で幸せに暮らしていた。
ある日が来るまでは。

規士はサッカー選手を目指していたが、怪我をしてしまいサッカーを辞める事になった。
それから夜遊びをするようになり、時折顔にアザを作って帰って来た。
妹の雅は高校受験を控え、一流校への入学を目標に塾通いをしていた。
一登は刹那的な時間の過ごし方をしている規士に、将来の事を考えるよう諭した。
貴代美は規士を信じて見守る事にした。

規士が消えた夜

ところが、ある日規士の部屋からナイフを見つける貴代美。
一登が顔のアザの事やナイフを持っていた理由を聞いても規士は答えなかった。
ナイフは、一登が預かる事に。

ある土曜の夜に規士が出かけて行き、翌日になっても帰らなかった。
そして、規士との連絡が一切取れなくなってしまう。

夜になると、車のトランクから10代の少年の遺体が見つかるというニュースが流れて来た。
一登も貴代美も不安を募らせた。
遺体には激しい暴行を加えられた跡があり、昨夜から今日にかけて亡くなった可能性が高い。
身体の特徴から高校生くらいの少年だろうと警察が報じた。まさか規士が?!

石川家が失った普通の生活

一登は規士が事件に関わっているのではないか?と思い戸沢警察署に電話で相談した。
だが、警察は規士の行方不明に事件性が認められない為、何もしてくれなかった。

その翌朝、新聞に事件の被害者の身元が明かされていた。
その名は、倉橋与志彦。高校1年。
死亡した少年が規士ではなかった事にホッとする石川夫妻。

その日、戸沢署の警察官が昨日の電話の内容の確認をしに来た。
そして、規士の交友関係についても尋ねて来た。
規士と事件の関係については言えないが、被害者と規士には交友関係があると告げる。
少年たちのグループで争いがあり、何人かの少年が行方不明になっているという。

妹の雅は規士が加害者だったら自分の未来が失われるのではないか?と不安になる。
貴代美は、規士が加害者なのではないか?と思い始める。
そんな時、ジャーナリストの内藤が倉橋与志彦の事を聞きに石川家に取材に来た。
貴代美は倉橋と規士が同じサッカークラブにいた事と、行方がわからない少年が規士を含めると3人だと知る。
だが、事件現場から逃げる所を目撃された少年は2人しかいなかった。

その日から石川家の前にマスコミが押しかけて来て、電話とインターホンが鳴り止まない状態になる。石川家の”普通の生活”は壊れていった。
同じ日に一登の取引先の高山建設の社長から電話が来る。
倉橋与志彦は一登の仕事の取引先の親戚だと言う。
一登は自らの仕事が立ち行かなくなるのでは?という不安にかられる。
マスコミは一方的に規士が犯人だと決めつけて非難して来るようになり、
石川家の生活は荒んで行く。

規士は被害者か?加害者か?

一登と貴代美は情報を出来る限り集めた。
事件に関わっている少年の人数と逃走中の少年の人数が合わない。
行方不明の少年は3人。現在逃走中の少年は2人。
つまり、規士は被害者である可能性も加害者である可能性もあるのだった。
貴代美は犯人でもいいから生きていて欲しいと願った。

規士の怪我の真実

一登が外を歩いていると「杏奈」という女子高生から声をかけられた。(規士の元彼女。)
杏奈は規士の事を心配して一登に規士の交友関係を話してくれた。
彼女の話によって規士がサッカーを辞めたきっかけになった怪我は事故ではなく、
先輩に故意にぶつかられての事だと知った。
そして、その先輩も複数人に暴力を振るわれて部活を辞めたという。
杏奈と話した後、一登は規士が無実である事を望んだ。

そんな中、一登は高山建設の社長から今後一切の仕事は受けられないと告げられる。

孤立する石川家

雅は塾に行けなくなり、一登は親戚から「一族の恥」と罵られる。
自宅にはマスコミが押しかけ、世間からも取引先からも非難される。
そして、貴代美はたとえ加害者でも生きていて欲しいと思い、雅は兄の生死に関わる事態に悩み苦しんだ。

行方不明の少年

倉橋与志彦の葬儀の後で、石川家に警察から連絡が入った。
一登と貴代美は警察署に行き、遺体安置所で冷たくなった規士と再会した。
規士は加害者ではなかったが、石川夫妻は永遠に大切な息子を失ったのだった。

事件の顛末

事件の加害者は塩山と若村という少年だった。
怪我をさせられた規士の復讐と金目当ての塩山が若村と倉橋を誘った。
その時、倉橋が先輩の足を骨折させてしまう。
ところが、先輩は不良グループに報復を頼む。
塩山たちは逆に脅されて金銭を要求されてしまう。

週末の夜に塩山・若村・倉橋・規士の4人は金の工面について相談しに集まる。
そこで口論になってしまい、ナイフを見せた倉橋に怯えた塩山は規士の頭を鉄パイプで打つ。
その後、若村と塩山が倉橋に暴力を振るって死なせてしまったのだ。
2人は、倉橋の遺体を運ぶ事に失敗して逃走したのだった。

家族に残されたもの

規士の葬儀の後で、貴代美は規士がサッカーを諦めてリハビリの専門家を目指していた事を知る。
高山社長は一登に謝り、家族は世間から非難される事もなくなった。
貴代美は、こう漏らした「規士に救われました。」と。

”あの映画”と激似のビジュアルが話題に!!

パラサイトヴィジュアル

出典:映画.com

【望み】のビジュアルどこかで見た事がありませんか?!
そうアレです。映画【パラサイト】のメインビジュアルと完全一致!!とsnsでも話題になっています。似てるんじゃなくて完全一致です!!
【パラサイト】もインパクトの強い映画でしたね。
【望み】はそのインパクトを超えられるでしょうか?!
公開は10月9日です。劇場で確かめましょう。

そして、あなたは何を望むか?!考えてみたらラストは涙腺崩壊します。

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